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7章
359.間違い探し
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「あっ!ミヅキ様が二人いる!」
騒ぎにみんなが集まって来ると…
「どちらかが本物らしいですよ」
セバスが説明すると
「えっ!?」
「あら!どっちが本物かしら?」
「全然わかんねぇな!」
部隊兵のみんなは違いがわからないようだった…
「イチカは、わかる?」
ミヅキがコハクとイチカの方を見ると
「わかります!やはりかもし出される雰囲気が違いますからね!こちらのミヅキ様が本物です!」
そう言うとミヅキの手をギュッとつかむ。
「正解!なんか…わかる人の方がおかしい気がするな…」
ミヅキが苦笑すると
「そりゃそうだろ、普通の人から見たら違いが分からんぞ」
ギルバートがミヅキ達を見ると
「私はわからんな…ディムロスお前はわかるか?」
ギルバートがディムロスを見ると…
「分かるに決まっとるだろが!」
「こっちだよな~」
そう言ってコハクの頭を撫でると…
「じいちゃん…違うよ…」
ミヅキがディムロスをじっと見つめる…
「ありゃ?酒を飲みすぎたみたいだ!シラフなら絶対わかるからな!」
コハクにそう話しかけると…
「これだから酔っ払いは…ミヅキさん気にすることありませんよ、確かにそっくりですからね…それよりもどうしてこうなったのかお聞きしたいのですがね…」
セバスがニッコリと笑いかけると…
「あ、あれ?セバスさん…なんかお顔が怖いよ…」
「そうですか?そんな事無いと教えてあげますのであちらでじっくりと説明をお願いしますね」
ヒョイっとミヅキを抱き上げると
「コ、コハクです!変化ができるようになりました!」
怒られる前に直ぐに話すと
「コハクさん?もしかして進化…出来たんですか」
セバスが驚くと
「えっと…天狐?になって…変化と幻覚を覚えてました。あと喋れるようにもなってます!」
「天狐!」
ギルバートが声をあげると
「そりゃまた…珍しいのがいたもんだ…」
ディムロスも酔いが冷めたように唖然としている…
「天狐ってあんまりいないの?」
「いないどころか…ここ数十年見かけた奴なんていないな」
「天狐と言えば、聖獣に近しい存在ですよ…しかし変化をする事で身代わりなどに使われる事から乱獲され絶滅したと聞きましたが」
セバスがコハクをマジマジと見ると…クルンと回って最初の姿に戻ると…
「ぼく、ミヅキのやくにたつ!」
小さい子供の姿で腰に手を当て仁王立ちする。
「まだ上手く変化も出来ないようですね…耳と尻尾が隠せていませんね」
セバスが苦笑すると
「ミヅキの姿は完璧だったのにな」
ベイカーがコハクの頭をグリグリと撫でると…
「試しに俺に変化してみろよ」
ベイカーが自分を指さすと
「ベイカー?」
コハクが首を傾げる…
「コハク出来る?」
ミヅキがワクワクしてコハクを見つめていると
「やってみる!」
コハクは立ち上がり、ベイカーをじっと見ると…
クルン!
ベイカーの姿に変化した!
「えっと…それが俺か?」
ベイカーが目を見開き変化したコハクを見下ろす…
確かに顔は似てはいるが…微妙に違う…何より身長が足りてなかった…
「俺はそんなに足が短く無いぞ!」
ベイカーが叫ぶと
「あはは!似てる!似てるぞー!」
アランが変化の姿に地面に倒れ笑い転げていると…
ズドンッ!
アランの顔スレスレに剣が突き刺さる…
「あっぶねぇな!」
アランがびっくりして飛び起きると
「いやぁ…悪い、手が滑った…」
ベイカーが悪びれる様子もなく謝るとアランに剣を向ける。
「や、やめろ!お前目がすわってるぞ!」
まぁ落ち着けとアランが宥めると…
「ミヅキには完璧に変わったのに他の人は…あんまり上手くないな」
デボットが短足ベイカーに近づくと
「コハク、次はデボットに変化してみろよ」
ベイカーがアランに斬りかかりながらコハクに言うとこくんと頷きクルンと回る。
「おお!ベイカーさんよりは…似てるかな?」
またまた微妙な変化…
【まだまだ使いこなすには経験と修業が必要みたいだな】
シルバが言うと
【なんで私の変化は上手かったのかな?】
【そこはコハクがミヅキの事をそれだけ理解しているからだろう…コハクの認識度もあっての変化なんじゃないのか】
【じゃあ…コハクにはベイカーさん達がああ見えてるんだ…】
先程の変化を思い出して思わず吹き出すと
「ミヅキ…お前まで…」
ベイカーが笑われた事にショックを受けて落ち込むと
「べ、ベイカーさんごめん!ほ、ほらおいなりさんあげるから」
ミヅキが残りのおいなりさんを指さすと…
「おお!そうだ!コハクのお気に入りのおいなりさんだっけか、食べてみないとな」
ベイカーがおいなりさんに近づいて行くと…
「おっ!俺も食うぞ!」
服がボロボロにあったアラン隊長が後ろからついて行くとみんなもそれに続いた。
「これがおいなりさんか…なんか地味だな…」
そう言いながらも一口で食べると…
「甘じょっぱい!この揚げから噛むと汁が出るなぁ!コハクが気に入るのもわかる」
ヒョイヒョイと掴むとどんどん口に運んでいく…アラン隊長も同じ様な速度で食べていると…あっという間に山盛りに盛られていたおいなりさんが減っていった…
コハクはその様子をハラハラ見ていると
【コハクも食べていいんだよ】
ミヅキが苦笑すると慌ててベイカーとアランを退かしておいなりさんを頬張っていた…。
「しかし…コハクさんの変化…色々と使えそうですね…」
セバスさんがコハクを見ながらニヤッと笑っていた。
ご飯の時間が終わり…片付けはみんながしてくれているとミヅキはシルバのお腹に寄りかかって休憩していた…そこにピースが来ると…
「ミヅキ…隣り座ってもいい?」
ピースがミヅキの隣を指さす
「もちろん、シルバ尻尾退けてあげてくれる?」
ミヅキが言うと、ミヅキを守るように巻きついていた尻尾が仕方なさそうに退いた…
「ありがとうございます」
ピースが苦笑してシルバにお礼を言うと、フンと鼻息で返事が帰ってきた。
ピースがミヅキの横に座って片付ける様子をミヅキと眺めていると…
「僕も片付け手伝おうとしたけど…断れちゃった」
「さすがに王子様に片付けはさせられないよ」
「でも…ギルバート王はやってるよ?」
「あー…ピースはお客様だからね、それともやってみたかった?」
ミヅキが聞くと
「ちょっとね…」
ピースが寂しそうに笑う
「それにしてもミヅキ…凄いね、従魔達も凄いけど料理もとっても美味しかったよ!どれも食べた事ない味だった…あれはウエスト国の味なの?」
「うーん…そうだねウエスト国に行けばどれも手に入るようになると思うよ!ほらマルコさんが売り出すから」
「ああ!あの商人さんだね…そっか…サウス国もこのままウエスト国と付き合って行けるといいけど…難しそうだな…」
「あっ…そっか…話し合いはこれからだもんね」
「ミヅキがどれだけみんなに大切にされてるのか今日でよくわかったよ…彼らにしてみれば今回の事はきっと許し難い事なんだろうね…」
「うん…私もこんなにみんなが大切に思ってくれてるって確認出来た…」
「だから…ミヅキと会うのは今回が最後になるかもね…」
ピースが残念そうに言うと
「えっ…?」
「多分、ウエスト国は今後サウス国に一切の接触を禁止するんじゃないのかな…一方的にサウス国の過失だし…それくらいの事は言えるでしょ」
「そ、そうなの…?それはなんだか寂しいなぁ…」
ミヅキも残念そうに肩を落とすと…
「僕もこれからサウス国の為に頑張らないと…ミヅキのおかげで病気も治ったし…またウエスト国の信頼を取り戻せるように尽力するよ!」
ピースがニコッと笑うと
「うん!頑張ってね!そうだ!そんなピースにコレ!プレゼント」
ミヅキが収納から大きな袋を取り出すとピースに渡す。
「何これ?」
「まだ開けないでね!私達が帰ったら中身を見てね…約束だよ」
ミヅキが小指をピースに立てると…
「なに?それ?」
ピースが小指を見る…
「約束するおまじないだよ、ピースも小指出して」
おずおずと出すピースの小指を重ねると…
「指切りげんまん嘘ついたら針千本、飲ーます!指切った!」
「な、何それ…怖いんだけど…」
ピースが怯えると
「私との約束を違えたら…針千本飲ませにいくからね~」
ふふふ…と不気味に笑うと
「わ、わかったよ…」
ピースが小指を見てゴクッと頷いた。
騒ぎにみんなが集まって来ると…
「どちらかが本物らしいですよ」
セバスが説明すると
「えっ!?」
「あら!どっちが本物かしら?」
「全然わかんねぇな!」
部隊兵のみんなは違いがわからないようだった…
「イチカは、わかる?」
ミヅキがコハクとイチカの方を見ると
「わかります!やはりかもし出される雰囲気が違いますからね!こちらのミヅキ様が本物です!」
そう言うとミヅキの手をギュッとつかむ。
「正解!なんか…わかる人の方がおかしい気がするな…」
ミヅキが苦笑すると
「そりゃそうだろ、普通の人から見たら違いが分からんぞ」
ギルバートがミヅキ達を見ると
「私はわからんな…ディムロスお前はわかるか?」
ギルバートがディムロスを見ると…
「分かるに決まっとるだろが!」
「こっちだよな~」
そう言ってコハクの頭を撫でると…
「じいちゃん…違うよ…」
ミヅキがディムロスをじっと見つめる…
「ありゃ?酒を飲みすぎたみたいだ!シラフなら絶対わかるからな!」
コハクにそう話しかけると…
「これだから酔っ払いは…ミヅキさん気にすることありませんよ、確かにそっくりですからね…それよりもどうしてこうなったのかお聞きしたいのですがね…」
セバスがニッコリと笑いかけると…
「あ、あれ?セバスさん…なんかお顔が怖いよ…」
「そうですか?そんな事無いと教えてあげますのであちらでじっくりと説明をお願いしますね」
ヒョイっとミヅキを抱き上げると
「コ、コハクです!変化ができるようになりました!」
怒られる前に直ぐに話すと
「コハクさん?もしかして進化…出来たんですか」
セバスが驚くと
「えっと…天狐?になって…変化と幻覚を覚えてました。あと喋れるようにもなってます!」
「天狐!」
ギルバートが声をあげると
「そりゃまた…珍しいのがいたもんだ…」
ディムロスも酔いが冷めたように唖然としている…
「天狐ってあんまりいないの?」
「いないどころか…ここ数十年見かけた奴なんていないな」
「天狐と言えば、聖獣に近しい存在ですよ…しかし変化をする事で身代わりなどに使われる事から乱獲され絶滅したと聞きましたが」
セバスがコハクをマジマジと見ると…クルンと回って最初の姿に戻ると…
「ぼく、ミヅキのやくにたつ!」
小さい子供の姿で腰に手を当て仁王立ちする。
「まだ上手く変化も出来ないようですね…耳と尻尾が隠せていませんね」
セバスが苦笑すると
「ミヅキの姿は完璧だったのにな」
ベイカーがコハクの頭をグリグリと撫でると…
「試しに俺に変化してみろよ」
ベイカーが自分を指さすと
「ベイカー?」
コハクが首を傾げる…
「コハク出来る?」
ミヅキがワクワクしてコハクを見つめていると
「やってみる!」
コハクは立ち上がり、ベイカーをじっと見ると…
クルン!
ベイカーの姿に変化した!
「えっと…それが俺か?」
ベイカーが目を見開き変化したコハクを見下ろす…
確かに顔は似てはいるが…微妙に違う…何より身長が足りてなかった…
「俺はそんなに足が短く無いぞ!」
ベイカーが叫ぶと
「あはは!似てる!似てるぞー!」
アランが変化の姿に地面に倒れ笑い転げていると…
ズドンッ!
アランの顔スレスレに剣が突き刺さる…
「あっぶねぇな!」
アランがびっくりして飛び起きると
「いやぁ…悪い、手が滑った…」
ベイカーが悪びれる様子もなく謝るとアランに剣を向ける。
「や、やめろ!お前目がすわってるぞ!」
まぁ落ち着けとアランが宥めると…
「ミヅキには完璧に変わったのに他の人は…あんまり上手くないな」
デボットが短足ベイカーに近づくと
「コハク、次はデボットに変化してみろよ」
ベイカーがアランに斬りかかりながらコハクに言うとこくんと頷きクルンと回る。
「おお!ベイカーさんよりは…似てるかな?」
またまた微妙な変化…
【まだまだ使いこなすには経験と修業が必要みたいだな】
シルバが言うと
【なんで私の変化は上手かったのかな?】
【そこはコハクがミヅキの事をそれだけ理解しているからだろう…コハクの認識度もあっての変化なんじゃないのか】
【じゃあ…コハクにはベイカーさん達がああ見えてるんだ…】
先程の変化を思い出して思わず吹き出すと
「ミヅキ…お前まで…」
ベイカーが笑われた事にショックを受けて落ち込むと
「べ、ベイカーさんごめん!ほ、ほらおいなりさんあげるから」
ミヅキが残りのおいなりさんを指さすと…
「おお!そうだ!コハクのお気に入りのおいなりさんだっけか、食べてみないとな」
ベイカーがおいなりさんに近づいて行くと…
「おっ!俺も食うぞ!」
服がボロボロにあったアラン隊長が後ろからついて行くとみんなもそれに続いた。
「これがおいなりさんか…なんか地味だな…」
そう言いながらも一口で食べると…
「甘じょっぱい!この揚げから噛むと汁が出るなぁ!コハクが気に入るのもわかる」
ヒョイヒョイと掴むとどんどん口に運んでいく…アラン隊長も同じ様な速度で食べていると…あっという間に山盛りに盛られていたおいなりさんが減っていった…
コハクはその様子をハラハラ見ていると
【コハクも食べていいんだよ】
ミヅキが苦笑すると慌ててベイカーとアランを退かしておいなりさんを頬張っていた…。
「しかし…コハクさんの変化…色々と使えそうですね…」
セバスさんがコハクを見ながらニヤッと笑っていた。
ご飯の時間が終わり…片付けはみんながしてくれているとミヅキはシルバのお腹に寄りかかって休憩していた…そこにピースが来ると…
「ミヅキ…隣り座ってもいい?」
ピースがミヅキの隣を指さす
「もちろん、シルバ尻尾退けてあげてくれる?」
ミヅキが言うと、ミヅキを守るように巻きついていた尻尾が仕方なさそうに退いた…
「ありがとうございます」
ピースが苦笑してシルバにお礼を言うと、フンと鼻息で返事が帰ってきた。
ピースがミヅキの横に座って片付ける様子をミヅキと眺めていると…
「僕も片付け手伝おうとしたけど…断れちゃった」
「さすがに王子様に片付けはさせられないよ」
「でも…ギルバート王はやってるよ?」
「あー…ピースはお客様だからね、それともやってみたかった?」
ミヅキが聞くと
「ちょっとね…」
ピースが寂しそうに笑う
「それにしてもミヅキ…凄いね、従魔達も凄いけど料理もとっても美味しかったよ!どれも食べた事ない味だった…あれはウエスト国の味なの?」
「うーん…そうだねウエスト国に行けばどれも手に入るようになると思うよ!ほらマルコさんが売り出すから」
「ああ!あの商人さんだね…そっか…サウス国もこのままウエスト国と付き合って行けるといいけど…難しそうだな…」
「あっ…そっか…話し合いはこれからだもんね」
「ミヅキがどれだけみんなに大切にされてるのか今日でよくわかったよ…彼らにしてみれば今回の事はきっと許し難い事なんだろうね…」
「うん…私もこんなにみんなが大切に思ってくれてるって確認出来た…」
「だから…ミヅキと会うのは今回が最後になるかもね…」
ピースが残念そうに言うと
「えっ…?」
「多分、ウエスト国は今後サウス国に一切の接触を禁止するんじゃないのかな…一方的にサウス国の過失だし…それくらいの事は言えるでしょ」
「そ、そうなの…?それはなんだか寂しいなぁ…」
ミヅキも残念そうに肩を落とすと…
「僕もこれからサウス国の為に頑張らないと…ミヅキのおかげで病気も治ったし…またウエスト国の信頼を取り戻せるように尽力するよ!」
ピースがニコッと笑うと
「うん!頑張ってね!そうだ!そんなピースにコレ!プレゼント」
ミヅキが収納から大きな袋を取り出すとピースに渡す。
「何これ?」
「まだ開けないでね!私達が帰ったら中身を見てね…約束だよ」
ミヅキが小指をピースに立てると…
「なに?それ?」
ピースが小指を見る…
「約束するおまじないだよ、ピースも小指出して」
おずおずと出すピースの小指を重ねると…
「指切りげんまん嘘ついたら針千本、飲ーます!指切った!」
「な、何それ…怖いんだけど…」
ピースが怯えると
「私との約束を違えたら…針千本飲ませにいくからね~」
ふふふ…と不気味に笑うと
「わ、わかったよ…」
ピースが小指を見てゴクッと頷いた。
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