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鍵穴
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木があり田がある、いつもと変わらない帰り道。
今日は両親は遅いらしく鍵を渡されていた。
鍵を手に取り鍵穴に差し込もうとしたとしたその時、ふと思った、鍵穴の向こうに裸の女性がいたらどうしたらいいのだろうかと。
多分僕の差した鍵が彼女の乳頭の先に当たり艶っぽい声を出すに違いないと思った。
僕は下半身が熱くなるのを感じていた、今までに味わったことのない感覚だった。
気づくと覗き込んでいた、深い闇に包まれた静寂と共に温かさが僕を包んだ。
僕は数時間はそこにいたらしい、帰って来た両親に止められるまで僕は穴を覗き込んでいた。
僕はその事を父に話すことにした、父は何も言わずに僕の頭を撫でると一言だけ呟いた。
「お前にも見えたか」
僕はその後に何回も鍵穴を覗いたが深い闇だけが続いていた。
今日は両親は遅いらしく鍵を渡されていた。
鍵を手に取り鍵穴に差し込もうとしたとしたその時、ふと思った、鍵穴の向こうに裸の女性がいたらどうしたらいいのだろうかと。
多分僕の差した鍵が彼女の乳頭の先に当たり艶っぽい声を出すに違いないと思った。
僕は下半身が熱くなるのを感じていた、今までに味わったことのない感覚だった。
気づくと覗き込んでいた、深い闇に包まれた静寂と共に温かさが僕を包んだ。
僕は数時間はそこにいたらしい、帰って来た両親に止められるまで僕は穴を覗き込んでいた。
僕はその事を父に話すことにした、父は何も言わずに僕の頭を撫でると一言だけ呟いた。
「お前にも見えたか」
僕はその後に何回も鍵穴を覗いたが深い闇だけが続いていた。
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