佐々木と吉田 アニメ声優に必要なのは、お約束のギャグ編

吉本チャンネル

「で、俺考えたんだけどさぁ」
「また妄想を俺にぶつけるんですね」
「ハハハハハッうるさいわ」
「違うんですか？」
「もちろんそうだけど」

「でね」
「はい」
「ライブをすればいんだけど」
「はい」
「せっかくこのインターネット時代」
「ハハハッインターネット時代」
「インターネット使った配信でね、ライブの代わりみたいなものをすれば良いと思うのね」
「はいはい」

「まぁそれが出来る存在が他にあればいんだけど、今現実それが可能なのは吉本コーギョーだけなんだけどさぁ」
「はい」
「吉本がさぁ」
　佐々木が指を回す。
「一社提供で、吉本一社提供で民放の地上波でテレビ番組作るのね」
「はいはい」
「東芝サザエさんみたいな」
「日立世界不思議発見みたいな」
　そうそう、と佐々木が頷く。

「週末のゴールデンタイム・・・・まぁ土曜の八時か九時くらいに」
「はい」
「でそこで、十週だけ番組、バラエティー番組を放送するのね」
「十週・・・三ヶ月？」
「うん、それがどんなに受けようとコケようと、十週やるのね」
「はい」

「で、こっからはいつものというか、最近俺が言ってるやつ、月五百円払って、見放題で五百ポイントで評価するってやつ」
「はいはい・・・・最近その話よくしますよね」
　苦笑しながら佐々木は腕を組む。
「いやぁ・・・何か思いつくとと、そのことばっか考えるのね」
　ハハハハハッと吉田は笑う。

「つまりさぁ、十週地上波で普通にやって、続きはネットのチャンネルでやって」
「はい」
「そこで月五百円払って見放題で、五百ポイント貰って、その番組が面白かったら、続いて欲しいと思ったらポイントを払うと」
「はいはい」
「この吉本チャンネルってシステムで、よくないかなって話」