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11話 戦闘講習①
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朝陽が昇ると同時に目を覚ます。日本にいたころの俺じゃありえない。習慣になったストレッチとランニングをこなす。いい具合に体がほぐれた。
少し早いけど行こうかな?遅刻するよりはましだろう。
ギルドに着くと随分とにぎわっていた。普段この時間に来ないから驚いた。夏場は特に早朝から正午までに依頼を終わらせる冒険者が多い。依頼ボードの前は満員電車のような状態だ。新人らしき冒険者がもみくちゃにされている。
今は笑ってみてられるけど本格的に冒険者としての活動を始めたら俺もああなるのかと思うと途端に笑いが引っ込んだ。
「あら?おはようございます、ユウさん。随分と早いんですね。」
「おはよう。こっちが教わる側だからな。遅刻なんて絶対だめだろう。」
「まあ!そうですね。ですが初日は結構遅れてくる方が多いんですよ。まあ、講習中に遅れたことを嫌って程後悔させられるので次からはそうそう遅れなくなりますけど‥‥。」
「そうなのか‥‥。」
確かにこの世界は日本より時間にルーズな面はある。それでも講習を受けると決め賭いわれたのにといわれたのにな。
「はい、残念なことに。あと10分ほどで講師のかたがいらっしゃいますので体を動かす準備をしていてください。」
10分ほどたって集まったのは新人の子供ばかりだ。15~6歳のはずなのにみんなででかい。俺が小さく見えるじゃないか!日本人の童顔も相まってこの世界じゃ俺はかなり年齢が低くみられる。悲しい。
てゆーかほんと遅刻ギリギリに来たな。時間になった。全部で5人かな?春の初めだともっと人数が多くなるみたいだ。数え年で15歳になるとギルドに正式に登録できるようになるからな。
「よう!お前ら、集まったのは5人か?あと2人いるはずなんだが。まあ遅れたやつは特別メニューを組んでやるかあ。」
ニヤリと笑ったその人の笑みを見てぞっとした。これ、絶対怒らせちゃダメなやつ‥‥。遅れた2人は自業自得だけど災難だな。まあ、なんだ。その‥‥がんばれ。
「じゃあさっそく始めるぞ。俺の名前はギルバートだ。冒険者ランクは銀だ。よろしくな!」
「よろしく」「よろしくお願いします。」「お願い。」
ばらばらに各々返事をする。
「まず質問だ。冒険者をするうえで最も大切なことは何だ?」
「強さだろ!」「魔法の腕!」「名声?」「冒険者ランク??」「お金‥‥。」「強い武器!!」
「お前はどう思う?」
みんなが答える中、思案していた俺に声がかかった。
なんだろう?皆が言ってるものも確かに大切だ。それでも一番ではないと思う。
「情報‥‥、いや命だ。自分の命。」
「ほう?正解だ。もちろんお前らが言ったものも重要ではある。だが一番ではない。何よりも大切なのは命だ。いいか?冒険者は良くも悪くも実力主義ですべてが自己責任だ。中には自分の実力に見合わない依頼や報酬のいい危険な依頼を受けて死ぬ奴もいる。冒険者なんて命あってものだ。ダサいといわれるかもしれないが依頼を失敗したって良い。対処不能だと思ったら逃げてもいい。生き残ることを第一に考えろ。生きてさえいればまたチャンスはある。ーーお前、なかなか見込みがありそうだ。名前は?」
「ユウだ。」
「そうか‥‥何か質問のあるやつはいるか?いなければこのまま続けるぞー。ーーいないみたいだな。よし!じゃあどんな武器を扱うにしろ体力がないと話にならないからな。ギルドの訓練場20週から始めるぞ。さあ走れ!!」
「「「「「はい!」」」」」
おうふっ体育会系のノリだった。文化部だったのに‥‥辛い。ちなみに中高ともに吹奏楽部です。男子少数でモテモテ‥‥とはいかずおとなしい感じの子でした。それを陰キャともいう。あれっ、目から汗が‥‥。
10分ほどかかって終えた頃には息切れがひどい。
「おい、お前らこんなんでへばってんじゃねぇぞ。まだまだこれからだ!」
ひぃぃぃ~~!
「今度は木剣持って素振り200回だ!
ほら!早くやれ!!」
「「「「はっ、はいぃぃ」」」」
200回、鬼だ。
終わった頃にはもう立ち上がっているものはいなかった。
「そんなんじゃ冒険者としてやっていけないぞ。これからは講習前に走り込み10週と素振り100回やっとけ。さぼるんじゃねぇぞ。」
「「「「……」」」」
「返事ぃぃ!!」
「「「「はいっ!」」」」
「これからの予定を話すな。まずは今言ったことを軽くこなせるようにならなきゃならん。冒険者はいつだって危険と隣り合わせだ。時には逃げる必要もある。そのために強さはもちろん、体力もなきゃならん。
死にたくなければ本気でやれ。
軽くこなせるようになったら本格的に剣の指導をしてやる。剣がある程度扱えるようになってきたら模擬戦をするぞ。それで俺が戦えるようになったと判断したら講習はクリア、終わりだ。」
「あのっ!講習会は1週間じゃないんですか?」
「1週間ってゆーのはあくまで目安だ。戦えるようにならなきゃ意味がないだろう?それに同じ教え方をしても早く習得するやつもいれば時間のかかるやつもいる。
だから俺が合否を判断して合格を貰えたやつは講習終了だ。」
「そうなんですか。」
「ほかに質問のある奴はいるか?」
「「「「……」」」」
「いないようだな。じゃあ今日はもう体力の限界らしいから座学やるぞー。」
ーーそれから1時間ほど冒険者の心得や基本的な知識を教わった。
「今日の講習はこれで終わりだ。明日からちゃんと来いよ!」
「「「「ありがとうございました!」」」」
「おう!あと走り込み10週と素振り100回、忘れるなよ!」
「「「「はいぃぃ~~っ!」」」」
少し早いけど行こうかな?遅刻するよりはましだろう。
ギルドに着くと随分とにぎわっていた。普段この時間に来ないから驚いた。夏場は特に早朝から正午までに依頼を終わらせる冒険者が多い。依頼ボードの前は満員電車のような状態だ。新人らしき冒険者がもみくちゃにされている。
今は笑ってみてられるけど本格的に冒険者としての活動を始めたら俺もああなるのかと思うと途端に笑いが引っ込んだ。
「あら?おはようございます、ユウさん。随分と早いんですね。」
「おはよう。こっちが教わる側だからな。遅刻なんて絶対だめだろう。」
「まあ!そうですね。ですが初日は結構遅れてくる方が多いんですよ。まあ、講習中に遅れたことを嫌って程後悔させられるので次からはそうそう遅れなくなりますけど‥‥。」
「そうなのか‥‥。」
確かにこの世界は日本より時間にルーズな面はある。それでも講習を受けると決め賭いわれたのにといわれたのにな。
「はい、残念なことに。あと10分ほどで講師のかたがいらっしゃいますので体を動かす準備をしていてください。」
10分ほどたって集まったのは新人の子供ばかりだ。15~6歳のはずなのにみんなででかい。俺が小さく見えるじゃないか!日本人の童顔も相まってこの世界じゃ俺はかなり年齢が低くみられる。悲しい。
てゆーかほんと遅刻ギリギリに来たな。時間になった。全部で5人かな?春の初めだともっと人数が多くなるみたいだ。数え年で15歳になるとギルドに正式に登録できるようになるからな。
「よう!お前ら、集まったのは5人か?あと2人いるはずなんだが。まあ遅れたやつは特別メニューを組んでやるかあ。」
ニヤリと笑ったその人の笑みを見てぞっとした。これ、絶対怒らせちゃダメなやつ‥‥。遅れた2人は自業自得だけど災難だな。まあ、なんだ。その‥‥がんばれ。
「じゃあさっそく始めるぞ。俺の名前はギルバートだ。冒険者ランクは銀だ。よろしくな!」
「よろしく」「よろしくお願いします。」「お願い。」
ばらばらに各々返事をする。
「まず質問だ。冒険者をするうえで最も大切なことは何だ?」
「強さだろ!」「魔法の腕!」「名声?」「冒険者ランク??」「お金‥‥。」「強い武器!!」
「お前はどう思う?」
みんなが答える中、思案していた俺に声がかかった。
なんだろう?皆が言ってるものも確かに大切だ。それでも一番ではないと思う。
「情報‥‥、いや命だ。自分の命。」
「ほう?正解だ。もちろんお前らが言ったものも重要ではある。だが一番ではない。何よりも大切なのは命だ。いいか?冒険者は良くも悪くも実力主義ですべてが自己責任だ。中には自分の実力に見合わない依頼や報酬のいい危険な依頼を受けて死ぬ奴もいる。冒険者なんて命あってものだ。ダサいといわれるかもしれないが依頼を失敗したって良い。対処不能だと思ったら逃げてもいい。生き残ることを第一に考えろ。生きてさえいればまたチャンスはある。ーーお前、なかなか見込みがありそうだ。名前は?」
「ユウだ。」
「そうか‥‥何か質問のあるやつはいるか?いなければこのまま続けるぞー。ーーいないみたいだな。よし!じゃあどんな武器を扱うにしろ体力がないと話にならないからな。ギルドの訓練場20週から始めるぞ。さあ走れ!!」
「「「「「はい!」」」」」
おうふっ体育会系のノリだった。文化部だったのに‥‥辛い。ちなみに中高ともに吹奏楽部です。男子少数でモテモテ‥‥とはいかずおとなしい感じの子でした。それを陰キャともいう。あれっ、目から汗が‥‥。
10分ほどかかって終えた頃には息切れがひどい。
「おい、お前らこんなんでへばってんじゃねぇぞ。まだまだこれからだ!」
ひぃぃぃ~~!
「今度は木剣持って素振り200回だ!
ほら!早くやれ!!」
「「「「はっ、はいぃぃ」」」」
200回、鬼だ。
終わった頃にはもう立ち上がっているものはいなかった。
「そんなんじゃ冒険者としてやっていけないぞ。これからは講習前に走り込み10週と素振り100回やっとけ。さぼるんじゃねぇぞ。」
「「「「……」」」」
「返事ぃぃ!!」
「「「「はいっ!」」」」
「これからの予定を話すな。まずは今言ったことを軽くこなせるようにならなきゃならん。冒険者はいつだって危険と隣り合わせだ。時には逃げる必要もある。そのために強さはもちろん、体力もなきゃならん。
死にたくなければ本気でやれ。
軽くこなせるようになったら本格的に剣の指導をしてやる。剣がある程度扱えるようになってきたら模擬戦をするぞ。それで俺が戦えるようになったと判断したら講習はクリア、終わりだ。」
「あのっ!講習会は1週間じゃないんですか?」
「1週間ってゆーのはあくまで目安だ。戦えるようにならなきゃ意味がないだろう?それに同じ教え方をしても早く習得するやつもいれば時間のかかるやつもいる。
だから俺が合否を判断して合格を貰えたやつは講習終了だ。」
「そうなんですか。」
「ほかに質問のある奴はいるか?」
「「「「……」」」」
「いないようだな。じゃあ今日はもう体力の限界らしいから座学やるぞー。」
ーーそれから1時間ほど冒険者の心得や基本的な知識を教わった。
「今日の講習はこれで終わりだ。明日からちゃんと来いよ!」
「「「「ありがとうございました!」」」」
「おう!あと走り込み10週と素振り100回、忘れるなよ!」
「「「「はいぃぃ~~っ!」」」」
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