565 / 687
11章
666.いただきます!
しおりを挟む
「お、俺…やっぱりミヅキともう少し話して来るわ…」
ベイカーがミヅキの後を追おうとすると
「あの様子で話してくれるか?」
アランの言葉にベイカーの足が止まった。
「そうじゃなぁ…今行っても無視されるだろうな」
「そして大っ嫌いって言われるんだろうよ…」
「グッ…」
ディムロスとロブの言葉が胸に突き刺さる…ベイカーは胸を押さえて膝をついた。
「またミヅキにあんな目で見られたら…俺…号泣する」
今にも泣きそうな顔で下を向いてると…
ピクッ!
穴に潜っていたシルバが顔をあげた。
【ミヅキ…?】
何か嫌な予感にシルバは居ても立っても居られずにスクっと立ち上がった…
◆
私は三人を怒った後、残りの肉を用意して獣人達とギルドのみんなに振舞う事にしたが…
「少なくなってごめんなさい…」
せっかく作った肉料理が半分になってしまった。
「これだけあれば十分だ、それにしてもいい匂いだ…」
アトラス様達がテーブルに座ると皿に盛られた大盛りの肉を凝視する。
私はその様子にほっとすると食べ方をレクチャーする。
「まずはこの薄パンを用意して自分の好きな具をのっけて巻いて食べるだけです」
「なんだ、そこは一緒なんだな」
獣人達も慣れた食べ方に少しガッカリしている。
「野菜も肉も…他にも色々ありますから自分好みの物を好きなだけ入れてくださいね!」
私はベイカーさん達が食べてしまった残りのプルコギを取ると野菜と一緒に巻いてアトラス様の前に置いた。
「濃いめの味付けですよ、食いしん坊達の様子から味はバッチリだと思います」
嫌味を言いつつヴィーラ様やバイオレッド様とアルフレッド様にも同じ物を作ってあげた。
「じゃああんなに怒られてまで食べたい料理とやらをいただこうかな…」
アトラス様が苦笑しながら大きな口でガブッと噛み付いた。
モグモグと目をつぶって味を噛み締めていると…カッ!!と目が見開いた!
そして無言で二口、三口と口に運び大きなブリートを平らげた。
その様子を隣のヴィーラ様がじっと見つめて喉をゴクリと鳴らす。
「わ、私も頂こうかな」
小さい口でカプっと一口食べるとバイオレッド様達も続いた。
何故か無言で食べ続ける獣人の王達…
あれ?当たり前過ぎて美味しくなかったかな?
「どうですか?そんなに美味しくない?」
私は不安になって伺うように聞くと…
「美味い!お代わり!」
「私も!」
「私も!お願い!二本…いえ三本頼むわ!」
「姉さんそんなに食べたら太るよ…僕はあと五本は食べれるけど…ああ自分で巻くから大丈夫だよ」
アルフレッド様がニコッと笑うと置かれた薄パンを取って大盛りで肉をのせた。
「なるほど…自分でやれば好きなだけのせられるんだな…」
アトラス様がアルフレッドの行動に感心した様子で見ていると自分も同じように手を伸ばした。
「あ!アトラス様私達がお取りします!」
後ろに控えていた従者達が変わりに取ろうとするが手を出して制止させられた。
「大丈夫だ!」
手を出すなとばかりに大盛りで好きなだけ肉をのせた。
「わー…気に入って貰えたみたいで何より…でも他にも肉ありますよ?」
「「「「どれ!?」」」」
四人が一斉にこちらを向いた。
四人揃うと怖いなぁ…
若干引きながらコジローさん達と作ったローストビーフもどきを出すとソースを横に置く。
「ちょっとレア気味にしてみました。これはそのまま食べてもいいし、今みたいに巻いても美味しいですよ!お野菜も一緒に巻くのがおすすめです」
「じゃあまずはそのままいただこうかな…」
綺麗なピンク色の肉に油が光って虹色に見える。
肉を取り分けると、それに合わせて視線と尻尾が同じ方向に動いている。
それが可愛くてついゆっくりお皿に盛り付けると…
「ミヅキ…まだか?」
アトラス様が待てないとばかりに舌をペロリと出した、口から見える牙に獣人らしさを感じる。
「やっぱりみんな肉が好きなんだね、うちのみんなと同じ…あっ…」
つい怒っていたのにベイカーさんやシルバ達を思い出して笑ってしまった。
その様子に周りのみんなが伺うように私を見つめる。
「んん…なんでもないよ!さぁ沢山食べてね」
私は誤魔化してお肉にソースをかけると、アトラス様の前に置いた。
コジローさんも手伝ってくれてみんなの分も取り分けて配る。
「さぁどうぞ」
ニコリと笑って手を差し出した…なんか餌をあげてる気分…こんな事絶対言えないけど…
四人が一斉に食べ出した、美味しそうに肉にかぶりつく様子に…
「美味そう…」
「匂いが…たまらん…」
肉を貪るアトラス様達の後ろで食べれない獣人達が目をギラつかせながらまだかまだかと待っている。
「みんなも一緒に食べればいいのに…」
苦笑するがやはり立場が上の者から食べるのが獣人達からしたら普通らしい。
しかしアトラス様が私の言葉にピクっと耳を動かした。
「人族はみんなで食べるものなのか?」
「うーん…私はそうしたいと思ってるだけだよ。獣人さん達の食べ方を否定したくないけど…でもみんなで食べると美味しくない?一緒に食べる喜びを共有するのって楽しいと思うけどな!」
「なるほど…確かに美味い物を他の者にも食べさせたいと思うな…では試しに今日はみんなで食べようじゃないか!我々も人族達の考えに歩み寄りたい」
「アトラス様のその柔軟な考え好きだよ!」
私はアトラス様に親指を立ててウインクした。
「いいんですか!?いや…本来なら考えられないですがもう我慢ならなくて…」
獣人達がアトラス様の言葉に尻尾を振り出す!
「どうぞー、ほらロバートさんもみんなにあげてよ」
「ああ!」
ダンジョンに潜った際に一緒に食べ慣れていたロバートさんがみんなの分も取り分けると…
「ほら、ミヅキの分だ」
私の前にも置いてくれる。
「作った本人が一緒に食べないとな」
「ふふ…そうだね!フライングした人のことはほっといて…いただきます!」
私はシルバやベイカーさんの事は忘れて目の前のブリートにかぶりついた!
ベイカーがミヅキの後を追おうとすると
「あの様子で話してくれるか?」
アランの言葉にベイカーの足が止まった。
「そうじゃなぁ…今行っても無視されるだろうな」
「そして大っ嫌いって言われるんだろうよ…」
「グッ…」
ディムロスとロブの言葉が胸に突き刺さる…ベイカーは胸を押さえて膝をついた。
「またミヅキにあんな目で見られたら…俺…号泣する」
今にも泣きそうな顔で下を向いてると…
ピクッ!
穴に潜っていたシルバが顔をあげた。
【ミヅキ…?】
何か嫌な予感にシルバは居ても立っても居られずにスクっと立ち上がった…
◆
私は三人を怒った後、残りの肉を用意して獣人達とギルドのみんなに振舞う事にしたが…
「少なくなってごめんなさい…」
せっかく作った肉料理が半分になってしまった。
「これだけあれば十分だ、それにしてもいい匂いだ…」
アトラス様達がテーブルに座ると皿に盛られた大盛りの肉を凝視する。
私はその様子にほっとすると食べ方をレクチャーする。
「まずはこの薄パンを用意して自分の好きな具をのっけて巻いて食べるだけです」
「なんだ、そこは一緒なんだな」
獣人達も慣れた食べ方に少しガッカリしている。
「野菜も肉も…他にも色々ありますから自分好みの物を好きなだけ入れてくださいね!」
私はベイカーさん達が食べてしまった残りのプルコギを取ると野菜と一緒に巻いてアトラス様の前に置いた。
「濃いめの味付けですよ、食いしん坊達の様子から味はバッチリだと思います」
嫌味を言いつつヴィーラ様やバイオレッド様とアルフレッド様にも同じ物を作ってあげた。
「じゃああんなに怒られてまで食べたい料理とやらをいただこうかな…」
アトラス様が苦笑しながら大きな口でガブッと噛み付いた。
モグモグと目をつぶって味を噛み締めていると…カッ!!と目が見開いた!
そして無言で二口、三口と口に運び大きなブリートを平らげた。
その様子を隣のヴィーラ様がじっと見つめて喉をゴクリと鳴らす。
「わ、私も頂こうかな」
小さい口でカプっと一口食べるとバイオレッド様達も続いた。
何故か無言で食べ続ける獣人の王達…
あれ?当たり前過ぎて美味しくなかったかな?
「どうですか?そんなに美味しくない?」
私は不安になって伺うように聞くと…
「美味い!お代わり!」
「私も!」
「私も!お願い!二本…いえ三本頼むわ!」
「姉さんそんなに食べたら太るよ…僕はあと五本は食べれるけど…ああ自分で巻くから大丈夫だよ」
アルフレッド様がニコッと笑うと置かれた薄パンを取って大盛りで肉をのせた。
「なるほど…自分でやれば好きなだけのせられるんだな…」
アトラス様がアルフレッドの行動に感心した様子で見ていると自分も同じように手を伸ばした。
「あ!アトラス様私達がお取りします!」
後ろに控えていた従者達が変わりに取ろうとするが手を出して制止させられた。
「大丈夫だ!」
手を出すなとばかりに大盛りで好きなだけ肉をのせた。
「わー…気に入って貰えたみたいで何より…でも他にも肉ありますよ?」
「「「「どれ!?」」」」
四人が一斉にこちらを向いた。
四人揃うと怖いなぁ…
若干引きながらコジローさん達と作ったローストビーフもどきを出すとソースを横に置く。
「ちょっとレア気味にしてみました。これはそのまま食べてもいいし、今みたいに巻いても美味しいですよ!お野菜も一緒に巻くのがおすすめです」
「じゃあまずはそのままいただこうかな…」
綺麗なピンク色の肉に油が光って虹色に見える。
肉を取り分けると、それに合わせて視線と尻尾が同じ方向に動いている。
それが可愛くてついゆっくりお皿に盛り付けると…
「ミヅキ…まだか?」
アトラス様が待てないとばかりに舌をペロリと出した、口から見える牙に獣人らしさを感じる。
「やっぱりみんな肉が好きなんだね、うちのみんなと同じ…あっ…」
つい怒っていたのにベイカーさんやシルバ達を思い出して笑ってしまった。
その様子に周りのみんなが伺うように私を見つめる。
「んん…なんでもないよ!さぁ沢山食べてね」
私は誤魔化してお肉にソースをかけると、アトラス様の前に置いた。
コジローさんも手伝ってくれてみんなの分も取り分けて配る。
「さぁどうぞ」
ニコリと笑って手を差し出した…なんか餌をあげてる気分…こんな事絶対言えないけど…
四人が一斉に食べ出した、美味しそうに肉にかぶりつく様子に…
「美味そう…」
「匂いが…たまらん…」
肉を貪るアトラス様達の後ろで食べれない獣人達が目をギラつかせながらまだかまだかと待っている。
「みんなも一緒に食べればいいのに…」
苦笑するがやはり立場が上の者から食べるのが獣人達からしたら普通らしい。
しかしアトラス様が私の言葉にピクっと耳を動かした。
「人族はみんなで食べるものなのか?」
「うーん…私はそうしたいと思ってるだけだよ。獣人さん達の食べ方を否定したくないけど…でもみんなで食べると美味しくない?一緒に食べる喜びを共有するのって楽しいと思うけどな!」
「なるほど…確かに美味い物を他の者にも食べさせたいと思うな…では試しに今日はみんなで食べようじゃないか!我々も人族達の考えに歩み寄りたい」
「アトラス様のその柔軟な考え好きだよ!」
私はアトラス様に親指を立ててウインクした。
「いいんですか!?いや…本来なら考えられないですがもう我慢ならなくて…」
獣人達がアトラス様の言葉に尻尾を振り出す!
「どうぞー、ほらロバートさんもみんなにあげてよ」
「ああ!」
ダンジョンに潜った際に一緒に食べ慣れていたロバートさんがみんなの分も取り分けると…
「ほら、ミヅキの分だ」
私の前にも置いてくれる。
「作った本人が一緒に食べないとな」
「ふふ…そうだね!フライングした人のことはほっといて…いただきます!」
私はシルバやベイカーさんの事は忘れて目の前のブリートにかぶりついた!
253
お気に入りに追加
23,228
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。