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8章
438.解決
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「キャー!」
ギルドにもどると裏から受付嬢達の悲鳴が聞こえてきた!
「どうした!」
「何かあったのか!」
ギルドにいた冒険者達が裏に駆け込むと…そこにはわなわなと震える受付嬢達がギルマスを見つめていた…。
「な、なんだ?どうしたんだ?」
ギルマスは受付嬢達に囲まれて固まっていると…
「私達のプリンが…」
「二度も取られるなんて…」
「酷い!」
「信じられません」
ガクッと膝をつく…
そこにはプリンを食べているギルマスの姿があった…
「ギルマス…今お戻りで?」
副ギルが声をかけると
「ああ、留守をすまなかったね…で言うか彼女達はどうしたの?」
ギルマスが座り込んでいる受付嬢を見る。
「ギルマス…もしかしてそこのプリン食べてしまったんですか?」
副ギルが恐る恐る聞くと…
「えっ?うん。だってここに置いてあったから…」
休憩室に置いてあった袋を指さすと
「誰かの差し入れかと思って…駄目だったかい?」
ギルマスが聞く。
「それは…彼女達が楽しみにしていたドラゴン亭のプリンなんですよ…」
副ギルが言いにくそうに言うと
「ああ噂の!どうりで美味しいと…」
ギルマスが食べかけのプリンを見つめる。
「それでも…プリンは残ってますか?」
「えっ?残ってるよ?全部食べるわけないじゃないか」
ギルマスが笑うと…
「そうですよね…」
副ギルが顔を逸らす。
その言葉に受付嬢達が甦る!
「えっ!じゃあまだあるんですか!」
「嘘!どこ!?」
受付嬢達が袋に群がると…
「あ、あった…」
「みんなの分ある!?」
「ま、待って!えっと…1.2.3.4…」
「やだ…一個足りない…」
受付嬢達がバッと構える。
「ここは公平にじゃんけんにしましょう…」
「そうですね!恨みっこ無しで!」
「先輩方には負けません!」
「じゃん!けん!」
「「「「「ぽん!」」」」」
受付嬢達が本気の顔でじゃんけんを始める…
「怖いなぁ…」
ベイカーがボソッとつぶやくと…
「ベイカーさんだってお肉の前だとあんな感じだよ」
「マジか!いや…気をつけよう…」
ベイカーは受付嬢の様子に自分の行いを反省した…。
「お姉さん達、私で良ければプリン作ってきますよ!厨房貸してくれれば直ぐに作れますから」
ミヅキがみんなが恐れて近づけない所にトコトコと近づいてお姉さん達に話しかける。
「えっ!ミヅキさん本当ですか!」
「はい、だから喧嘩しないで下さい…」
ミヅキが寂しそうな顔でお姉さん達を見つめると…
「や、やだ私ったら…ミヅキちゃんごめんね」
「私も…ついムキに…皆さんもすみません」
受付嬢達が我に返り集まっていた人達に謝ると…
「よかった…みんながいつも感じに戻って」
ミヅキが嬉しそうに笑う。
「じゃあお仕事しててください!その間にチャチャッと作っておきますから!」
「わかった!直ぐに終わらせて来るわ!」
「そうですね!皆さんお待たせしました!今すぐ伺います!」
「こちらにどうぞ!」
受付のお姉さん達がキビキビと動き出した!
ミヅキは笑ってみんなを見ると
「みんな受付の先にしててね、私プリン作ってくるから」
「ミヅキ僕もてつだうよ」
「あっ俺も!依頼書はもう出したから!」
リュカやテオがミヅキについて行く。
「ベイカーさんじゃあこれだして置いてね!」
ミヅキは依頼書と飾り羽をベイカーに渡す。
「あっ…ミヅキ…」
ベイカーが気まずそうに声をかけると、ミヅキは笑って
「ベイカーさんの分も作っておくから安心してね」
「ミヅキ!よろしくな!」
ベイカーは急いで受付に向かった。
ミヅキ達は多めにプリンを作ると受付に向かった。
「終わったかな?」
裏の扉から顔を覗かせると…扉が自然に開くと
「「「「「待ってました!」」」」」
お姉さん達が待ち構えていた。
「ミ、ミヅキ…」
テオとリュカがお姉さん達の勢いにミヅキを庇うように前に出た。
「あれ?ギルドはどうしたんですか?」
ミヅキがテオ達の間から顔をだして聞くと
「急いで捌いて早目に閉じたわ!」
「ええ!もう二日分ぐらい働いた気分」
「いつでも準備オッケーよ!」
ギルドの真ん中に大きなテーブルが用意されていた…
ミヅキはテーブルにプリンを一個一個だしていく。
「はい、どうぞ出来たてはまた違った美味しさですよ」
ミヅキがお姉さん達にどうぞどうぞと手を指し出す。
「「「「「いただきます!」」」」」
お姉さん達が一斉にプリンに手を伸ばした。
「お、美味しい~」
「二度もお預け食らったから…尚更…」
「うまっ…いえ…美味しいわぁ~」
「温かいプリンね!」
「これはこれで美味しいです~」
お姉さん達の顔が綻ぶと
「まだありますからゆっくり食べて下さい。よかったらギルマスと副ギルもどうぞ」
ミヅキが二人にもプリンを出すと
「わ、私達もいいんですか?」
「いやぁ~悪いね!」
「みんなが食べてるのに見てるだけは寂しいですからね」
ミヅキは次々にプリンを出すと
「はいベイカーさんもリュカ達もせっかくだから一緒に食べよ」
ミヅキはリュカ達の前にもプリンを置くと
「俺たちの分も?」
「だからあんなに作ってたんだ」
「材料の量増やすだけだからね、さぁ私も食べよー!お姉さん達見てたら食べたくなっちゃったよ」
「たしかにな、美味しそうに食べてるもんね」
ミヅキはプリンにスプーンを刺すとプルプルのプリンをすくう。
【はい、シルバ達も少ないけどどうぞ】
ミヅキはシルバ達にも順番にプリンをあげていく。
【美味しい~】
【うまい!】
【……!】
【いえ…私は…】
みんなが美味しそうに食べる中レムが断わる…
【レムはいいの?じゃあ魔力あげるね】
ミヅキはレムの頭を撫でながら魔力をながした。
「ふぅ~…満足です…」
「ご馳走様でした」
「残りは明日食べよう!」
受付のお姉さん達が幸せそうに手を合わせる。
「ごちそうさま!ミヅキ美味しかったよ!」
リュカ達がミヅキにお礼を言うと
「本当に、ミヅキさんありがとうございました。最初は私の不始末からこんな事になりまして…」
副ギルがミヅキに頭を下げる。
「それにしてもミヅキちゃんが作ったプリンお店のと同じくらい美味しかったです!」
「それ!わかります!私はミヅキちゃんが作った方が好きでした!」
受付のお姉さんの反応に
「えっ…そうですか?」
ミヅキがギクッと顔を強ばらせた…
「あそこの料理人のポルクスさんとは仲良しだから…よく一緒に料理作るので…」
ハッハ…と軽くわらって誤魔化す。
「凄いですね!」
受付のお姉さん達が顔を輝かせてミヅキを見つめているのをリュカ達が苦笑しながら見ていた…。
ギルドのみんなにプリンのお礼をされると報酬を受け取けとってウィードさんの所に向かう。
「結構時間がかかったな」
「そうだね、ウィードさんどのくらい解体進んだかな?」
ミヅキ達が着くとウィードは椅子に座って一服していた…
「ウィードさんお待たせ~解体半分くらいおわりましたか?」
ミヅキが声をかけると
「遅かったなぁ、時間があったからな全部終わったよ」
ウィードが解体した肉を親指で指さす。
「えっ!」
ウィードの指し示す先には大量の肉と骨と素材が積まれていた!
「やっぱりこのナイフ最高だぜ…いくら切っても刃こぼれしないし手も疲れないまだまだ切れるぞ!」
ウィードがミヅキから貰ったナイフをうっとりと見つめる。
「凄いね!ならリュカ達のオークも解体してもらう?」
ミヅキがリュカ達を見ると
「ま、まだあったのか…」
ウィードがガタッ!と椅子を倒して立ち上がる。
「うそうそ、それはまた今度お願いするね」
ミヅキはウインクすると解体したオークと怪鳥を収納にしまった。
ウィードはホッとして汗を拭いて椅子に座り直した…
ギルドにもどると裏から受付嬢達の悲鳴が聞こえてきた!
「どうした!」
「何かあったのか!」
ギルドにいた冒険者達が裏に駆け込むと…そこにはわなわなと震える受付嬢達がギルマスを見つめていた…。
「な、なんだ?どうしたんだ?」
ギルマスは受付嬢達に囲まれて固まっていると…
「私達のプリンが…」
「二度も取られるなんて…」
「酷い!」
「信じられません」
ガクッと膝をつく…
そこにはプリンを食べているギルマスの姿があった…
「ギルマス…今お戻りで?」
副ギルが声をかけると
「ああ、留守をすまなかったね…で言うか彼女達はどうしたの?」
ギルマスが座り込んでいる受付嬢を見る。
「ギルマス…もしかしてそこのプリン食べてしまったんですか?」
副ギルが恐る恐る聞くと…
「えっ?うん。だってここに置いてあったから…」
休憩室に置いてあった袋を指さすと
「誰かの差し入れかと思って…駄目だったかい?」
ギルマスが聞く。
「それは…彼女達が楽しみにしていたドラゴン亭のプリンなんですよ…」
副ギルが言いにくそうに言うと
「ああ噂の!どうりで美味しいと…」
ギルマスが食べかけのプリンを見つめる。
「それでも…プリンは残ってますか?」
「えっ?残ってるよ?全部食べるわけないじゃないか」
ギルマスが笑うと…
「そうですよね…」
副ギルが顔を逸らす。
その言葉に受付嬢達が甦る!
「えっ!じゃあまだあるんですか!」
「嘘!どこ!?」
受付嬢達が袋に群がると…
「あ、あった…」
「みんなの分ある!?」
「ま、待って!えっと…1.2.3.4…」
「やだ…一個足りない…」
受付嬢達がバッと構える。
「ここは公平にじゃんけんにしましょう…」
「そうですね!恨みっこ無しで!」
「先輩方には負けません!」
「じゃん!けん!」
「「「「「ぽん!」」」」」
受付嬢達が本気の顔でじゃんけんを始める…
「怖いなぁ…」
ベイカーがボソッとつぶやくと…
「ベイカーさんだってお肉の前だとあんな感じだよ」
「マジか!いや…気をつけよう…」
ベイカーは受付嬢の様子に自分の行いを反省した…。
「お姉さん達、私で良ければプリン作ってきますよ!厨房貸してくれれば直ぐに作れますから」
ミヅキがみんなが恐れて近づけない所にトコトコと近づいてお姉さん達に話しかける。
「えっ!ミヅキさん本当ですか!」
「はい、だから喧嘩しないで下さい…」
ミヅキが寂しそうな顔でお姉さん達を見つめると…
「や、やだ私ったら…ミヅキちゃんごめんね」
「私も…ついムキに…皆さんもすみません」
受付嬢達が我に返り集まっていた人達に謝ると…
「よかった…みんながいつも感じに戻って」
ミヅキが嬉しそうに笑う。
「じゃあお仕事しててください!その間にチャチャッと作っておきますから!」
「わかった!直ぐに終わらせて来るわ!」
「そうですね!皆さんお待たせしました!今すぐ伺います!」
「こちらにどうぞ!」
受付のお姉さん達がキビキビと動き出した!
ミヅキは笑ってみんなを見ると
「みんな受付の先にしててね、私プリン作ってくるから」
「ミヅキ僕もてつだうよ」
「あっ俺も!依頼書はもう出したから!」
リュカやテオがミヅキについて行く。
「ベイカーさんじゃあこれだして置いてね!」
ミヅキは依頼書と飾り羽をベイカーに渡す。
「あっ…ミヅキ…」
ベイカーが気まずそうに声をかけると、ミヅキは笑って
「ベイカーさんの分も作っておくから安心してね」
「ミヅキ!よろしくな!」
ベイカーは急いで受付に向かった。
ミヅキ達は多めにプリンを作ると受付に向かった。
「終わったかな?」
裏の扉から顔を覗かせると…扉が自然に開くと
「「「「「待ってました!」」」」」
お姉さん達が待ち構えていた。
「ミ、ミヅキ…」
テオとリュカがお姉さん達の勢いにミヅキを庇うように前に出た。
「あれ?ギルドはどうしたんですか?」
ミヅキがテオ達の間から顔をだして聞くと
「急いで捌いて早目に閉じたわ!」
「ええ!もう二日分ぐらい働いた気分」
「いつでも準備オッケーよ!」
ギルドの真ん中に大きなテーブルが用意されていた…
ミヅキはテーブルにプリンを一個一個だしていく。
「はい、どうぞ出来たてはまた違った美味しさですよ」
ミヅキがお姉さん達にどうぞどうぞと手を指し出す。
「「「「「いただきます!」」」」」
お姉さん達が一斉にプリンに手を伸ばした。
「お、美味しい~」
「二度もお預け食らったから…尚更…」
「うまっ…いえ…美味しいわぁ~」
「温かいプリンね!」
「これはこれで美味しいです~」
お姉さん達の顔が綻ぶと
「まだありますからゆっくり食べて下さい。よかったらギルマスと副ギルもどうぞ」
ミヅキが二人にもプリンを出すと
「わ、私達もいいんですか?」
「いやぁ~悪いね!」
「みんなが食べてるのに見てるだけは寂しいですからね」
ミヅキは次々にプリンを出すと
「はいベイカーさんもリュカ達もせっかくだから一緒に食べよ」
ミヅキはリュカ達の前にもプリンを置くと
「俺たちの分も?」
「だからあんなに作ってたんだ」
「材料の量増やすだけだからね、さぁ私も食べよー!お姉さん達見てたら食べたくなっちゃったよ」
「たしかにな、美味しそうに食べてるもんね」
ミヅキはプリンにスプーンを刺すとプルプルのプリンをすくう。
【はい、シルバ達も少ないけどどうぞ】
ミヅキはシルバ達にも順番にプリンをあげていく。
【美味しい~】
【うまい!】
【……!】
【いえ…私は…】
みんなが美味しそうに食べる中レムが断わる…
【レムはいいの?じゃあ魔力あげるね】
ミヅキはレムの頭を撫でながら魔力をながした。
「ふぅ~…満足です…」
「ご馳走様でした」
「残りは明日食べよう!」
受付のお姉さん達が幸せそうに手を合わせる。
「ごちそうさま!ミヅキ美味しかったよ!」
リュカ達がミヅキにお礼を言うと
「本当に、ミヅキさんありがとうございました。最初は私の不始末からこんな事になりまして…」
副ギルがミヅキに頭を下げる。
「それにしてもミヅキちゃんが作ったプリンお店のと同じくらい美味しかったです!」
「それ!わかります!私はミヅキちゃんが作った方が好きでした!」
受付のお姉さんの反応に
「えっ…そうですか?」
ミヅキがギクッと顔を強ばらせた…
「あそこの料理人のポルクスさんとは仲良しだから…よく一緒に料理作るので…」
ハッハ…と軽くわらって誤魔化す。
「凄いですね!」
受付のお姉さん達が顔を輝かせてミヅキを見つめているのをリュカ達が苦笑しながら見ていた…。
ギルドのみんなにプリンのお礼をされると報酬を受け取けとってウィードさんの所に向かう。
「結構時間がかかったな」
「そうだね、ウィードさんどのくらい解体進んだかな?」
ミヅキ達が着くとウィードは椅子に座って一服していた…
「ウィードさんお待たせ~解体半分くらいおわりましたか?」
ミヅキが声をかけると
「遅かったなぁ、時間があったからな全部終わったよ」
ウィードが解体した肉を親指で指さす。
「えっ!」
ウィードの指し示す先には大量の肉と骨と素材が積まれていた!
「やっぱりこのナイフ最高だぜ…いくら切っても刃こぼれしないし手も疲れないまだまだ切れるぞ!」
ウィードがミヅキから貰ったナイフをうっとりと見つめる。
「凄いね!ならリュカ達のオークも解体してもらう?」
ミヅキがリュカ達を見ると
「ま、まだあったのか…」
ウィードがガタッ!と椅子を倒して立ち上がる。
「うそうそ、それはまた今度お願いするね」
ミヅキはウインクすると解体したオークと怪鳥を収納にしまった。
ウィードはホッとして汗を拭いて椅子に座り直した…
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