75 / 148
第四章 仲間
75 ミスリル鉱石
しおりを挟む
翌日、俺たちは今四十階にいる。
「一応四十五階を目指す感じで行こうか」
「おう」
「了解よ」
「はい」
「そうだ、エルナこれ」
俺はアイテムボックスから盾を取り出してエルナに渡した。
エルナは首を傾げている。
「盾、ですか?」
「そう、エルナは武器の扱いに慣れてないし、かといって何も持たないというのもいざって時危険だろ? その盾なら軽いけど、防御はしっかりできるから、いざって時は盾を前に出して助けを待つか、魔法で攻撃するかできるから」
俺が渡したギミックつきの革張りの円形の盾だ。
当然そのままだと防御力なんてこの階層ではないに等しい。
だから、盾には反発魔法をかけてある。
反発魔法はこの為に作った魔法で、攻撃を受けると盾の表面を覆うように展開している魔法がその攻撃と同じ力を返すのだ。
――魔法は防ぐだけで返さないけども。
だから、エルナに攻撃された重みがかかることもなく防御しつづけられる。
「――で、こうして持ってて、攻撃を受けると……」
「わぁ! すごいですね!」
ギミックつきの盾なので、当然ギミックはあって、強い衝撃を受けると一回り大きい盾が展開するようになっている。
当然衝撃以外でも盾の内側の持ち手を強く握り込んでも展開する。
「片手が塞がれるけど、ないよりは絶対いいから」
「はい、ありがとうございます!」
これで俺の懸念は一つ消えたのでよしとする。
あとは昨日ふとゲームで使ってたバインドよりも強力な拘束魔法を思い出したので、それを作ってみた。
当然、あのSランクのモンスター、シュタルクドラッヘを思い出しながら、あいつを拘束できる力でイメージしたものだ。
もちろん魔法の発動阻害もしてくれる優秀な拘束魔法だ。
そうして四十階の探索が始まった。
冒険者はそこそこ多くいて、五パーティほどだろうか。
多いと言っても、階層自体が広いので下層に行くルートで出会うことはなさそうである。
そうして進むこと数分、ミハエルに前方の曲がり角の三十メートル先に敵がいることを知らせる。
チラリと覗くと、そこにいたのは頭部や手首などから葉っぱを生やし、体表は木の幹のような、いわゆるドライアドがいた。
ドライアド、大きさは一メートル五十センチほど、人型をしているが、見た目は完全に木で出来ている。
髪の毛の代わりに緑色の葉っぱがふさふさと生え、体の一部からも枝が生えている。
そんなドライアドが三体いる。
ドライアドは基本魔法攻撃で、接近されると殴り攻撃をしてくるようだが、バインドと似た魔法も使うらしい。
地面から木の根が生え、それが足をからめとるようだ。
ミハエルの反射神経なら避けれそうではある。
そして魔法攻撃は、鋭い葉っぱを飛ばすリーフカッターのようである。
「――そんな感じだな」
「なるほど、まぁとりあえずやってみっか」
「ああ、一体はミハエル、残りは俺たちでやろうか」
「分かったわ」
「はい」
そうしてミハエルが走り始め、フィーネが弓を引き絞った。
俺はとりあえず拘束魔法、『ルーツ』をミハエルが向かっていない二体に向けて発動した。
エルナはアースバレットを撃ちだしている。
ルーツは無事にかかったようで、二体は感電したかのようにピシッとなって動きを止めた。
二体の体には赤いスパークしている光の線がまとわりついている。
ミハエルが向かった一体はリーフカッターを飛ばしているが、この二体はまったく発動していないので、魔法の発動阻害はうまくいってるようだ。
ミハエルは俺の予想通り、足元に生まれた木の根っこを飛び上がって避けている。
根っこが虚しく空をきり消えていく。
一方フィーネが撃ち込んだ弓矢は一発目はドライアドの頭部に刺さり、その次は人ならあるであろう心臓の位置を貫いていた。
ドライアドの身体の弱点とか、身体構造についてはスマフォには書いてなかったが、通常のモンスターと同じく、頭部や心臓部分は弱点なのだろう、頭部と心臓を貫かれたドライアドはボフンと音を立てて消えた。
もう一体もエルナが撃ち込んだアースバレットの三発目が頭部を破砕して消え、ミハエルも首を飛ばしたようでドライアドは消えたようだ。
ミハエルが持ってきたドロップは『ドライアドの花弁』という薄いピンク色の花びらだった。
酒に付け込むと実にいい香りがつくらしい。
あとは加工して石鹸に練りこんだり、女性が使う香水など、香りづけで使われる素材のようだ。
花びらといっても、小さくはなく、手のひらほどの大きいサイズだ。
これで、銀貨一枚らしい。
そうして俺たちは足を進めた。
普通に狩りをしつつ進んでいると、遂にミスリル鉱石が出た。
---------------------
ミスリル鉱石
状態:良
詳細:少量のミスリルが含まれた鉱石。銀貨五枚の価値がある
---------------------
この大きさのしかも少量しか入ってなくてこれだけの価値があるのか。
これまで出た鉱石は両手でちょうどくらいの大きさだったが、ミスリル鉱石は片手くらいの大きさなのだ。
「へぇ。ミスリルかー魔法反射するんだよな?」
「そうだな。しかも軽いらしいから、これで盾や手甲を作れればいいが、ここで集めるとかなりの量を集めないといけなくなるな」
「どれだけ集めればいいのか、気が遠くなりそうね」
「でも、キラキラして綺麗ですね」
「はは。そうだな。イヤリングの一つくらいならこれで作れそうだな」
俺の軽口にミハエルが続いた。
「あー、いいんじゃね?エルナ欲しいなら貰ったらどうだ?」
「えっ いえ、いいです!」
エルナは頬を赤くして、手をブンブン振って断った。
だがまぁ、悪くない話だ。
確かに贅沢ではあるだろうが、ミスリルは確かに美しくはある。
二つで銀貨十枚程度だし、そこそこ出たら俺が二つだけ買い取って父さんに加工してもらって二人にプレゼントしてもいいかもしれない。
ちょうどもうすぐ祭りの時期だし。
そう思いつつ目線をあげると、ミハエルが耳を叩いてる。
なんだろうと思いつつミハエルに通話魔法を繋げた。
『なんだ?』
『あーなんだ、それ、ミスリル鉱石たくさん出たら一個買い取りたい』
そこで俺はおや?と思い聞いてみた。
『もしかして、エルナにイヤリングプレゼントか?』
そう聞くも、ミハエルからは返事がない。
それは要するに、肯定ということだ。
『安心しろって、別に揶揄う気はないから。俺も同じこと考えてたんだよ』
『……フィーネにか?』
『いや、二人に、と思ってたけど、ミハエルがエルナにあげるなら俺はフィーネにプレゼントかな』
『でも、なんて言って渡すんだよ。俺は別にイヤリングにして渡す気はなかったぞ。そのままあげようかと……』
普通に狩りをしながらも俺たちは通話を続ける。
『ほら、もうすぐ宝寿祭あるだろ?』
『ああ、そういやそうだな』
宝寿祭というのは、この国にある祭りで、この国を建国した初代国王の王妃が最初の子である王子を産んだお祝いのお祭りと言われている。
ただ、その時に初代国王が、妻である王妃に子供を産んでくれてありがとう、いつもありがとうと、心を籠めてプレゼントをしたと言われているのだ。
その当時、女性というのは男性に傅くのが当たり前と言われている時代だった。
なので、本当にものすごい衝撃だったらしい。
だが、初代国王は本当に国民から愛されていた。だから、国民は素晴らしい行いだと絶賛したのだそうだ。
まぁ今でも軽くなったとはいえ、女性は傅くものとされてはいるのだが、それでもこの宝寿祭の日は親しい女性に日ごろの感謝を籠めてプレゼントをするというのが行われているのだ。
『だからまぁ、問題ないだろう?』
『そう、だな』
『とはいえ、俺はフィーネに、ミハエルはエルナにだけってのは問題があるからさ』
『おう』
『だから一緒にプレゼントしないか?俺たちから、二人へ ならいいと思うんだよ』
『あーそうだな。それがいいな。そうしよう』
『プレゼントはどうする?俺はフィーネにピアスを贈るつもりだけど』
『合わせる。エルナはピアスあいてねぇし、イヤリングかな』
『分かった。じゃあ父さんに加工お願いしておくよ』
『助かる』
こうして俺はミハエルと通話を切った。
あとは確かマルセルの彼女さんのお父さんが銀細工師だったはずなので、加工したミスリルをピアスやイヤリングにしてもらえばいい。
時間ももうあまりないし、早めに声をかけておこう。
そんなことを考えつつも階層を下り、もうすぐ四十三階である。
結局四十階から四十二階までドライアドだけだった。
各階層にそれなりに冒険者がいたのでやはりミスリル狙いなのだろうとは思うが、あの少量では何を作るにしてもかなり籠らないと難しいだろう。
それでも、花弁か鉱石の二つしかでないので比較的ドロップ率はいいのかもしれない。
そうこうしているうちに四十三階への階段についた。
多分次からまた新しいモンスターになるはずだ。
さてさて、どんなモンスターが出るのやら。
「一応四十五階を目指す感じで行こうか」
「おう」
「了解よ」
「はい」
「そうだ、エルナこれ」
俺はアイテムボックスから盾を取り出してエルナに渡した。
エルナは首を傾げている。
「盾、ですか?」
「そう、エルナは武器の扱いに慣れてないし、かといって何も持たないというのもいざって時危険だろ? その盾なら軽いけど、防御はしっかりできるから、いざって時は盾を前に出して助けを待つか、魔法で攻撃するかできるから」
俺が渡したギミックつきの革張りの円形の盾だ。
当然そのままだと防御力なんてこの階層ではないに等しい。
だから、盾には反発魔法をかけてある。
反発魔法はこの為に作った魔法で、攻撃を受けると盾の表面を覆うように展開している魔法がその攻撃と同じ力を返すのだ。
――魔法は防ぐだけで返さないけども。
だから、エルナに攻撃された重みがかかることもなく防御しつづけられる。
「――で、こうして持ってて、攻撃を受けると……」
「わぁ! すごいですね!」
ギミックつきの盾なので、当然ギミックはあって、強い衝撃を受けると一回り大きい盾が展開するようになっている。
当然衝撃以外でも盾の内側の持ち手を強く握り込んでも展開する。
「片手が塞がれるけど、ないよりは絶対いいから」
「はい、ありがとうございます!」
これで俺の懸念は一つ消えたのでよしとする。
あとは昨日ふとゲームで使ってたバインドよりも強力な拘束魔法を思い出したので、それを作ってみた。
当然、あのSランクのモンスター、シュタルクドラッヘを思い出しながら、あいつを拘束できる力でイメージしたものだ。
もちろん魔法の発動阻害もしてくれる優秀な拘束魔法だ。
そうして四十階の探索が始まった。
冒険者はそこそこ多くいて、五パーティほどだろうか。
多いと言っても、階層自体が広いので下層に行くルートで出会うことはなさそうである。
そうして進むこと数分、ミハエルに前方の曲がり角の三十メートル先に敵がいることを知らせる。
チラリと覗くと、そこにいたのは頭部や手首などから葉っぱを生やし、体表は木の幹のような、いわゆるドライアドがいた。
ドライアド、大きさは一メートル五十センチほど、人型をしているが、見た目は完全に木で出来ている。
髪の毛の代わりに緑色の葉っぱがふさふさと生え、体の一部からも枝が生えている。
そんなドライアドが三体いる。
ドライアドは基本魔法攻撃で、接近されると殴り攻撃をしてくるようだが、バインドと似た魔法も使うらしい。
地面から木の根が生え、それが足をからめとるようだ。
ミハエルの反射神経なら避けれそうではある。
そして魔法攻撃は、鋭い葉っぱを飛ばすリーフカッターのようである。
「――そんな感じだな」
「なるほど、まぁとりあえずやってみっか」
「ああ、一体はミハエル、残りは俺たちでやろうか」
「分かったわ」
「はい」
そうしてミハエルが走り始め、フィーネが弓を引き絞った。
俺はとりあえず拘束魔法、『ルーツ』をミハエルが向かっていない二体に向けて発動した。
エルナはアースバレットを撃ちだしている。
ルーツは無事にかかったようで、二体は感電したかのようにピシッとなって動きを止めた。
二体の体には赤いスパークしている光の線がまとわりついている。
ミハエルが向かった一体はリーフカッターを飛ばしているが、この二体はまったく発動していないので、魔法の発動阻害はうまくいってるようだ。
ミハエルは俺の予想通り、足元に生まれた木の根っこを飛び上がって避けている。
根っこが虚しく空をきり消えていく。
一方フィーネが撃ち込んだ弓矢は一発目はドライアドの頭部に刺さり、その次は人ならあるであろう心臓の位置を貫いていた。
ドライアドの身体の弱点とか、身体構造についてはスマフォには書いてなかったが、通常のモンスターと同じく、頭部や心臓部分は弱点なのだろう、頭部と心臓を貫かれたドライアドはボフンと音を立てて消えた。
もう一体もエルナが撃ち込んだアースバレットの三発目が頭部を破砕して消え、ミハエルも首を飛ばしたようでドライアドは消えたようだ。
ミハエルが持ってきたドロップは『ドライアドの花弁』という薄いピンク色の花びらだった。
酒に付け込むと実にいい香りがつくらしい。
あとは加工して石鹸に練りこんだり、女性が使う香水など、香りづけで使われる素材のようだ。
花びらといっても、小さくはなく、手のひらほどの大きいサイズだ。
これで、銀貨一枚らしい。
そうして俺たちは足を進めた。
普通に狩りをしつつ進んでいると、遂にミスリル鉱石が出た。
---------------------
ミスリル鉱石
状態:良
詳細:少量のミスリルが含まれた鉱石。銀貨五枚の価値がある
---------------------
この大きさのしかも少量しか入ってなくてこれだけの価値があるのか。
これまで出た鉱石は両手でちょうどくらいの大きさだったが、ミスリル鉱石は片手くらいの大きさなのだ。
「へぇ。ミスリルかー魔法反射するんだよな?」
「そうだな。しかも軽いらしいから、これで盾や手甲を作れればいいが、ここで集めるとかなりの量を集めないといけなくなるな」
「どれだけ集めればいいのか、気が遠くなりそうね」
「でも、キラキラして綺麗ですね」
「はは。そうだな。イヤリングの一つくらいならこれで作れそうだな」
俺の軽口にミハエルが続いた。
「あー、いいんじゃね?エルナ欲しいなら貰ったらどうだ?」
「えっ いえ、いいです!」
エルナは頬を赤くして、手をブンブン振って断った。
だがまぁ、悪くない話だ。
確かに贅沢ではあるだろうが、ミスリルは確かに美しくはある。
二つで銀貨十枚程度だし、そこそこ出たら俺が二つだけ買い取って父さんに加工してもらって二人にプレゼントしてもいいかもしれない。
ちょうどもうすぐ祭りの時期だし。
そう思いつつ目線をあげると、ミハエルが耳を叩いてる。
なんだろうと思いつつミハエルに通話魔法を繋げた。
『なんだ?』
『あーなんだ、それ、ミスリル鉱石たくさん出たら一個買い取りたい』
そこで俺はおや?と思い聞いてみた。
『もしかして、エルナにイヤリングプレゼントか?』
そう聞くも、ミハエルからは返事がない。
それは要するに、肯定ということだ。
『安心しろって、別に揶揄う気はないから。俺も同じこと考えてたんだよ』
『……フィーネにか?』
『いや、二人に、と思ってたけど、ミハエルがエルナにあげるなら俺はフィーネにプレゼントかな』
『でも、なんて言って渡すんだよ。俺は別にイヤリングにして渡す気はなかったぞ。そのままあげようかと……』
普通に狩りをしながらも俺たちは通話を続ける。
『ほら、もうすぐ宝寿祭あるだろ?』
『ああ、そういやそうだな』
宝寿祭というのは、この国にある祭りで、この国を建国した初代国王の王妃が最初の子である王子を産んだお祝いのお祭りと言われている。
ただ、その時に初代国王が、妻である王妃に子供を産んでくれてありがとう、いつもありがとうと、心を籠めてプレゼントをしたと言われているのだ。
その当時、女性というのは男性に傅くのが当たり前と言われている時代だった。
なので、本当にものすごい衝撃だったらしい。
だが、初代国王は本当に国民から愛されていた。だから、国民は素晴らしい行いだと絶賛したのだそうだ。
まぁ今でも軽くなったとはいえ、女性は傅くものとされてはいるのだが、それでもこの宝寿祭の日は親しい女性に日ごろの感謝を籠めてプレゼントをするというのが行われているのだ。
『だからまぁ、問題ないだろう?』
『そう、だな』
『とはいえ、俺はフィーネに、ミハエルはエルナにだけってのは問題があるからさ』
『おう』
『だから一緒にプレゼントしないか?俺たちから、二人へ ならいいと思うんだよ』
『あーそうだな。それがいいな。そうしよう』
『プレゼントはどうする?俺はフィーネにピアスを贈るつもりだけど』
『合わせる。エルナはピアスあいてねぇし、イヤリングかな』
『分かった。じゃあ父さんに加工お願いしておくよ』
『助かる』
こうして俺はミハエルと通話を切った。
あとは確かマルセルの彼女さんのお父さんが銀細工師だったはずなので、加工したミスリルをピアスやイヤリングにしてもらえばいい。
時間ももうあまりないし、早めに声をかけておこう。
そんなことを考えつつも階層を下り、もうすぐ四十三階である。
結局四十階から四十二階までドライアドだけだった。
各階層にそれなりに冒険者がいたのでやはりミスリル狙いなのだろうとは思うが、あの少量では何を作るにしてもかなり籠らないと難しいだろう。
それでも、花弁か鉱石の二つしかでないので比較的ドロップ率はいいのかもしれない。
そうこうしているうちに四十三階への階段についた。
多分次からまた新しいモンスターになるはずだ。
さてさて、どんなモンスターが出るのやら。
20
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる