66 / 68
二人の恋路を守れ!王子の試練と恋敵の出会い!?
しおりを挟む
あらすじ:学校で最弱魔法使いのオズワルドはひょんな事がきっかけで最強魔法少女グリンディアの従者となりグリンディアはオズワルド家に居候している。
そんな中でオズワルドは幼馴染のエルフィールに自分には許嫁がいると打ち明けられ、それが気になったオズワルドとグリンディアは王都に情報収集に来ている。
王都の一角、静かな食堂で、エリオット王子から相談を持ちかけられたオズワルドとグリンディアは、食事をしながらその話に耳を傾けていた。オズワルドはエリオット王子の頼みをすぐに引き受けようとしたが、隣に座るグリンディアが慌てて止めに入った。
「待て、オズワルド…はやまるでない」
「なぜですか?困っている人は助けてあげるべきでしょう」オズワルドは真面目な顔で答える。
「魚心あれば水心というじゃろ?まずは相手の出方を見るのが肝要じゃ」
そのやり取りを聞いていたエリオット王子は、にこりと微笑み、静かに口を開いた。
「報酬の話だね。実は、協力してくれるなら100万マニーを準備しようと考えていたんだ。」
グリンディアは目を丸くしつつも、大げさに手を振りながら笑った。
「そんな大金はいらんよ、もっとお手軽なものでええんじゃ」
そこでオズワルドがエリオットにこっそり耳打ちする。
「グリンディア様は、美味しい物に目がないんです」
「そうか…わかった!協力してくれたら、この街で一番美味しいと評判の高級レストランで、フルコースディナーを二人にごちそうしようじゃないか。」
その言葉を聞いた途端、グリンディアはぱっと顔を輝かせた。
「乗った!それと、今ここでの食事もついでにご馳走してほしいなぁ♪」
「…わかったよ」エリオットは苦笑しながらも承諾する。
食事が進むにつれ、グリンディアは肉や魚をたらふく食べてご機嫌に。
腹が満たされた頃、彼女はようやく本題に戻った。
「さてと、まずは王子様実力を見てから作戦を考えるかのう」
エリオット王子は少し照れくさそうに、
「王子様、という呼び方は少し恥ずかしいな。エリオットと呼んでほしい」と答えた。
グリンディアは首をかしげつつも、「わかった、エリオット殿」と快諾する。
「では…エリオット様で」とオズワルドも敬意を込めて呼びかけた。
グリンディアは指で輪を作り、その中からじっとエリオットを覗き込み、魔力の値を測り始めた。
エリオット王子はやや緊張した様子で、
「僕は剣技にはそこまでの自信がないが、魔法ならそこそこの才能があると思っている」
と言うと、グリンディアが目を見開いた。
「ほぉ…魔力値6000もあるなあ」と感心し、オズワルドは「うらやましいなあ…」とため息をついた。
エリオット王子は続けて説明を始めた。
「妥当に考えてサイラースと剣技でまともに勝負しても勝てるはずがない。でも、魔法を交えて戦えば勝機が見出せるのではないかと考えているんだ」
しかし、オズワルドは難しい顔をして首をひねった。
「うーん…でも、僕は魔法があまり得意じゃないですし、グリンディア様は凄すぎて僕参考にならないですし、もっと実践的な意見ができる人が必要ですね」
グリンディアは大きくうなずいて、
「そうじゃな。となると、アイツしかおらんじゃろ」と意味深な笑みを浮かべた。
その後、三人は運び屋の馬車に乗り、王都を離れてフレアの元へと向かった。
到着した先で、フレアは戸惑いの表情を浮かべた。「何を言ってるのか全くわからないんだが…」
グリンディアはもう一度丁寧に説明し直した。
「えーっと。要するに、エルフィールの許嫁の王子様であるエリオット殿にはサマンサという好きな女性がいるんだけど、王国最強の兵士に勝たなきゃ婚約は認めてもらえないんじゃ。だからフレアの力を借りたいのじゃ」
フレアはあきれたように頷きつつも、
「話はわかったよ!でも、なんでこんな状況になってるんだ!?」と問い詰めた。
オズワルドは苦笑し、「うん…その反応は正常だと思う」と相槌を打つ。
「そもそも、なんでお前らはエルフィールの許嫁の王子様と知り合ってるんだ…!?」
フレアが怪訝そうに眉をひそめた。
グリンディアはあっさりと説明する。
「ワシらが王都に飛んでいった時に、王子様と好きな女性が一緒にいるのを偶然見かけて、その縁でこうなったんじゃ」
フレアは呆然とした顔で、「もっともっと意味がわからない!!」と叫んだ。
エリオット王子も同情を示しつつ、「そう思うのは無理もない。だが、力を貸してほしいんだ」と頼み込んだ。
フレアはその申し出にやや警戒しつつも、
「アンタ、エルフィールの許嫁なんだろ?エルフィールの何が不満なんだ?」と鋭く切り込んだ。
グリンディアは苦笑してつぶやいた。「またこの流れじゃ…」
エリオット王子は真剣な表情で、
「彼女は美しく聡明な女性だと思う。だが…僕には心に決めた人がいるんだ」とはっきりと告げた。
フレアはそんな王子をじっと見つめてから、ふっと笑って肩をすくめた。
「エルフィールは美人だからな。まぁ、アンタにも好きな人がいるなら応援してやるさ」
グリンディアは小声で、「た…単純じゃな…」と呟いた。
しかし、彼はため息をついて、
「でもよ、正直、温室育ちのお坊ちゃんが王国最強の兵士に勝てるとは思えないけどな」と辛辣な言葉を放った。
エリオット王子はうつむきながらも、
「君の言う通りだ…父上も僕が軟弱な王子だと心配しているのだろう。だからこそ、自分の力を証明しなければならないんだ」と決意をにじませた。
フレアはその気持ちを感じ取り、「本気なんだな?」と確認した。
「…ああ、本気だ」とエリオット王子も強い口調で答える。
「よしわかった!この男フレア、エリオット王子に力を貸すぜ!」フレアはにやりと笑い、力強く頷いた。
「ありがとう。よろしく頼む」とエリオット王子も感謝を表す。
フレアは少し納得したように頷くと、「いつ戦うんだ?」と尋ねた。
エリオット王子は即答した。「2週間後さ」
「じゃあ、まずエリオット王子にはウチの家が持ってる山小屋に住んでもらう」と提案した。
エリオット王子は驚き、「えっ?」と声をあげたが、フレアは容赦なく続ける。
「そんなんじゃ王様も心配して当たり前だろ?温室育ちのお坊ちゃんはまずそこから鍛え直しだ。自分で狩りをして、飯を作って食う!」
エリオット王子は顔を青ざめさせたが、フレアの正論に納得したように頷き、覚悟を決めた。
「…愛するサマンサのためだ!僕も腹をくくろうじゃないか!」
フレアは満足げに笑い、「へへへ…そうこなくっちゃ」と、彼の肩を叩いた。
こうして、エリオット王子の厳しい特訓が幕を開けたのだった。
そんな中でオズワルドは幼馴染のエルフィールに自分には許嫁がいると打ち明けられ、それが気になったオズワルドとグリンディアは王都に情報収集に来ている。
王都の一角、静かな食堂で、エリオット王子から相談を持ちかけられたオズワルドとグリンディアは、食事をしながらその話に耳を傾けていた。オズワルドはエリオット王子の頼みをすぐに引き受けようとしたが、隣に座るグリンディアが慌てて止めに入った。
「待て、オズワルド…はやまるでない」
「なぜですか?困っている人は助けてあげるべきでしょう」オズワルドは真面目な顔で答える。
「魚心あれば水心というじゃろ?まずは相手の出方を見るのが肝要じゃ」
そのやり取りを聞いていたエリオット王子は、にこりと微笑み、静かに口を開いた。
「報酬の話だね。実は、協力してくれるなら100万マニーを準備しようと考えていたんだ。」
グリンディアは目を丸くしつつも、大げさに手を振りながら笑った。
「そんな大金はいらんよ、もっとお手軽なものでええんじゃ」
そこでオズワルドがエリオットにこっそり耳打ちする。
「グリンディア様は、美味しい物に目がないんです」
「そうか…わかった!協力してくれたら、この街で一番美味しいと評判の高級レストランで、フルコースディナーを二人にごちそうしようじゃないか。」
その言葉を聞いた途端、グリンディアはぱっと顔を輝かせた。
「乗った!それと、今ここでの食事もついでにご馳走してほしいなぁ♪」
「…わかったよ」エリオットは苦笑しながらも承諾する。
食事が進むにつれ、グリンディアは肉や魚をたらふく食べてご機嫌に。
腹が満たされた頃、彼女はようやく本題に戻った。
「さてと、まずは王子様実力を見てから作戦を考えるかのう」
エリオット王子は少し照れくさそうに、
「王子様、という呼び方は少し恥ずかしいな。エリオットと呼んでほしい」と答えた。
グリンディアは首をかしげつつも、「わかった、エリオット殿」と快諾する。
「では…エリオット様で」とオズワルドも敬意を込めて呼びかけた。
グリンディアは指で輪を作り、その中からじっとエリオットを覗き込み、魔力の値を測り始めた。
エリオット王子はやや緊張した様子で、
「僕は剣技にはそこまでの自信がないが、魔法ならそこそこの才能があると思っている」
と言うと、グリンディアが目を見開いた。
「ほぉ…魔力値6000もあるなあ」と感心し、オズワルドは「うらやましいなあ…」とため息をついた。
エリオット王子は続けて説明を始めた。
「妥当に考えてサイラースと剣技でまともに勝負しても勝てるはずがない。でも、魔法を交えて戦えば勝機が見出せるのではないかと考えているんだ」
しかし、オズワルドは難しい顔をして首をひねった。
「うーん…でも、僕は魔法があまり得意じゃないですし、グリンディア様は凄すぎて僕参考にならないですし、もっと実践的な意見ができる人が必要ですね」
グリンディアは大きくうなずいて、
「そうじゃな。となると、アイツしかおらんじゃろ」と意味深な笑みを浮かべた。
その後、三人は運び屋の馬車に乗り、王都を離れてフレアの元へと向かった。
到着した先で、フレアは戸惑いの表情を浮かべた。「何を言ってるのか全くわからないんだが…」
グリンディアはもう一度丁寧に説明し直した。
「えーっと。要するに、エルフィールの許嫁の王子様であるエリオット殿にはサマンサという好きな女性がいるんだけど、王国最強の兵士に勝たなきゃ婚約は認めてもらえないんじゃ。だからフレアの力を借りたいのじゃ」
フレアはあきれたように頷きつつも、
「話はわかったよ!でも、なんでこんな状況になってるんだ!?」と問い詰めた。
オズワルドは苦笑し、「うん…その反応は正常だと思う」と相槌を打つ。
「そもそも、なんでお前らはエルフィールの許嫁の王子様と知り合ってるんだ…!?」
フレアが怪訝そうに眉をひそめた。
グリンディアはあっさりと説明する。
「ワシらが王都に飛んでいった時に、王子様と好きな女性が一緒にいるのを偶然見かけて、その縁でこうなったんじゃ」
フレアは呆然とした顔で、「もっともっと意味がわからない!!」と叫んだ。
エリオット王子も同情を示しつつ、「そう思うのは無理もない。だが、力を貸してほしいんだ」と頼み込んだ。
フレアはその申し出にやや警戒しつつも、
「アンタ、エルフィールの許嫁なんだろ?エルフィールの何が不満なんだ?」と鋭く切り込んだ。
グリンディアは苦笑してつぶやいた。「またこの流れじゃ…」
エリオット王子は真剣な表情で、
「彼女は美しく聡明な女性だと思う。だが…僕には心に決めた人がいるんだ」とはっきりと告げた。
フレアはそんな王子をじっと見つめてから、ふっと笑って肩をすくめた。
「エルフィールは美人だからな。まぁ、アンタにも好きな人がいるなら応援してやるさ」
グリンディアは小声で、「た…単純じゃな…」と呟いた。
しかし、彼はため息をついて、
「でもよ、正直、温室育ちのお坊ちゃんが王国最強の兵士に勝てるとは思えないけどな」と辛辣な言葉を放った。
エリオット王子はうつむきながらも、
「君の言う通りだ…父上も僕が軟弱な王子だと心配しているのだろう。だからこそ、自分の力を証明しなければならないんだ」と決意をにじませた。
フレアはその気持ちを感じ取り、「本気なんだな?」と確認した。
「…ああ、本気だ」とエリオット王子も強い口調で答える。
「よしわかった!この男フレア、エリオット王子に力を貸すぜ!」フレアはにやりと笑い、力強く頷いた。
「ありがとう。よろしく頼む」とエリオット王子も感謝を表す。
フレアは少し納得したように頷くと、「いつ戦うんだ?」と尋ねた。
エリオット王子は即答した。「2週間後さ」
「じゃあ、まずエリオット王子にはウチの家が持ってる山小屋に住んでもらう」と提案した。
エリオット王子は驚き、「えっ?」と声をあげたが、フレアは容赦なく続ける。
「そんなんじゃ王様も心配して当たり前だろ?温室育ちのお坊ちゃんはまずそこから鍛え直しだ。自分で狩りをして、飯を作って食う!」
エリオット王子は顔を青ざめさせたが、フレアの正論に納得したように頷き、覚悟を決めた。
「…愛するサマンサのためだ!僕も腹をくくろうじゃないか!」
フレアは満足げに笑い、「へへへ…そうこなくっちゃ」と、彼の肩を叩いた。
こうして、エリオット王子の厳しい特訓が幕を開けたのだった。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
金貨1,000万枚貯まったので勇者辞めてハーレム作ってスローライフ送ります!!
夕凪五月雨影法師
ファンタジー
AIイラストあり! 追放された世界最強の勇者が、ハーレムの女の子たちと自由気ままなスローライフを送る、ちょっとエッチでハートフルな異世界ラブコメディ!!
国内最強の勇者パーティを率いる勇者ユーリが、突然の引退を宣言した。
幼い頃に神託を受けて勇者に選ばれて以来、寝る間も惜しんで人々を助け続けてきたユーリ。
彼はもう限界だったのだ。
「これからは好きな時に寝て、好きな時に食べて、好きな時に好きな子とエッチしてやる!! ハーレム作ってやるーーーー!!」
そんな発言に愛想を尽かし、パーティメンバーは彼の元から去っていくが……。
その引退の裏には、世界をも巻き込む大規模な陰謀が隠されていた。
その陰謀によって、ユーリは勇者引退を余儀なくされ、全てを失った……。
かのように思われた。
「はい、じゃあ僕もう勇者じゃないから、こっからは好きにやらせて貰うね」
勇者としての条約や規約に縛られていた彼は、力をセーブしたまま活動を強いられていたのだ。
本来の力を取り戻した彼は、その強大な魔力と、金貨1,000万枚にものを言わせ、好き勝手に人々を救い、気ままに高難度ダンジョンを攻略し、そして自身をざまぁした巨大な陰謀に立ち向かっていく!!
基本的には、金持ちで最強の勇者が、ハーレムの女の子たちとまったりするだけのスローライフコメディです。
異世界版の光源氏のようなストーリーです!
……やっぱりちょっと違います笑
また、AIイラストは初心者ですので、あくまでも小説のおまけ程度に考えていただければ……(震え声)
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる