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11章
599.獣人ギルド
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とりあえず目立ちすぎるのでベイカー達は移動しながら話すことにした。
ミヅキもようやくシルバ達の許可がおりて獣人の姉弟の元に向かうと
「ベイカーさん大丈夫?」
ベイカーに声をかけた。
「ああミヅキ、お前今回は偉かったな!しゃしゃり出なくて」
ベイカーさんがいい子だと頭を撫でるが納得いかない!
「いつもしゃしゃり出ないよ!失礼な!」
ミヅキがプンプンと怒ると
「それマジで言ってる?」
ベイカーさんが真面目な顔で聞いてくる。
うん、ベイカーさんは今夜のご飯はいらないみたいだ。
ミヅキはベイカーさんを無視してジュウト達に声をかけると
「ジュウト!そちらの綺麗なお姉さんと可愛い子紹介してよー」
ソワソワと声をかける。
「い、いいけど変な事するなよ…」
ジュウトが警戒すると
「変な事って?匂い嗅ぐのは変な事?もふもふするのは?肉球触らせて貰うのはセーフだよね?」
ミヅキが聞くと
「全部アウトだ!」
「なんだよ…つまんない。じゃあ握手は…さすがにいいよね!」
「まぁそのくらいなら…」
ジュウトが頷くと
「こんにちは!初めまして!ミヅキです!お姉さん綺麗ですね!なんの獣人ですか?その耳…とんがって綺麗でふわふわの尻尾…コハクに似てる!わかった狐の獣人だ!隣の子は…丸い耳に細い尻尾…はっ!ネズミだー!」
興奮して早口でまくし立てると唖然とするミーナとナギと手をとりブンブンと握手する。
その際に両手でさわさわと手を撫でる…
「ジュウトにいちゃん…」
ナギが不安そうに助けを求めた…
「ミヅキ!やめろ!終わりだ!」
ジュウトが慌てて止めに入った。
「何よー握手しかしてないじゃん…」
ブーとミヅキが文句を言うと
「お前のはやりすぎなの!こいつらは耐性ないんだから程々にしろよな!」
ジュウトがミヅキに怒ると
「ふーん…じゃあルークおいでー」
ミヅキがおいでと優しく声をかけると
「うん!」
ルークが喜んでぴょんぴょん跳ねてミヅキのそばに行く。
「ルークはいい子だね~プンプンしてるジュウトとはえらい違い!可愛いなぁ~」
ミヅキはルークの頭を優しく撫でる。
ルークは気持ちよさそうに笑って耳を垂れた。
「ジュウト…ごめんなさい…ちょっと混乱して…もしかしてこのミヅキさんて方は人間じゃ無くて獣人なのかしら?」
ミーナがパニックになりながらジュウトに確認すると
「いや…紛れもなく人間だよ。ただすっごい変わったやつなんだ…こんなんだけど俺たちの命の恩人なんだよ」
「えっ…」
ミーナがミヅキを見つめると
「そんな、命の恩人なんて大それたもんじゃないです。ジュウトとは契約者の仲だもんね」
「まぁ…そうだけど…」
「あっ!そうだ契約書!獣人の国まで来たしもう契約も終わりだね」
ミヅキが聞くと
「ま、まだこいつらをギルドに連れてってないだろ…」
ジュウトが商人達を見ると
「そうだね、じゃあ早いところ連れてこうか。それが終わったら…ジュウトこの国を案内してよ」
ミヅキが笑いかけると
「しょ、しょうがねぇな…」
ジュウトは少し嬉しそうに頷いた。
「ジュウト…変わったね…何があったの?」
ミーナが驚いてジュウトを見つめると
「何か変わったか?」
ジュウトが自分の体を確認すると
「あんなに人間が嫌いだったのに…普通に話してるんだもの…」
「そうだよ!ジュウトにいちゃんどうしちゃったの?」
ナギが心配そうにジュウトに抱きつく。
「えっ…俺そんなんだったっけ?」
ミーナ達がコクコクと頷くと
「あはは!ジュウトって最初私たちに噛み付いてばっかりだったもんね」
ミヅキが笑うと
「あ、あれは何も知らなかったから…」
ジュウトが恥ずかしそうに顔を赤らめると
「ほら、早く行こうぜ!また注目を浴びだしたぞ」
ベイカーが話し込むミヅキ達に声をかけると
「そうだね!とりあえずギルドに向かおう」
ジュウトを先頭に歩き出すとミヅキ達は今度は離れないようにその後を追った。
「ほら、ここだ」
ジュウトが建物の前に来るとここだと指さす。
見るとディムロスじいちゃん達のギルドの半分くらいの大きさのボロボロの建物が目に入った。
「え?ここ?」
「そうだ…古い建物しか用意されなかったんだ」
「なるほどねー」
「大丈夫かこれ?」
ベイカーさんがパンパンと建物を叩くと…
グラグラ!!
壁が動いた…
【危ない!】
シルバの声に振り返ろうとすると目の前にシルバがいて首根っこを甘噛みされた。
【びっくりした…】
シルバに咥えられ移動すると先程立っていた場所に壁の一部が剥がれ落ちていた。
【ベイカー!ミヅキが怪我するだろうが!】
シルバがベイカーに唸ると
「悪い!ミヅキ大丈夫か?」
ベイカーが駆け寄ってくる。
「うん、シルバが助けてくれたから大丈夫だよ、でもベイカーさん…壁壊しちゃったね…」
上を見ると壁に大きな穴が空いていた。
「不味ったな…でもそんなに強く叩いて無いぜ」
騒いでいると中から人が出てきた…
「おい!何をした!」
出てきたのは白髪のお髭の生えた猿の獣人だった。
猿の獣人は顔を真っ赤にして怒るとベイカーの元に向かってきた!
「お前か!これを壊したのは!?」
猿の獣人が興奮して壁をドンッ!と叩くと…
「あー!」
「なんで叩くんだよ!」
ガラガラと叩いた壁が音を立てて崩れた…ぽっかりと一辺の壁が崩れると中にいた獣人達は呆れた顔で無くなった壁を見つめる。
「あーあ、ギルマスまたかよ」
「もう直しても崩れるんだからいっそそのままにしとけば?」
「ギルマス…しっかりとご自分で直しておいて下さいね…」
中の獣人の冒険者達からは呆れられ、受付のお姉さんは冷たい視線を猿の獣人に送っている。
「ギルマス?」
ミヅキはお猿の獣人を見上げると…
「お前らのせいで…おや?なんだお前ら人間か?人の冒険者が何の用だ?」
ギルマスはベイカーに話しかけると
「いや…それより壁はいいのかよ?」
ベイカーが無くなった壁を見つめると
「もういいんじゃ…いつもの事だからな…」
「私が直そっか?」
ミヅキが聞くと
「お前みたいな子供に直せるわけないだろ、出来もしないことは口にするなよ。それにこれはわしの責任だからな」
口は悪いが気にするなと言いたいように聞こえる。
「大丈夫、私魔力あるからね。魔法で直してあげる!」
ミヅキは壁に手を付くと少し広めに追加した部屋と壁を作った。
あっという間に出来た壁にギルマスが驚いていると
「お前さん…凄いなぁ…」
目をまん丸にしてミヅキを見つめる。
「ふふん!こう見えても冒険者なんだよ!」
ミヅキはキランっとギルドカードを見せた。
「本物か?」
ギルマスがクンクンと匂いを嗅ぐと
「偽もんじゃないみたいだな…しかし人の冒険者が何の用だ?」
じろりとベイカーやコジローを警戒しながら睨みつける。
「ギルマス!こいつらは俺達を助けてくれたんだよ」
ジュウトが慌ててギルマスに声をかけた。
ジュウトから事の顛末を聞くと…
「すまんかった!」
ギルマスが深々とベイカー達に頭を下げた。
「いや、いいよわかってもらえれば…」
ベイカー達がきまり悪そうにすると
「ここにくる冒険者は舐め腐った奴らばっかりだからな…つい偏見の目で見ちまった」
済まなそうにするギルマスにベイカーは苦笑すると商人達を明け渡す。
「それでこいつらがジュウト達を誘拐した、闇商人だ。処遇は任せるよ」
「わかった…だが悪いなぁ…こいつらはすぐにでも釈放されるかもしれん…」
ギルマスの言葉にベイカー達は耳を疑った。
ミヅキもようやくシルバ達の許可がおりて獣人の姉弟の元に向かうと
「ベイカーさん大丈夫?」
ベイカーに声をかけた。
「ああミヅキ、お前今回は偉かったな!しゃしゃり出なくて」
ベイカーさんがいい子だと頭を撫でるが納得いかない!
「いつもしゃしゃり出ないよ!失礼な!」
ミヅキがプンプンと怒ると
「それマジで言ってる?」
ベイカーさんが真面目な顔で聞いてくる。
うん、ベイカーさんは今夜のご飯はいらないみたいだ。
ミヅキはベイカーさんを無視してジュウト達に声をかけると
「ジュウト!そちらの綺麗なお姉さんと可愛い子紹介してよー」
ソワソワと声をかける。
「い、いいけど変な事するなよ…」
ジュウトが警戒すると
「変な事って?匂い嗅ぐのは変な事?もふもふするのは?肉球触らせて貰うのはセーフだよね?」
ミヅキが聞くと
「全部アウトだ!」
「なんだよ…つまんない。じゃあ握手は…さすがにいいよね!」
「まぁそのくらいなら…」
ジュウトが頷くと
「こんにちは!初めまして!ミヅキです!お姉さん綺麗ですね!なんの獣人ですか?その耳…とんがって綺麗でふわふわの尻尾…コハクに似てる!わかった狐の獣人だ!隣の子は…丸い耳に細い尻尾…はっ!ネズミだー!」
興奮して早口でまくし立てると唖然とするミーナとナギと手をとりブンブンと握手する。
その際に両手でさわさわと手を撫でる…
「ジュウトにいちゃん…」
ナギが不安そうに助けを求めた…
「ミヅキ!やめろ!終わりだ!」
ジュウトが慌てて止めに入った。
「何よー握手しかしてないじゃん…」
ブーとミヅキが文句を言うと
「お前のはやりすぎなの!こいつらは耐性ないんだから程々にしろよな!」
ジュウトがミヅキに怒ると
「ふーん…じゃあルークおいでー」
ミヅキがおいでと優しく声をかけると
「うん!」
ルークが喜んでぴょんぴょん跳ねてミヅキのそばに行く。
「ルークはいい子だね~プンプンしてるジュウトとはえらい違い!可愛いなぁ~」
ミヅキはルークの頭を優しく撫でる。
ルークは気持ちよさそうに笑って耳を垂れた。
「ジュウト…ごめんなさい…ちょっと混乱して…もしかしてこのミヅキさんて方は人間じゃ無くて獣人なのかしら?」
ミーナがパニックになりながらジュウトに確認すると
「いや…紛れもなく人間だよ。ただすっごい変わったやつなんだ…こんなんだけど俺たちの命の恩人なんだよ」
「えっ…」
ミーナがミヅキを見つめると
「そんな、命の恩人なんて大それたもんじゃないです。ジュウトとは契約者の仲だもんね」
「まぁ…そうだけど…」
「あっ!そうだ契約書!獣人の国まで来たしもう契約も終わりだね」
ミヅキが聞くと
「ま、まだこいつらをギルドに連れてってないだろ…」
ジュウトが商人達を見ると
「そうだね、じゃあ早いところ連れてこうか。それが終わったら…ジュウトこの国を案内してよ」
ミヅキが笑いかけると
「しょ、しょうがねぇな…」
ジュウトは少し嬉しそうに頷いた。
「ジュウト…変わったね…何があったの?」
ミーナが驚いてジュウトを見つめると
「何か変わったか?」
ジュウトが自分の体を確認すると
「あんなに人間が嫌いだったのに…普通に話してるんだもの…」
「そうだよ!ジュウトにいちゃんどうしちゃったの?」
ナギが心配そうにジュウトに抱きつく。
「えっ…俺そんなんだったっけ?」
ミーナ達がコクコクと頷くと
「あはは!ジュウトって最初私たちに噛み付いてばっかりだったもんね」
ミヅキが笑うと
「あ、あれは何も知らなかったから…」
ジュウトが恥ずかしそうに顔を赤らめると
「ほら、早く行こうぜ!また注目を浴びだしたぞ」
ベイカーが話し込むミヅキ達に声をかけると
「そうだね!とりあえずギルドに向かおう」
ジュウトを先頭に歩き出すとミヅキ達は今度は離れないようにその後を追った。
「ほら、ここだ」
ジュウトが建物の前に来るとここだと指さす。
見るとディムロスじいちゃん達のギルドの半分くらいの大きさのボロボロの建物が目に入った。
「え?ここ?」
「そうだ…古い建物しか用意されなかったんだ」
「なるほどねー」
「大丈夫かこれ?」
ベイカーさんがパンパンと建物を叩くと…
グラグラ!!
壁が動いた…
【危ない!】
シルバの声に振り返ろうとすると目の前にシルバがいて首根っこを甘噛みされた。
【びっくりした…】
シルバに咥えられ移動すると先程立っていた場所に壁の一部が剥がれ落ちていた。
【ベイカー!ミヅキが怪我するだろうが!】
シルバがベイカーに唸ると
「悪い!ミヅキ大丈夫か?」
ベイカーが駆け寄ってくる。
「うん、シルバが助けてくれたから大丈夫だよ、でもベイカーさん…壁壊しちゃったね…」
上を見ると壁に大きな穴が空いていた。
「不味ったな…でもそんなに強く叩いて無いぜ」
騒いでいると中から人が出てきた…
「おい!何をした!」
出てきたのは白髪のお髭の生えた猿の獣人だった。
猿の獣人は顔を真っ赤にして怒るとベイカーの元に向かってきた!
「お前か!これを壊したのは!?」
猿の獣人が興奮して壁をドンッ!と叩くと…
「あー!」
「なんで叩くんだよ!」
ガラガラと叩いた壁が音を立てて崩れた…ぽっかりと一辺の壁が崩れると中にいた獣人達は呆れた顔で無くなった壁を見つめる。
「あーあ、ギルマスまたかよ」
「もう直しても崩れるんだからいっそそのままにしとけば?」
「ギルマス…しっかりとご自分で直しておいて下さいね…」
中の獣人の冒険者達からは呆れられ、受付のお姉さんは冷たい視線を猿の獣人に送っている。
「ギルマス?」
ミヅキはお猿の獣人を見上げると…
「お前らのせいで…おや?なんだお前ら人間か?人の冒険者が何の用だ?」
ギルマスはベイカーに話しかけると
「いや…それより壁はいいのかよ?」
ベイカーが無くなった壁を見つめると
「もういいんじゃ…いつもの事だからな…」
「私が直そっか?」
ミヅキが聞くと
「お前みたいな子供に直せるわけないだろ、出来もしないことは口にするなよ。それにこれはわしの責任だからな」
口は悪いが気にするなと言いたいように聞こえる。
「大丈夫、私魔力あるからね。魔法で直してあげる!」
ミヅキは壁に手を付くと少し広めに追加した部屋と壁を作った。
あっという間に出来た壁にギルマスが驚いていると
「お前さん…凄いなぁ…」
目をまん丸にしてミヅキを見つめる。
「ふふん!こう見えても冒険者なんだよ!」
ミヅキはキランっとギルドカードを見せた。
「本物か?」
ギルマスがクンクンと匂いを嗅ぐと
「偽もんじゃないみたいだな…しかし人の冒険者が何の用だ?」
じろりとベイカーやコジローを警戒しながら睨みつける。
「ギルマス!こいつらは俺達を助けてくれたんだよ」
ジュウトが慌ててギルマスに声をかけた。
ジュウトから事の顛末を聞くと…
「すまんかった!」
ギルマスが深々とベイカー達に頭を下げた。
「いや、いいよわかってもらえれば…」
ベイカー達がきまり悪そうにすると
「ここにくる冒険者は舐め腐った奴らばっかりだからな…つい偏見の目で見ちまった」
済まなそうにするギルマスにベイカーは苦笑すると商人達を明け渡す。
「それでこいつらがジュウト達を誘拐した、闇商人だ。処遇は任せるよ」
「わかった…だが悪いなぁ…こいつらはすぐにでも釈放されるかもしれん…」
ギルマスの言葉にベイカー達は耳を疑った。
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