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第1話
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「起きなさい!朝ごはんが出来たわよ」
そう言って母が私を起こしに来た。
久々に見た母の姿に懐かしくて思わず涙が出てきた。すると母が
「ほらもう学校いかないとでしょ!
どうしたの?なんで泣いてるの?嫌なことでもあったの?」
私は涙を拭って
「なんでもない。ただ怖い夢をみただけなんだ。」
と言う。すると母は少し困った顔で
「もうー!びっくりさせないでよね。
とにかくなんにもないならよかったわ。」
そう言った。
本当に神様ありがとうございます。こんなにも懐かしくて優しい記憶、
人生を与えて下さって。私はこれから精一杯生きて行きたいと思います。どうか見守っていてください。
そんなことを思いつつ、学校の支度をする。母と父と朝ごはんを食べていると、
父が言った。
「そういえば陽司、今日は発現式の日だったな。がんばりなさい。私たちはおまえがどんなスキルだとしてもいいから気にせず楽しんできなさい。」
—え?スキル?発現式?なんだそれ
「発現式?」
「ああ、お前のスキルとステータスを調べて適正検査をすることだよ。そんなの常識だろ?なんだ陽司今日はいつもと様子が違うな?緊張してるのか?なんてな!」
「もう、お父さんったら。あんまり陽司のことからかわないであげてね。」
「ははっ、すまんすまん」
「っ!じゃあもう学校あるからいくね」
そう言って急いで学校に向かった。
どういうことだ。なんだよスキルとかステータスとかって漫画の世界じゃあるまいし、ここは元の世界じゃないのか?
混乱しながら通学路を歩いて行った。
そう言って母が私を起こしに来た。
久々に見た母の姿に懐かしくて思わず涙が出てきた。すると母が
「ほらもう学校いかないとでしょ!
どうしたの?なんで泣いてるの?嫌なことでもあったの?」
私は涙を拭って
「なんでもない。ただ怖い夢をみただけなんだ。」
と言う。すると母は少し困った顔で
「もうー!びっくりさせないでよね。
とにかくなんにもないならよかったわ。」
そう言った。
本当に神様ありがとうございます。こんなにも懐かしくて優しい記憶、
人生を与えて下さって。私はこれから精一杯生きて行きたいと思います。どうか見守っていてください。
そんなことを思いつつ、学校の支度をする。母と父と朝ごはんを食べていると、
父が言った。
「そういえば陽司、今日は発現式の日だったな。がんばりなさい。私たちはおまえがどんなスキルだとしてもいいから気にせず楽しんできなさい。」
—え?スキル?発現式?なんだそれ
「発現式?」
「ああ、お前のスキルとステータスを調べて適正検査をすることだよ。そんなの常識だろ?なんだ陽司今日はいつもと様子が違うな?緊張してるのか?なんてな!」
「もう、お父さんったら。あんまり陽司のことからかわないであげてね。」
「ははっ、すまんすまん」
「っ!じゃあもう学校あるからいくね」
そう言って急いで学校に向かった。
どういうことだ。なんだよスキルとかステータスとかって漫画の世界じゃあるまいし、ここは元の世界じゃないのか?
混乱しながら通学路を歩いて行った。
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