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9章
498.久しぶりの料理
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「まずはムツカから頼まれたケーキみたいなおかずを作ります!」
「ケーキ…なのにおかずなのか?」
「見た目がね」
ミヅキは芋と玉ねぎベーコンを取り出すと…
「それって昨日のジャーマンポテトじゃ…」
材料が一緒でファルさんが首を傾げると…
「工程は途中まで似てます!最後にこれをとこれを流し込むの…」
ミヅキは芋と玉ねぎとベーコンを取り出して卵とチーズを見せる。
「芋と玉ねぎベーコンは炒めてそれに卵をといて味付けした物と牛乳を少し入れてます!さらにチーズも入れて軽く混ぜたら…」
型に流し入れて窯で焼く。
「じゃあ焼いてる間に違う料理ね」
ミヅキはオーク肉を出すと
「ファルさんこれを薄く切ってくれますか?」
ファルさんにかたまり肉を渡すとファルさんが綺麗に薄く切ってくれる。
ファルさんが切ってくれた肉を受け取ると下味を付けて小麦粉でまぶして卵を溶いた液にたっぷりとくぐらせるとフライパンで焼いていく。
「これだけですか?」
「うん!簡単でしょ」
ニコッと笑うと
「後はトマトでソース作ってかければ完成!パンと食べてもいいしご飯にも合うよ、今日は人数も多いだろからじゃんじゃん量を作りましょう!」
私は笑ってドンッ!と追加の肉を取り出した!
切っては卵をくぐらせて…焼いては切って窯でオムレツが焼けたらまた作って焼いて…途中デボットさん達も加勢に駆けつけみんなで作っていく。
何度か繰り返すとテーブルいっぱいの料理が出来た。
「後は野菜も必要だね!野菜スティックにしてディップを作ろうかな…」
また卵を出すと卵黄と白身に分ける。
「卵は新鮮な物じゃ無いと危ないから気をつけてくださいね」
卵黄だけに塩コショウして混ぜると綺麗に濾したオイルとレモン汁を入れて混ぜていくと
「そ、それどうやって混ぜているんだい?」
魔法で簡単に混ぜる姿にファルさんが驚いている…なんか新鮮な反応…
「風魔法で泡立ててます!ファルさんにはこれあげるよ」
収納から泡立て器を取り出すとファルさんに渡す。
同じ様に卵を用意してオイルとレモン汁を少量入れると
「ファルさんは頑張って手で混ぜて下さい」
その筋肉があれば簡単だよね!
ファルさんは力強く混ぜるとあっという間にに液体が混ざる…
「混ざったらオイルとレモン汁を足してそれを繰り返して下さい」
「一気に入れないのか?」
「いっぺんに入れちゃうと分離しちゃうから最初は少なめがいいと思いますよ」
そう言いながらミヅキは魔法でいっぺんに混ぜていく。
白くもったりすると…野菜で少し取ってファルさんに食べさせる。
「ん!美味い」
「これがマヨネーズですここに少し醤油と、りんご果汁とニンニクをすった物を足して…」
よく混ぜるとぺろっと味見する。
「うん!美味しい!これで野菜もたくさん食べれますよ」
ファルさんに差し出すと
「さっきのでも美味かったけどまた味がついてて美味いな…色んな物に合いそうだ!」
「そうだね!さっき作ったオークピカタにも合うと思うよ!」
「でもミヅキ、この店の中だと狭くないか?冒険者達が全員入れないぞ」
デボットさんがテーブルの上がいっぱいになってしまいミヅキに声をかけてきた。
「そうだね…やっぱり外にテーブル作らないとかなぁ~」
デボットさんに頼むと言われると外に出て地面に手を置き土魔法でいつものようにテーブルを作ると…
「じゃあ外に料理並べよ!もうそろそろディムロスじいちゃんも来るでしよ」
私が料理を運んでいると…ファルさんが料理を手に持ったまま固まっている…すると隣にいたレアルさんをっくりと見て…
「あの子なんなんだ…料理だけでも凄いのに魔法が普通じゃないぞ!」
ファルさんの言葉にレアルさんが苦笑すると
「あー…確かにそうですね、慣れていたので何も感じなくなっていました…この事は人には話さないようにお願いしますね」
レアルさんがファルさんに頭を下げる。
「もし…誰かに話した際にはお酒の件は無かったことにさせていただきますので…」
ニコッと笑うと
「も、もちろんです!誰にも言いません!」
ファルさんがコクコクと頷くと
「確かにこの町に戻ってきて開放的になってたな、いつも見てると普通になるな…少し注意しないと」
デボットさんが話に加わってきた。
「あれが普通…」
「まだまだ序の口ですよ…」
「だな!」
レアルとデボットは驚くファルさんに笑いかけた。
料理を作り終え、準備が整うとギルドからじいちゃんが冒険者達とルンバさん達を連れてきた。
ギルドのみんなはファルさんを見ると慌てて駆け寄ってきた!
「マ、マスターこの度はお店にご迷惑おかけしてすみませんでした」
『すみませんでした!』
みんなでいっせいに頭を下げる。
「な、なんだ!?」
冒険者達に迫られてファルさんが引いていると
「お前らはセバスさんから解放されたのか?」
ベイカーさんが謝っているみんなに話しかけると
「はい、お店のマスターに謝り許しをいただくことと反省文を書いて提出する事で戻っていいと…」
「俺、字が苦手なのにどうしよう…」
「マスター!どうか俺達を許して下さい!
お店の手伝いでも片付けでもなんでもします!」
俺も俺もと冒険者達が縋るようにファルに詰め寄ると…
「だ、大丈夫ですよ。もうお店の片付けも終わりましたし…私も皆さんに来ていただいて少し楽しかったので」
怖い顔で恥ずかしそうに笑うと
「なんていい人なんだ…」
「後光が差している…」
ピカっと光る頭に冒険者達は手を合わせた…
「しいて言うなら…昨日食べた飲食代のお支払いだけお願いしますね」
ファルさんが言うと
「今すぐ金取ってきます!」
「いくらですか!?」
冒険者達が次々に金を出そうとすると
「えーと…あなたは酒五杯とジャーマンポテト三皿ですね…銀貨四枚と銅貨一枚なので…おまけして銀貨四枚でいいですよ」
「あ、ありがとう…」
冒険者は銀貨をファルさんに渡すと
「あなたは…ああ甘いお酒が好きな方でしたね。銀貨三枚に銅貨五枚になります」
次々に冒険者たちの顔を見て金額を言っていく。
「ま、待ってくれ!マスター…俺たちの顔全員覚えているのか?」
冒険者達が聞くと
「そりゃお客さんの顔を忘れるわけないでしょ?」
「いや…普通そこまで覚えねぇよ…」
呆れるやら凄いやら…冒険者たちは笑い出すと
「なんか…色々と面白い店見つけちまったな!」
「酒も美味かったし料理も最高だったし、マスターも怖いのは顔だけだな!」
「確かに言葉も丁寧で、見掛け倒しなだけだな!」
冒険者達に囲まれて笑われているファルさんは恥ずかしそうしながらも何処か嬉しそうにしていた、そんな様子を少し離れて見ていたミヅキとギルマスは
「なんだ…料理作ってみんなに紹介しようと思ったのに全然必要なかったね」
「みんなあいつの事をちゃんと知れば気に入ると思ってたよ」
ギルマスがうんうんと嬉しそうにファルさん達を見つめていた。
私は楽しそうに話しているみんなに近づくと
「ファルさん良かったね!これからはお店にお客さんいっぱい来そうだね!」
「ああ、ミヅキちゃんありがとう。ギルマス達のおかげだよ」
「みんなも今日はファルさんがご飯作ってくれたから食べようよ!せっかくの料理が冷めちゃうよ」
「おお!ファルさんの料理楽しみだなぁ!」
「昨日のジャーマンポテトもすげぇ美味かったし!」
ゾロゾロと料理が並んでいるテーブルに向かうと
「ちょっ!ちょっと待ってくれ!それは俺が作った訳じゃ…」
ファルさんが訂正しようとすると…
「あーいい、いい!そういう事にしておいてくれミヅキが作ってるのもみんなうすうすは感じてるが気が付かないフリしてくれてるからな…どうせそのメニュー店で出すだろ?そしたらもうお前のレシピにしておけ」
ベイカーさんが言うと
「いや!そんな事出来ませんよ!これは登録してきちんとレシピとして売り出すべきでしょ!」
「もうそういうの面倒だからいいの、ぜーんぶマルコさんとデボットさん達に任せてるしお金もなんかたくさんあるみたいだからもういらないし、それより食べようよ!あっ!そうだシルバ達の分は取っておかないと!」
ミヅキははっと気がつくと急いで料理を取りに向かった!
ファルは唖然としてベイカーさんデボット、レアルを見ると…
「いつもああだから」
「気にするだけ無駄だ」
「そういう事で!じゃあ俺達も飯食おうぜ!あいつら凄い勢いで食ってるぞ」
ベイカー達は笑ってミヅキの後を追いかけた。
「ケーキ…なのにおかずなのか?」
「見た目がね」
ミヅキは芋と玉ねぎベーコンを取り出すと…
「それって昨日のジャーマンポテトじゃ…」
材料が一緒でファルさんが首を傾げると…
「工程は途中まで似てます!最後にこれをとこれを流し込むの…」
ミヅキは芋と玉ねぎとベーコンを取り出して卵とチーズを見せる。
「芋と玉ねぎベーコンは炒めてそれに卵をといて味付けした物と牛乳を少し入れてます!さらにチーズも入れて軽く混ぜたら…」
型に流し入れて窯で焼く。
「じゃあ焼いてる間に違う料理ね」
ミヅキはオーク肉を出すと
「ファルさんこれを薄く切ってくれますか?」
ファルさんにかたまり肉を渡すとファルさんが綺麗に薄く切ってくれる。
ファルさんが切ってくれた肉を受け取ると下味を付けて小麦粉でまぶして卵を溶いた液にたっぷりとくぐらせるとフライパンで焼いていく。
「これだけですか?」
「うん!簡単でしょ」
ニコッと笑うと
「後はトマトでソース作ってかければ完成!パンと食べてもいいしご飯にも合うよ、今日は人数も多いだろからじゃんじゃん量を作りましょう!」
私は笑ってドンッ!と追加の肉を取り出した!
切っては卵をくぐらせて…焼いては切って窯でオムレツが焼けたらまた作って焼いて…途中デボットさん達も加勢に駆けつけみんなで作っていく。
何度か繰り返すとテーブルいっぱいの料理が出来た。
「後は野菜も必要だね!野菜スティックにしてディップを作ろうかな…」
また卵を出すと卵黄と白身に分ける。
「卵は新鮮な物じゃ無いと危ないから気をつけてくださいね」
卵黄だけに塩コショウして混ぜると綺麗に濾したオイルとレモン汁を入れて混ぜていくと
「そ、それどうやって混ぜているんだい?」
魔法で簡単に混ぜる姿にファルさんが驚いている…なんか新鮮な反応…
「風魔法で泡立ててます!ファルさんにはこれあげるよ」
収納から泡立て器を取り出すとファルさんに渡す。
同じ様に卵を用意してオイルとレモン汁を少量入れると
「ファルさんは頑張って手で混ぜて下さい」
その筋肉があれば簡単だよね!
ファルさんは力強く混ぜるとあっという間にに液体が混ざる…
「混ざったらオイルとレモン汁を足してそれを繰り返して下さい」
「一気に入れないのか?」
「いっぺんに入れちゃうと分離しちゃうから最初は少なめがいいと思いますよ」
そう言いながらミヅキは魔法でいっぺんに混ぜていく。
白くもったりすると…野菜で少し取ってファルさんに食べさせる。
「ん!美味い」
「これがマヨネーズですここに少し醤油と、りんご果汁とニンニクをすった物を足して…」
よく混ぜるとぺろっと味見する。
「うん!美味しい!これで野菜もたくさん食べれますよ」
ファルさんに差し出すと
「さっきのでも美味かったけどまた味がついてて美味いな…色んな物に合いそうだ!」
「そうだね!さっき作ったオークピカタにも合うと思うよ!」
「でもミヅキ、この店の中だと狭くないか?冒険者達が全員入れないぞ」
デボットさんがテーブルの上がいっぱいになってしまいミヅキに声をかけてきた。
「そうだね…やっぱり外にテーブル作らないとかなぁ~」
デボットさんに頼むと言われると外に出て地面に手を置き土魔法でいつものようにテーブルを作ると…
「じゃあ外に料理並べよ!もうそろそろディムロスじいちゃんも来るでしよ」
私が料理を運んでいると…ファルさんが料理を手に持ったまま固まっている…すると隣にいたレアルさんをっくりと見て…
「あの子なんなんだ…料理だけでも凄いのに魔法が普通じゃないぞ!」
ファルさんの言葉にレアルさんが苦笑すると
「あー…確かにそうですね、慣れていたので何も感じなくなっていました…この事は人には話さないようにお願いしますね」
レアルさんがファルさんに頭を下げる。
「もし…誰かに話した際にはお酒の件は無かったことにさせていただきますので…」
ニコッと笑うと
「も、もちろんです!誰にも言いません!」
ファルさんがコクコクと頷くと
「確かにこの町に戻ってきて開放的になってたな、いつも見てると普通になるな…少し注意しないと」
デボットさんが話に加わってきた。
「あれが普通…」
「まだまだ序の口ですよ…」
「だな!」
レアルとデボットは驚くファルさんに笑いかけた。
料理を作り終え、準備が整うとギルドからじいちゃんが冒険者達とルンバさん達を連れてきた。
ギルドのみんなはファルさんを見ると慌てて駆け寄ってきた!
「マ、マスターこの度はお店にご迷惑おかけしてすみませんでした」
『すみませんでした!』
みんなでいっせいに頭を下げる。
「な、なんだ!?」
冒険者達に迫られてファルさんが引いていると
「お前らはセバスさんから解放されたのか?」
ベイカーさんが謝っているみんなに話しかけると
「はい、お店のマスターに謝り許しをいただくことと反省文を書いて提出する事で戻っていいと…」
「俺、字が苦手なのにどうしよう…」
「マスター!どうか俺達を許して下さい!
お店の手伝いでも片付けでもなんでもします!」
俺も俺もと冒険者達が縋るようにファルに詰め寄ると…
「だ、大丈夫ですよ。もうお店の片付けも終わりましたし…私も皆さんに来ていただいて少し楽しかったので」
怖い顔で恥ずかしそうに笑うと
「なんていい人なんだ…」
「後光が差している…」
ピカっと光る頭に冒険者達は手を合わせた…
「しいて言うなら…昨日食べた飲食代のお支払いだけお願いしますね」
ファルさんが言うと
「今すぐ金取ってきます!」
「いくらですか!?」
冒険者達が次々に金を出そうとすると
「えーと…あなたは酒五杯とジャーマンポテト三皿ですね…銀貨四枚と銅貨一枚なので…おまけして銀貨四枚でいいですよ」
「あ、ありがとう…」
冒険者は銀貨をファルさんに渡すと
「あなたは…ああ甘いお酒が好きな方でしたね。銀貨三枚に銅貨五枚になります」
次々に冒険者たちの顔を見て金額を言っていく。
「ま、待ってくれ!マスター…俺たちの顔全員覚えているのか?」
冒険者達が聞くと
「そりゃお客さんの顔を忘れるわけないでしょ?」
「いや…普通そこまで覚えねぇよ…」
呆れるやら凄いやら…冒険者たちは笑い出すと
「なんか…色々と面白い店見つけちまったな!」
「酒も美味かったし料理も最高だったし、マスターも怖いのは顔だけだな!」
「確かに言葉も丁寧で、見掛け倒しなだけだな!」
冒険者達に囲まれて笑われているファルさんは恥ずかしそうしながらも何処か嬉しそうにしていた、そんな様子を少し離れて見ていたミヅキとギルマスは
「なんだ…料理作ってみんなに紹介しようと思ったのに全然必要なかったね」
「みんなあいつの事をちゃんと知れば気に入ると思ってたよ」
ギルマスがうんうんと嬉しそうにファルさん達を見つめていた。
私は楽しそうに話しているみんなに近づくと
「ファルさん良かったね!これからはお店にお客さんいっぱい来そうだね!」
「ああ、ミヅキちゃんありがとう。ギルマス達のおかげだよ」
「みんなも今日はファルさんがご飯作ってくれたから食べようよ!せっかくの料理が冷めちゃうよ」
「おお!ファルさんの料理楽しみだなぁ!」
「昨日のジャーマンポテトもすげぇ美味かったし!」
ゾロゾロと料理が並んでいるテーブルに向かうと
「ちょっ!ちょっと待ってくれ!それは俺が作った訳じゃ…」
ファルさんが訂正しようとすると…
「あーいい、いい!そういう事にしておいてくれミヅキが作ってるのもみんなうすうすは感じてるが気が付かないフリしてくれてるからな…どうせそのメニュー店で出すだろ?そしたらもうお前のレシピにしておけ」
ベイカーさんが言うと
「いや!そんな事出来ませんよ!これは登録してきちんとレシピとして売り出すべきでしょ!」
「もうそういうの面倒だからいいの、ぜーんぶマルコさんとデボットさん達に任せてるしお金もなんかたくさんあるみたいだからもういらないし、それより食べようよ!あっ!そうだシルバ達の分は取っておかないと!」
ミヅキははっと気がつくと急いで料理を取りに向かった!
ファルは唖然としてベイカーさんデボット、レアルを見ると…
「いつもああだから」
「気にするだけ無駄だ」
「そういう事で!じゃあ俺達も飯食おうぜ!あいつら凄い勢いで食ってるぞ」
ベイカー達は笑ってミヅキの後を追いかけた。
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