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6章
287.神災
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「なっ!」
男は突然頬を叩かれ唖然と目の前の少女を見つめる…
後ろではベイカーが顔に手を当て天を仰いでいた…
「何言ってるの!よく見てよ!痣なんて何処にあるの!?」
ミヅキは男の腕を指さすと…
「ない…?」
綺麗に巻かれた包帯を恐る恐る取ると…
そこには確かに気を失う時にはあったはずの痣が無くなっていた…
「なんで…?」
訳がわからないと自分の腕をさする…痛みはまだあるがあの男に抉られた腕が血も止まり回復していた…
「治したからに決まってるじゃん!なのに諦めるの?助かった命を捨てるの?」
少女が怒って見つめている…その顔は真剣そのものだった…
(この子は何に怒っている?私の為?)
少女を見つめていると…
「アクアからのお願いだよ…諦めないで…」
「アクア様?」
「そう…アクアに頼まれて海の国のみんなを助けにきたんだよ、そんな痣みんな消して見せる!だからお兄さんも一緒に戦おう!」
「君なら今この国を蝕んでいる黒い痣を治せるのか?」
縋る思いで少女を見つめる…
「治せる…うん…治してみせるよ!」
そう言ってお兄さんの手を取り笑って見せた…
その頃移動中のセバスさん達は…
「な、なぁ…あの子供…海を歩いてないか?」
セバスさん達を取り囲む兵士がククノの移動する様子に驚いている…。
「普通は泳ぐんだよな?他の奴らはちゃんと泳いでるぞ…」
「知らねーよ、そう言う種族なんじゃないのか?だって…あの女だって…」
ゴクンッと息を飲む…
「た、確かに…すっげぇ美人だな…エリアル様に引けを取らないな…」
「お前達!何を言ってるんだ!」
兵士達がコソコソとセバス達を観察しながら連行していると…
「た、隊長!北の海から…」
前を行く兵士が慌てて海の先を指さすと…巨大な影が迫ってくる…。
「あ、あれは…リバイアサン!?」
「なんでこの時期に?」
兵士達が隊を乱しだした…
「慌てるな!落ち着け!とりあえず国の中に入るんだ!」
「こ、こいつらは?」
セバス達を見ると…
「くそ…とりあえず人だけ連れて行くんだ!獣は捨て置け!」
「「「はい!」」」
兵士達はセバス、デボット、レアル、エヴァ、ククノを各々掴むと凄まじい速さで海の国に連れて行った…。
取り残されたシルバ達は…
【…おい…なんだ?】
【みんなどこ行くんだろ?】
【キャ~ン?】
さんにんが慌てて泳ぐ兵士を見ていると…
【あれのせいでは?】
プルシアがこちらに向かってくる巨大なドラゴンを見つめた。
【なんだ?プルシアの仲間か?】
シルバがプルシアを見ると…
【仲間…?シルバ達との関係を仲間と言うなら…あいつは仲間ではないな…】
【…?まぁ複雑な関係なんだな…】
リバイアサンはシルバ達の前に来ると…
〈ギャウー!〉
威嚇するように雄叫びをあげる。
【なんだ?やる気か?】
シルバが牙を見せると…リバイアサンもさらに唸り声をあげた!
国に逃げたジュウト隊長達は…
「あいつら…リバイアサンさんに立ち向かう気か?」
隊長が驚きセバスを見ると…
「どうでしょう?と言うか…あれはなんですか?海の国の守護神って訳ではなさそうですが…」
セバスさんが他人事のように話していると…
「あれはリバイアサンだな、海のドラゴンだ」
エヴァさんがいつの間にか話に加わる。
「あれが…では、プルシアさんの知り合いでしょうか?」
「どうかな…縄張りが違うからな…」
「な、なんなんだ!お前達のその余裕は!」
兵士達がセバスとエヴァの会話にやきもきする。
「…プルシアとは誰だ…」
隊長がセバスに話しかけると…
「…あそこにいらっしゃる方ですよ」
そう言って小さい姿のドラゴンのプルシアを指すと
「はっ…あんな小さい魔獣が何ができる!」
兵士が鼻で笑う。
「リバイアサンは…毎年この海に来て何故かひと暴れして行くんだ…あいつが暴れる度に海が荒れて…誰も外に出れなくなる…まさに神災だよ」
「神災…それは迷惑な話ですね…」
セバスが哀れみの表情でジュウト隊長達を見ると…
「それでもエリアル様がどうにか抑えてくださっていたのだ…それが…今年は…」
兵士達の表情が曇る…
「誰か…早く王に伝えに行ってくれ!早く供物を用意しなければ…」
「供物?」
デボットが思わず声を出すと
「エリアル様がどうにか怒りを静めて貰おうと供物を捧げる事で暴れるのを抑えてもらっていたんだ」
「今年は来るのが早くないか…?」
「やはり海の様子がおかしいんだ…」
兵士達に動揺が走る…
「いいから行くんだ!エリアル様はまだ痣の進行が遅れてるらしい…今なら対応出来るかもしれん!」
「は、はい!」
兵士の一人が急いで城へと向かった…。
「次から次へとなんでこうも厄介事が…」
隊長の言葉に…
「あれ?もしかして…」
デボットがボソッと呟くと…
「シッ!」
セバスさんがパチンとデボットの口を塞ぐ。
「グッフッ!」
デボットが顔を抑えて蹲ると…
「な、なんだ?」
急に蹲るデボットに兵士達が槍を向ける…
「すみません…虫がいたもので…」
パンッ!と手を叩くと…
「彼は大袈裟なんですよ…こうやって虫を叩いただけですから」
そう言ってデボットを起こすと…
「余計な事を言わないように…」
耳元でそっと呟くと…
「すみません…」
デボットの顔に真っ赤な手形が残っている…
「ふふ…すみません…つい力が…」
デボットの顔をみてセバスが笑いを堪える…レアルもデボットを見ると…
「ぶっはっ!」
吹き出してしまった…
「これは酷い…」
エヴァさんも苦笑すると…
「なんなんだよ…こいつらの緊張のなさは…」
兵士達が呆れて距離を取る…皆がリバイアサンに注目しているのを確認すると…
セバスがデボットに目で合図をする、デボットが気配遮断の魔法をかけた。
「デボットさん…先程ミヅキさんの事を言おうとしてましたよね…」
目立たぬ様に目線を合わせないように話し出すと…
「すみません…迂闊でした」
デボットが謝る。
「でも…これってやっぱり…」
レアルが言うと
「ミヅキさんの体質のせいでしょうかねぇ…そればっかりは私にもわかりませんが…ただ彼らにミヅキさんの事がバレてない以上あえて伝える必要はありません。それにあちらの出方次第ではミヅキさんを強引にでも連れて出ていきますから皆さんもそのつもりでいて下さいね」
「「はい」」
「それはいいが大丈夫なのか?」
エヴァさんが怪訝な顔をすると…
「大丈夫とは?」
「いや…この国を出る事だよ」
「それは問題ありません。なんならシルバさんひとりで滅ぼせそうですよ」
「そ、そうか…」
「それよりも問題なのはミヅキさんが納得するかどうかですね…」
「「あー…」」
デボットとレアルが頷く…
「その時は嫌われる覚悟で無理やりにでも連れてってもらいましょう」
「えっ…誰が?」
デボットがセバスさんじゃねえのか?と顔を見ると
「それは勿論ベイカーさんにしてもらいましょうね」
セバスがにっこりと笑った…。
男は突然頬を叩かれ唖然と目の前の少女を見つめる…
後ろではベイカーが顔に手を当て天を仰いでいた…
「何言ってるの!よく見てよ!痣なんて何処にあるの!?」
ミヅキは男の腕を指さすと…
「ない…?」
綺麗に巻かれた包帯を恐る恐る取ると…
そこには確かに気を失う時にはあったはずの痣が無くなっていた…
「なんで…?」
訳がわからないと自分の腕をさする…痛みはまだあるがあの男に抉られた腕が血も止まり回復していた…
「治したからに決まってるじゃん!なのに諦めるの?助かった命を捨てるの?」
少女が怒って見つめている…その顔は真剣そのものだった…
(この子は何に怒っている?私の為?)
少女を見つめていると…
「アクアからのお願いだよ…諦めないで…」
「アクア様?」
「そう…アクアに頼まれて海の国のみんなを助けにきたんだよ、そんな痣みんな消して見せる!だからお兄さんも一緒に戦おう!」
「君なら今この国を蝕んでいる黒い痣を治せるのか?」
縋る思いで少女を見つめる…
「治せる…うん…治してみせるよ!」
そう言ってお兄さんの手を取り笑って見せた…
その頃移動中のセバスさん達は…
「な、なぁ…あの子供…海を歩いてないか?」
セバスさん達を取り囲む兵士がククノの移動する様子に驚いている…。
「普通は泳ぐんだよな?他の奴らはちゃんと泳いでるぞ…」
「知らねーよ、そう言う種族なんじゃないのか?だって…あの女だって…」
ゴクンッと息を飲む…
「た、確かに…すっげぇ美人だな…エリアル様に引けを取らないな…」
「お前達!何を言ってるんだ!」
兵士達がコソコソとセバス達を観察しながら連行していると…
「た、隊長!北の海から…」
前を行く兵士が慌てて海の先を指さすと…巨大な影が迫ってくる…。
「あ、あれは…リバイアサン!?」
「なんでこの時期に?」
兵士達が隊を乱しだした…
「慌てるな!落ち着け!とりあえず国の中に入るんだ!」
「こ、こいつらは?」
セバス達を見ると…
「くそ…とりあえず人だけ連れて行くんだ!獣は捨て置け!」
「「「はい!」」」
兵士達はセバス、デボット、レアル、エヴァ、ククノを各々掴むと凄まじい速さで海の国に連れて行った…。
取り残されたシルバ達は…
【…おい…なんだ?】
【みんなどこ行くんだろ?】
【キャ~ン?】
さんにんが慌てて泳ぐ兵士を見ていると…
【あれのせいでは?】
プルシアがこちらに向かってくる巨大なドラゴンを見つめた。
【なんだ?プルシアの仲間か?】
シルバがプルシアを見ると…
【仲間…?シルバ達との関係を仲間と言うなら…あいつは仲間ではないな…】
【…?まぁ複雑な関係なんだな…】
リバイアサンはシルバ達の前に来ると…
〈ギャウー!〉
威嚇するように雄叫びをあげる。
【なんだ?やる気か?】
シルバが牙を見せると…リバイアサンもさらに唸り声をあげた!
国に逃げたジュウト隊長達は…
「あいつら…リバイアサンさんに立ち向かう気か?」
隊長が驚きセバスを見ると…
「どうでしょう?と言うか…あれはなんですか?海の国の守護神って訳ではなさそうですが…」
セバスさんが他人事のように話していると…
「あれはリバイアサンだな、海のドラゴンだ」
エヴァさんがいつの間にか話に加わる。
「あれが…では、プルシアさんの知り合いでしょうか?」
「どうかな…縄張りが違うからな…」
「な、なんなんだ!お前達のその余裕は!」
兵士達がセバスとエヴァの会話にやきもきする。
「…プルシアとは誰だ…」
隊長がセバスに話しかけると…
「…あそこにいらっしゃる方ですよ」
そう言って小さい姿のドラゴンのプルシアを指すと
「はっ…あんな小さい魔獣が何ができる!」
兵士が鼻で笑う。
「リバイアサンは…毎年この海に来て何故かひと暴れして行くんだ…あいつが暴れる度に海が荒れて…誰も外に出れなくなる…まさに神災だよ」
「神災…それは迷惑な話ですね…」
セバスが哀れみの表情でジュウト隊長達を見ると…
「それでもエリアル様がどうにか抑えてくださっていたのだ…それが…今年は…」
兵士達の表情が曇る…
「誰か…早く王に伝えに行ってくれ!早く供物を用意しなければ…」
「供物?」
デボットが思わず声を出すと
「エリアル様がどうにか怒りを静めて貰おうと供物を捧げる事で暴れるのを抑えてもらっていたんだ」
「今年は来るのが早くないか…?」
「やはり海の様子がおかしいんだ…」
兵士達に動揺が走る…
「いいから行くんだ!エリアル様はまだ痣の進行が遅れてるらしい…今なら対応出来るかもしれん!」
「は、はい!」
兵士の一人が急いで城へと向かった…。
「次から次へとなんでこうも厄介事が…」
隊長の言葉に…
「あれ?もしかして…」
デボットがボソッと呟くと…
「シッ!」
セバスさんがパチンとデボットの口を塞ぐ。
「グッフッ!」
デボットが顔を抑えて蹲ると…
「な、なんだ?」
急に蹲るデボットに兵士達が槍を向ける…
「すみません…虫がいたもので…」
パンッ!と手を叩くと…
「彼は大袈裟なんですよ…こうやって虫を叩いただけですから」
そう言ってデボットを起こすと…
「余計な事を言わないように…」
耳元でそっと呟くと…
「すみません…」
デボットの顔に真っ赤な手形が残っている…
「ふふ…すみません…つい力が…」
デボットの顔をみてセバスが笑いを堪える…レアルもデボットを見ると…
「ぶっはっ!」
吹き出してしまった…
「これは酷い…」
エヴァさんも苦笑すると…
「なんなんだよ…こいつらの緊張のなさは…」
兵士達が呆れて距離を取る…皆がリバイアサンに注目しているのを確認すると…
セバスがデボットに目で合図をする、デボットが気配遮断の魔法をかけた。
「デボットさん…先程ミヅキさんの事を言おうとしてましたよね…」
目立たぬ様に目線を合わせないように話し出すと…
「すみません…迂闊でした」
デボットが謝る。
「でも…これってやっぱり…」
レアルが言うと
「ミヅキさんの体質のせいでしょうかねぇ…そればっかりは私にもわかりませんが…ただ彼らにミヅキさんの事がバレてない以上あえて伝える必要はありません。それにあちらの出方次第ではミヅキさんを強引にでも連れて出ていきますから皆さんもそのつもりでいて下さいね」
「「はい」」
「それはいいが大丈夫なのか?」
エヴァさんが怪訝な顔をすると…
「大丈夫とは?」
「いや…この国を出る事だよ」
「それは問題ありません。なんならシルバさんひとりで滅ぼせそうですよ」
「そ、そうか…」
「それよりも問題なのはミヅキさんが納得するかどうかですね…」
「「あー…」」
デボットとレアルが頷く…
「その時は嫌われる覚悟で無理やりにでも連れてってもらいましょう」
「えっ…誰が?」
デボットがセバスさんじゃねえのか?と顔を見ると
「それは勿論ベイカーさんにしてもらいましょうね」
セバスがにっこりと笑った…。
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