11 / 39
第1章 訓練生編 『目指せ、アマツ世界を救う冒険者!』
第10話 みなみちゃんの花嫁修業
しおりを挟む
第10話 みなみちゃんの花嫁修業
今日の訓練は、タマキ先生によるトーキョー・シティーの案内だった。
冒険者として活躍するには、トーキョー・シティーで色んなお店を利用したり、役所で事務手続きをしたりすることも必要になるが、巨大な城壁に囲まれたトーキョー・シティーは、多いときには人口100万人を超えていたこともある巨大都市であるため、冒険者になってから広いトーキョーで迷子にならないよう、主要な役所やお店などの場所をタマキ先生自ら案内してくれるというわけである。
案内を受けるのが初めてとなる僕や栗林さん、瑞穂は真剣に先生の話を聞いて場所を覚えようとしていたが、上水流さんはこう言って不平を漏らした。
「タマキ先生、あたしこの案内って何度も受けたんだけど、どうしてあたしもついて行かなきゃならないわけ?」
「もえちゃんは何回教えても物覚えが悪くて、つい最近もセンターへの帰り道が分からなくなって迷子になったばかりじゃないの。いい加減、センターへの帰り方くらいちゃんと覚えて。さもないと、もえちゃんに『トーキョー迷子』ってあだ名をつけちゃうわよ」
タマキ先生はそう言って、『トーキョー迷子』を歌い始めた。
「そういえば、そんな歌ありましたね」
「きよたん、よく知ってるわね。そういうノリのいいところ、先生好きよ」
「もう、あたしが迷子になるたびにその歌聞かされて、聞き飽きたわよ! きよたんとダブルで歌うのは止めて!」
そんなやりとりを交わしながら、僕たちはトーキョー・シティーの主要な役所が集中している、『カスミが関』と呼ばれているトーキョーの中央地区、パーティーに死者が出てしまった場合やクラスチェンジの際に訪れる、トーキョーで最高権威の寺院とされるヤスクニ神社、冒険に必要な薬草、ポーションなどの品揃えが豊富な薬局『マツモトツヨシ』、冒険者御用達の武器や防具を多数取り揃えている『ドン・キオイデ』、冒険に必要な馬や馬車の販売、買い取りなどを行っている『ホース・オフ』などといったお店を見て回り、買い物も実際に経験してみた。
アマツでは、現代日本で普及しているようなスマホ決済、電子マネーなどはおろか、紙幣すらも普及しておらず、少額の取引では銅貨、かなり高額の取引では金貨や銅貨が使われている。
通貨の単位は『円』と『銭』の2種類があり、1円=100銭となっている。先生の感覚では、アマツの1円は日本の100円くらいの価値があるということなので、日本円との混同を避けるため、こちらでの通貨単位は以後『アマツ円』と呼ぶことにする。
その他、タマキ先生にとっては夫の連れ子にあたるコウ君が最高経営者を務め、先生も経営に関与しているというシブサワ銀行やその関連企業も見せてもらい、タマキ先生お気に入りのレストラン『リトル・トーキョー』で昼食となった。
・・・・・・面倒なので、お店の名前とかについての突っ込みは、ナシでお願いします。
名前のとおり、店内で『リトル・トーキョー』など、タマキ先生お気に入りの歌が流れている店内で、いつもよりちょっと豪華な外食を楽しんでいると、栗林さんが僕の服をちょっと引っ張って、僕に話しかけてきた。
「きよたかさん、ちょっとだけで良いから、2人だけでお話したいんです。一緒に来てくれませんか?」
「いいよ」
僕は、栗林さんに付いて行き、やがて店内のはずれにある、周囲に誰もいない場所へ着いた。実のところ、栗林さんからこういう話を持ちかけられたのは今回が初めてでは無く、概ね2日に1度くらいは二人きりで話す機会があるものの、良いムードになると栗林さんが急に例のやおい話を始めてしまい、結局何が言いたいのか分からずじまいといったことを繰り返していた。
どうせ、今日の話とやらもいつものアレだろうと思っていたのだが、今日の栗林さんは態度が違った。いつになく緊張しまくった表情で、深く深呼吸をすると、開口一番、僕にお辞儀をしてこう頼み込んできた。
「きよたかさん、今夜わたしと、一緒にお風呂へ入ってください!」
「・・・・・・一体どうしたの、栗林さん?」
「理由は後で話しますから、今は何も聞かずに、はいと言ってください!」
「その、栗林さんと一緒にお風呂へ入ること自体は、決して嫌じゃ無いんだけど、そんなことをしたら、僕の理性が・・・・・・」
「それは分かってます! 私と今夜、えっちなお風呂へ入ってください!」
栗林さんがそこまで覚悟しているなら、僕に断る理由は無かった。
「・・・・・・はい」
「ありがとうございます。きよたかさん、わがままを言ってすみません」
そう謝りながらも、栗林さんは笑顔になり、これで話は終わったということで、一緒に元の席へと戻ることになった。
「あれ? きよたん、みなみちゃん、二人で何の相談をしてたの?」
タマキ先生がそう尋ねると、栗林さんは顔を赤くして「先生には内緒です」と答えたものの、先生はその表情だけで概ね事情を察したのか、僕に「やったわね」という感じのアイコンタクトを送ってきた。
僕は、黙って頷くしか無かった。
午後もトーキョー・シティーの案内は続いたが、最盛期と異なり、人口が約10万人程度にまで減ってしまったトーキョーでは、ユーリコ知事の主導により、城壁内にあった空き家の大部分を取り壊し農地に転用する政策が採られているそうで、そのため市内には田園地帯となっている場所も見られた。その一方で、まだ残っている空き家がスラム街となっていたり、強くはないが飛行モンスターの住処となってしまっていたりする場所もあるということで、午後の案内は危険地帯に近寄らないように、というものが中心となった。
大体の場所は覚えられたほか、トーキョー・シティーの主な街路には案内板の類いがかなり充実しており、万一分からなくなっても交番に行けばセンターへの帰り道を案内してくれるということなので、広いとはいえこんな分かりやすい親切な町で、上水流さんはどうやったら迷子になれるのか内心不思議に思いつつ、この日の訓練はセンターに戻ってきた時点で終了となった。
そして夕食時、僕は瑞穂に事情を説明しようとしたところ、
「瑞穂、今夜のことなんだけど・・・・・・」
「みなみお姉ちゃんから話は聞いてるよ。頑張ってね、お兄ちゃん」
「・・・・・・瑞穂、全部分かってるの?」
「うん」
「なんか、瑞穂を裏切るようなことをして、申し訳ないんだけど・・・・・・」
「大丈夫だよ、お兄ちゃん。お兄ちゃんのお嫁さんが、1人じゃ足りないってことは最初から分かってるから。頑張って、みなみお姉ちゃんもゲットしてきてね」
「・・・・・・ありがとう」
こんな感じで、瑞穂に快く送り出されてしまった。瑞穂は物分かりが良すぎて、僕の頭は罪悪感でいっぱいになったが、栗林さんも同じパーティーの仲間となる以上、えっちに関して除け者にするわけには行かない。僕の愚息も、栗林さんへの期待で漲ってしまっている。もう後へは退けない。
◇◇◇◇◇◇
栗林さんとの約束の時間は、女子の入浴時間が終わり、男子の入浴時間が始まるとき。センターにいる男子は僕だけなので、僕がOKであれば、男子の入浴時間に女子を連れ込んでも良いことになっている。
僕が、浴場の入口前で、女子たちが浴場から上がってくるのを待っていると、やがて栗林さんがやってきた。
「き、きよたかさん、お待たせして申し訳ありません・・・・・・」
「大丈夫だよ、栗林さん。ちょうど、約束の時間ぴったりだから」
「で、でも、私の方からお誘いしたのに、きよたかさんをお待たせしてしまって・・・・・・」
「そんなことはいいから、一緒にお風呂入ろう」
僕がそう言うと、栗林さんは黙ってうなずき、僕と一緒に脱衣所へ入った。
「あの、きよたかさん。・・・・・・わたし、ここで浴衣を脱ぎますから、こっちを見ないでくださいね」
「どうして? 裸でお風呂に入るつもりなら、どっちみち見ちゃうと思うんだけど」
「それはそうですけど・・・・・・、きよたかさんに見られながら脱ぐのは、さすがに恥ずかしいんです。そもそも、お父さん以外の男の人の前で裸になるのは、初めてなので・・・・・・」
「分かった」
いかにも、栗林さんらしい初々しい反応だ。せっかく、初めての裸を僕に見せてくれるというのだから、細かいところは栗林さんの意思を尊重してあげよう。
僕は、栗林さんとは反対の方向を向いて、自分の浴衣を脱いだ。えっちなお風呂への期待から、僕の大事なものはギンギンに勃起してしまっているが、これはもう仕方が無い。既に、例の特別授業で見られたり触られたりしているわけだし。
とりあえず、えっちへの期待から気を紛らわせる意味も込めて、僕は栗林さんに声を書けてみた。
「栗林さん」
「は、はい、きよたかさん、何でしょう?」
声だけでも、栗林さんが相当に動揺しているのが分かる。
「どうして急に、僕と一緒にお風呂へ入るなんて言い出したの?」
「そ、それは・・・・・・、私の花嫁修業の一環で・・・・・・」
「花嫁修業?」
「わ、わたしがきよたかさんのパーティーに入るっていうことは、私がきよたかさんのお嫁さんになるわけですから、それで、お嫁さんはお風呂で、旦那様のお背中を流すじゃないですか。それで・・・・・・」
「そういうものなの?」
「ち、違うんですか!? わ、私のお母さんは、いつもお父さんと一緒にお風呂へ入って、お父さんの背中を流していましたけど・・・・・・」
「い、いや、仲の良い夫婦なら、そういうのも良いんじゃないかな」
ちなみに、僕の両親が一緒にお風呂へ入っているところを見たことは無かったが、そのことは敢えて言わないことにしておこう。
「そ、そうですよね! 私、お嫁さんになるのが夢だったんです! 日本では、病弱だった性でその夢は叶いませんでしたけど、ここでは、きよたかさんの良いお嫁さんになれるよう頑張ります! でも・・・・・・」
「でも?」
「私、きよたかさんのことが好きなのかどうか、自分でもよく分からないんです」
「え?」
「確かに、きよたかさんは良い人だと思いますし、私もきよたかさんを見ると、胸がどきどきしてくるんです。でも、それは私が、きよたかさんのことが好きだからそうなるのか、それとも私の近くにいる年頃の男性がきよたかさんだけだからそうなるのか、いまいち自信が持てなくて・・・・・・」
「ああ、それは僕も分かるような気がする。僕たち、出会ってからまだ1週間ちょっとしか経ってないんだもんね」
「それで私、コハルさんにどうすれば良いか相談したんです。そうしたら、コハルさんはきよたかさんと一緒にお風呂へ入ってみて、きよたかさんにえっちなことをされて私が気持ち良くなれれば、私がきよたかさんのことを好きってことなんですよって教えてくれたんです。女の子は、好きじゃない人からえっちなことをされても、気持ちよくなれないんだそうです」
「はあ」
「それに、コハルさんからもタマキ先生からも、きよたかさんに早くアプローチしなさいってせがまれてるんです。もう、瑞穂ちゃんはきよたかさんとえっちなことを始めているし、他の女の子もきよたかさんのことを狙っているし、ぐずぐずしているとパーティーに咥えてもらえず置いて行かれちゃうわよ、男の人な何だかんだ言っても、自分とえっちさせてくれる女の子を優先するものだからって・・・・・・」
「ああ、やっぱりそのあたりが原因だったんだ・・・・・・」
連日、タマキ先生からプレッシャーを掛けられ続けている上に、年下の瑞穂に先を越されたとなれば、栗林さんが焦るのも無理はない。
「じゃあ、そろそろお風呂入ろうね」
「はい。じゃあ、まずはきよたかさんの、お背中を流させて頂きます」
僕は、栗林さんの方を振り向くこと無く、そのまま浴場へ入り、栗林さんがその後へ続いた。ここで、栗林さんの裸を見てしまうと、僕が欲望を制御できなくなり、背中を流してもらうどころではなくなってしまいそうだったからだ。
そして、僕は栗林さんに、浴場のたわしで背中を洗ってもらったのだが、僕の内心はそれどころではない。後ろに一糸まとわぬ姿の栗林さんがいる、それだけで興奮しておかしくなってしまいそうだった。
やがて、栗林さんが僕の背中を洗い終わると、
「き、きよたかさん。今度は、前の方も、洗って差し上げますね」
「え、前の方も洗うの!?」
「ダメですか?」
「い、いや、ダメじゃ無いけど、そんなことをしたら・・・・・・」
僕が言い終わる前に、栗林さんが僕の司会に姿を現した。
長いつやつやの黒髪、上気して赤くなった顔、女の子らしく、柔らかそうな瑞々しい肌、そして程よい感じに膨らんだ、可愛らしいおっぱい、そしてちょっと濡れている、大事なところの可愛らしい割れ目。しかも、少しでも胸や大事なところを隠そうとしてもじもじしているところが、余計に僕の興奮を誘う。
「く、栗林さん、助けて!」
「え?」
「もう、興奮しすぎて射精を我慢できない! コハルさんに変なポーション飲まされたせいで、女の子に触ってもらわないと射精できなくなってるんだけど、もう射精したいんだけどポーションに邪魔されて、股間が痛くなっちゃってるんだ!」
「き、きよたかさん、私はどうすれば?」
「僕の横へ回って、少しだけでいいから僕のおちん○んを触って。たぶんそれだけで発射しちゃうと思うから、正面にいると栗林さんに精液が掛かっちゃうから!」
「・・・・・・は、はい、分かりました」
ぶるっ!! びゅるるるるるっ!! びしゃああああっ!
案の定、栗林さんに少し触ってもらっただけで、僕は風呂場の中に勢いよく精液を発射してしまった。
「ああ、やっちゃった・・・・・・」
「大丈夫です。男の人は、そういうことが必要なんだって分かっていますから。それより、私で気持ちよくなれましたか?」
「うん、気持ちよくなっていっぱい出ちゃった」
飛び散った精液を軽く洗い流した後、栗林さんは僕の身体の前側を丁寧に洗ってくれた。その表情は真剣そのもので、本当に花嫁修業をしているようだったが、それでも全裸の栗林さんが目の前にいて、しかも僕の身体を洗うのに集中しているせいか、お股の大事なところを隠そうともしない。そんな状況では、僕の愚息がまた激しく勃起してしまうのも、致し方ないところだった。
やがて、栗林さんが僕の股間を洗い始め、なぜか僕の股下をさぐるようにしながら、僕の陰嚢を丁寧に洗い始めた。
「く、栗林さん、そこは・・・・・・」
「どうしました? ここを触られると、痛いですか?」
「いや、痛いわけじゃ無いけど、そんなところを触られると、気持ち良すぎて、また射しちゃうかも・・・・・・」
「大丈夫ですよ。きよたかさん、いっぱい射してくださいね」
こうして、僕は栗林さんの手に導かれて、まもなく2度目の射精をしてしまった。
◇◇◇◇◇◇
「栗林さん、今度は僕が栗林さんの身体を洗っていい?」
「・・・・・・はい。よろしくお願いします」
こうして、僕は栗林さんの背中を洗い始めた。僕は真面目に洗っていたのだが、栗林さんは僕に身体を洗われながら、時々「ああん」「きゃうん」などと甘い声を漏らす。
「栗林さん、ひょっとしてくすぐったい?」
「あ、あの、くすぐったいというか、きよたかさんに触られていると思うと、なぜか感じてきちゃって・・・・・・」
そんなことを言われたら、僕も興奮してきてしまう。やがて、背中と腕を洗い終わり、僕はおそるおそる、栗林さんに尋ねた。
「栗林さん、前の方も洗っていい?」
「は、はい・・・・・・。よろしくお願いします」
栗林さんに許可をもらったので、僕は栗林さんの前に向き直る。恥ずかしそうに顔を赤らめた栗林さんの顔を、可愛らしいおっぱいを再び目にしたとき、僕の理性はついに弾け飛び、栗林さんにえっちなことをしたい衝動を抑えられなくなった。
「き、きよたかさん、洗ってくれるんじゃ無いんですか!?」
栗林さんの胸を揉みしだき始めた僕に、栗林さんが抗議の声を上げる。
「そんなこと言われても、こんなに可愛くてえっちな身体を見せられたら、これ以上我慢できないよ!」
「わ、わかりました・・・・・・。でも、私にえっちなことをするなら、せめて最初にキスをしてください・・・・・・」
栗林さんの懇願に、僕は少しだけ理性を取り戻し、一端胸を触るのを止めた。
「分かった。じゃあ、キスから始めるね」
「ど、どうぞ・・・・・・」
こうして、僕は栗林さんと、熱いキスを交わした。舌を絡ませながら、栗林さんの綺麗な髪を撫でたり、首筋を撫でたりすると、そのたびに栗林さんは気持ちよさそうな声を上げた。
「きよたかさん、ありがとうございます・・・・・・。私の胸、触ってもいいですよ」
栗林さんの許可が出たので、僕は改めて栗林さんの胸を触り始める。コハルさんに教わったとおり、感じやすそうなところを重点的に揉みしだき、やがて乳首を舐め始める。栗林さんは、まだ胸の刺激に慣れていないのか、触られるたびにビクンと初々しい反応をするが、胸への刺激を繰り返していると、栗林さんも徐々に甘い声を上げ始めた。
やがて、栗林さんが少し身体をもじもじさせながら、か細い声でおねだりしてきた。
「き、きよたかさん・・・・・・。そ、そろそろ、下の方もお願いします・・・・・・」
「分かった。でも、ここだとちょとやりにくいから、マットの方へ行こうか」
「は、はい・・・・・・」
僕は、マットが敷かれている『えっち場所』に栗林さんを連れて行き、そこで栗林さんを仰向けに寝かせた。
「き、きよたかさん、この態勢でいいですか・・・・・・?」
「うん、いいよ。気持ちよくしてあげるね」
僕は、栗林さんのお股を開かせて、股間の割れ目に舌を這わせた。
「き、きよたかさん、そんな汚いところを舐めるんですか!?」
「汚くないよ。舐めさせて」
僕が、栗林さんの股間を舐めると、栗林さんが激しく反応する。どうやら、ここがクリトリスのようだ。僕は、初めて味わう栗林さんのえっちなお汁を堪能しながら、膣口にも指を入れてみる。瑞穂よりは若干広いけど、まだ指一本を入れるのが精一杯だ。挿入は、後日のお楽しみにしておいた方が無難だろう。
「あ、ああん、らめれす・・・・・・」
栗林さんは、相当気持ち良くなっているらしく、すでに呂律が回らなくなっている。瑞穂のときと違って『アローズ』は掛けていないのに、瑞穂以上に最初から気持ちよくなれているということは、自分でも結構しちゃってるのかな?
それはともかく、栗林さんは快感が高まるにつれ、腰を浮かせたりして逃げようとするので、逃げられないよう僕は栗林さんの腰を掴み、クリトリスをさらに激しく舐める。
「ああ、ああああ~!」
栗林さんが、ひときわ高い嬌声を上げて、身体をビクビクっとさせた。股間からは、えっちなお汁が溢れてくる。無事にイケたようだ。
「栗林さん、次は僕も気持ちよくさせてもらうね」
僕はそう言って、既にギンギンに勃起したモノを、栗林さんの股間にあてがう。
「き、きよたかさん、それ・・・・・・、挿れちゃうんですか?」
栗林さんが、ちょっと怖がった様子で、おずおずとそう尋ねてくる。たぶん、僕のモノがあまりに大きいので、挿れられるのが怖いのだろう。
「いや、たぶんまだ入らないだろうから、擦り合わせるだけ。無理なことはしないから」
僕はそう言って、滾った自分のモノを栗林さんの股間に擦りつけた。別に挿入しなくても、今の僕にとってはこれだけでも気持ち良い。少なくとも、栗林さんのえっちな姿と喘ぎ声で、再び射精衝動がこみ上げてきた僕のモノを満足させるには十分だった。
ぶるっ! びゅるるるるるっ!
間もなく、僕は3度目の射精で、栗林さんの身体を穢してしまった。
◇◇◇◇◇◇
これ以上身体の洗いっこをすると、またえっちをしたくなってしまいそうなので、僕と栗林さんはそれぞれ自分の身体を自分で洗い、一緒に湯舟へ入った。
「き、きよたかさん・・・・・・」
栗林さんが、頬を赤らめながら、僕に話し掛けてくる。
「何?」
「わ、私の身体、どうでしたか・・・・・・?」
「どうって?」
「そ、その・・・・・・。きよたかさんは、以前私のことを、すごく可愛いって言ってくれたじゃないですか。でも、そのときの私は、コハルさんお勧めの、可愛くてえっちな巫女服を着ていたときです。今のように、巫女服を着ていない裸の姿でも、きよたかさんは私を可愛いと思ってくれますか?」
「もちろん、すごく可愛いよ。身体も綺麗で柔らかくて、まるで全身で僕を誘惑しているみたいな感じ」
「でも、その・・・・・・、胸はあんまり無いですし、ちょっと左右の位置がずれているような感じもしますし、変じゃないですか?」
「全然変じゃないよ。とても可愛いおっぱいで、僕の好みだよ。それに、左右の位置がずれていると言っても本当に微々たるものだし、完璧に左右の胸が整っている女性なんてまずいないから、その程度なら全然気にする必要ないよ。それより、僕からも栗林さんに聞きたいことがあるんだけど」
「は、はい、何でしょうか?」
「僕と、初めてえっちなことをしてみて、気持ちよくなれた? 僕のことを、少しは好きになれそう?」
僕がそう尋ねると、栗林さんは若干意外そうな顔をして、こう答えてきた。
「あの、私、きよたかさんのことは大好きですよ? きよたかさんとのえっちも、すごく気持ちよかったです・・・・・・」
「でも、さっきは、僕のことを好きかどうか自信がないとか言ってたけど・・・・・・」
「私、そんなこと言いましたっけ?」
きょとんとした顔で聞き返してくる栗林さんに、僕は心の中で思わずずっこけた。
「確かに言ってたよ! 僕のことを好きだからドキドキするのか、それとも身近な男性が僕しかいないからドキドキするだけなのか自信が無いって!」
「ああ、ええと、もうそんな迷いは無いです! 私は、きよたかさんのことが大好きで、きよたかさんでないとダメなんです! それより、きよたかさん・・・・・・」
「何?」
「・・・・・・きよたかさんは、私のことどう思っていますか? 私のこと、好きになってくれていますか?」
栗林さんが、真剣な表情で僕に問いかける。ここは、真面目に答えなくては。
「ぼ、僕としてはね・・・・・・。栗林さんとは一目会ったときから、ものすごく可愛い、僕のお嫁さんにしていっぱいえっちなことをしたいっていう欲望が先走っちゃって、今日ついにえっちなことをしちゃったわけだけど・・・・・・、単純に考えれば、栗林さんのことが好きだ、ほとんど一目惚れでしたって答えればいいのかも知れないけど、まだ僕は栗林さんのことをそんなに深く知らず、ほとんど見た目だけで判断しちゃってるわけだし、しかも僕には栗林さんだけじゃなくて瑞穂もいるわけだから、そんな僕に、栗林さんのことを好きって言える資格があるのかなあって・・・・・・」
僕がそう答えると、栗林さんはクスリと笑って、
「そんなに気にしなくてもいいですよ。要するにきよたかさんは、私のことも瑞穂ちゃんのことも大好きなんですね? 瑞穂ちゃんのことは分かっていますし、男の人はそういうものだってタマキ先生から教わっていますから、大丈夫ですよ。それに、私も瑞穂ちゃんのことは大好きですから」
「そ、そうなんだ、栗林さん、ありがとう・・・・・・」
「それよりきよたかさん、その呼び方なんですけど・・・・・・」
「呼び方?」
「そろそろ、私のことは他人行儀な『栗林さん』では無くて、みなみって名前の方で呼んでもらえませんか?」
「ああ、そのこと?」
「たしか、私のことを名字で呼ぶのは、恋人でもないのに名前で呼ぶのは気が引けるっていうような理由でしたよね? でも、私ときよたかさんは、お互いにえっちなことをしてもいい関係なんですから、そろそろ名前で呼んで欲しいです・・・・・・」
「わ、わかった。え、えーと、それじゃあ、・・・・・・み、みなみちゃん?」
「はい、きよたかさん」
「みなみちゃんと、またえっちがしたいです」
「ま、またですか!? さっきしたばかりなのに?」
「その、原因はよく分からないけど、今の僕は日本にいた頃より性欲がものすごく強くなっちゃって、さっきくらいじゃ全然足りなくて・・・・・・。それに、実はさっきから、みなみちゃんと一緒に裸でお風呂に入っているというだけでムラムラしてきちゃってるし、えっちなことをしてもいい関係とか言われたり、みなみちゃんって呼んだりするだけで、もうさっきの続きがしたくて・・・・・・」
「そ、そうなんですか・・・・・・」
栗林さんは、顔を赤らめながらそう言って、僕に唇を近づけてきた。僕はそのまま、湯舟の中で栗林さんと熱いキスを交わし、そのままえっちに突入した。
いや、もうこれからは「栗林さん」ではなく、「みなみちゃん」と呼ぶことにしよう。
◇◇◇◇◇◇
みなみちゃんは、キスが特に大好きということなので、この夜はみなみちゃんと何十回もキスをした。もちろん、キスだけでは無く、みなみちゃんの胸や大事なところを何度も舐め、身体中のいろんなところを触り、感じやすいところを探した。
みなみちゃんは、僕とのえっちで何度も絶頂に達し、僕も素股で何度も射精した。さすがに二人とも疲れてきたので、今夜は僕の部屋で一緒に寝ようということになった。
「きよたかさん。その・・・・・・名槍清隆丸さんはまだお元気そうですけど、もっとえっちしなくて大丈夫ですか?」
僕と同じベッドで寝ているみなみちゃんが、僕を気遣ってそんなことを聞いてきた。ちなみに、僕もみなみちゃんも一応浴衣は着ているが、先ほど浴室でたっぷりえっちした仲なので、勃起して浴衣の外にはみ出してしまっている僕の愚息も、特に隠したりはしていない。
「いや、例のオナニー防止ポーションを飲まされてから、いくら気持ちよくしてもらっても小さくならないんだ。今はもう、出すものはないって状態だから問題ないけど、たぶん翌朝になったら、2~3回くらいしたくなっちゃうと思うから、そのときはよろしく」
「はい。こちらこそ、不束者ですが、よろしくお願いします・・・・・・」
「みなみちゃん、何となくお嫁さんに来たときの挨拶みたいだね」
「お嫁さんみたいというか、ほぼお嫁さんそのものだと思いますけど・・・・・・。きよたかさん、私はきよたかさんのお嫁さんとして、合格ですか?」
「それはもう、花丸を付けたくなるくらいの合格だよ。これからもよろしくね、みなみちゃん」
「はい。よろしくお願いします。ところで、きよたかさん?」
「何?」
「その、明日の夜は、私と瑞穂ちゃんのどちらがいいですか?」
・・・・・・いずれ来るとは思っていたけど、一番答えにくい質問が来たか。
「瑞穂とは、どんな話になってるの?」
「瑞穂ちゃんとは、二人ともきよたかさんを独り占めしないという約束はしていますけど、夜のお供はきよたかさんの好みもあるので、相手はきよたかさんに決めてもらうということになっています」
そう言って、僕を見つめてくるみなみちゃんの目は、明らかに「どうか私を選んでください」と訴えていた。
僕は、一呼吸置いてから、あらかじめ考えていた答えを口にした。
「えーとね、みなみちゃんは確かにとても可愛くて、僕の好みでもあるんだけど、僕としては瑞穂も大事な妹兼お嫁さんみたいなもので、同じパーティーの仲間にもなるわけだから、出来れば二人とも平等に可愛がってあげたいんだ。だから、一日交替で、明日は瑞穂、明後日はみなみちゃんって感じでお願いします」
「・・・・・・何というか、きよたかさんらしい答えですね。予想の範囲内ではありましたけど、私を選んでくれれば、もうこれからは一人でしなくて済むかなって、ちょっと期待しちゃいました」
みなみちゃんが、ちょっと残念そうに感想を漏らした。しかし、すぐに自分が恥ずかしい告白をしてしまったことに気づいたらしく、
「ち、違うんです、きよたかさん! 私が、最近一人でしちゃうようになったのは、このアマツではパンツが無くて、アンダーヘアも無いからお股がスースーしちゃって、しかも毎日えっちなお話を聞かされるから、夜になってやることが無くなると、自然に手がいけない場所に伸びるようになってしまっただけで・・・・・・。間違っても、日本では小さい頃からえっちなBL本を楽しむようになって、小学6年生くらいの頃からBL本を読みながらお股をいじるようになって、それだけが人生唯一の楽しみだったなんてことはありませんから!」
パニックに陥った挙げ句、聞いてもいない日本での性事情まで勝手に自白してしまうみなみちゃん。
「別に、女の子のオナニーは悪いことじゃないから、気にしなくていいよ。それに、触ったときの反応から、たぶんしてるなって察しは付いてたし」
「さ、触っただけでそんなこと分かっちゃうんですか!?」
「うん。瑞穂は、初めてクリトリスを触ったとき、いかにも初めて触られるって感じでビクンって震えてたけど、みなみちゃんは最初から気持ちよさそうな反応だったから、たぶんある程度自分でも触ってるんだろうなって」
「うう、きよたかさん、意地悪です・・・・・・」
「ごめんごめん」
「でも、きよたかさん、信じてください! 私が、毎晩するようになっちゃったのは、きよたかさんに『ずごくえっちしたい』って言われてからのことで、日本にいた頃は、せいぜい週に1回くらいで・・・・・・、それに、もえちゃんみたいに激しいことはしてませんから!」
「大丈夫! みなみちゃんは正直というか、嘘をつくのがものすごく苦手な子だってよく分かったから! 僕は、みなみちゃんの言うことをいちいち疑ったりしないから! それより、僕が聞いてもいないオナニー事情を勝手に暴露して自爆するのは、もうそのくらいにしておこうよ! もちろん、みなみちゃんがそういうことを話したいのなら、いくらでも聞いてあげるけど・・・・・・」
「オナニー事情って、きゃあああっ! 私、気がついたらきよたかさんに、自分からものすごく恥ずかしい話をしちゃいました! すみません、きよたかさん! 今の話は、聞かなかったことにしてください!」
「ごめん、僕にはものすごくインパクトのある話だったんで、全部聞かなかったことにして僕の記憶から消去することはさすがに出来ないけど、今みなみちゃんから聞いた話は、絶対誰にも話さないよ。二人だけの秘密ってことにしておこう」
「は、はい、分かりました・・・・・・。でも、今の話を聞いて、私のことえっちな女の子だと思って、嫌いになりませんでしたか?」
「全然。むしろ、僕が『えっちしたい』って言ったときから、みなみちゃんも僕のことを意識してくれたんだなって分かって、すごく嬉しかった。僕としては、今まであの告白は大失敗だと思っていたから」
「そ、そうですか・・・・・・。嬉しかったんですか・・・・・・。男の人って、そういう話を聞くのが嬉しいんですか?」
「それはもう、自分の好きな女の子が、実は自分のことを想って毎晩オナニーしてたなんて聞かされたら、それは相思相愛だったってことだから、当然喜んじゃうよ」
僕の答えを聞いて、みなみちゃん顔を真っ赤にしながらも、嬉しそうな顔をした。良い雰囲気になったので、眠る前にみなみちゃんとキスをして、もう1回くらい軽くえっちしようかと僕が思い始めたところ、みなみちゃんは意外な方向に話を振ってきた。
「ところで、きよたかさん。少し、聞きたいことがあるんですけど・・・・・・」
「何? みなみちゃん」
「きよたかさんの『やおい穴』って、どこにあるんですか?」
「はあ!?」
僕は、思わず聞き返してしまった。そもそも質問の意味が分からない。
「・・・・・・? きよたかさんには、『やおい穴』は無いんですか?」
「無いも何も、そもそも『やおい穴』って何? そんなの、聞いたこと無いよ!」
「ですから、『やおい穴』っていうのは、男の人同士でえっちするとき、受け役の子についている穴のことで、女性器ではないんですけど、その穴に挿入されて射精されると、妊娠してしまうという・・・・・・」
「現実の男性には、そんな穴は無いよ! そんな穴が実際にあると思い込むなんて、BL本の読み過ぎだよ!」
「でも、やおい穴が無いとすると、男の人同士でえっちするときには、どうやってえっちするんですか?」
僕は、思わず頭を抱えた。『そんなこと知るか!』って一喝しようかとも思ったが、これから自分の大事なお嫁さんになるみなみちゃんが、真剣極まりない表情で聞いてくるので、仕方なく、僕が知っている限りのことを話すことにした。
「僕には、そういう趣味は無いから詳しいことは知らないけど、たぶんお尻の穴に挿入するのが一般的じゃないかな」
・・・・・・僕は、男同士の同性愛については全くの素人だし興味も無いので、「それ以外の方法もある」などという類いの突っ込みはご遠慮願います。
「お、お尻の穴にですか? ・・・・・・そんなところに入れたら、汚くないですか?」
「もちろん、そういう問題はあるよ。昔は日本でも、将軍や大名といった偉い人は美少年を小姓として侍らせて、お尻の穴でご主人様にご奉仕する風習があったから、そういう役目を果たす小姓たちは、事に及ぶ前にお尻の穴を十分綺麗に洗っておいたり、事の最中におならをしたりしないよう、芋とかおならの出やすい食べ物を控えるとか、かなり入念な準備が必要だったらしいよ」
「将軍や大名って、・・・・・・例えば、どんな人ですか?」
「有名な例を挙げれば、織田信長と森蘭丸とか」
ちなみに、織田信長と森蘭丸は、日本だけで無くこのアマツでも歴史上重要な役割を果たしており、二人ともアマツでは日本以上に英雄視されている人物らしいんだけど、話の本筋から外れてしまうので、今回は割愛する。
・・・・・・そもそも、今の話の本筋って何だって気もするけど。
「織田信長さんと森蘭丸さんですか! お二人がどんな関係だったのか、とても興味深いです! でも、男の人って、お尻の穴に挿入されて、気持ちよくなれるんですか?」
「・・・・・・僕も詳しくは知らないけど、最初は指を入れるとかして徐々に慣らしていけば、それなりに気持ちよくなれるらしいよ。男性だけじゃなく女性も、普通のえっちに飽きてきたりすると、お尻の穴に挿れてもらってえっちする人もいるらしいし」
「お、女の子でも、赤ちゃんの穴じゃ無くてお尻の穴でえっちする人がいるんですか・・・・・・」
「僕は、あまりそういう方面に詳しくないけど、たぶん両方使うんじゃないかな。前の穴とお尻の穴の両方を刺激されて、2倍気持ち良くなるとか・・・・・・。でも、それ以上詳しいことは僕には分からないから、どうしても聞きたいならコハルさんあたりに聞いて!」
何となくだけど、あの人ならそういう方面の知識もありそうな気がする。
「そうですか。分かりました・・・・・・」
みなみちゃんは、残念そうにそう呟いてようやくやおい話を終えたが、せっかくの良い雰囲気が興ざめしてしまったので、追加のえっちは止めてそのまま眠りについた。
もっとも、翌朝には裸同然の姿で眠っていたみなみちゃんに僕が欲情してしまい、朝えっちで僕が3回も射精して、その後浴場で急いで身体を洗ったものの、二人とも訓練の準備が開始ギリギリになってしまった。
・・・・・・これからは、朝えっちでの射精は、2回までにしておこう。
(第11話に続く)
今日の訓練は、タマキ先生によるトーキョー・シティーの案内だった。
冒険者として活躍するには、トーキョー・シティーで色んなお店を利用したり、役所で事務手続きをしたりすることも必要になるが、巨大な城壁に囲まれたトーキョー・シティーは、多いときには人口100万人を超えていたこともある巨大都市であるため、冒険者になってから広いトーキョーで迷子にならないよう、主要な役所やお店などの場所をタマキ先生自ら案内してくれるというわけである。
案内を受けるのが初めてとなる僕や栗林さん、瑞穂は真剣に先生の話を聞いて場所を覚えようとしていたが、上水流さんはこう言って不平を漏らした。
「タマキ先生、あたしこの案内って何度も受けたんだけど、どうしてあたしもついて行かなきゃならないわけ?」
「もえちゃんは何回教えても物覚えが悪くて、つい最近もセンターへの帰り道が分からなくなって迷子になったばかりじゃないの。いい加減、センターへの帰り方くらいちゃんと覚えて。さもないと、もえちゃんに『トーキョー迷子』ってあだ名をつけちゃうわよ」
タマキ先生はそう言って、『トーキョー迷子』を歌い始めた。
「そういえば、そんな歌ありましたね」
「きよたん、よく知ってるわね。そういうノリのいいところ、先生好きよ」
「もう、あたしが迷子になるたびにその歌聞かされて、聞き飽きたわよ! きよたんとダブルで歌うのは止めて!」
そんなやりとりを交わしながら、僕たちはトーキョー・シティーの主要な役所が集中している、『カスミが関』と呼ばれているトーキョーの中央地区、パーティーに死者が出てしまった場合やクラスチェンジの際に訪れる、トーキョーで最高権威の寺院とされるヤスクニ神社、冒険に必要な薬草、ポーションなどの品揃えが豊富な薬局『マツモトツヨシ』、冒険者御用達の武器や防具を多数取り揃えている『ドン・キオイデ』、冒険に必要な馬や馬車の販売、買い取りなどを行っている『ホース・オフ』などといったお店を見て回り、買い物も実際に経験してみた。
アマツでは、現代日本で普及しているようなスマホ決済、電子マネーなどはおろか、紙幣すらも普及しておらず、少額の取引では銅貨、かなり高額の取引では金貨や銅貨が使われている。
通貨の単位は『円』と『銭』の2種類があり、1円=100銭となっている。先生の感覚では、アマツの1円は日本の100円くらいの価値があるということなので、日本円との混同を避けるため、こちらでの通貨単位は以後『アマツ円』と呼ぶことにする。
その他、タマキ先生にとっては夫の連れ子にあたるコウ君が最高経営者を務め、先生も経営に関与しているというシブサワ銀行やその関連企業も見せてもらい、タマキ先生お気に入りのレストラン『リトル・トーキョー』で昼食となった。
・・・・・・面倒なので、お店の名前とかについての突っ込みは、ナシでお願いします。
名前のとおり、店内で『リトル・トーキョー』など、タマキ先生お気に入りの歌が流れている店内で、いつもよりちょっと豪華な外食を楽しんでいると、栗林さんが僕の服をちょっと引っ張って、僕に話しかけてきた。
「きよたかさん、ちょっとだけで良いから、2人だけでお話したいんです。一緒に来てくれませんか?」
「いいよ」
僕は、栗林さんに付いて行き、やがて店内のはずれにある、周囲に誰もいない場所へ着いた。実のところ、栗林さんからこういう話を持ちかけられたのは今回が初めてでは無く、概ね2日に1度くらいは二人きりで話す機会があるものの、良いムードになると栗林さんが急に例のやおい話を始めてしまい、結局何が言いたいのか分からずじまいといったことを繰り返していた。
どうせ、今日の話とやらもいつものアレだろうと思っていたのだが、今日の栗林さんは態度が違った。いつになく緊張しまくった表情で、深く深呼吸をすると、開口一番、僕にお辞儀をしてこう頼み込んできた。
「きよたかさん、今夜わたしと、一緒にお風呂へ入ってください!」
「・・・・・・一体どうしたの、栗林さん?」
「理由は後で話しますから、今は何も聞かずに、はいと言ってください!」
「その、栗林さんと一緒にお風呂へ入ること自体は、決して嫌じゃ無いんだけど、そんなことをしたら、僕の理性が・・・・・・」
「それは分かってます! 私と今夜、えっちなお風呂へ入ってください!」
栗林さんがそこまで覚悟しているなら、僕に断る理由は無かった。
「・・・・・・はい」
「ありがとうございます。きよたかさん、わがままを言ってすみません」
そう謝りながらも、栗林さんは笑顔になり、これで話は終わったということで、一緒に元の席へと戻ることになった。
「あれ? きよたん、みなみちゃん、二人で何の相談をしてたの?」
タマキ先生がそう尋ねると、栗林さんは顔を赤くして「先生には内緒です」と答えたものの、先生はその表情だけで概ね事情を察したのか、僕に「やったわね」という感じのアイコンタクトを送ってきた。
僕は、黙って頷くしか無かった。
午後もトーキョー・シティーの案内は続いたが、最盛期と異なり、人口が約10万人程度にまで減ってしまったトーキョーでは、ユーリコ知事の主導により、城壁内にあった空き家の大部分を取り壊し農地に転用する政策が採られているそうで、そのため市内には田園地帯となっている場所も見られた。その一方で、まだ残っている空き家がスラム街となっていたり、強くはないが飛行モンスターの住処となってしまっていたりする場所もあるということで、午後の案内は危険地帯に近寄らないように、というものが中心となった。
大体の場所は覚えられたほか、トーキョー・シティーの主な街路には案内板の類いがかなり充実しており、万一分からなくなっても交番に行けばセンターへの帰り道を案内してくれるということなので、広いとはいえこんな分かりやすい親切な町で、上水流さんはどうやったら迷子になれるのか内心不思議に思いつつ、この日の訓練はセンターに戻ってきた時点で終了となった。
そして夕食時、僕は瑞穂に事情を説明しようとしたところ、
「瑞穂、今夜のことなんだけど・・・・・・」
「みなみお姉ちゃんから話は聞いてるよ。頑張ってね、お兄ちゃん」
「・・・・・・瑞穂、全部分かってるの?」
「うん」
「なんか、瑞穂を裏切るようなことをして、申し訳ないんだけど・・・・・・」
「大丈夫だよ、お兄ちゃん。お兄ちゃんのお嫁さんが、1人じゃ足りないってことは最初から分かってるから。頑張って、みなみお姉ちゃんもゲットしてきてね」
「・・・・・・ありがとう」
こんな感じで、瑞穂に快く送り出されてしまった。瑞穂は物分かりが良すぎて、僕の頭は罪悪感でいっぱいになったが、栗林さんも同じパーティーの仲間となる以上、えっちに関して除け者にするわけには行かない。僕の愚息も、栗林さんへの期待で漲ってしまっている。もう後へは退けない。
◇◇◇◇◇◇
栗林さんとの約束の時間は、女子の入浴時間が終わり、男子の入浴時間が始まるとき。センターにいる男子は僕だけなので、僕がOKであれば、男子の入浴時間に女子を連れ込んでも良いことになっている。
僕が、浴場の入口前で、女子たちが浴場から上がってくるのを待っていると、やがて栗林さんがやってきた。
「き、きよたかさん、お待たせして申し訳ありません・・・・・・」
「大丈夫だよ、栗林さん。ちょうど、約束の時間ぴったりだから」
「で、でも、私の方からお誘いしたのに、きよたかさんをお待たせしてしまって・・・・・・」
「そんなことはいいから、一緒にお風呂入ろう」
僕がそう言うと、栗林さんは黙ってうなずき、僕と一緒に脱衣所へ入った。
「あの、きよたかさん。・・・・・・わたし、ここで浴衣を脱ぎますから、こっちを見ないでくださいね」
「どうして? 裸でお風呂に入るつもりなら、どっちみち見ちゃうと思うんだけど」
「それはそうですけど・・・・・・、きよたかさんに見られながら脱ぐのは、さすがに恥ずかしいんです。そもそも、お父さん以外の男の人の前で裸になるのは、初めてなので・・・・・・」
「分かった」
いかにも、栗林さんらしい初々しい反応だ。せっかく、初めての裸を僕に見せてくれるというのだから、細かいところは栗林さんの意思を尊重してあげよう。
僕は、栗林さんとは反対の方向を向いて、自分の浴衣を脱いだ。えっちなお風呂への期待から、僕の大事なものはギンギンに勃起してしまっているが、これはもう仕方が無い。既に、例の特別授業で見られたり触られたりしているわけだし。
とりあえず、えっちへの期待から気を紛らわせる意味も込めて、僕は栗林さんに声を書けてみた。
「栗林さん」
「は、はい、きよたかさん、何でしょう?」
声だけでも、栗林さんが相当に動揺しているのが分かる。
「どうして急に、僕と一緒にお風呂へ入るなんて言い出したの?」
「そ、それは・・・・・・、私の花嫁修業の一環で・・・・・・」
「花嫁修業?」
「わ、わたしがきよたかさんのパーティーに入るっていうことは、私がきよたかさんのお嫁さんになるわけですから、それで、お嫁さんはお風呂で、旦那様のお背中を流すじゃないですか。それで・・・・・・」
「そういうものなの?」
「ち、違うんですか!? わ、私のお母さんは、いつもお父さんと一緒にお風呂へ入って、お父さんの背中を流していましたけど・・・・・・」
「い、いや、仲の良い夫婦なら、そういうのも良いんじゃないかな」
ちなみに、僕の両親が一緒にお風呂へ入っているところを見たことは無かったが、そのことは敢えて言わないことにしておこう。
「そ、そうですよね! 私、お嫁さんになるのが夢だったんです! 日本では、病弱だった性でその夢は叶いませんでしたけど、ここでは、きよたかさんの良いお嫁さんになれるよう頑張ります! でも・・・・・・」
「でも?」
「私、きよたかさんのことが好きなのかどうか、自分でもよく分からないんです」
「え?」
「確かに、きよたかさんは良い人だと思いますし、私もきよたかさんを見ると、胸がどきどきしてくるんです。でも、それは私が、きよたかさんのことが好きだからそうなるのか、それとも私の近くにいる年頃の男性がきよたかさんだけだからそうなるのか、いまいち自信が持てなくて・・・・・・」
「ああ、それは僕も分かるような気がする。僕たち、出会ってからまだ1週間ちょっとしか経ってないんだもんね」
「それで私、コハルさんにどうすれば良いか相談したんです。そうしたら、コハルさんはきよたかさんと一緒にお風呂へ入ってみて、きよたかさんにえっちなことをされて私が気持ち良くなれれば、私がきよたかさんのことを好きってことなんですよって教えてくれたんです。女の子は、好きじゃない人からえっちなことをされても、気持ちよくなれないんだそうです」
「はあ」
「それに、コハルさんからもタマキ先生からも、きよたかさんに早くアプローチしなさいってせがまれてるんです。もう、瑞穂ちゃんはきよたかさんとえっちなことを始めているし、他の女の子もきよたかさんのことを狙っているし、ぐずぐずしているとパーティーに咥えてもらえず置いて行かれちゃうわよ、男の人な何だかんだ言っても、自分とえっちさせてくれる女の子を優先するものだからって・・・・・・」
「ああ、やっぱりそのあたりが原因だったんだ・・・・・・」
連日、タマキ先生からプレッシャーを掛けられ続けている上に、年下の瑞穂に先を越されたとなれば、栗林さんが焦るのも無理はない。
「じゃあ、そろそろお風呂入ろうね」
「はい。じゃあ、まずはきよたかさんの、お背中を流させて頂きます」
僕は、栗林さんの方を振り向くこと無く、そのまま浴場へ入り、栗林さんがその後へ続いた。ここで、栗林さんの裸を見てしまうと、僕が欲望を制御できなくなり、背中を流してもらうどころではなくなってしまいそうだったからだ。
そして、僕は栗林さんに、浴場のたわしで背中を洗ってもらったのだが、僕の内心はそれどころではない。後ろに一糸まとわぬ姿の栗林さんがいる、それだけで興奮しておかしくなってしまいそうだった。
やがて、栗林さんが僕の背中を洗い終わると、
「き、きよたかさん。今度は、前の方も、洗って差し上げますね」
「え、前の方も洗うの!?」
「ダメですか?」
「い、いや、ダメじゃ無いけど、そんなことをしたら・・・・・・」
僕が言い終わる前に、栗林さんが僕の司会に姿を現した。
長いつやつやの黒髪、上気して赤くなった顔、女の子らしく、柔らかそうな瑞々しい肌、そして程よい感じに膨らんだ、可愛らしいおっぱい、そしてちょっと濡れている、大事なところの可愛らしい割れ目。しかも、少しでも胸や大事なところを隠そうとしてもじもじしているところが、余計に僕の興奮を誘う。
「く、栗林さん、助けて!」
「え?」
「もう、興奮しすぎて射精を我慢できない! コハルさんに変なポーション飲まされたせいで、女の子に触ってもらわないと射精できなくなってるんだけど、もう射精したいんだけどポーションに邪魔されて、股間が痛くなっちゃってるんだ!」
「き、きよたかさん、私はどうすれば?」
「僕の横へ回って、少しだけでいいから僕のおちん○んを触って。たぶんそれだけで発射しちゃうと思うから、正面にいると栗林さんに精液が掛かっちゃうから!」
「・・・・・・は、はい、分かりました」
ぶるっ!! びゅるるるるるっ!! びしゃああああっ!
案の定、栗林さんに少し触ってもらっただけで、僕は風呂場の中に勢いよく精液を発射してしまった。
「ああ、やっちゃった・・・・・・」
「大丈夫です。男の人は、そういうことが必要なんだって分かっていますから。それより、私で気持ちよくなれましたか?」
「うん、気持ちよくなっていっぱい出ちゃった」
飛び散った精液を軽く洗い流した後、栗林さんは僕の身体の前側を丁寧に洗ってくれた。その表情は真剣そのもので、本当に花嫁修業をしているようだったが、それでも全裸の栗林さんが目の前にいて、しかも僕の身体を洗うのに集中しているせいか、お股の大事なところを隠そうともしない。そんな状況では、僕の愚息がまた激しく勃起してしまうのも、致し方ないところだった。
やがて、栗林さんが僕の股間を洗い始め、なぜか僕の股下をさぐるようにしながら、僕の陰嚢を丁寧に洗い始めた。
「く、栗林さん、そこは・・・・・・」
「どうしました? ここを触られると、痛いですか?」
「いや、痛いわけじゃ無いけど、そんなところを触られると、気持ち良すぎて、また射しちゃうかも・・・・・・」
「大丈夫ですよ。きよたかさん、いっぱい射してくださいね」
こうして、僕は栗林さんの手に導かれて、まもなく2度目の射精をしてしまった。
◇◇◇◇◇◇
「栗林さん、今度は僕が栗林さんの身体を洗っていい?」
「・・・・・・はい。よろしくお願いします」
こうして、僕は栗林さんの背中を洗い始めた。僕は真面目に洗っていたのだが、栗林さんは僕に身体を洗われながら、時々「ああん」「きゃうん」などと甘い声を漏らす。
「栗林さん、ひょっとしてくすぐったい?」
「あ、あの、くすぐったいというか、きよたかさんに触られていると思うと、なぜか感じてきちゃって・・・・・・」
そんなことを言われたら、僕も興奮してきてしまう。やがて、背中と腕を洗い終わり、僕はおそるおそる、栗林さんに尋ねた。
「栗林さん、前の方も洗っていい?」
「は、はい・・・・・・。よろしくお願いします」
栗林さんに許可をもらったので、僕は栗林さんの前に向き直る。恥ずかしそうに顔を赤らめた栗林さんの顔を、可愛らしいおっぱいを再び目にしたとき、僕の理性はついに弾け飛び、栗林さんにえっちなことをしたい衝動を抑えられなくなった。
「き、きよたかさん、洗ってくれるんじゃ無いんですか!?」
栗林さんの胸を揉みしだき始めた僕に、栗林さんが抗議の声を上げる。
「そんなこと言われても、こんなに可愛くてえっちな身体を見せられたら、これ以上我慢できないよ!」
「わ、わかりました・・・・・・。でも、私にえっちなことをするなら、せめて最初にキスをしてください・・・・・・」
栗林さんの懇願に、僕は少しだけ理性を取り戻し、一端胸を触るのを止めた。
「分かった。じゃあ、キスから始めるね」
「ど、どうぞ・・・・・・」
こうして、僕は栗林さんと、熱いキスを交わした。舌を絡ませながら、栗林さんの綺麗な髪を撫でたり、首筋を撫でたりすると、そのたびに栗林さんは気持ちよさそうな声を上げた。
「きよたかさん、ありがとうございます・・・・・・。私の胸、触ってもいいですよ」
栗林さんの許可が出たので、僕は改めて栗林さんの胸を触り始める。コハルさんに教わったとおり、感じやすそうなところを重点的に揉みしだき、やがて乳首を舐め始める。栗林さんは、まだ胸の刺激に慣れていないのか、触られるたびにビクンと初々しい反応をするが、胸への刺激を繰り返していると、栗林さんも徐々に甘い声を上げ始めた。
やがて、栗林さんが少し身体をもじもじさせながら、か細い声でおねだりしてきた。
「き、きよたかさん・・・・・・。そ、そろそろ、下の方もお願いします・・・・・・」
「分かった。でも、ここだとちょとやりにくいから、マットの方へ行こうか」
「は、はい・・・・・・」
僕は、マットが敷かれている『えっち場所』に栗林さんを連れて行き、そこで栗林さんを仰向けに寝かせた。
「き、きよたかさん、この態勢でいいですか・・・・・・?」
「うん、いいよ。気持ちよくしてあげるね」
僕は、栗林さんのお股を開かせて、股間の割れ目に舌を這わせた。
「き、きよたかさん、そんな汚いところを舐めるんですか!?」
「汚くないよ。舐めさせて」
僕が、栗林さんの股間を舐めると、栗林さんが激しく反応する。どうやら、ここがクリトリスのようだ。僕は、初めて味わう栗林さんのえっちなお汁を堪能しながら、膣口にも指を入れてみる。瑞穂よりは若干広いけど、まだ指一本を入れるのが精一杯だ。挿入は、後日のお楽しみにしておいた方が無難だろう。
「あ、ああん、らめれす・・・・・・」
栗林さんは、相当気持ち良くなっているらしく、すでに呂律が回らなくなっている。瑞穂のときと違って『アローズ』は掛けていないのに、瑞穂以上に最初から気持ちよくなれているということは、自分でも結構しちゃってるのかな?
それはともかく、栗林さんは快感が高まるにつれ、腰を浮かせたりして逃げようとするので、逃げられないよう僕は栗林さんの腰を掴み、クリトリスをさらに激しく舐める。
「ああ、ああああ~!」
栗林さんが、ひときわ高い嬌声を上げて、身体をビクビクっとさせた。股間からは、えっちなお汁が溢れてくる。無事にイケたようだ。
「栗林さん、次は僕も気持ちよくさせてもらうね」
僕はそう言って、既にギンギンに勃起したモノを、栗林さんの股間にあてがう。
「き、きよたかさん、それ・・・・・・、挿れちゃうんですか?」
栗林さんが、ちょっと怖がった様子で、おずおずとそう尋ねてくる。たぶん、僕のモノがあまりに大きいので、挿れられるのが怖いのだろう。
「いや、たぶんまだ入らないだろうから、擦り合わせるだけ。無理なことはしないから」
僕はそう言って、滾った自分のモノを栗林さんの股間に擦りつけた。別に挿入しなくても、今の僕にとってはこれだけでも気持ち良い。少なくとも、栗林さんのえっちな姿と喘ぎ声で、再び射精衝動がこみ上げてきた僕のモノを満足させるには十分だった。
ぶるっ! びゅるるるるるっ!
間もなく、僕は3度目の射精で、栗林さんの身体を穢してしまった。
◇◇◇◇◇◇
これ以上身体の洗いっこをすると、またえっちをしたくなってしまいそうなので、僕と栗林さんはそれぞれ自分の身体を自分で洗い、一緒に湯舟へ入った。
「き、きよたかさん・・・・・・」
栗林さんが、頬を赤らめながら、僕に話し掛けてくる。
「何?」
「わ、私の身体、どうでしたか・・・・・・?」
「どうって?」
「そ、その・・・・・・。きよたかさんは、以前私のことを、すごく可愛いって言ってくれたじゃないですか。でも、そのときの私は、コハルさんお勧めの、可愛くてえっちな巫女服を着ていたときです。今のように、巫女服を着ていない裸の姿でも、きよたかさんは私を可愛いと思ってくれますか?」
「もちろん、すごく可愛いよ。身体も綺麗で柔らかくて、まるで全身で僕を誘惑しているみたいな感じ」
「でも、その・・・・・・、胸はあんまり無いですし、ちょっと左右の位置がずれているような感じもしますし、変じゃないですか?」
「全然変じゃないよ。とても可愛いおっぱいで、僕の好みだよ。それに、左右の位置がずれていると言っても本当に微々たるものだし、完璧に左右の胸が整っている女性なんてまずいないから、その程度なら全然気にする必要ないよ。それより、僕からも栗林さんに聞きたいことがあるんだけど」
「は、はい、何でしょうか?」
「僕と、初めてえっちなことをしてみて、気持ちよくなれた? 僕のことを、少しは好きになれそう?」
僕がそう尋ねると、栗林さんは若干意外そうな顔をして、こう答えてきた。
「あの、私、きよたかさんのことは大好きですよ? きよたかさんとのえっちも、すごく気持ちよかったです・・・・・・」
「でも、さっきは、僕のことを好きかどうか自信がないとか言ってたけど・・・・・・」
「私、そんなこと言いましたっけ?」
きょとんとした顔で聞き返してくる栗林さんに、僕は心の中で思わずずっこけた。
「確かに言ってたよ! 僕のことを好きだからドキドキするのか、それとも身近な男性が僕しかいないからドキドキするだけなのか自信が無いって!」
「ああ、ええと、もうそんな迷いは無いです! 私は、きよたかさんのことが大好きで、きよたかさんでないとダメなんです! それより、きよたかさん・・・・・・」
「何?」
「・・・・・・きよたかさんは、私のことどう思っていますか? 私のこと、好きになってくれていますか?」
栗林さんが、真剣な表情で僕に問いかける。ここは、真面目に答えなくては。
「ぼ、僕としてはね・・・・・・。栗林さんとは一目会ったときから、ものすごく可愛い、僕のお嫁さんにしていっぱいえっちなことをしたいっていう欲望が先走っちゃって、今日ついにえっちなことをしちゃったわけだけど・・・・・・、単純に考えれば、栗林さんのことが好きだ、ほとんど一目惚れでしたって答えればいいのかも知れないけど、まだ僕は栗林さんのことをそんなに深く知らず、ほとんど見た目だけで判断しちゃってるわけだし、しかも僕には栗林さんだけじゃなくて瑞穂もいるわけだから、そんな僕に、栗林さんのことを好きって言える資格があるのかなあって・・・・・・」
僕がそう答えると、栗林さんはクスリと笑って、
「そんなに気にしなくてもいいですよ。要するにきよたかさんは、私のことも瑞穂ちゃんのことも大好きなんですね? 瑞穂ちゃんのことは分かっていますし、男の人はそういうものだってタマキ先生から教わっていますから、大丈夫ですよ。それに、私も瑞穂ちゃんのことは大好きですから」
「そ、そうなんだ、栗林さん、ありがとう・・・・・・」
「それよりきよたかさん、その呼び方なんですけど・・・・・・」
「呼び方?」
「そろそろ、私のことは他人行儀な『栗林さん』では無くて、みなみって名前の方で呼んでもらえませんか?」
「ああ、そのこと?」
「たしか、私のことを名字で呼ぶのは、恋人でもないのに名前で呼ぶのは気が引けるっていうような理由でしたよね? でも、私ときよたかさんは、お互いにえっちなことをしてもいい関係なんですから、そろそろ名前で呼んで欲しいです・・・・・・」
「わ、わかった。え、えーと、それじゃあ、・・・・・・み、みなみちゃん?」
「はい、きよたかさん」
「みなみちゃんと、またえっちがしたいです」
「ま、またですか!? さっきしたばかりなのに?」
「その、原因はよく分からないけど、今の僕は日本にいた頃より性欲がものすごく強くなっちゃって、さっきくらいじゃ全然足りなくて・・・・・・。それに、実はさっきから、みなみちゃんと一緒に裸でお風呂に入っているというだけでムラムラしてきちゃってるし、えっちなことをしてもいい関係とか言われたり、みなみちゃんって呼んだりするだけで、もうさっきの続きがしたくて・・・・・・」
「そ、そうなんですか・・・・・・」
栗林さんは、顔を赤らめながらそう言って、僕に唇を近づけてきた。僕はそのまま、湯舟の中で栗林さんと熱いキスを交わし、そのままえっちに突入した。
いや、もうこれからは「栗林さん」ではなく、「みなみちゃん」と呼ぶことにしよう。
◇◇◇◇◇◇
みなみちゃんは、キスが特に大好きということなので、この夜はみなみちゃんと何十回もキスをした。もちろん、キスだけでは無く、みなみちゃんの胸や大事なところを何度も舐め、身体中のいろんなところを触り、感じやすいところを探した。
みなみちゃんは、僕とのえっちで何度も絶頂に達し、僕も素股で何度も射精した。さすがに二人とも疲れてきたので、今夜は僕の部屋で一緒に寝ようということになった。
「きよたかさん。その・・・・・・名槍清隆丸さんはまだお元気そうですけど、もっとえっちしなくて大丈夫ですか?」
僕と同じベッドで寝ているみなみちゃんが、僕を気遣ってそんなことを聞いてきた。ちなみに、僕もみなみちゃんも一応浴衣は着ているが、先ほど浴室でたっぷりえっちした仲なので、勃起して浴衣の外にはみ出してしまっている僕の愚息も、特に隠したりはしていない。
「いや、例のオナニー防止ポーションを飲まされてから、いくら気持ちよくしてもらっても小さくならないんだ。今はもう、出すものはないって状態だから問題ないけど、たぶん翌朝になったら、2~3回くらいしたくなっちゃうと思うから、そのときはよろしく」
「はい。こちらこそ、不束者ですが、よろしくお願いします・・・・・・」
「みなみちゃん、何となくお嫁さんに来たときの挨拶みたいだね」
「お嫁さんみたいというか、ほぼお嫁さんそのものだと思いますけど・・・・・・。きよたかさん、私はきよたかさんのお嫁さんとして、合格ですか?」
「それはもう、花丸を付けたくなるくらいの合格だよ。これからもよろしくね、みなみちゃん」
「はい。よろしくお願いします。ところで、きよたかさん?」
「何?」
「その、明日の夜は、私と瑞穂ちゃんのどちらがいいですか?」
・・・・・・いずれ来るとは思っていたけど、一番答えにくい質問が来たか。
「瑞穂とは、どんな話になってるの?」
「瑞穂ちゃんとは、二人ともきよたかさんを独り占めしないという約束はしていますけど、夜のお供はきよたかさんの好みもあるので、相手はきよたかさんに決めてもらうということになっています」
そう言って、僕を見つめてくるみなみちゃんの目は、明らかに「どうか私を選んでください」と訴えていた。
僕は、一呼吸置いてから、あらかじめ考えていた答えを口にした。
「えーとね、みなみちゃんは確かにとても可愛くて、僕の好みでもあるんだけど、僕としては瑞穂も大事な妹兼お嫁さんみたいなもので、同じパーティーの仲間にもなるわけだから、出来れば二人とも平等に可愛がってあげたいんだ。だから、一日交替で、明日は瑞穂、明後日はみなみちゃんって感じでお願いします」
「・・・・・・何というか、きよたかさんらしい答えですね。予想の範囲内ではありましたけど、私を選んでくれれば、もうこれからは一人でしなくて済むかなって、ちょっと期待しちゃいました」
みなみちゃんが、ちょっと残念そうに感想を漏らした。しかし、すぐに自分が恥ずかしい告白をしてしまったことに気づいたらしく、
「ち、違うんです、きよたかさん! 私が、最近一人でしちゃうようになったのは、このアマツではパンツが無くて、アンダーヘアも無いからお股がスースーしちゃって、しかも毎日えっちなお話を聞かされるから、夜になってやることが無くなると、自然に手がいけない場所に伸びるようになってしまっただけで・・・・・・。間違っても、日本では小さい頃からえっちなBL本を楽しむようになって、小学6年生くらいの頃からBL本を読みながらお股をいじるようになって、それだけが人生唯一の楽しみだったなんてことはありませんから!」
パニックに陥った挙げ句、聞いてもいない日本での性事情まで勝手に自白してしまうみなみちゃん。
「別に、女の子のオナニーは悪いことじゃないから、気にしなくていいよ。それに、触ったときの反応から、たぶんしてるなって察しは付いてたし」
「さ、触っただけでそんなこと分かっちゃうんですか!?」
「うん。瑞穂は、初めてクリトリスを触ったとき、いかにも初めて触られるって感じでビクンって震えてたけど、みなみちゃんは最初から気持ちよさそうな反応だったから、たぶんある程度自分でも触ってるんだろうなって」
「うう、きよたかさん、意地悪です・・・・・・」
「ごめんごめん」
「でも、きよたかさん、信じてください! 私が、毎晩するようになっちゃったのは、きよたかさんに『ずごくえっちしたい』って言われてからのことで、日本にいた頃は、せいぜい週に1回くらいで・・・・・・、それに、もえちゃんみたいに激しいことはしてませんから!」
「大丈夫! みなみちゃんは正直というか、嘘をつくのがものすごく苦手な子だってよく分かったから! 僕は、みなみちゃんの言うことをいちいち疑ったりしないから! それより、僕が聞いてもいないオナニー事情を勝手に暴露して自爆するのは、もうそのくらいにしておこうよ! もちろん、みなみちゃんがそういうことを話したいのなら、いくらでも聞いてあげるけど・・・・・・」
「オナニー事情って、きゃあああっ! 私、気がついたらきよたかさんに、自分からものすごく恥ずかしい話をしちゃいました! すみません、きよたかさん! 今の話は、聞かなかったことにしてください!」
「ごめん、僕にはものすごくインパクトのある話だったんで、全部聞かなかったことにして僕の記憶から消去することはさすがに出来ないけど、今みなみちゃんから聞いた話は、絶対誰にも話さないよ。二人だけの秘密ってことにしておこう」
「は、はい、分かりました・・・・・・。でも、今の話を聞いて、私のことえっちな女の子だと思って、嫌いになりませんでしたか?」
「全然。むしろ、僕が『えっちしたい』って言ったときから、みなみちゃんも僕のことを意識してくれたんだなって分かって、すごく嬉しかった。僕としては、今まであの告白は大失敗だと思っていたから」
「そ、そうですか・・・・・・。嬉しかったんですか・・・・・・。男の人って、そういう話を聞くのが嬉しいんですか?」
「それはもう、自分の好きな女の子が、実は自分のことを想って毎晩オナニーしてたなんて聞かされたら、それは相思相愛だったってことだから、当然喜んじゃうよ」
僕の答えを聞いて、みなみちゃん顔を真っ赤にしながらも、嬉しそうな顔をした。良い雰囲気になったので、眠る前にみなみちゃんとキスをして、もう1回くらい軽くえっちしようかと僕が思い始めたところ、みなみちゃんは意外な方向に話を振ってきた。
「ところで、きよたかさん。少し、聞きたいことがあるんですけど・・・・・・」
「何? みなみちゃん」
「きよたかさんの『やおい穴』って、どこにあるんですか?」
「はあ!?」
僕は、思わず聞き返してしまった。そもそも質問の意味が分からない。
「・・・・・・? きよたかさんには、『やおい穴』は無いんですか?」
「無いも何も、そもそも『やおい穴』って何? そんなの、聞いたこと無いよ!」
「ですから、『やおい穴』っていうのは、男の人同士でえっちするとき、受け役の子についている穴のことで、女性器ではないんですけど、その穴に挿入されて射精されると、妊娠してしまうという・・・・・・」
「現実の男性には、そんな穴は無いよ! そんな穴が実際にあると思い込むなんて、BL本の読み過ぎだよ!」
「でも、やおい穴が無いとすると、男の人同士でえっちするときには、どうやってえっちするんですか?」
僕は、思わず頭を抱えた。『そんなこと知るか!』って一喝しようかとも思ったが、これから自分の大事なお嫁さんになるみなみちゃんが、真剣極まりない表情で聞いてくるので、仕方なく、僕が知っている限りのことを話すことにした。
「僕には、そういう趣味は無いから詳しいことは知らないけど、たぶんお尻の穴に挿入するのが一般的じゃないかな」
・・・・・・僕は、男同士の同性愛については全くの素人だし興味も無いので、「それ以外の方法もある」などという類いの突っ込みはご遠慮願います。
「お、お尻の穴にですか? ・・・・・・そんなところに入れたら、汚くないですか?」
「もちろん、そういう問題はあるよ。昔は日本でも、将軍や大名といった偉い人は美少年を小姓として侍らせて、お尻の穴でご主人様にご奉仕する風習があったから、そういう役目を果たす小姓たちは、事に及ぶ前にお尻の穴を十分綺麗に洗っておいたり、事の最中におならをしたりしないよう、芋とかおならの出やすい食べ物を控えるとか、かなり入念な準備が必要だったらしいよ」
「将軍や大名って、・・・・・・例えば、どんな人ですか?」
「有名な例を挙げれば、織田信長と森蘭丸とか」
ちなみに、織田信長と森蘭丸は、日本だけで無くこのアマツでも歴史上重要な役割を果たしており、二人ともアマツでは日本以上に英雄視されている人物らしいんだけど、話の本筋から外れてしまうので、今回は割愛する。
・・・・・・そもそも、今の話の本筋って何だって気もするけど。
「織田信長さんと森蘭丸さんですか! お二人がどんな関係だったのか、とても興味深いです! でも、男の人って、お尻の穴に挿入されて、気持ちよくなれるんですか?」
「・・・・・・僕も詳しくは知らないけど、最初は指を入れるとかして徐々に慣らしていけば、それなりに気持ちよくなれるらしいよ。男性だけじゃなく女性も、普通のえっちに飽きてきたりすると、お尻の穴に挿れてもらってえっちする人もいるらしいし」
「お、女の子でも、赤ちゃんの穴じゃ無くてお尻の穴でえっちする人がいるんですか・・・・・・」
「僕は、あまりそういう方面に詳しくないけど、たぶん両方使うんじゃないかな。前の穴とお尻の穴の両方を刺激されて、2倍気持ち良くなるとか・・・・・・。でも、それ以上詳しいことは僕には分からないから、どうしても聞きたいならコハルさんあたりに聞いて!」
何となくだけど、あの人ならそういう方面の知識もありそうな気がする。
「そうですか。分かりました・・・・・・」
みなみちゃんは、残念そうにそう呟いてようやくやおい話を終えたが、せっかくの良い雰囲気が興ざめしてしまったので、追加のえっちは止めてそのまま眠りについた。
もっとも、翌朝には裸同然の姿で眠っていたみなみちゃんに僕が欲情してしまい、朝えっちで僕が3回も射精して、その後浴場で急いで身体を洗ったものの、二人とも訓練の準備が開始ギリギリになってしまった。
・・・・・・これからは、朝えっちでの射精は、2回までにしておこう。
(第11話に続く)
0
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説


少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる