ほっといて下さい 従魔とチートライフ楽しみたい!

三園 七詩

文字の大きさ
224 / 675
10章

348.女風呂

しおりを挟む
「全く、油断も隙も無いわね!」

ユキさんが女風呂の入口に棚を置いて入口を塞ぐと

「コレで入ってこれないわね!」

パンパンと手をはたく。

「ユキさん…そこまでしなくても…」

「あら駄目よ!だってエヴァさんはこんなに美人だし、マリーさんだってスタイル抜群でしょ。イチカちゃんなんて嫁入り前よ!」

(それはみんなも同じじゃ…)

「そうだね…ユキさんもお胸ボンだしね…」

ミヅキが自分のペタンコの胸を見てぽっこりお腹をさすると…

「大丈夫よ、ミヅキは元がいいから大きくなってからが勝負よ!」

「そうだぞミヅキ、そんな事気にしなくていいんだ。まだ子供なんだからな」

「う、うん」

エヴァさんが服を脱ぐとミヅキの服をバサッとぬがして抱きあげると湯船に向かった…

【ミヅキ~早く早く!】

シンクとコハクとムーが先にお風呂に入って待っていると…

【わー!みんな身体洗ったの?】

【えっ?】

シンク達が顔を見合わせると…そっと湯船から上がりミヅキのそばにきた…

【洗い方…わからないし…】

しゅんとしょげている…

(可愛いなぁ…)

【そうだよね、でもごめんね洗えなくて…】

ミヅキがイチカとマリーさんを見ると

「マリーさん達シンク達を洗ってもらってもいいですか?」

ミヅキが頼むと

「もちろんです!ミヅキ様お任せ下さい!」

イチカがコハクを抱っこすると

「コハクちゃん!向こうで洗おうね」

イチカがコハクに石鹸を付けてゴシゴシと洗うとふわふわの泡が沢山出てきた!

コハクが気持ちよさそうに洗われていると

【そういえばシルバとプルシアは?】

【二人は男の方に行ったよ、シルバはあんまり入りたそうじゃ無かったけどね~】

マリーさんに優しく布で拭かれながらシンクが答えると…

「はい!シンクさんおしまいです。元から綺麗でしたから拭くだけにしておきましたよ」

【ありがとう~じゃあ僕は浅い所でお湯浴びしてるね~】

シンクが湯船にちょこちょこと飛び跳ねながら歩いて行く。

「ほらミヅキも洗ってしっかりリハビリってのをしよう」

「うん、でもエヴァさん体ぐらい洗えるから大丈夫だよ」

ミヅキがだから座らせてと言おうとすると

「駄目だ、ミヅキを洗うのは私の役目だからね」

ミヅキから布を取り上げるとエヴァさんがミヅキの体を隅々まで洗っていく。

優しいタッチにミヅキはくすぐったい気持ちで洗われていた…。

「ふふふ…」

思わずミヅキが笑うと

「どうした?くすぐったいか?」

エヴァさんがミヅキを見ると

「ううんなんか嬉しくて…私もエヴァさんの背中洗いたいけど…立てないからなぁ…」

残念そうにエヴァさんを見上げると

「じゃあ私がミヅキを持ってあげようか?」

ユキさんがミヅキをひょいと抱き上げると膝に乗せてエヴァさんの後ろに座る。

(おお…頭に柔らかい感触が…)

頭に意識がいきそうになるのをぐっと堪えてエヴァさんの背中を布で洗うと…

「エヴァさんお肌ツルツル~気持ちいい!」

思わず興奮して声が大きくなる!

「そうか?ミヅキの方がツルツルのモチモチだと思うけどな」

エヴァさんが笑うと

「確かに…このモチモチは癖になるわね」

ユキさんが後ろからミヅキの腕やお腹をぷにぷにと掴むと…

「きゃはは!ユ、ユキさんくすぐったい!!」

ミヅキが笑い悶える

「あら、ごめんね」

ユキさんが笑って謝ると…

「この!ユキさんのこれだってムニムニじゃないか!」

ミヅキがユキさんの大きな胸を揉むが小さい手には収まりきらなかった…

ミヅキ達の楽しそうな賑やかな声が男風呂に響いていた…

「なんか…止めてくれないかなぁ…」

「声が丸聞こえですね」

デボットとレアルが苦笑していると…

「全く…ユキは…」

ムサシが呆れてコジローを見ると…顔を赤く染めていた…

「コジロー?」

ムサシが赤い顔のコジローを覗き込むと…

「ミヅキー!声が丸聞こえだぞ!」

ベイカーが女風呂に向かって叫ぶと

「ベイカーさんエッチー!何で聞いてるの~」

ミヅキがベイカーの声に答えると

「聞いたんじゃなくて聞こえるんだよ!こっちには若いやつもいるんだから自重してくれ!」

「はーい!」

「じゃあ洗うのも終わって綺麗になったし風呂に入ってミヅキの足を揉んでやろう、その後に支えてあげるから少し歩いてみな」

エヴァさんがミヅキを抱き上げるとお風呂に入っていった。

コハク達を洗い終えたイチカ達も湯船に浸かると…

「うーん…気持ちいい…」

みんなでホッと息をつく…。

「生き返る~」

ミヅキが力を抜くとぷかぷかと浮かび上がる、エヴァさん達がそのままミヅキを支えて足を揉み出した…

(気持ちいい…湯船に浸かりながらのマッサージ…サイコー…)

あまりの気持ちよさにまた眠りそうになってしまった。

一通り揉み終わると…

「よし…じゃあミヅキちょっと歩いてごらん」

エヴァさんがミヅキの手を取ると湯船の中に立たせる。

ミヅキは足を動かすと…

「体が軽いからやっぱり動くよ!」

お湯の中をゆっくりと歩き出した。

何往復かすると

「もう無理…」

ミヅキがお湯の熱さでのぼせそうになると、湯からあがらせてみんなで脱衣所に戻った。

「ああ…気持ちよかった…お風呂あがりにはコーヒー牛乳が飲みたい…」

ミヅキがボソッと呟く。

(よし!絶対に今度コーヒー作ろう…)

ミヅキが腕を組んでウンウンと頷いていると

「どうだった?足の具合は?」

エヴァさんがミヅキを座らせて足を触る。

「水の中なら抵抗が少ないから歩ける!2、3日すれば支え無しでも歩けるんじゃないかな」

ミヅキが足を軽く動かすとさっきより幾分よく動くようになっていた。

(でもずっと抱っこだと不便だよね…)

「あっ!そうだ!」

ミヅキは閃くと!

【コハク~】

イチカに毛を拭いてもらっていたコハクを呼ぶと

【コハク~モフモフ~】

綺麗になったモフモフの毛に感動して思わず触ってしまう!

【って、違う違う!コハクに松葉杖作って欲しいんだよね、私の脇を支えて立つ形で…】

コハクに形を伝えると松葉杖を二つ作って貰う。

「なんだ?それは」

エヴァさんがコハクが作った杖を見ると

「魔法の杖か?それにしては形が変わってるな…」

「これはこうやって使うんだよ」

ミヅキが松葉杖を受け取ると、それをささえにして歩いて見ると…

「なるほど!足がわりになっているんだな!」

「うん!これならずっと抱っこしてもらわなくてすむもんね」

ミヅキが言うと…エヴァさんの顔が少し曇る…

「エヴァさん?」

ミヅキが元気が少しなくなったエヴァさんをみると

「いや…なんでも無いよ」

ミヅキの頭をポンポンと撫でた…

(そんなの気にしなくても…いつでも抱っこぐらいしてやるのに…)

エヴァさんは恨めしそうに松葉杖を見つめた…。
しおりを挟む
感想 6,829

あなたにおすすめの小説

転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!

饕餮
ファンタジー
  書籍化決定!   2024/08/中旬ごろの出荷となります!   Web版と書籍版では一部の設定を追加しました! 今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。 救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。 一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。 そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。 だが。 「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」 森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。 ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。 ★主人公は口が悪いです。 ★不定期更新です。 ★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。

転生幼女はお願いしたい~100万年に1人と言われた力で自由気ままな異世界ライフ~

土偶の友
ファンタジー
 サクヤは目が覚めると森の中にいた。  しかも隣にはもふもふで真っ白な小さい虎。  虎……? と思ってなでていると、懐かれて一緒に行動をすることに。  歩いていると、新しいもふもふのフェンリルが現れ、フェンリルも助けることになった。  それからは困っている人を助けたり、もふもふしたりのんびりと生きる。 9/28~10/6 までHOTランキング1位! 5/22に2巻が発売します! それに伴い、24章まで取り下げになるので、よろしく願いします。

私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!

りーさん
ファンタジー
 ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。 でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。 こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね! のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!

収容所生まれの転生幼女は、囚人達と楽しく暮らしたい

三園 七詩
ファンタジー
旧題:収容所生まれの転生幼女は囚人達に溺愛されてますので幸せです 無実の罪で幽閉されたメアリーから生まれた子供は不幸な生い立ちにも関わらず囚人達に溺愛されて幸せに過ごしていた…そんなある時ふとした拍子に前世の記憶を思い出す! 無実の罪で不幸な最後を迎えた母の為!優しくしてくれた囚人達の為に自分頑張ります!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます

六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。 彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。 優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。 それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。 その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。 しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。 ※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。 詳細は近況ボードをご覧ください。

無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~

鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!  詳細は近況ボードに載せていきます! 「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」 特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。 しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。 バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて―― こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。