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両片想い
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「この陥没してる乳首、なんか鉄平の気持ちみたい」
「へっ?」
小さく笑いながら、タップするように触れる。
「早く感じさせたくて、あの手この手で引っ張り出そうとしても、全然出ようとしない。だけどこうやって優しく入念に触ったり、舌先でくりくりして時間をかけたら、小さな蕾が膨らんで出てくるんだ。こうやって」
大きくなったそれを口に含むなり、吸いながら軽く噛む。
「いっ、……」
噛まれて痛いはずなのに、その痛みでさえも快感に塗り替えられてしまう。吸われるたびに一切触れられていない俺自身から、涙のように卑猥な汁が溢れ出た。
「いつもより感度がいいのは、酔っぱらってるせい? それとも俺に気持ちを告げたせい?」
「あ……はっ…ぁ、知ってるく、せに」
脇腹の肌をなぞる指を、思わず握りしめて止めてしまった。
「言わないと分からない」
「愛してるって言ったろ」
「他にも言いたいことがあるだろ?」
三日月の形をした壮馬の瞳がぐっと近づいてきて、顔の前で止まる。俺自身と壮馬の大きくなったモノが、一瞬だけぬるっと触れた。
「っあ!」
「ちゃんと、おねだりしないとあげない」
滴り落ちる滴の滑りを利用して、互いのモノをゆっくりと擦り合わせる。
あからさまに煽る壮馬の行為に、そのまま乗っかるのは正直なところ嫌だったが、破裂しそうなくらいに高まっている俺自身に、そんな余裕はなかった。
「やぁっあっ…そんな刺激じゃ、ぅっ、嫌だ。壮馬の大きぃのがほしい」
「嫌だと言いながらも細い腰を淫らに動かして、俺のに擦りつけていたくせに?」
口ではそんなことを言いつつも、俺の言うことを聞いて後孔にあてがう。
「ぁんっ、もぉ、早くいれてっ…。壮馬の愛にっ、満たされたぃ」
左右の膝裏を持ち上げながら、分け入るように挿いってくる壮馬のモノは大きいだけじゃなく、いつもより熱があるように思えた。その感覚を己の躰の中に感じるだけで、どうにかなってしまいそうだった。
「あ……っは…ぁ、ん…っも…だめっ!」
「へっ?」
小さく笑いながら、タップするように触れる。
「早く感じさせたくて、あの手この手で引っ張り出そうとしても、全然出ようとしない。だけどこうやって優しく入念に触ったり、舌先でくりくりして時間をかけたら、小さな蕾が膨らんで出てくるんだ。こうやって」
大きくなったそれを口に含むなり、吸いながら軽く噛む。
「いっ、……」
噛まれて痛いはずなのに、その痛みでさえも快感に塗り替えられてしまう。吸われるたびに一切触れられていない俺自身から、涙のように卑猥な汁が溢れ出た。
「いつもより感度がいいのは、酔っぱらってるせい? それとも俺に気持ちを告げたせい?」
「あ……はっ…ぁ、知ってるく、せに」
脇腹の肌をなぞる指を、思わず握りしめて止めてしまった。
「言わないと分からない」
「愛してるって言ったろ」
「他にも言いたいことがあるだろ?」
三日月の形をした壮馬の瞳がぐっと近づいてきて、顔の前で止まる。俺自身と壮馬の大きくなったモノが、一瞬だけぬるっと触れた。
「っあ!」
「ちゃんと、おねだりしないとあげない」
滴り落ちる滴の滑りを利用して、互いのモノをゆっくりと擦り合わせる。
あからさまに煽る壮馬の行為に、そのまま乗っかるのは正直なところ嫌だったが、破裂しそうなくらいに高まっている俺自身に、そんな余裕はなかった。
「やぁっあっ…そんな刺激じゃ、ぅっ、嫌だ。壮馬の大きぃのがほしい」
「嫌だと言いながらも細い腰を淫らに動かして、俺のに擦りつけていたくせに?」
口ではそんなことを言いつつも、俺の言うことを聞いて後孔にあてがう。
「ぁんっ、もぉ、早くいれてっ…。壮馬の愛にっ、満たされたぃ」
左右の膝裏を持ち上げながら、分け入るように挿いってくる壮馬のモノは大きいだけじゃなく、いつもより熱があるように思えた。その感覚を己の躰の中に感じるだけで、どうにかなってしまいそうだった。
「あ……っは…ぁ、ん…っも…だめっ!」
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