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6章
293.始動
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【シンク!今何処に居る?】
【シルバ?今…どこだろ?中間?】
シンクが自信なさげに答えると…
【ミヅキの所にリバイアサンが現れたらしい…手は…出さないと思うが心配だから急いでくれ】
【えっ?なんでそんな事に?…すぐ行きたいけど…ここ何処かよくわかんないんだよー】
シンクから嘆きが聞こえる…
【と、とりあえず下に下に行ってみるよ!】
【頼むぞ!】
シンクからの返事が無くなると…
【面倒な事にならないといいですが…】
【……】
プルシアとシルバはため息をついた…。
プルシアとシルバの様子に…
(ん?ミヅキさんの方で何かあったのですかね…あっちに注目がいかないようにしなければ…)
「では…シルバさんプルシアさんちょっと移動しましょうか」
「何処に行きましょうか?」
「なるべく人の目に触れた方がいいでしょう…街の広場などがいいのですが…」
行き方がなぁ…と困っていると…
「私達で良ければ案内しよう…」
大臣達が声をかけてきた。
「よろしいのですか?」
顔は見えないので声をかけると
「私達もできる事があるなら協力する…だからあのブラハを止めてください…」
「それは…約束出来ません。私達にも守るべき者達がいますので…危険に及ぶなら申し訳ありませんが一度撤退させていただきます」
「そ、そうですか…」
(まぁ…ミヅキさんが諦めてくれればですが…)
「出来るだけの事はしましょう…陸上まで脅かすと言ってるなら海の国だけの問題では無いですからね」
「ありがとうございます…しかし…まずはここを出ないと…」
大臣が鉄格子を叩く、すると…
「壁から離れて頂けますか?」
セバスが声をかけると大臣達が動く音がする。
「シルバさんいいですか?」
シルバが頷くと壁と牢屋の柵を呆気なく壊す…
「では案内をお願い致します。シルバさんとプルシアさんは広場で黒い痣の者の相手をお願いします。なるべく殺さないように…」
ふたりが頷くと
「ではこのふたりを広場まで案内して下さい、我々も王と会えたら向かいますから。それとエヴァさん達は海の国の人達を安全な場所に避難させる誘導をお願いします。シルバさん達が暴れて怪我でもしたら大変ですからね」
「分かった」
エヴァ達が頷く。
「彼女らだけでは警戒されるから大臣の方々も付いていって下さい」
セバス達が大臣達をみると…壊れた壁と柵を見つめ呆然と立ち尽くしていた…。
シルバを案内する人はラック大臣と名乗り…ビクビクしながら広場までシルバ達を連れて行く。
【こいつ…大丈夫か?】
シルバが呆れてプルシアをみると
【どうでしょう…これだといつになったら着くのやら…】
シルバ達に付いてきたデボットが声をかける
「ラックさん…もう少し急いでくれませんか?」
「何言ってるんですか!もしあいつらに見つかりでもしたら…」
ラック大臣が体を抱えて震え出す…
「大丈夫ですよ…シルバ達がいますから、見たでしょ彼らの強さを」
「そ、そうですが…あの黒い痣に触られたら自分も同じようになってしまうんですよ!もしそこの魔獣達が感染でもしたら…」
「確かにそれは恐ろしいですけど…まだなっても無いことに怯えてもしょうがないですよ。広場に着いたらラックさんは隠れても、逃げても、戻ってもいいですから…」
「いえ!逃げるなんて出来ません!あいつにブラハにやられっぱなしではいられません!」
「なら急ぎましょう」
「わ、分かりました」
ラックはキョロキョロともう一度周りを確認すると急いで歩き出した…
セバス達に付いてきた大臣達は…
「あの部屋の地下に王達が閉じ込められているはずです」
順調に部屋の前まで来ていた…
「では…ここからは私とレアルさんとあとお一人だけで行きます、他の方は残ってて下さい」
「何故ですか?私達も戦えます!皆で行けば勝てるかもしれないじゃないですか?」
大臣達が騒ぎ出す…
「はっきり言いますが…足手まといです。レアルさんは身を守るぐらいは出来ますよね?」
「はい…一応鍛錬はしております」
レアルが頷く。
「よろしい…後この中である程度戦える方お一人でいいです、一人くらいなら守れますから…」
「そんな…あの人数を三人で行くのか?」
大臣達が不安そうに顔を合わせていると
「では…私が」
一人の大臣が手を上げた。
「マリオン大臣…確かに元兵士のマリオン大臣なら…」
「元兵士なら武器も扱えますね、ではあなたでよろしくお願いします」
セバスはさっさと他の大臣達を部屋に閉じ込めると
「全くうるさい人達だ…」
つい愚痴をこぼす…
「すまん…我らも今起きてることに対応しきれず不安なんだ…」
マリオン大臣がセバスに頭を下げると
「マリオンさん…でしたよね、謝るのは後でいいですので道案内をよろしくお願いします」
セバスは収納から鞭を取り出すと手に持ち構えた。
「兵士達はなるべく殺さないようにしましょう…後、私は魔法を使いますので決して私より前には出ないで下さいね」
「えっ…前に出るとどうなるんですか?」
レアルが思わず聞くと
「敵と見なし攻撃します」
笑って答えた…
「はい!絶対に前には出ません!」
「マリオンさんもよろしくお願いしますよ」
「は、はい」
マリオンは戸惑いながらも頷いた。
部屋をこっそりと覗くと…地下へと降りる階段に見張りが二人ついていた…
「あなた達の実力を見たいのであの二人の気を失わせて来て下さい」
セバスがコソッと指示を出すと…
「分かった…」
「はい…」
マリオンとレアルは顔を合わせ頷き合うと一気に部屋へと駆け込んだ…
突然飛び込んで来た男達に見張りの兵は驚くものの剣で受け止める。
「レアルさん彼らは元兵士なのです…出来れば…」
「わかってます!しかし…手加減できるほど私強くないんですよ!」
レアルが剣で兵士を押し返すと…呆気なく後ろに倒れる…
「あれ?」
レアルが戸惑うと…
「レアルさん!今ですよ!」
セバスさんからの声に兵士の首に剣の柄を振り下ろすと兵士が倒れ気を失った…
マリオンさんの方も問題なく兵士を落としていた。
「レアルさん結構戦えるじゃないですか…」
マリオンが兵士達の服を引っ張りながら違う部屋に引きずって行く
「いえ…私もあんなに動けるとは…」
レアルが自分の腕を見つめていると
「レアルさんなかなかやるじゃないですか、B級冒険者くらいにはなれそうですね」
セバスが笑いながら近づいてくる。
「ベイカーさんやセバスさん達を見てるからですかね…なんか強くなった気がします…」
レアルが苦笑すると…
「シルバさん達とも共に行動してますからね、知らず知らず強化したのかも知れませんね」
嬉しい誤算だ…
セバスはニッコリと笑った…
三人は地下の階段へ、音をたてないように下りていく…すると王子の叫び声が聞こえてきた…
「お前たち目を覚ませ!いい加減にするんだ!いいからここから出せ」
リップス王子が部屋をうろつく黒い痣の兵士を怒鳴り付けるが…兵士達は何も反応しない…
「無駄だ…リップス…」
王が奥から声をかける…
「しかし…母上が…父上が…」
ガンッ!
テーブルを叩く…
「やはり…無理やりにでも…」
「やめろ…お前まで感染したら…誰がこの国を治めるんだ…」
「まだ…アクアがいます」
「あの子は優しすぎる…王には向いていない…どうしても行くなら私があいつらを抑える、その間に行くんだ、だがその後にもまだきっと兵はいるはずだぞ…」
「クソ…どうしろと?このままここで指をくわえて待っていろと?」
階段の陰に隠れながら中の様子を伺っていると…
「王子…邪魔ですね…もう少し王達と共に奥に下がってて頂ければ楽なのに…」
セバスさんがボソッと呟くと…
「1、2、3…全部で6人…一人で二人相手にすれば大丈夫でしょうか?」
マリオンがそっと声をかけると…
「……王子には犠牲になって貰いましょう…全員私が相手をします…」
セバスが二人に待ってるように合図すると…一人で部屋へと入っていった…。
【シルバ?今…どこだろ?中間?】
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【ミヅキの所にリバイアサンが現れたらしい…手は…出さないと思うが心配だから急いでくれ】
【えっ?なんでそんな事に?…すぐ行きたいけど…ここ何処かよくわかんないんだよー】
シンクから嘆きが聞こえる…
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【面倒な事にならないといいですが…】
【……】
プルシアとシルバはため息をついた…。
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(ん?ミヅキさんの方で何かあったのですかね…あっちに注目がいかないようにしなければ…)
「では…シルバさんプルシアさんちょっと移動しましょうか」
「何処に行きましょうか?」
「なるべく人の目に触れた方がいいでしょう…街の広場などがいいのですが…」
行き方がなぁ…と困っていると…
「私達で良ければ案内しよう…」
大臣達が声をかけてきた。
「よろしいのですか?」
顔は見えないので声をかけると
「私達もできる事があるなら協力する…だからあのブラハを止めてください…」
「それは…約束出来ません。私達にも守るべき者達がいますので…危険に及ぶなら申し訳ありませんが一度撤退させていただきます」
「そ、そうですか…」
(まぁ…ミヅキさんが諦めてくれればですが…)
「出来るだけの事はしましょう…陸上まで脅かすと言ってるなら海の国だけの問題では無いですからね」
「ありがとうございます…しかし…まずはここを出ないと…」
大臣が鉄格子を叩く、すると…
「壁から離れて頂けますか?」
セバスが声をかけると大臣達が動く音がする。
「シルバさんいいですか?」
シルバが頷くと壁と牢屋の柵を呆気なく壊す…
「では案内をお願い致します。シルバさんとプルシアさんは広場で黒い痣の者の相手をお願いします。なるべく殺さないように…」
ふたりが頷くと
「ではこのふたりを広場まで案内して下さい、我々も王と会えたら向かいますから。それとエヴァさん達は海の国の人達を安全な場所に避難させる誘導をお願いします。シルバさん達が暴れて怪我でもしたら大変ですからね」
「分かった」
エヴァ達が頷く。
「彼女らだけでは警戒されるから大臣の方々も付いていって下さい」
セバス達が大臣達をみると…壊れた壁と柵を見つめ呆然と立ち尽くしていた…。
シルバを案内する人はラック大臣と名乗り…ビクビクしながら広場までシルバ達を連れて行く。
【こいつ…大丈夫か?】
シルバが呆れてプルシアをみると
【どうでしょう…これだといつになったら着くのやら…】
シルバ達に付いてきたデボットが声をかける
「ラックさん…もう少し急いでくれませんか?」
「何言ってるんですか!もしあいつらに見つかりでもしたら…」
ラック大臣が体を抱えて震え出す…
「大丈夫ですよ…シルバ達がいますから、見たでしょ彼らの強さを」
「そ、そうですが…あの黒い痣に触られたら自分も同じようになってしまうんですよ!もしそこの魔獣達が感染でもしたら…」
「確かにそれは恐ろしいですけど…まだなっても無いことに怯えてもしょうがないですよ。広場に着いたらラックさんは隠れても、逃げても、戻ってもいいですから…」
「いえ!逃げるなんて出来ません!あいつにブラハにやられっぱなしではいられません!」
「なら急ぎましょう」
「わ、分かりました」
ラックはキョロキョロともう一度周りを確認すると急いで歩き出した…
セバス達に付いてきた大臣達は…
「あの部屋の地下に王達が閉じ込められているはずです」
順調に部屋の前まで来ていた…
「では…ここからは私とレアルさんとあとお一人だけで行きます、他の方は残ってて下さい」
「何故ですか?私達も戦えます!皆で行けば勝てるかもしれないじゃないですか?」
大臣達が騒ぎ出す…
「はっきり言いますが…足手まといです。レアルさんは身を守るぐらいは出来ますよね?」
「はい…一応鍛錬はしております」
レアルが頷く。
「よろしい…後この中である程度戦える方お一人でいいです、一人くらいなら守れますから…」
「そんな…あの人数を三人で行くのか?」
大臣達が不安そうに顔を合わせていると
「では…私が」
一人の大臣が手を上げた。
「マリオン大臣…確かに元兵士のマリオン大臣なら…」
「元兵士なら武器も扱えますね、ではあなたでよろしくお願いします」
セバスはさっさと他の大臣達を部屋に閉じ込めると
「全くうるさい人達だ…」
つい愚痴をこぼす…
「すまん…我らも今起きてることに対応しきれず不安なんだ…」
マリオン大臣がセバスに頭を下げると
「マリオンさん…でしたよね、謝るのは後でいいですので道案内をよろしくお願いします」
セバスは収納から鞭を取り出すと手に持ち構えた。
「兵士達はなるべく殺さないようにしましょう…後、私は魔法を使いますので決して私より前には出ないで下さいね」
「えっ…前に出るとどうなるんですか?」
レアルが思わず聞くと
「敵と見なし攻撃します」
笑って答えた…
「はい!絶対に前には出ません!」
「マリオンさんもよろしくお願いしますよ」
「は、はい」
マリオンは戸惑いながらも頷いた。
部屋をこっそりと覗くと…地下へと降りる階段に見張りが二人ついていた…
「あなた達の実力を見たいのであの二人の気を失わせて来て下さい」
セバスがコソッと指示を出すと…
「分かった…」
「はい…」
マリオンとレアルは顔を合わせ頷き合うと一気に部屋へと駆け込んだ…
突然飛び込んで来た男達に見張りの兵は驚くものの剣で受け止める。
「レアルさん彼らは元兵士なのです…出来れば…」
「わかってます!しかし…手加減できるほど私強くないんですよ!」
レアルが剣で兵士を押し返すと…呆気なく後ろに倒れる…
「あれ?」
レアルが戸惑うと…
「レアルさん!今ですよ!」
セバスさんからの声に兵士の首に剣の柄を振り下ろすと兵士が倒れ気を失った…
マリオンさんの方も問題なく兵士を落としていた。
「レアルさん結構戦えるじゃないですか…」
マリオンが兵士達の服を引っ張りながら違う部屋に引きずって行く
「いえ…私もあんなに動けるとは…」
レアルが自分の腕を見つめていると
「レアルさんなかなかやるじゃないですか、B級冒険者くらいにはなれそうですね」
セバスが笑いながら近づいてくる。
「ベイカーさんやセバスさん達を見てるからですかね…なんか強くなった気がします…」
レアルが苦笑すると…
「シルバさん達とも共に行動してますからね、知らず知らず強化したのかも知れませんね」
嬉しい誤算だ…
セバスはニッコリと笑った…
三人は地下の階段へ、音をたてないように下りていく…すると王子の叫び声が聞こえてきた…
「お前たち目を覚ませ!いい加減にするんだ!いいからここから出せ」
リップス王子が部屋をうろつく黒い痣の兵士を怒鳴り付けるが…兵士達は何も反応しない…
「無駄だ…リップス…」
王が奥から声をかける…
「しかし…母上が…父上が…」
ガンッ!
テーブルを叩く…
「やはり…無理やりにでも…」
「やめろ…お前まで感染したら…誰がこの国を治めるんだ…」
「まだ…アクアがいます」
「あの子は優しすぎる…王には向いていない…どうしても行くなら私があいつらを抑える、その間に行くんだ、だがその後にもまだきっと兵はいるはずだぞ…」
「クソ…どうしろと?このままここで指をくわえて待っていろと?」
階段の陰に隠れながら中の様子を伺っていると…
「王子…邪魔ですね…もう少し王達と共に奥に下がってて頂ければ楽なのに…」
セバスさんがボソッと呟くと…
「1、2、3…全部で6人…一人で二人相手にすれば大丈夫でしょうか?」
マリオンがそっと声をかけると…
「……王子には犠牲になって貰いましょう…全員私が相手をします…」
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