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序章

かめ、動揺する

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 書斎しょさいに入った瞬間、3人の色男イケメンたちに取り囲まれたあたしは、激しく動揺どうようした。
 
 エッ、これはどういうこと?

 おびえて身をちぢめたあたしは、視線の先に居る公爵家こうしゃくけの当主をあおぎ見た。
 だけど逆光ぎゃっこうを背に神々こうごうしく鎮座ちんざしている青年は、1ミリも微動びどうだにしなかったわ。

 わーん!
 頼りにできない!!

 あたしの胸中を知りもしないで、ジリジリと間合まあいをめてくる男たち。

 こ、怖い・・・。
 あたしはこれから、どうなってしまうの⁉
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