孤独な戦い（2）

休日はおしっこがまんの日（4）

「･･････そろそろかな？」

昼食を済ませた僕とナオはペットボトルのお茶を飲み、尿意を蓄えていた。僕の感覚だと結構膀胱が膨らんできていて、適度な尿意を楽しめるくらいだから、ナオも同じくらいではないかと思ってナオの様子を見ると、ナオは僕よりも少し追い詰められているみたいで、既に肩で息をしていた。

「大丈夫？」と聞くとナオは「･･･いや、むしろこのくらいが楽しいんだ･･･」と強がっている。全裸の僕とナオは外出の準備を始める。まず充電を完了させた前立腺の責め具を肛門から体内に挿入する。「ああっ･･･！」「うっ！くうっ！」二人とも甘い声が出る。次はハーネスで責め具をしっかり身体に固定する。下着は着けない。速乾性の生地のハーフパンツを穿くと、あとはTシャツを身に付ける、これだけだ。あとは裸足にサンダルを履き、準備完了である。

「これって、漏らす気まんまんだよね･･･」とナオがくすくす笑いながら言っている。そして意外にもナオが積極的なことを提案してきた。外出直前にさらにペットボトルのお茶を飲むというものだ。僕は少しやり過ぎじゃないかと思ったが、今日はナオの提案に従わなければならないので、僕もナオに付き合って、ペットボトルのお茶を一気に飲み干した。

外に出た僕とナオはとりあえず近くのバス停まで歩くことにした。「あ、そうだ、･･･おしりのリモコン、交換しない？」僕がナオに聞くと、ナオは目を輝かせて素直にリモコンを僕に渡した。僕はナオのリモコンを受け取り、それをハーフパンツのポケットに入れ･･･、その瞬間、早くもナオの攻撃が始まった。責め具が急に振動し、僕は下腹部をぎんっ、と硬直させる。ああっ、振動が前立腺や膀胱にも伝わり、僕の膀胱は早くも身震いを起こす。前立腺もこれからの快楽を待ちわびてわくわくしている感じだ。

バス停でしばらく待っているとお目当てのバスがやって来たので乗り込む。幸いほとんど人がいない。僕とナオは一番後ろの席に並んで座った。勢いを付けないようにしてそろりと座ったが、それでも衝撃が前立腺に伝わり、うっ！と声が出る。ナオも同じような感じだろう。バスが発車すると、僕は例のリモコンに手を掛けた。

「ああっ、これっ、うっ！かなりくるね･･･バスが振動するから、いつもよりくる･･･」ナオがささやいた。「苦しい？」僕がナオに聞くとナオは「それよりおしっこの方がきついかも･･･」と呻いた。出かける直前に飲んだお茶がナオの膀胱に殺到しているらしい。僕はまだ余裕かな･･･と思っていたら、尿意とは実に気まぐれなもので、僕の膀胱もじりじりと苦しみ出した。･･･ちょっと辛いかも知れない。

ナオが小さな声で何か言っている。･･･る、･･･れる、･･･る、･･･。どうしたんだろうと思っていると、ナオの声は次第にはっきりと聞こえてきた。もれるもれるもれるもれると繰り返しつぶやいていたのだ。僕はナオに「がんばれ、ぐっと我慢するんだっ！」と強めに言ってみる。ナオは静かに震えていた。

僕の膀胱も結構きつい･･･、尿意が盛大になってきた･･･。ああっ、くうっ、僕はわくわくするっ！！