75 / 177
74.
しおりを挟む
男は部屋の前で一呼吸すると扉をノックする。
中から声がかかると
「ダ、ダレンさん…すみませんが来てくれませんか?」
男がダレンと呼ばれる男に恐る恐る声をかけた、すると中から声が返ってくると扉が開く…
「なぁに?またなんかあったの?」
男はしなをつくりながら出てきた…
「ダレンさんが捕まえた子供がちょっと手に負えなくて…」
「えー?あの子が何かしたの?めぼしい物は取り上げたはずなのに…」
ブツブツと文句を言う。
「す、すみません…お手を煩わせて…」
ビクビクしながら頭を下げると…怯える男を見ながらほくそ笑む。
「別にいいわよ…そのかわり…」
ダレンは部屋の扉を閉めると男の髭を舐めるように下から触る…男は身動き出来ずにじっとされるがままで直立不動でいた。
「夜は私の部屋に来なさい…」
ボソッと耳元でつぶやくと機嫌よく子供を閉じ込めている部屋の方へと向かった。
「ダ、ダレンさん…勘弁してください…俺…彼女が…」
男が真っ青になっていると
「あらそうなの?ならその子とはきょうでお別れしなきゃね。私人の物を取る気はないからしっかりと別れてから来てね。大丈夫…私がちゃんと可愛がってあげるから」
問題無いわよとダレンは笑っているとふと思い出したように真顔になる…
「もし逃げたらわかってるだろうな…使い物にならないようにしてやるからな…男としても女としても生きられない体にしてやる…」
ダレンの急に低くなった声に男は腰が抜けると…
「でもいい子にしてたら私無しじゃいれない体にしてあ・げ・る♡」
そう言って頭を撫でてダレンは離れると…男はガタガタと震え…動く事が出来ずにいた…
ダレンが地下の部屋に近づくと…部屋から漏れでる光に気がついた…
扉の近くには自分と同じように雇われた男達が部屋を取り囲んでいる、そしてこちらに気がつくと…みんな一様に顔を逸らす。
まぁ慣れた光景だ
そんな事にはお構い無しに近くにいた男に声をかけると
「なーんか呼ばれたんだけど、この光はなぁに?」
あんまりタイプでは無い男に声をかけると
「ど、どうも旦那の事を嗅ぎ回っていたガキが何か魔道具を持っていたようで…」
「あらそうなの?あのカバンだけじゃなくて他にも持ってたのね」
ダレンが部屋を覗き込むと…
ビクッ!
ダレンを見て怯える子供と目が合った。
さっきはすぐに気を失わせて袋詰めにしたからよく見ていなかったが…可愛い顔をしている…
ダレンはペロリと舌なめずりすると
「ふふふ…美味しそうな子ね…大きくなるのが楽しみだわ…」
ダレンが機嫌良さそうにエイトを見つめた…
中から声がかかると
「ダ、ダレンさん…すみませんが来てくれませんか?」
男がダレンと呼ばれる男に恐る恐る声をかけた、すると中から声が返ってくると扉が開く…
「なぁに?またなんかあったの?」
男はしなをつくりながら出てきた…
「ダレンさんが捕まえた子供がちょっと手に負えなくて…」
「えー?あの子が何かしたの?めぼしい物は取り上げたはずなのに…」
ブツブツと文句を言う。
「す、すみません…お手を煩わせて…」
ビクビクしながら頭を下げると…怯える男を見ながらほくそ笑む。
「別にいいわよ…そのかわり…」
ダレンは部屋の扉を閉めると男の髭を舐めるように下から触る…男は身動き出来ずにじっとされるがままで直立不動でいた。
「夜は私の部屋に来なさい…」
ボソッと耳元でつぶやくと機嫌よく子供を閉じ込めている部屋の方へと向かった。
「ダ、ダレンさん…勘弁してください…俺…彼女が…」
男が真っ青になっていると
「あらそうなの?ならその子とはきょうでお別れしなきゃね。私人の物を取る気はないからしっかりと別れてから来てね。大丈夫…私がちゃんと可愛がってあげるから」
問題無いわよとダレンは笑っているとふと思い出したように真顔になる…
「もし逃げたらわかってるだろうな…使い物にならないようにしてやるからな…男としても女としても生きられない体にしてやる…」
ダレンの急に低くなった声に男は腰が抜けると…
「でもいい子にしてたら私無しじゃいれない体にしてあ・げ・る♡」
そう言って頭を撫でてダレンは離れると…男はガタガタと震え…動く事が出来ずにいた…
ダレンが地下の部屋に近づくと…部屋から漏れでる光に気がついた…
扉の近くには自分と同じように雇われた男達が部屋を取り囲んでいる、そしてこちらに気がつくと…みんな一様に顔を逸らす。
まぁ慣れた光景だ
そんな事にはお構い無しに近くにいた男に声をかけると
「なーんか呼ばれたんだけど、この光はなぁに?」
あんまりタイプでは無い男に声をかけると
「ど、どうも旦那の事を嗅ぎ回っていたガキが何か魔道具を持っていたようで…」
「あらそうなの?あのカバンだけじゃなくて他にも持ってたのね」
ダレンが部屋を覗き込むと…
ビクッ!
ダレンを見て怯える子供と目が合った。
さっきはすぐに気を失わせて袋詰めにしたからよく見ていなかったが…可愛い顔をしている…
ダレンはペロリと舌なめずりすると
「ふふふ…美味しそうな子ね…大きくなるのが楽しみだわ…」
ダレンが機嫌良さそうにエイトを見つめた…
0
お気に入りに追加
2,051
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる