109 / 177
108.
しおりを挟む
「到着ー!」
エイトは久しぶりの我が家に着くと…
「エイト?」
エイトの声にナナミが家から顔を出した…エイトの元気そうな姿を確認すると
「エイト!おかえりなさい」
家から出てきて満面の笑みでエイトを抱き上げる!
「ナナミ~」
エイトはナナミに抱きつくと胸に顔を埋める。
「やっぱりナナミはいい匂い…ほっとする」
エイトの笑顔にナナミは嬉しそうに頭を撫でている。
「おかえりなさい、どうだった?初めての旅は」
「面白かった!ラルクさんは色々と教えてくれたし、捕まったり叩かれたりしたけど頑張ったよ!」
「捕まった?叩かれた?誰にかしら…」
ナナミが固まった笑顔のままエイトに聞くと
「捕まったのは調査に行った村の村長さんに!でもラルクさん達が助けに来てくれたしダレンさんが匿ってくれたの!」
「ダレンさん?」
「ダレンさん!ナナミだよ!ナナミ、この綺麗な人がダレンさん!」
「あら、本当に綺麗な方ね」
ナナミはダレンを見つめると
「この度はエイトがお世話になりました。それでその村長さんとやらはどうされたんですか?」
ナナミがラルクに聞くと
「あー…大丈夫、ちゃんとやる事はやってきた…(カズキが…)」
ラルクは気まずそうに顔を逸らすと
「まぁならいいですけど…」
「あっ!そうだじいちゃん僕ね魔石をこのカバンにしまっちゃったんだ…魔物がたくさん出てくる魔石で…すごい固くて壊せなかったの」
「ん?魔石?」
「ああそうだったな。ちょっとカバンから出すから大変そうならカズキ手伝ってくれ」
「まぁいいぞ、じゃあちょっとカバン貸してみろ」
エイトからカバンを預かると
「エイトは私と少し離れて見てようね」
ナナミがエイトの手を引くとカズキ達から少し離れる。
「じゃあ出すぞー」
カズキがカバンに手を入れると…
「おっ…これかな?」
何か固いものが手にあたり取り出すと…
あの時と同じように黒いモヤが立ち込める!
「やっぱりまだ発動していたか…」
黒いモヤから魔物が飛び出してくるが、カズキとダレンが次々に倒していく。
ジャックも参戦して魔物を倒していると、ラルクが魔石に剣を突き立てた!
ガキンッ!
剣を弾かれると
「うおっ!本当に固いな、こりゃエイトには無理だったな…」
ラルクがエイトにすまんなと顔を見ると、エイトとナナミに向かって魔物が襲いかかっていた!
「エイト!ナナミ!」
ラルクが声をかけると…
「ナナミ!離して、僕がやつけるよ!」
ナナミはエイトの手を掴むと後ろに下がらせる
魔物がナナミに襲いかかると…
ドスッ!
ナナミの右ストレートが魔物の顔面を捉えた!
魔物は数メートル先まで吹き飛ばされると…
「エイトが怪我でもしたらどうするつもりよ、カズキその魔石さっさと壊して欲しいわ」
「了解」
カズキは魔石に近づくとダンと足で踏みつける、すると…
ボキッ…
魔石は簡単に砕け散った…
エイトは久しぶりの我が家に着くと…
「エイト?」
エイトの声にナナミが家から顔を出した…エイトの元気そうな姿を確認すると
「エイト!おかえりなさい」
家から出てきて満面の笑みでエイトを抱き上げる!
「ナナミ~」
エイトはナナミに抱きつくと胸に顔を埋める。
「やっぱりナナミはいい匂い…ほっとする」
エイトの笑顔にナナミは嬉しそうに頭を撫でている。
「おかえりなさい、どうだった?初めての旅は」
「面白かった!ラルクさんは色々と教えてくれたし、捕まったり叩かれたりしたけど頑張ったよ!」
「捕まった?叩かれた?誰にかしら…」
ナナミが固まった笑顔のままエイトに聞くと
「捕まったのは調査に行った村の村長さんに!でもラルクさん達が助けに来てくれたしダレンさんが匿ってくれたの!」
「ダレンさん?」
「ダレンさん!ナナミだよ!ナナミ、この綺麗な人がダレンさん!」
「あら、本当に綺麗な方ね」
ナナミはダレンを見つめると
「この度はエイトがお世話になりました。それでその村長さんとやらはどうされたんですか?」
ナナミがラルクに聞くと
「あー…大丈夫、ちゃんとやる事はやってきた…(カズキが…)」
ラルクは気まずそうに顔を逸らすと
「まぁならいいですけど…」
「あっ!そうだじいちゃん僕ね魔石をこのカバンにしまっちゃったんだ…魔物がたくさん出てくる魔石で…すごい固くて壊せなかったの」
「ん?魔石?」
「ああそうだったな。ちょっとカバンから出すから大変そうならカズキ手伝ってくれ」
「まぁいいぞ、じゃあちょっとカバン貸してみろ」
エイトからカバンを預かると
「エイトは私と少し離れて見てようね」
ナナミがエイトの手を引くとカズキ達から少し離れる。
「じゃあ出すぞー」
カズキがカバンに手を入れると…
「おっ…これかな?」
何か固いものが手にあたり取り出すと…
あの時と同じように黒いモヤが立ち込める!
「やっぱりまだ発動していたか…」
黒いモヤから魔物が飛び出してくるが、カズキとダレンが次々に倒していく。
ジャックも参戦して魔物を倒していると、ラルクが魔石に剣を突き立てた!
ガキンッ!
剣を弾かれると
「うおっ!本当に固いな、こりゃエイトには無理だったな…」
ラルクがエイトにすまんなと顔を見ると、エイトとナナミに向かって魔物が襲いかかっていた!
「エイト!ナナミ!」
ラルクが声をかけると…
「ナナミ!離して、僕がやつけるよ!」
ナナミはエイトの手を掴むと後ろに下がらせる
魔物がナナミに襲いかかると…
ドスッ!
ナナミの右ストレートが魔物の顔面を捉えた!
魔物は数メートル先まで吹き飛ばされると…
「エイトが怪我でもしたらどうするつもりよ、カズキその魔石さっさと壊して欲しいわ」
「了解」
カズキは魔石に近づくとダンと足で踏みつける、すると…
ボキッ…
魔石は簡単に砕け散った…
0
お気に入りに追加
2,044
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
【完結】拾ったおじさんが何やら普通ではありませんでした…
三園 七詩
ファンタジー
カノンは祖母と食堂を切り盛りする普通の女の子…そんなカノンがいつものように店を閉めようとすると…物音が…そこには倒れている人が…拾った人はおじさんだった…それもかなりのイケおじだった!
次の話(グレイ視点)にて完結になります。
お読みいただきありがとうございました。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる