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俺氏、オタク。漫画の続きを読みたいから異世界から帰りたい。(仮題)
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「決闘スタンバイ!」
俺は空しくも一人で声を張り上げた。というのも、俺の正面に立つ男は何も返答してくれないからだ。
その男は坊主頭に厳つい顔。薄着故か身体に彫られたタトゥーが目に入り、一言で言えば柄が悪い。
「……おい鈴木、ふざけるなよ」
男は眉を顰め、凄んでくる。
「ふざけてなどいない。俺はただ、玄関を開けたら美少女に抱き着かれると思っただけだ」
「……お前、頭大丈夫か?」
呆れた顔でそう言い放ってきた。
しかし! 俺はその言葉を待っていた!
「大丈夫だ、問題ない」
……決まった。
俺の渾身のドヤ顔も相まって、今までで最高の出来だ。これ以上にこの台詞を決められるのは、この台詞を言った張本人くらいだろう。
「……いいのか? なら、行くぞ!」
男はそう言うなりすぐさま右拳を放ってきた。
これは良い拳だ。きっとRYUもそう思うだろう。
ふっ、しかし甘いな! 俺のゲームで鍛えたこの反射神経で避け――
「ぶほおぉぉ!!」
られなかった。
だが! これは敢えて食らったのだ! このまま華麗に着地――
「ぐわああぁぁ!!」
出来なかった。寧ろ手首を捻り、痛めてしまった。
「……くっ、やるな」
「うるせぇな、お前が弱すぎるんだよ。それより早く金返せオタク野郎」
「オタク……だと? もう一度言ってみろ……っ! 次言ったらぽまいの身体は無いと思え!!」
「黙れ情緒不安定オタク」
こいつ……! よくも拙者に金借り引きこもりオタクと……彼女ナッシングオタク侍と言ってくれたなああぁぁ!!
「うおおぉぉ!!」
俺は鬼の形相で立ち上がり、捻った腕を擦りながらも力を籠める。
このまま力を入れ続ければ俺はいずれ金髪となり筋肉量が増大だろう。そうなれば第一形態では倒せなくとも、余裕でこの借金取りを倒せるはずだ!
……しかし、一向に身体はムキムキにならない。何故だ!? 仲間の死が無いからか!? くそ、ならしょうがない!
「おらああぁぁ!!」
俺は拳を振りかぶり、借金取りの男へと駆けた。
その足はまるで鼻の刑事の待つ風のよう、その拳は某神拳の伝承者のよう。常軌を逸した俺の強さ、ギャグ漫画でも無い限りこれを避けられる者はいまい!
――しかし、男が避けずとも俺の拳が当たる事は無かった。理由は簡単だ。俺はこけてしまったのだ。
そして情けなくも顎を打ち、意識は朦朧とする。視界が揺れ、立ち上がる気力は思考と共に奪われていく。
ボクシング漫画の主人公達はこんな状況の中、戦っていたのか……。そりゃこんなの食らってたら主人公もパンチドランカーになるよ……。
相当に辛いのに、こんな事を考えるのは耳に聞こえてくる音を気に掛けたくないからかもな。でも確かに耳には聞こえる。玄関の上に設置した神棚が崩れてるな――。
その思考を最後に、俺の意識は途切れてしまった。
◇◇◇
「……オルドボボ? ボルブリムリ?」
「……うぅん……」
誰だ俺の身体を揺り起こそうとするのは? 揺り起こす……揺り……百合……俺は百合には興味ないぞ……! いや、無い訳では無い! 俺も百合作品は大好きだ。でもガチ百合が見たいんじゃなくて……
「女の子が楽しそうにしている所を見たいだけだーー!!」
「ドゥム!!??」
「な!? 誰だお前は!?」
俺の目の前にいる男は外人だ。薄い茶の髪にバナナ状のもみあげ。フランクなその顔付きはいかにもトム、という感じのGAIZINSANだ。
何でこんな所にトムが!? とも思ったが、見た所周囲の街並みは日本では無い。角度の深い切妻屋根に、木や石、漆喰で出来た壁。それがミニチュアの様に幾つも立ち並んでいる。
俺は何となくこの景色を知っている。実際に目にしてきた訳では無いが、こういった舞台は最近のラノベやweb作品で良く登場するからだ。この風景を一言で言うなら、そう――中世ヨーロッパ風都市だ。
「……まさか、俺は……」
「オー! ボルブリバドゥム?」
景色の素晴らしさに呆気に取られていて、トムの存在をすっかり忘れていた。しかし、第一村人という者は大切だ。俺はきちんとトムの言っている事に耳を傾けるが……
「ミャフィヲイーヌ。デボニュミ?」
なんて言っているか分からない!! 俺の英語の点数は常に7点、ラッキーセブンを貫いて来たからな。でも、こんな俺にも話せる英語はある。
「アイアムザボーン、オブマイソード」
どうだ! これで話が通じ……
「ガムナンティオ? クォリィガジ」
「……」
やべーマジで困ったな、全然通じて無いぞ。ひこうタイプにじしんを使ったみたいな反応をされている。というか、そもそも心象風景の具現化をした所で英語が通じる訳が無いな。
今なら早寝眼鏡ガンマンが便利青狸を求める気持ちがよく分かる。
俺が溜息をつきながらそんな事を考えていると、
《スキル、蒟蒻翻訳を取得しますか?》
目の前に変な文字が浮かび上がって来た。
ホログラムか? かなり精巧だな。やっぱり一度でいいからVRゴーグルを買って、VRchatに行ってみるべきだったかな? ま、そんな余裕があれば借金取りに殴られたりしないだろうけど。
「ゴルゴンドゥーブ、ディ、ヴォンクカ」
俺が謎のホログラムと見つめ合っている間にもトムは心配そうに話し掛けてくる。うーん、どうしようか? トムが何言っているか分からないし、もし本当に蒟蒻翻訳が手に入るなら、欲しいけど……。取り合えずで、使ってみるのもありかな?
「蒟蒻翻訳、取得するぜ!」
《了解。あなたはスキル、蒟蒻翻訳を取得しました》
ん? これで終わりか? 何かが出て来た訳でも身体に変化をきたした訳でもないし……何だか呆気ないな。でも、これでようやくトムと話が……
「ウェリクォイ」
やっぱり食べないと駄目だよな。
しかし、どうやって食べるんだろうか? スキルって言ってたけど、呼び出せたりするのか。
「俺のターン! 蒟蒻翻訳を召喚!」
するとその言葉がトリガー(株)となったのか、俺の伸ばした腕の前から、深夜アニメも吃驚の光を放ちつつ蒟蒻が形成されていく。
「おぉ」
そして俺はそれを落ちないようにしっかりと受け止めた。その感触と見た目は完全に蒟蒻。しかし、あの国民的作品通りならトムと会話が出来るようになるはずだ。
俺は恐る恐るその蒟蒻を口に入れた。多少の恐怖こそあったが、味は特になく食感は完全に蒟蒻だ。これでトムと会話が出来るようになったはずだ。俺は再びトムの言葉に耳を傾けた。
「私とS〇Xしましょうよ!」
「…………は?」
俺は空しくも一人で声を張り上げた。というのも、俺の正面に立つ男は何も返答してくれないからだ。
その男は坊主頭に厳つい顔。薄着故か身体に彫られたタトゥーが目に入り、一言で言えば柄が悪い。
「……おい鈴木、ふざけるなよ」
男は眉を顰め、凄んでくる。
「ふざけてなどいない。俺はただ、玄関を開けたら美少女に抱き着かれると思っただけだ」
「……お前、頭大丈夫か?」
呆れた顔でそう言い放ってきた。
しかし! 俺はその言葉を待っていた!
「大丈夫だ、問題ない」
……決まった。
俺の渾身のドヤ顔も相まって、今までで最高の出来だ。これ以上にこの台詞を決められるのは、この台詞を言った張本人くらいだろう。
「……いいのか? なら、行くぞ!」
男はそう言うなりすぐさま右拳を放ってきた。
これは良い拳だ。きっとRYUもそう思うだろう。
ふっ、しかし甘いな! 俺のゲームで鍛えたこの反射神経で避け――
「ぶほおぉぉ!!」
られなかった。
だが! これは敢えて食らったのだ! このまま華麗に着地――
「ぐわああぁぁ!!」
出来なかった。寧ろ手首を捻り、痛めてしまった。
「……くっ、やるな」
「うるせぇな、お前が弱すぎるんだよ。それより早く金返せオタク野郎」
「オタク……だと? もう一度言ってみろ……っ! 次言ったらぽまいの身体は無いと思え!!」
「黙れ情緒不安定オタク」
こいつ……! よくも拙者に金借り引きこもりオタクと……彼女ナッシングオタク侍と言ってくれたなああぁぁ!!
「うおおぉぉ!!」
俺は鬼の形相で立ち上がり、捻った腕を擦りながらも力を籠める。
このまま力を入れ続ければ俺はいずれ金髪となり筋肉量が増大だろう。そうなれば第一形態では倒せなくとも、余裕でこの借金取りを倒せるはずだ!
……しかし、一向に身体はムキムキにならない。何故だ!? 仲間の死が無いからか!? くそ、ならしょうがない!
「おらああぁぁ!!」
俺は拳を振りかぶり、借金取りの男へと駆けた。
その足はまるで鼻の刑事の待つ風のよう、その拳は某神拳の伝承者のよう。常軌を逸した俺の強さ、ギャグ漫画でも無い限りこれを避けられる者はいまい!
――しかし、男が避けずとも俺の拳が当たる事は無かった。理由は簡単だ。俺はこけてしまったのだ。
そして情けなくも顎を打ち、意識は朦朧とする。視界が揺れ、立ち上がる気力は思考と共に奪われていく。
ボクシング漫画の主人公達はこんな状況の中、戦っていたのか……。そりゃこんなの食らってたら主人公もパンチドランカーになるよ……。
相当に辛いのに、こんな事を考えるのは耳に聞こえてくる音を気に掛けたくないからかもな。でも確かに耳には聞こえる。玄関の上に設置した神棚が崩れてるな――。
その思考を最後に、俺の意識は途切れてしまった。
◇◇◇
「……オルドボボ? ボルブリムリ?」
「……うぅん……」
誰だ俺の身体を揺り起こそうとするのは? 揺り起こす……揺り……百合……俺は百合には興味ないぞ……! いや、無い訳では無い! 俺も百合作品は大好きだ。でもガチ百合が見たいんじゃなくて……
「女の子が楽しそうにしている所を見たいだけだーー!!」
「ドゥム!!??」
「な!? 誰だお前は!?」
俺の目の前にいる男は外人だ。薄い茶の髪にバナナ状のもみあげ。フランクなその顔付きはいかにもトム、という感じのGAIZINSANだ。
何でこんな所にトムが!? とも思ったが、見た所周囲の街並みは日本では無い。角度の深い切妻屋根に、木や石、漆喰で出来た壁。それがミニチュアの様に幾つも立ち並んでいる。
俺は何となくこの景色を知っている。実際に目にしてきた訳では無いが、こういった舞台は最近のラノベやweb作品で良く登場するからだ。この風景を一言で言うなら、そう――中世ヨーロッパ風都市だ。
「……まさか、俺は……」
「オー! ボルブリバドゥム?」
景色の素晴らしさに呆気に取られていて、トムの存在をすっかり忘れていた。しかし、第一村人という者は大切だ。俺はきちんとトムの言っている事に耳を傾けるが……
「ミャフィヲイーヌ。デボニュミ?」
なんて言っているか分からない!! 俺の英語の点数は常に7点、ラッキーセブンを貫いて来たからな。でも、こんな俺にも話せる英語はある。
「アイアムザボーン、オブマイソード」
どうだ! これで話が通じ……
「ガムナンティオ? クォリィガジ」
「……」
やべーマジで困ったな、全然通じて無いぞ。ひこうタイプにじしんを使ったみたいな反応をされている。というか、そもそも心象風景の具現化をした所で英語が通じる訳が無いな。
今なら早寝眼鏡ガンマンが便利青狸を求める気持ちがよく分かる。
俺が溜息をつきながらそんな事を考えていると、
《スキル、蒟蒻翻訳を取得しますか?》
目の前に変な文字が浮かび上がって来た。
ホログラムか? かなり精巧だな。やっぱり一度でいいからVRゴーグルを買って、VRchatに行ってみるべきだったかな? ま、そんな余裕があれば借金取りに殴られたりしないだろうけど。
「ゴルゴンドゥーブ、ディ、ヴォンクカ」
俺が謎のホログラムと見つめ合っている間にもトムは心配そうに話し掛けてくる。うーん、どうしようか? トムが何言っているか分からないし、もし本当に蒟蒻翻訳が手に入るなら、欲しいけど……。取り合えずで、使ってみるのもありかな?
「蒟蒻翻訳、取得するぜ!」
《了解。あなたはスキル、蒟蒻翻訳を取得しました》
ん? これで終わりか? 何かが出て来た訳でも身体に変化をきたした訳でもないし……何だか呆気ないな。でも、これでようやくトムと話が……
「ウェリクォイ」
やっぱり食べないと駄目だよな。
しかし、どうやって食べるんだろうか? スキルって言ってたけど、呼び出せたりするのか。
「俺のターン! 蒟蒻翻訳を召喚!」
するとその言葉がトリガー(株)となったのか、俺の伸ばした腕の前から、深夜アニメも吃驚の光を放ちつつ蒟蒻が形成されていく。
「おぉ」
そして俺はそれを落ちないようにしっかりと受け止めた。その感触と見た目は完全に蒟蒻。しかし、あの国民的作品通りならトムと会話が出来るようになるはずだ。
俺は恐る恐るその蒟蒻を口に入れた。多少の恐怖こそあったが、味は特になく食感は完全に蒟蒻だ。これでトムと会話が出来るようになったはずだ。俺は再びトムの言葉に耳を傾けた。
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