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12章
707.お出かけ
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「ミシェル隊長とですか?」
ミシェル隊長には私達と色違いの緑色の服を選んだ。
着替え終わったか声をかけると…
「本当にお二人とお揃いでいいのかしら…」
ミシェル隊長の不安そうな呟きが聞こえてきた。
「私達が言いって言ってるんだから問題無いです」
「はい!なんなら私が頼んだって言ってください!」
アクアが声をかけるとミシェル隊長が顔を出した。
「早く見せて!見せて!」
催促するとおずおずと出てくる。
「わぁ!さすがミシェル隊長似合う~!」
「本当に…すごく綺麗です!私…お姉ちゃん欲しかったら嬉しい!」
アクアはミシェル隊長の姿に見とれている。
「ありがとうございます。では今日一日お二人のお姉ちゃんを務めさせて下さいね」
「「はーい」」
私達はミシェル隊長と手を繋いで行くことになった。
「あれ?ミシェル隊長…にミヅキちゃん、それに…アクア様?」
門の前に来ると門番が私達の装いに目を見開く。
「今日は三姉妹で出かけてきます!」
「行ってまいります」
ご機嫌で答える私とアクアに門番の兵士さん達が笑顔で手を振る。
「本当に姉妹に見えますね!」
「行ってらっしゃい! 気をつけて下さいね!」
「「いってきまーす」」
バイバイ! と門番達が目尻を下げて手を振っていると…
「あなた達は仕事に集中なさい!」
「は、はい!」
ミシェル隊長に注意されて気を引き締めていた。
三人で仲良く手をつなぎながら街の中を歩いていく、やはりいつもより人通りが多い気がした。
「人が多いので気をつけて下さいね、手を離さないように」
ミシェル隊長にしっかりと握り直され私達は頷いた。
「アクアまずは何が見たい?」
「えっと…喉が乾いたから何か飲み物とか飲みたいな!」
「飲み物ですか…では今流行りのジュースを売ってるお店に行ってみましょうか?」
ミシェル隊長の案内で市場の方へと向かう。
市場の方はさらに人が賑わっていた!
【ミヅキ…なんか美味そうな匂いがする…ぞ】
シルバは市場に来ると鼻をピクピクと動かして今にもヨダレが垂れそうだった。
【うまそ!うまそ!】
コハクもシルバの上に乗って目をキラキラとさせながらキョロキョロと周りを見渡している。
「アクア、シルバ達がお腹空いたらしいからなんか食べ物も買っていい?」
「もちろん!私もいい匂いがするからお腹空いてきた!」
何がいいかと見回していると…
「おおい!ミヅキちゃんじゃないか!ホットドッグ食ってくか!」
「あれ?おじさん!?」
町のホットドッグ屋のおじさんが王都でもお店を開いていた。
「国に申請して店を開いたんだ!」
おじさんは私に近づいて耳打ちすると…
「やばいな!王都だとすんげぇ売れるぜ!このままだと億万長者になりそうだ!」
確かにおじさんのお店は大盛況で見た事ない売り子さん達が手伝っている。
「あの人達は?」
「セバスさんに紹介してもらってリングス商会で売り子を雇ったんだ。なんでも神木の里とか言う所の出らしくてな、みんな一生懸命働いてくれるぞ」
なのでおじさんはかなり楽が出来るらしい!
「ああ!そこはオススメだよ。じゃあ私達も並ぶね!」
「何言ってる!ミヅキちゃんはタダなんだ、すぐにやるぞ!」
「おじさん!こんなに並んでる人達がいるのに蔑ろにしちゃ駄目だよ!美味しいものはちゃんと並ばないとね」
それに売り子も多いから列がみるみる捌けている、そんなに待つ事もないだろう。
「そうか?じゃあたくさんソーセージ焼いとくからいっぱい食べてくれよ!」
「うん!」
私達はホットドッグ屋の列の最後尾に並んだ。
「早速ミヅキの知り合いに会ったね!」
「ホットドッグ屋のおじさんは私が住んでる町でお世話になってる人なんだよ。今町の人達がみんな王都に来てるから…また知ってる人に会うかも…」
「楽しみだね!」
私達は喋りながら並んでいるとあっという間に順番がきた。
「いらっしゃいませ!」
可愛い売り子さんから笑顔で迎えられる。
「「ホットドッグ下さい!」」
私とアクアは同時にお願いした!
「はーい!いくつにしますか?」
売り子さんがクスッと笑いながら個数を聞く。
私はチラッとシルバを見ると…
【たくさんだ!】
【僕半分でいいよー】
【私はシルバの半分くらいかな】
【ぼくは!ぼくは!…たくさん!】
【プルプル~】
キラキラと目を輝かせるみんなの為にとりあえず用意出来るだけを頼んだ。
「はい!毎度!」
おじさんは私達がたくさん頼むと思ってか焼けるだけソーセージとパンを焼いていてくれた。
後ろの人の事を考えてその三分の二を貰うことにした。
「お代…すごい事になりますけど…」
売り子のお姉さんが金額を心配する。
「大丈夫よ、お金は私が出すからね」
ミシェル隊長がウインクして支払おうとするが…
「ああ、ダメダメ!ミヅキちゃん達はうちの店ではタダなんだから」
「でも…」
「これはミヅキちゃんとの契約だからね!それに…ミヅキちゃんの分がタダでも十分元が取れてるから大丈夫だ!」
おじさんは笑顔でサムズアップする。
まぁそういう事なら…
「「おじさん!ありがとうございます!」」
私とアクアはにっこり笑ってお礼を言った!
おじさんや売り子さん達に手を振ってシルバ達が食べられるスペースを探して広場にきた。
「あっ!ミヅキあそこの椅子が座れるよ!」
アクアが空いてる椅子を見つけて走り出した!
「待ってください!」
一人前に出るアクアをミシェル隊長が追いかける。
すると…
「ギャハハ!」
「オラ!ここは俺達の席だ!」
「どけどけ!」
柄の悪い若い男の人達がアクアを押しのけて椅子に座ってしまった。
「きゃ!」
アクアは押されて椅子から落ちてしまい尻もちをつく。
「アクア様!」
ミシェル隊長が慌ててアクアを立たせると
「だ、大丈夫です。少しびっくりしただけだから…」
アクアはそれよりも服が汚れてしまった事が気になっているようだった。
「アクア、大丈夫!?」
私もアクアに近づくとおしりを覗き込んだ。
目立たないが確かに服が少し汚れてしまっていた、私はアクアの服の汚れを取るふりをして軽く回復魔法をかける。
「痛くない?」
「うん、それは平気だけど…ミシェルさんごめんなさい」
借り物だけにアクアの眉が下がる。
せっかくの楽しい雰囲気をぶち壊したお兄さん達に私はキッ!と睨むと…
「おっ!なんだよ俺達が先に見つけたんだ
文句あるのか?」
「年齢序列だ!」
「それを言うなら年功序列だろ!」
何が楽しいのかゲラゲラと笑っている。
【ミヅキ、やるか?】
【少し痛めつけるぐらいならいいんじゃない?】
【そうだな、せっかくの上手い飯が不味くなる】
【おしりペンペンする?】
コハクが可愛く首を傾げる。
【コハクはアクアを慰めてあげてね。あの人達は…】
私がジロっとお兄さん達を見つめると…
「お兄さん達~私とちょっと向こうで話さない?」
ミシェル隊長が私達の前に立ってお兄さん達に笑いかけた。
ミシェル隊長には私達と色違いの緑色の服を選んだ。
着替え終わったか声をかけると…
「本当にお二人とお揃いでいいのかしら…」
ミシェル隊長の不安そうな呟きが聞こえてきた。
「私達が言いって言ってるんだから問題無いです」
「はい!なんなら私が頼んだって言ってください!」
アクアが声をかけるとミシェル隊長が顔を出した。
「早く見せて!見せて!」
催促するとおずおずと出てくる。
「わぁ!さすがミシェル隊長似合う~!」
「本当に…すごく綺麗です!私…お姉ちゃん欲しかったら嬉しい!」
アクアはミシェル隊長の姿に見とれている。
「ありがとうございます。では今日一日お二人のお姉ちゃんを務めさせて下さいね」
「「はーい」」
私達はミシェル隊長と手を繋いで行くことになった。
「あれ?ミシェル隊長…にミヅキちゃん、それに…アクア様?」
門の前に来ると門番が私達の装いに目を見開く。
「今日は三姉妹で出かけてきます!」
「行ってまいります」
ご機嫌で答える私とアクアに門番の兵士さん達が笑顔で手を振る。
「本当に姉妹に見えますね!」
「行ってらっしゃい! 気をつけて下さいね!」
「「いってきまーす」」
バイバイ! と門番達が目尻を下げて手を振っていると…
「あなた達は仕事に集中なさい!」
「は、はい!」
ミシェル隊長に注意されて気を引き締めていた。
三人で仲良く手をつなぎながら街の中を歩いていく、やはりいつもより人通りが多い気がした。
「人が多いので気をつけて下さいね、手を離さないように」
ミシェル隊長にしっかりと握り直され私達は頷いた。
「アクアまずは何が見たい?」
「えっと…喉が乾いたから何か飲み物とか飲みたいな!」
「飲み物ですか…では今流行りのジュースを売ってるお店に行ってみましょうか?」
ミシェル隊長の案内で市場の方へと向かう。
市場の方はさらに人が賑わっていた!
【ミヅキ…なんか美味そうな匂いがする…ぞ】
シルバは市場に来ると鼻をピクピクと動かして今にもヨダレが垂れそうだった。
【うまそ!うまそ!】
コハクもシルバの上に乗って目をキラキラとさせながらキョロキョロと周りを見渡している。
「アクア、シルバ達がお腹空いたらしいからなんか食べ物も買っていい?」
「もちろん!私もいい匂いがするからお腹空いてきた!」
何がいいかと見回していると…
「おおい!ミヅキちゃんじゃないか!ホットドッグ食ってくか!」
「あれ?おじさん!?」
町のホットドッグ屋のおじさんが王都でもお店を開いていた。
「国に申請して店を開いたんだ!」
おじさんは私に近づいて耳打ちすると…
「やばいな!王都だとすんげぇ売れるぜ!このままだと億万長者になりそうだ!」
確かにおじさんのお店は大盛況で見た事ない売り子さん達が手伝っている。
「あの人達は?」
「セバスさんに紹介してもらってリングス商会で売り子を雇ったんだ。なんでも神木の里とか言う所の出らしくてな、みんな一生懸命働いてくれるぞ」
なのでおじさんはかなり楽が出来るらしい!
「ああ!そこはオススメだよ。じゃあ私達も並ぶね!」
「何言ってる!ミヅキちゃんはタダなんだ、すぐにやるぞ!」
「おじさん!こんなに並んでる人達がいるのに蔑ろにしちゃ駄目だよ!美味しいものはちゃんと並ばないとね」
それに売り子も多いから列がみるみる捌けている、そんなに待つ事もないだろう。
「そうか?じゃあたくさんソーセージ焼いとくからいっぱい食べてくれよ!」
「うん!」
私達はホットドッグ屋の列の最後尾に並んだ。
「早速ミヅキの知り合いに会ったね!」
「ホットドッグ屋のおじさんは私が住んでる町でお世話になってる人なんだよ。今町の人達がみんな王都に来てるから…また知ってる人に会うかも…」
「楽しみだね!」
私達は喋りながら並んでいるとあっという間に順番がきた。
「いらっしゃいませ!」
可愛い売り子さんから笑顔で迎えられる。
「「ホットドッグ下さい!」」
私とアクアは同時にお願いした!
「はーい!いくつにしますか?」
売り子さんがクスッと笑いながら個数を聞く。
私はチラッとシルバを見ると…
【たくさんだ!】
【僕半分でいいよー】
【私はシルバの半分くらいかな】
【ぼくは!ぼくは!…たくさん!】
【プルプル~】
キラキラと目を輝かせるみんなの為にとりあえず用意出来るだけを頼んだ。
「はい!毎度!」
おじさんは私達がたくさん頼むと思ってか焼けるだけソーセージとパンを焼いていてくれた。
後ろの人の事を考えてその三分の二を貰うことにした。
「お代…すごい事になりますけど…」
売り子のお姉さんが金額を心配する。
「大丈夫よ、お金は私が出すからね」
ミシェル隊長がウインクして支払おうとするが…
「ああ、ダメダメ!ミヅキちゃん達はうちの店ではタダなんだから」
「でも…」
「これはミヅキちゃんとの契約だからね!それに…ミヅキちゃんの分がタダでも十分元が取れてるから大丈夫だ!」
おじさんは笑顔でサムズアップする。
まぁそういう事なら…
「「おじさん!ありがとうございます!」」
私とアクアはにっこり笑ってお礼を言った!
おじさんや売り子さん達に手を振ってシルバ達が食べられるスペースを探して広場にきた。
「あっ!ミヅキあそこの椅子が座れるよ!」
アクアが空いてる椅子を見つけて走り出した!
「待ってください!」
一人前に出るアクアをミシェル隊長が追いかける。
すると…
「ギャハハ!」
「オラ!ここは俺達の席だ!」
「どけどけ!」
柄の悪い若い男の人達がアクアを押しのけて椅子に座ってしまった。
「きゃ!」
アクアは押されて椅子から落ちてしまい尻もちをつく。
「アクア様!」
ミシェル隊長が慌ててアクアを立たせると
「だ、大丈夫です。少しびっくりしただけだから…」
アクアはそれよりも服が汚れてしまった事が気になっているようだった。
「アクア、大丈夫!?」
私もアクアに近づくとおしりを覗き込んだ。
目立たないが確かに服が少し汚れてしまっていた、私はアクアの服の汚れを取るふりをして軽く回復魔法をかける。
「痛くない?」
「うん、それは平気だけど…ミシェルさんごめんなさい」
借り物だけにアクアの眉が下がる。
せっかくの楽しい雰囲気をぶち壊したお兄さん達に私はキッ!と睨むと…
「おっ!なんだよ俺達が先に見つけたんだ
文句あるのか?」
「年齢序列だ!」
「それを言うなら年功序列だろ!」
何が楽しいのかゲラゲラと笑っている。
【ミヅキ、やるか?】
【少し痛めつけるぐらいならいいんじゃない?】
【そうだな、せっかくの上手い飯が不味くなる】
【おしりペンペンする?】
コハクが可愛く首を傾げる。
【コハクはアクアを慰めてあげてね。あの人達は…】
私がジロっとお兄さん達を見つめると…
「お兄さん達~私とちょっと向こうで話さない?」
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