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11章
580.契約
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「はい、じゃあまずはジュウト達はご飯食べてね。さすがにもう何も毒なんて無いってわかるでしょ?」
他の子達がピンピンしている様子を見てジュウトは仕方なさそうに頷いた。
「よし、じゃあ他の子達もお腹すいてるなら食べさせておいてね」
ミヅキがまだ食べていない子の世話をジュウトに頼むと…
「お、お前達は何するんだ」
「私達はお風呂の準備と馬車の改造してくるよ」
「なら契約だな…しょうがない手伝うよ」
ジュウトが立ち上がると
「これは手伝いいらないかな、それよりも子供達の面倒見といてよ。そっちの方が助かるからね」
ミヅキはそう言うとジュウト達を置いて馬車の方に行ってしまう。
「なんだよ…契約では手伝えって言ったのに…」
ジュウトは顔を顰めると
「ジュウト兄ちゃん、これ食べてもいい?」
ジュウトに怒られてずっと我慢していた獣人の子供達がジュウトに確認しに来た。
「ああ、まず俺が食べてみるから待ってろ」
ジュウトはクンクンと匂いを確認すると、香ばしい美味そうな匂いがする。
「うん、確かに変な薬品の匂いとかは無いな…」
ペロッとひと舐めすると、食べたことの無いスパイシーな味がした!
「美味いなぁ…」
ボソッとつぶやくと
「でしょ?」
ルークが自慢げに笑う。
思い切ってひと噛みすると、肉汁が口に広がりスパイシーな香りが食欲を増す!
「どう?ジュウト兄ちゃん?変なの入ってない?」
伺うように子供達が見ていると
「だ、大丈夫そうだ。お前達も食っていいぞ」
「うん!」
お腹の空いていた子達は嬉しそうに肉にかぶりついた!
ジュウト達が肉を夢中で食べていると…
ぐううぅぅ…
遠くから腹の虫の音がする。
見るとジュウト達を誘拐した男達がこちらを羨ましそうに見ていた…
奴隷商人達はどうやら風下にいるらしくずっと美味そうな香りが襲っていたようだ。
ジュウトの視線に気がつくと
「お、おい…俺達が悪かった…それちょっとくれないか?」
男達が肉を見つめてミヅキ達に聞こえないようにそっと声をかけてきた。
「黙れ!誰がお前らに渡すもんか!」
ジュウトが吠えると
「なんだと…馬車の中で食いもん出してやっただろうが!」
男達が睨みつけると
「に、兄ちゃん…」
子供達が怯えてジュウトの後ろに隠れた。
「俺達に恩を売っておいた方がいいぞ…次捕まったら見逃してやってもいい…」
男達がニヤッと笑うと
「ふ、巫山戯るな!お前らはちゃんと国に突き出すからな!次なんてない!」
「それはどうかな…どうせ人の国に送り返されて終わりだよ…俺達はまた来るぞ…」
男達はミヅキやベイカー達に注意してジュウト達につぶやくと…
「グルルル…」
ジュウト達の前にのっそりと黒い大きな魔獣があらわれた…さっきミヅキに甘えていたやつだ。
ジュウト達獣人は魔獣に怯えると…魔獣はクルッと男達に牙をむき出した。
ゆっくりと男達に近づくと、男達の周りをグルグルと周り唸っている…
男達はあまりの恐怖にガタガタ震えると、先程ジュウト達を脅した男の前で止まった。
じっと上から睨みつけると、おもむろに前脚をあげて男の足に置いた…そして少し力を入れると…
ポキンッ!
枝でも折れる様な軽い音がする!
「ぎゃっ……!」
男が叫ぶと、脚を顔に置いて口を塞ぐ…まるで叫ぶなどでも言うように…
男は恐怖で固まると口を閉じた…魔獣は同じように他の男達にも同じ事をする。
そしてひとしきり黙らせるとジュウト達と男達の間にドサッと座り込んだ。
【シルバ、みんなを見てくれたんだね!ありがとう~】
ミヅキはシルバの様子にお礼を言う、男達の様子に動こうと思っていたらシルバが先に行ってしまったのだ。
【耳障りだったからな…それにミヅキを近づけたくない。だがなこいつは許せんぞ。さっきからミヅキの好意を無下にしおって!】
ジロっとジュウトを見つめる。
ジュウトは何故かゾクッと背筋が寒くなった…
【しょうがないよ、人間に酷い事されたんだから、でも下の子を守る優しい子だと思うよ、だからシルバも守ってあげてね】
【ミヅキの頼みだからな…じゃなきゃやらんぞ】
【そう言ってもちゃんと守ってくれるシルバが大好きだよ】
シルバはミヅキの言葉にブンッブンッ!と尻尾を振ると男達の方に顔を向けて目を閉じた。
男達はガタガタと震え、魔獣を恐れて縮こまっていた…
「あの魔獣さん…助けてくれたの?」
怯えていた子供達がジュウトに聞くと…
「そんな…いいもんじゃ無いと思うが…」
自分に少し向けられた殺気に冷や汗を流していた。
ジュウト達獣人がご飯を食べ終わる頃に、ミヅキ達が戻って来た。
「食べ終えたかな?もうおなかいっぱい?」
笑顔で聞くと
「ああ、まぁまぁ美味かった…、こいつら全然食事を食べてなかったから助かった…」
ジュウトが代表でお礼を言うと
「嘘だ!すごい美味しかったよ」
ルークが反論すると、ジュウトが慌ててその口を塞いだ。
ミヅキはその様子に笑うと
「じゃあ食べたなら今度は私の言う事聞いてもらうよ」
ミヅキが獣人達に聞く。
「や、やっぱり…」
ジュウトはしまったと嫌な予感がした…甘い罠にかかってしまった。
この後にやはり大変な事をさせられるかも…ジュウトは契約書を確認して握りしめる!
「い、嫌なら拒否していいんだよな」
「うん、もちろん。じゃあ君たちの仕事は…」
ゴクリと唾を飲むと…
「お風呂に入ってもらいます!」
「はっ?風呂?」
ジュウトは肩透かしをくらって転けそうになると
「その匂い…許せない。あと毛並みも汚れてるよ!急いでお風呂で綺麗にしてもらいます!」
「僕…お風呂嫌い…」
ルークがジュウトの後ろに隠れると
「うーん…嫌な子は濡れた布で体を拭くので妥協します…」
それならとルークも頷いた。
「あっ、ジュウトは絶対に入ってね」
ミヅキがそういうと
「な、なんでだ!?」
「だって小さい子が出来ない事は自分がやるって言ったでしょ?それともあれは嘘だったの?」
「そ、それはもっと狩りとかきつい仕事かと思って…」
ジュウトが悔しそうに顔を逸らすと
「へー…獣人って約束破るんだ…私の知り合いの獣人はそんな事しなかったけどなぁ~」
ミヅキがわざとらしくジュウトに聞こえるように言うと
「知り合いの獣人だと!そんなのいるわけ無いだろ嘘つくな!お前こそ嘘つきだろうが!」
ジュウトがグルルと牙を剥き出しと
「グルルル…」
寝ていた魔獣が起き出してジュウトを睨みつける。
ゾクッとする寒気にジュウトは冷静になると…
「わ、わかったよ…風呂に入ればいいんだろ!」
ジュウトはやけくそになり、獣人の子供達を引き連れてミヅキについて行った。
他の子達がピンピンしている様子を見てジュウトは仕方なさそうに頷いた。
「よし、じゃあ他の子達もお腹すいてるなら食べさせておいてね」
ミヅキがまだ食べていない子の世話をジュウトに頼むと…
「お、お前達は何するんだ」
「私達はお風呂の準備と馬車の改造してくるよ」
「なら契約だな…しょうがない手伝うよ」
ジュウトが立ち上がると
「これは手伝いいらないかな、それよりも子供達の面倒見といてよ。そっちの方が助かるからね」
ミヅキはそう言うとジュウト達を置いて馬車の方に行ってしまう。
「なんだよ…契約では手伝えって言ったのに…」
ジュウトは顔を顰めると
「ジュウト兄ちゃん、これ食べてもいい?」
ジュウトに怒られてずっと我慢していた獣人の子供達がジュウトに確認しに来た。
「ああ、まず俺が食べてみるから待ってろ」
ジュウトはクンクンと匂いを確認すると、香ばしい美味そうな匂いがする。
「うん、確かに変な薬品の匂いとかは無いな…」
ペロッとひと舐めすると、食べたことの無いスパイシーな味がした!
「美味いなぁ…」
ボソッとつぶやくと
「でしょ?」
ルークが自慢げに笑う。
思い切ってひと噛みすると、肉汁が口に広がりスパイシーな香りが食欲を増す!
「どう?ジュウト兄ちゃん?変なの入ってない?」
伺うように子供達が見ていると
「だ、大丈夫そうだ。お前達も食っていいぞ」
「うん!」
お腹の空いていた子達は嬉しそうに肉にかぶりついた!
ジュウト達が肉を夢中で食べていると…
ぐううぅぅ…
遠くから腹の虫の音がする。
見るとジュウト達を誘拐した男達がこちらを羨ましそうに見ていた…
奴隷商人達はどうやら風下にいるらしくずっと美味そうな香りが襲っていたようだ。
ジュウトの視線に気がつくと
「お、おい…俺達が悪かった…それちょっとくれないか?」
男達が肉を見つめてミヅキ達に聞こえないようにそっと声をかけてきた。
「黙れ!誰がお前らに渡すもんか!」
ジュウトが吠えると
「なんだと…馬車の中で食いもん出してやっただろうが!」
男達が睨みつけると
「に、兄ちゃん…」
子供達が怯えてジュウトの後ろに隠れた。
「俺達に恩を売っておいた方がいいぞ…次捕まったら見逃してやってもいい…」
男達がニヤッと笑うと
「ふ、巫山戯るな!お前らはちゃんと国に突き出すからな!次なんてない!」
「それはどうかな…どうせ人の国に送り返されて終わりだよ…俺達はまた来るぞ…」
男達はミヅキやベイカー達に注意してジュウト達につぶやくと…
「グルルル…」
ジュウト達の前にのっそりと黒い大きな魔獣があらわれた…さっきミヅキに甘えていたやつだ。
ジュウト達獣人は魔獣に怯えると…魔獣はクルッと男達に牙をむき出した。
ゆっくりと男達に近づくと、男達の周りをグルグルと周り唸っている…
男達はあまりの恐怖にガタガタ震えると、先程ジュウト達を脅した男の前で止まった。
じっと上から睨みつけると、おもむろに前脚をあげて男の足に置いた…そして少し力を入れると…
ポキンッ!
枝でも折れる様な軽い音がする!
「ぎゃっ……!」
男が叫ぶと、脚を顔に置いて口を塞ぐ…まるで叫ぶなどでも言うように…
男は恐怖で固まると口を閉じた…魔獣は同じように他の男達にも同じ事をする。
そしてひとしきり黙らせるとジュウト達と男達の間にドサッと座り込んだ。
【シルバ、みんなを見てくれたんだね!ありがとう~】
ミヅキはシルバの様子にお礼を言う、男達の様子に動こうと思っていたらシルバが先に行ってしまったのだ。
【耳障りだったからな…それにミヅキを近づけたくない。だがなこいつは許せんぞ。さっきからミヅキの好意を無下にしおって!】
ジロっとジュウトを見つめる。
ジュウトは何故かゾクッと背筋が寒くなった…
【しょうがないよ、人間に酷い事されたんだから、でも下の子を守る優しい子だと思うよ、だからシルバも守ってあげてね】
【ミヅキの頼みだからな…じゃなきゃやらんぞ】
【そう言ってもちゃんと守ってくれるシルバが大好きだよ】
シルバはミヅキの言葉にブンッブンッ!と尻尾を振ると男達の方に顔を向けて目を閉じた。
男達はガタガタと震え、魔獣を恐れて縮こまっていた…
「あの魔獣さん…助けてくれたの?」
怯えていた子供達がジュウトに聞くと…
「そんな…いいもんじゃ無いと思うが…」
自分に少し向けられた殺気に冷や汗を流していた。
ジュウト達獣人がご飯を食べ終わる頃に、ミヅキ達が戻って来た。
「食べ終えたかな?もうおなかいっぱい?」
笑顔で聞くと
「ああ、まぁまぁ美味かった…、こいつら全然食事を食べてなかったから助かった…」
ジュウトが代表でお礼を言うと
「嘘だ!すごい美味しかったよ」
ルークが反論すると、ジュウトが慌ててその口を塞いだ。
ミヅキはその様子に笑うと
「じゃあ食べたなら今度は私の言う事聞いてもらうよ」
ミヅキが獣人達に聞く。
「や、やっぱり…」
ジュウトはしまったと嫌な予感がした…甘い罠にかかってしまった。
この後にやはり大変な事をさせられるかも…ジュウトは契約書を確認して握りしめる!
「い、嫌なら拒否していいんだよな」
「うん、もちろん。じゃあ君たちの仕事は…」
ゴクリと唾を飲むと…
「お風呂に入ってもらいます!」
「はっ?風呂?」
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「その匂い…許せない。あと毛並みも汚れてるよ!急いでお風呂で綺麗にしてもらいます!」
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ルークがジュウトの後ろに隠れると
「うーん…嫌な子は濡れた布で体を拭くので妥協します…」
それならとルークも頷いた。
「あっ、ジュウトは絶対に入ってね」
ミヅキがそういうと
「な、なんでだ!?」
「だって小さい子が出来ない事は自分がやるって言ったでしょ?それともあれは嘘だったの?」
「そ、それはもっと狩りとかきつい仕事かと思って…」
ジュウトが悔しそうに顔を逸らすと
「へー…獣人って約束破るんだ…私の知り合いの獣人はそんな事しなかったけどなぁ~」
ミヅキがわざとらしくジュウトに聞こえるように言うと
「知り合いの獣人だと!そんなのいるわけ無いだろ嘘つくな!お前こそ嘘つきだろうが!」
ジュウトがグルルと牙を剥き出しと
「グルルル…」
寝ていた魔獣が起き出してジュウトを睨みつける。
ゾクッとする寒気にジュウトは冷静になると…
「わ、わかったよ…風呂に入ればいいんだろ!」
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