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8章 選択
亀裂と反省
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「見てれば分かるっての。あいつが姿を消してから元気なかったしな……。なぁヒメカ、俺じゃダメか? ヒメカのこと絶対大切にするからさ」
「ルカ王子……」
不覚にも、ときめいてしまった。でも――
「ダメだよ」
「……そうか」
ルカ王子は私の上から退き、座ったままがっくりと肩を落とした。
起き上がり、遠慮しつつも王子の隣に座りなおす。
「違うの。そういう意味じゃなくて……私じゃダメってこと。ルカ王子に愛されるべきは、私じゃないから……。ルカ王子は自分を助けた人と一緒にいたいんでしょ? だったら、私じゃない。ルカ王子の命を救った人は他にいるもん」
「いない。俺が妻にしたい相手はヒメカだけだ。たとえあの日助けてくれた子がヒメカじゃなかったとしても、今俺の好きな人は……ヒメカなんだ」
カチャンと何かが割れる音がした。
音のした方を見ると、きちんと閉めたはずの扉が少し開いている。マリンちゃんがそこから顔をのぞかせていた。
「……」
私と目が合うと、長い髪を翻してすぐに視界から消えた。
「ルカ王子、マリンちゃんを追って! きっとマリンちゃんは勘違いしちゃったんだよ。だから、早く……」
「勘違いなんかじゃねぇよ。俺がヒメカを好きなことは本当のことだ」
マリンちゃんを突き放すような態度に、頭にカッと血が上る。
「ルカ王子のバカッ! なんでそんなに意地張るの! 感謝すべき相手を間違えてたって認めて、マリンちゃんのこと本気で考えてよ!」
「ヒメカこそ、なんでそんなに俺の気持ちを無視できるんだよ……」
信じらんねぇ、と不機嫌を見せつけるよう言った。その言葉に、言い返す言葉が何も浮かばない。
私はようやく、自分の言動がルカ王子にどう見えているのかに気がついた。
私、最低だ。私は本当にルカ王子の気持ちを考えたこともなかった。さらにはルカ王子に言われるまでそれに気がつかなかったなんて……。
「……ごめん。無神経だった」
「謝られてもむなしいだけだ。ヒメカにとって俺は、気にするに値しない人間だってことはもう分かったからな……」
「そんな……っ! たしかに、ルカ王子の気持ちまで頭が回らなかったことは事実だけど、ルカ王子のことを無視してたわけじゃないの。私、マリンちゃんのことで頭がいっぱいだったから……」
どんな言葉を言ったところで、言い訳にしか聞こえない。自分でもそう思うのだ。ルカ王子にしてみたら、言い訳どころかこの状況を取り繕うための嘘に聞こえているかもしれない。
「もう分かったって! ……俺があの世話係どころか、マリンよりもどーでもいい存在なんだろ!」
「そういうことじゃない! だってマリンちゃんは、私とルカ王子が結婚したら泡になって死んじゃうんだよ! マリンちゃんの事を最優先に考えるのは当然でしょ!」
思わず叫んでいた。
ルカ王子は目を丸くしたと思ったら、すぐに憎しみと悲しみが混ざったような表情になった。
「もう黙れよッ! お前がそんな奴だとは思わなかった! 出ていけッ! 顔も見たくないッ!」
「……っ!」
想像しえなかった勢いで怒鳴りつけられ、腰が抜けた。
ルカ王子は、へたり込んでしまった私を一瞬だけ見下ろし、そのまま部屋を出ていってしまった。
半分眠っている意識の中で、頭の痛みだけが感じられた。
結婚式を挙げることが決まった時に、私にはこの客室が用意された。ルカ王子をはじめとした王族の人たちの部屋が並ぶ廊下とは反対側の廊下。そこの一番奥が、今私のいる部屋だ。
私が自分の城で使っていたベッドよりは少し狭いけれど、それでも上質なものであることは間違いない。
柔らかいシーツの感触を全身で味わいながら、私は横たわっていた。
目が、鼻が、頬が、顔全体が……熱い。泣いた後特有の気だるさが、頭にのしかかってくる。
怒らせてしまった。あのルカ王子を、本気で。
あの時、ルカ王子は怒鳴っていたのに、その表情は怒っているというより悲しそうだった。
……どうして上手くいかないんだろう。
私の見通しが甘すぎたのだろうか。ルカ王子は話せば分かってくれる……そう信じてた。だから話して、その結果がこれだ。
信じてくれると思ったのに。
海に落ちて奇跡的に助かったことを覚えている彼なら、マリンちゃんが人魚姫だという話を信じてくれると思っていたのに。
〈……姫香〉
ふと、声がした。
「ルカ王子……」
不覚にも、ときめいてしまった。でも――
「ダメだよ」
「……そうか」
ルカ王子は私の上から退き、座ったままがっくりと肩を落とした。
起き上がり、遠慮しつつも王子の隣に座りなおす。
「違うの。そういう意味じゃなくて……私じゃダメってこと。ルカ王子に愛されるべきは、私じゃないから……。ルカ王子は自分を助けた人と一緒にいたいんでしょ? だったら、私じゃない。ルカ王子の命を救った人は他にいるもん」
「いない。俺が妻にしたい相手はヒメカだけだ。たとえあの日助けてくれた子がヒメカじゃなかったとしても、今俺の好きな人は……ヒメカなんだ」
カチャンと何かが割れる音がした。
音のした方を見ると、きちんと閉めたはずの扉が少し開いている。マリンちゃんがそこから顔をのぞかせていた。
「……」
私と目が合うと、長い髪を翻してすぐに視界から消えた。
「ルカ王子、マリンちゃんを追って! きっとマリンちゃんは勘違いしちゃったんだよ。だから、早く……」
「勘違いなんかじゃねぇよ。俺がヒメカを好きなことは本当のことだ」
マリンちゃんを突き放すような態度に、頭にカッと血が上る。
「ルカ王子のバカッ! なんでそんなに意地張るの! 感謝すべき相手を間違えてたって認めて、マリンちゃんのこと本気で考えてよ!」
「ヒメカこそ、なんでそんなに俺の気持ちを無視できるんだよ……」
信じらんねぇ、と不機嫌を見せつけるよう言った。その言葉に、言い返す言葉が何も浮かばない。
私はようやく、自分の言動がルカ王子にどう見えているのかに気がついた。
私、最低だ。私は本当にルカ王子の気持ちを考えたこともなかった。さらにはルカ王子に言われるまでそれに気がつかなかったなんて……。
「……ごめん。無神経だった」
「謝られてもむなしいだけだ。ヒメカにとって俺は、気にするに値しない人間だってことはもう分かったからな……」
「そんな……っ! たしかに、ルカ王子の気持ちまで頭が回らなかったことは事実だけど、ルカ王子のことを無視してたわけじゃないの。私、マリンちゃんのことで頭がいっぱいだったから……」
どんな言葉を言ったところで、言い訳にしか聞こえない。自分でもそう思うのだ。ルカ王子にしてみたら、言い訳どころかこの状況を取り繕うための嘘に聞こえているかもしれない。
「もう分かったって! ……俺があの世話係どころか、マリンよりもどーでもいい存在なんだろ!」
「そういうことじゃない! だってマリンちゃんは、私とルカ王子が結婚したら泡になって死んじゃうんだよ! マリンちゃんの事を最優先に考えるのは当然でしょ!」
思わず叫んでいた。
ルカ王子は目を丸くしたと思ったら、すぐに憎しみと悲しみが混ざったような表情になった。
「もう黙れよッ! お前がそんな奴だとは思わなかった! 出ていけッ! 顔も見たくないッ!」
「……っ!」
想像しえなかった勢いで怒鳴りつけられ、腰が抜けた。
ルカ王子は、へたり込んでしまった私を一瞬だけ見下ろし、そのまま部屋を出ていってしまった。
半分眠っている意識の中で、頭の痛みだけが感じられた。
結婚式を挙げることが決まった時に、私にはこの客室が用意された。ルカ王子をはじめとした王族の人たちの部屋が並ぶ廊下とは反対側の廊下。そこの一番奥が、今私のいる部屋だ。
私が自分の城で使っていたベッドよりは少し狭いけれど、それでも上質なものであることは間違いない。
柔らかいシーツの感触を全身で味わいながら、私は横たわっていた。
目が、鼻が、頬が、顔全体が……熱い。泣いた後特有の気だるさが、頭にのしかかってくる。
怒らせてしまった。あのルカ王子を、本気で。
あの時、ルカ王子は怒鳴っていたのに、その表情は怒っているというより悲しそうだった。
……どうして上手くいかないんだろう。
私の見通しが甘すぎたのだろうか。ルカ王子は話せば分かってくれる……そう信じてた。だから話して、その結果がこれだ。
信じてくれると思ったのに。
海に落ちて奇跡的に助かったことを覚えている彼なら、マリンちゃんが人魚姫だという話を信じてくれると思っていたのに。
〈……姫香〉
ふと、声がした。
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