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第十四話
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……うん、めっちゃ減ってるよね。だって約1500万以上の命が失われたってわけだからなぁ。
俺だってこんなに死ぬ予定じゃなかったのだ。しかしある時はダンジョンのトラップにかかって死に続け、ある時は加減が分からず、ついついオーバーキル全開でモンスターを殺しまくったり、とにかく自分の戦い方を会得するまでは、必要以上の命を使い続けてしまったというわけだ。
そのお蔭でということもあり、今ではモンスターの強さを見極め最低限の力だけでやりくりできるようにはなったが。
《レコードポイント》も750万ということは、750機を増やしたわけだが、支出と収入が違い過ぎて、何だか焼け石に水状態だった。
ただ無意味に死に続けたわけじゃなく、こうして稼げるようになったので、俺的にはプラスマイナスゼロだと思っている。
「けど毎日毎日ダンジョン探索…………たまには癒しが欲しい」
それに死んでも生き返るとはいっても、やはり死ぬのは怖いし痛いのだ。だからできるだけ死なないように攻略しているが、不意の攻撃や罠にハマることだってある。
この前、火炙りのトラップにかかった時は最悪だった。あの生きたまま身を焦がされる痛みは、二度と経験したくないほどの恐怖を俺に植え付けたものだ。それに渦潮に飲み込まれた時も、溺死があんなにも苦しいことに気づいた。
何にせよ、即死が一番マシな死に方だと身をもって体験したのだから凄いものだ。この世の中で恐らくは俺だけだろう。そんな摩訶不思議な体験をしているのは。
「何度死んでも慣れることはねえしなぁ。……今日くらいは久々にのんびり過ごすかねぇ」
正直1000万円なら、苦も無く稼ぐくらいはできるようになった。一日二日休息した程度で慌てるようなことじゃない。
「……うし、たまには街ブラでもしてみっか」
俺はそう決めて、アパートから街へ繰り出すことにした。
「う~ん……街ブラっていっても、何すりゃいいか分からん」
これまでは借金に追われて、ゆっくりすることなんてなかった。だから三ヶ月もこの街に住んでいるのに、知っていることといえばダンジョンや神殿などの冒険者に関する建物に関してだけだ。
あとはコンビニでその日の飯を調達するくらい。
そういやテレビのロケ番組での街ブラっていえば、商店街とかウロウロしてるよなぁ。
そこで見つけた店に立ち寄ったり、いろんな人と談笑したりしている。
ということで、俺も商店街へとやってきた。
大型ショッピングモールみたいに、左右にずら~っと様々な店が立ち並んでいる。
あちこちから良い香りも漂ってきて、腹の虫が騒ぎ出す。
落ち着け腹の虫よ。さっきカップ麺を食ったじゃねえか!
これでも結構食べる方なので、もちろん足りないといえば足りない。しかしちょっとくらい空腹でも即死することはない。それに死んだとしても生き返るし。いや、さすがにその死に方はカッコ悪過ぎだとは思うが。
「ああ……でもこのニオイだけで白飯三杯はイケるかも」
俺が通路の真ん中で鼻をクンクンと鳴らしニヤけている姿を見て、すれ違う人たちが怪訝な表情を向けてくる。
「ねえねえママ、あのひとヘンだよ?」
「ああいう人には絶対に近づいちゃダメよ!」
…………。
「ありゃ完全に薬に手を出してる奴だな、間違いない」
「うわぁ、ヤッバ、何あのニヤけ顔、キモいんですけどぉ」
…………。
「最近の若い者はおかしな奴が多いわい」
「そうですねぇ。嫌な時代になったもんですよ」
……………………涙が出てくる。だって……ガラスハートだもん。
そんなに言わなくてもいいんじゃね、と思いつつ、俺はすぐさま顔を俯かせて、早足でその場から離脱した。
逃げるように路地に入った俺は、顔を真っ赤にしながら壁に手を掛けて項垂れる。
まさか来て早々に老若男女から心を砕かれる言葉をもらうとは予想外だった。
街に癒しを求めてやってきたってのに、まさか致命傷に近いダメージを負うなんて誰が予想できたであろうか。
「うぅ……もう帰ろうかな」
するとそこへ、背後から何かがぶつかってきた衝撃があった。
「いつっ……、あん? 何だてめえこらぁ、ぶつかっといて謝罪もなしか、おお!」
いや、それこっちのセリフなんですけど。だって俺、ここに立ち止まってたわけだし。
見るとガタイの良い男性が、女性を侍らしながらそこに立っていた。しかも超美人でグラマラスな人だ。
「……すみません」
「はあ? 聞こえねえんだよ! ったく、この冒険者の街にてめえみてえなもやしがいるんじゃねえよ」
「アハハ! もう武志ってばぁ、そ~んなゾンビみたいなキモイ奴と喋ってないでさっさとホテル行こうよぉ」
うわぁ、酷い言い草。まあ基本的に女性にはキモがられるから慣れてるけどな。
「そうだなそうだな。けどゾンビっていや知ってっか? 最近この街で噂になってる都市伝説をよ」
「え~知らな~い」
「何でも殺されても死なねえゾンビ冒険者がいるって話だぜ」
……なぬ?
「うわっ、何だかマジでキモくな~い?」
「フンッ、どうせ都市伝説だ。嘘だよ噓。でもまあ、もしかしたらコイツみてえなヤツだったりしてなぁ。ガハハハハ!」
「キャハハハ、それウケるんですけどー!」
何がおかしいのやら。
しかも周りの人たちなんて、絡まれている俺を助けようなんてしない。それどころかクスクスと笑っている連中までいる始末。本当にこの世には救いはねえなぁ。
「んじゃ行くか、ホテル」
「うん、今日はた~っぷり楽しませてねぇ」
「もちろんだぜ。冒険者として培ったこのタフさで、一日中弄んでやるよ」
すでに俺のことは眼中無しといった感じで、カップルはそのまま過ぎ去って行った。
いいなぁ、あんな美女とこれからしっぽりとくんずほぐれつかぁ。羨ましい……。
いや、それよりもゾンビ冒険者って、あれ……俺のことだよな? いつの間に都市伝説にまで発展してんの?
俺も一心不乱で攻略していて、いちいち周りを気にしてられない状況でもあったから、俺を見ていた奴らもいたかもしれない。
にしてもゾンビ冒険者って……言い得て妙だな。
自分でも意外にしっくりきてしまうところが虚しいところだ。
俺は徐々に小さくなっていく、さっきのカップルの背中を見つめる。
冒険者はモテる。何故なら強い男性に惹かれる女性は多いからだ。だから冒険者を目指すという奴もまた少なからずいる。
中にはハーレムを築いている奴もいるらしく、本当に羨ましいことだ。
俺だってそこまでとは言わないが、いつか俺のことを真っ直ぐ見てくれるような子と出会いたいものである。
「……はぁ。益々帰りたくなってきたなぁ」
だがその時、視線の先に一件の店らしき建物を発見した。
俺だってこんなに死ぬ予定じゃなかったのだ。しかしある時はダンジョンのトラップにかかって死に続け、ある時は加減が分からず、ついついオーバーキル全開でモンスターを殺しまくったり、とにかく自分の戦い方を会得するまでは、必要以上の命を使い続けてしまったというわけだ。
そのお蔭でということもあり、今ではモンスターの強さを見極め最低限の力だけでやりくりできるようにはなったが。
《レコードポイント》も750万ということは、750機を増やしたわけだが、支出と収入が違い過ぎて、何だか焼け石に水状態だった。
ただ無意味に死に続けたわけじゃなく、こうして稼げるようになったので、俺的にはプラスマイナスゼロだと思っている。
「けど毎日毎日ダンジョン探索…………たまには癒しが欲しい」
それに死んでも生き返るとはいっても、やはり死ぬのは怖いし痛いのだ。だからできるだけ死なないように攻略しているが、不意の攻撃や罠にハマることだってある。
この前、火炙りのトラップにかかった時は最悪だった。あの生きたまま身を焦がされる痛みは、二度と経験したくないほどの恐怖を俺に植え付けたものだ。それに渦潮に飲み込まれた時も、溺死があんなにも苦しいことに気づいた。
何にせよ、即死が一番マシな死に方だと身をもって体験したのだから凄いものだ。この世の中で恐らくは俺だけだろう。そんな摩訶不思議な体験をしているのは。
「何度死んでも慣れることはねえしなぁ。……今日くらいは久々にのんびり過ごすかねぇ」
正直1000万円なら、苦も無く稼ぐくらいはできるようになった。一日二日休息した程度で慌てるようなことじゃない。
「……うし、たまには街ブラでもしてみっか」
俺はそう決めて、アパートから街へ繰り出すことにした。
「う~ん……街ブラっていっても、何すりゃいいか分からん」
これまでは借金に追われて、ゆっくりすることなんてなかった。だから三ヶ月もこの街に住んでいるのに、知っていることといえばダンジョンや神殿などの冒険者に関する建物に関してだけだ。
あとはコンビニでその日の飯を調達するくらい。
そういやテレビのロケ番組での街ブラっていえば、商店街とかウロウロしてるよなぁ。
そこで見つけた店に立ち寄ったり、いろんな人と談笑したりしている。
ということで、俺も商店街へとやってきた。
大型ショッピングモールみたいに、左右にずら~っと様々な店が立ち並んでいる。
あちこちから良い香りも漂ってきて、腹の虫が騒ぎ出す。
落ち着け腹の虫よ。さっきカップ麺を食ったじゃねえか!
これでも結構食べる方なので、もちろん足りないといえば足りない。しかしちょっとくらい空腹でも即死することはない。それに死んだとしても生き返るし。いや、さすがにその死に方はカッコ悪過ぎだとは思うが。
「ああ……でもこのニオイだけで白飯三杯はイケるかも」
俺が通路の真ん中で鼻をクンクンと鳴らしニヤけている姿を見て、すれ違う人たちが怪訝な表情を向けてくる。
「ねえねえママ、あのひとヘンだよ?」
「ああいう人には絶対に近づいちゃダメよ!」
…………。
「ありゃ完全に薬に手を出してる奴だな、間違いない」
「うわぁ、ヤッバ、何あのニヤけ顔、キモいんですけどぉ」
…………。
「最近の若い者はおかしな奴が多いわい」
「そうですねぇ。嫌な時代になったもんですよ」
……………………涙が出てくる。だって……ガラスハートだもん。
そんなに言わなくてもいいんじゃね、と思いつつ、俺はすぐさま顔を俯かせて、早足でその場から離脱した。
逃げるように路地に入った俺は、顔を真っ赤にしながら壁に手を掛けて項垂れる。
まさか来て早々に老若男女から心を砕かれる言葉をもらうとは予想外だった。
街に癒しを求めてやってきたってのに、まさか致命傷に近いダメージを負うなんて誰が予想できたであろうか。
「うぅ……もう帰ろうかな」
するとそこへ、背後から何かがぶつかってきた衝撃があった。
「いつっ……、あん? 何だてめえこらぁ、ぶつかっといて謝罪もなしか、おお!」
いや、それこっちのセリフなんですけど。だって俺、ここに立ち止まってたわけだし。
見るとガタイの良い男性が、女性を侍らしながらそこに立っていた。しかも超美人でグラマラスな人だ。
「……すみません」
「はあ? 聞こえねえんだよ! ったく、この冒険者の街にてめえみてえなもやしがいるんじゃねえよ」
「アハハ! もう武志ってばぁ、そ~んなゾンビみたいなキモイ奴と喋ってないでさっさとホテル行こうよぉ」
うわぁ、酷い言い草。まあ基本的に女性にはキモがられるから慣れてるけどな。
「そうだなそうだな。けどゾンビっていや知ってっか? 最近この街で噂になってる都市伝説をよ」
「え~知らな~い」
「何でも殺されても死なねえゾンビ冒険者がいるって話だぜ」
……なぬ?
「うわっ、何だかマジでキモくな~い?」
「フンッ、どうせ都市伝説だ。嘘だよ噓。でもまあ、もしかしたらコイツみてえなヤツだったりしてなぁ。ガハハハハ!」
「キャハハハ、それウケるんですけどー!」
何がおかしいのやら。
しかも周りの人たちなんて、絡まれている俺を助けようなんてしない。それどころかクスクスと笑っている連中までいる始末。本当にこの世には救いはねえなぁ。
「んじゃ行くか、ホテル」
「うん、今日はた~っぷり楽しませてねぇ」
「もちろんだぜ。冒険者として培ったこのタフさで、一日中弄んでやるよ」
すでに俺のことは眼中無しといった感じで、カップルはそのまま過ぎ去って行った。
いいなぁ、あんな美女とこれからしっぽりとくんずほぐれつかぁ。羨ましい……。
いや、それよりもゾンビ冒険者って、あれ……俺のことだよな? いつの間に都市伝説にまで発展してんの?
俺も一心不乱で攻略していて、いちいち周りを気にしてられない状況でもあったから、俺を見ていた奴らもいたかもしれない。
にしてもゾンビ冒険者って……言い得て妙だな。
自分でも意外にしっくりきてしまうところが虚しいところだ。
俺は徐々に小さくなっていく、さっきのカップルの背中を見つめる。
冒険者はモテる。何故なら強い男性に惹かれる女性は多いからだ。だから冒険者を目指すという奴もまた少なからずいる。
中にはハーレムを築いている奴もいるらしく、本当に羨ましいことだ。
俺だってそこまでとは言わないが、いつか俺のことを真っ直ぐ見てくれるような子と出会いたいものである。
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