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ぐったりした僕を見た浩司兄ちゃんは、ボックスティッシュから手早くティッシュを数枚引き抜き、お腹の汚れた部分を丁寧に拭いてくれる。
「あ……ありがと」
「バテるには、まだ早いからな」
手にしたティッシュを床に放り投げたと思ったら、僕の躰を難なく抱き締め、くるりと反転させた。浩司兄ちゃんのが挿入されている状態だというのに、簡単にやってのけたことに、驚きを隠せない。
「バックから龍の奥の奥を、ガンガン責めてやる。俺のがさっきよりも深くぶっ刺さって、気がおかしくなるかもしれないけどな!」
背後から覆いかぶさり、僕の耳元に顔を寄せた浩司兄ちゃん。少しだけ掠れた艶っぽい声が、鼓膜にイヤラしく貼りついた。しかも空いた片手が胸の飾りを摘み、感じさせるように捏ねくりまわす。
「うぅっ、気がおかしくなるなんて、そんなの嫌だよ」
「しかもイったばかりの龍のをゴシゴシ扱きながら、これでもかと貫いてやる。メスイキしてみせろよ」
反対の手が僕自身を掴み、ゆっくりスライドした。セリフどおりにもっと激しくゴシゴシするかと思っていたので、ちょっだけ安心した途端に。
パンパンパンっ!
「ひっ!」
肌と肌がぶつかる音が部屋に響き渡る。浩司兄ちゃんのゆったりとした手の動きと、激しい腰の動きがリンクしていないせいで、なんだか変な気分だった。
「ひゃっ…ああんっ、はげしっ!」
容赦なくナカを擦られ、浩司兄ちゃんの先端が奥にぶつかるたびに、下半身全部が蕩けそうになる。
だけど物足りなさを感じさせる動きをする、僕自身を握りしめる浩司兄ちゃんの手。緩く握りしめているのもあり、余計にもどかしさがあった。
「ぁあ、あっ…んッ」
どうにも堪らなくなった僕は、右手を浩司兄ちゃんの手の上に被せ、力を込めて握りしめる。
「おいおい、そんなことしたら、龍のナカがさらに締まって、俺がイっちゃうだろ」
そんなことを言ったクセに、浩司兄ちゃんの口調は明らかに余裕のあるもので、なんか悔しくなった。
「いっ、イって。あっあっあっ…僕で感じてたくさんっ、中にだしてぇっ」
(感じすぎるのが怖いと思っているのに、一度あの快感を覚えてしまったら、どうしても追いかけてしまう)
「浩司っ兄ちゃんをっ……うっ、僕がイカ、せるっんんッ」
喘ぎ声をあげすぎて、ところどころ掠れた。だけど宣言どおりに、僕が浩司兄ちゃんを絶頂させるべく、大きな手に被せた自身の手の動きを激しいものにしながら、ストロークをあげるとともに、みずから腰を前後に動かして、ナカをぎゅぎゅっと意識的に締める。
「大好きな龍にそんなことされたら、くっ、余裕が……ああっ、持たない」
浩司兄ちゃんがグラインドする腰の動きが、より一層激しくなった。与えられる快感を貪欲に追いかけた僕は、はしたなくヨダレを垂らしながら、同じように腰を前後させる。
「んん゛っ、くる゛ぅ…あんッ、あ゛うっ、くる、きちゃ…う゛ぅッッ、うああぁっ!」
尿道がなにかに押し開かれたと同時に、勢いよくバスタオル目がけて放出した。同じように浩司兄ちゃんも僕のナカで大きく弾けて、躰を何度も痙攣させる。
「龍のビクビク、マジで俺のを締めあげてっ! くうぅっ…吸い尽くされた感じ……」
「か、躰が痺れ、てっ……動けな、ぃ」
「めちゃくちゃ潮噴いたもんな。そんなに良かったんだ?」
浩司兄ちゃんは、バスタオルの濡れたところを避けるように、僕をベッドの上に横たえさせてくれた。
「だってさっき。怜司に襲われたときは、おあずけくらってそのままだったし」
「それな! アイツ自分だけイって、龍を放置するなんて酷いヤツ」
「俺がなんだって?」
ノックもなしに部屋に入ってきた怜司。僕らの姿を見て、おもしろくなさそうにむくれた。
「あ……ありがと」
「バテるには、まだ早いからな」
手にしたティッシュを床に放り投げたと思ったら、僕の躰を難なく抱き締め、くるりと反転させた。浩司兄ちゃんのが挿入されている状態だというのに、簡単にやってのけたことに、驚きを隠せない。
「バックから龍の奥の奥を、ガンガン責めてやる。俺のがさっきよりも深くぶっ刺さって、気がおかしくなるかもしれないけどな!」
背後から覆いかぶさり、僕の耳元に顔を寄せた浩司兄ちゃん。少しだけ掠れた艶っぽい声が、鼓膜にイヤラしく貼りついた。しかも空いた片手が胸の飾りを摘み、感じさせるように捏ねくりまわす。
「うぅっ、気がおかしくなるなんて、そんなの嫌だよ」
「しかもイったばかりの龍のをゴシゴシ扱きながら、これでもかと貫いてやる。メスイキしてみせろよ」
反対の手が僕自身を掴み、ゆっくりスライドした。セリフどおりにもっと激しくゴシゴシするかと思っていたので、ちょっだけ安心した途端に。
パンパンパンっ!
「ひっ!」
肌と肌がぶつかる音が部屋に響き渡る。浩司兄ちゃんのゆったりとした手の動きと、激しい腰の動きがリンクしていないせいで、なんだか変な気分だった。
「ひゃっ…ああんっ、はげしっ!」
容赦なくナカを擦られ、浩司兄ちゃんの先端が奥にぶつかるたびに、下半身全部が蕩けそうになる。
だけど物足りなさを感じさせる動きをする、僕自身を握りしめる浩司兄ちゃんの手。緩く握りしめているのもあり、余計にもどかしさがあった。
「ぁあ、あっ…んッ」
どうにも堪らなくなった僕は、右手を浩司兄ちゃんの手の上に被せ、力を込めて握りしめる。
「おいおい、そんなことしたら、龍のナカがさらに締まって、俺がイっちゃうだろ」
そんなことを言ったクセに、浩司兄ちゃんの口調は明らかに余裕のあるもので、なんか悔しくなった。
「いっ、イって。あっあっあっ…僕で感じてたくさんっ、中にだしてぇっ」
(感じすぎるのが怖いと思っているのに、一度あの快感を覚えてしまったら、どうしても追いかけてしまう)
「浩司っ兄ちゃんをっ……うっ、僕がイカ、せるっんんッ」
喘ぎ声をあげすぎて、ところどころ掠れた。だけど宣言どおりに、僕が浩司兄ちゃんを絶頂させるべく、大きな手に被せた自身の手の動きを激しいものにしながら、ストロークをあげるとともに、みずから腰を前後に動かして、ナカをぎゅぎゅっと意識的に締める。
「大好きな龍にそんなことされたら、くっ、余裕が……ああっ、持たない」
浩司兄ちゃんがグラインドする腰の動きが、より一層激しくなった。与えられる快感を貪欲に追いかけた僕は、はしたなくヨダレを垂らしながら、同じように腰を前後させる。
「んん゛っ、くる゛ぅ…あんッ、あ゛うっ、くる、きちゃ…う゛ぅッッ、うああぁっ!」
尿道がなにかに押し開かれたと同時に、勢いよくバスタオル目がけて放出した。同じように浩司兄ちゃんも僕のナカで大きく弾けて、躰を何度も痙攣させる。
「龍のビクビク、マジで俺のを締めあげてっ! くうぅっ…吸い尽くされた感じ……」
「か、躰が痺れ、てっ……動けな、ぃ」
「めちゃくちゃ潮噴いたもんな。そんなに良かったんだ?」
浩司兄ちゃんは、バスタオルの濡れたところを避けるように、僕をベッドの上に横たえさせてくれた。
「だってさっき。怜司に襲われたときは、おあずけくらってそのままだったし」
「それな! アイツ自分だけイって、龍を放置するなんて酷いヤツ」
「俺がなんだって?」
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