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第四話
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俺はユニークスキルという欄を見て十秒ほど固まったと思う。
何故ならユニークスキルとは、稀少の中のさらに稀少な能力だと聞いていたからだ。
魔法というものは、大きく分けて三つ。
属性魔法・治癒魔法・支援魔法
人によって得意分野が異なり、冒険者はその長所を伸ばす鍛錬が必要になる。
世界が変貌してから二十年以上、魔力を持って生まれてくる者たちは増え続け、魔法を扱える者もまた増加した。
それでも魔法を扱えるのは、十人に一人くらいの確率だろうか。
そして――スキル。これは一万人に一人と言われるほどの珍しい能力だ。
特殊技能、異能、超能力などに分類されるような、個人的資質による先天的な才能のこと。
簡単に言うと、魔法のカテゴリーに入らない特別な力である。ただ必ずしも戦闘に役に立つとはいえない。しかし使い様によっては、本人にとても大きな利をもたらしてくれるものなのは違いない。
故にスキル持ちというのは特別視されるし、多くのギルドから勧誘されるような引く手数多な人種と成り得る。
そしてこのスキルの、さらに稀少なのが〝ユニークスキル〟だ。
スキルの中には似たような、あるいは同じスキルを持つ人物がいたりするが、このユニークスキルは、世界でたった一人だけに許された唯一無二の能力なのである。
確率的に言うと、百万人に一人とされ、そのほとんどの能力が秘匿されていた。
噂では、あまりにも強力過ぎるということで公にできないとされているらしい。百万人に一人というのも、そう世間で言われているだけで本当のところは分かっていない。
ただユニークスキルを持つ者は、天下人の証だとまことしやかに囁かれている。
まさに眉唾ものであり、誰かが面白がって吹聴したのだと思われていたし、俺だってそう考えていた。
だが実際にソレを目にしてしまった衝撃は計り知れない。
俺はステータスに刻まれている文字が信じられないつつも、思わず無意識に呟いてしまった。
「……《残機10億》」
その直後、脳内に激流が流れ込んできたかのような衝撃を受けた。
そしてそれが様々な〝情報〟であり〝記憶〟であることを知る。
一体どれだけの時間、硬直してしまっていたのか……。
ハッとして我に返った俺は、《残機10億》という恐ろしい能力の使い方を得た。
ただそこで冒険者登録をすることなく、俺は一心不乱に神殿から駆け出て、支度金として与えられた金で取った宿へと向かう。
宿に辿り着くと、すぐに借りている自室のベッドの上に飛び乗り、大きな溜息とともに身体を反転させて天井を仰ぐ。
頭の中が渦を巻いているように混乱しているのは明白で、まずは冷静になりたかった。
そして最初から今日の出来事を思い出していき、再び神殿での件に辿り着く。
「…………ユニークスキル。俺に……こんな力が」
魔力も持たず、魔法は使えない以上、冒険者は諦めなければならないと絶望を感じた。
これから永遠に等しい時間を、奴隷として過ごさないといけないのかと。
しかしステータスを見て、絶望の中に希望があることに気づいた。
この力があれば、俺は冒険者として稼ぐことができる……かもしれない!
そう思えるだけの知識が、俺の頭の中にはあった。まだ実感こそしていないし、ハッキリいって本当に上手く使いこなせるかも分からない。
だがこのまま成す術なく言いなりになるのだけは嫌だ。どうせ負けるなら、最後まで足掻き切って負けることを選ぶ。
そうして俺は、改めて冒険者になることを決意し、翌日――俺は冒険者になった。
神殿で冒険者登録を行い、晴れて冒険者になった俺は、さっそく初心者が挑むに相応しいダンジョンへ向かうことにした。
一応支度金として、ひなめには幾らかもらっている。当然これも借金に組み込まれているが。
それで最低限の防具とナイフを購入し、攻略に臨むことにしたのだ。
あと、昨日の情報注入以降に俺の視界には変化が生じた。
視界の右上に【残機:10億 レコードポイント:0】というのが浮かび上がっている。
正直最初ステータスを見た時は、10億というキーワードに、まさかステータスにも借金が記載されているのかと愕然とした。
借金10億、残機10億。紛らわしいんだよ!
この《残機10億》というユニークスキルの力は、文字通り俺に残機が存在するってことだ。
ゲームをする者なら誰もがピンとくるだろう。
たとえばシューティングゲームを例にして説明しよう。
弾丸やビームを放つ戦闘機を操作して、次々とやってくる敵を撃ち倒していく。
しかし当然敵も攻撃を放ってきたり、ステージが進めば敵や障害物なども多くなり、攻撃を受けたり障害物に当たって大破してしまうことがある。
だがそこでゲームオーバーというわけではなく、残機システムという死んでもやり直せるチャンスがあるのだ。
例えば残機が3なら、三回死んでも大丈夫という意味である。
もうお分かりであろう。俺の《残機10億》というのは、文字通り残機が〝10億〟あるということ。
つまり10億回、死んでもやり直せる能力なのだ。
さすがは都市伝説の一つに数えられるユニークスキル。
ハッキリいって反則じみた力である。
もしこれがゲームなら、余程理不尽な製作者が拵えたものでなければ、確実に攻略することができるだろう。
何せ10億の命が俺に宿っているのだ。ほぼほぼ無敵に近い。
ただ痛みは当然感じるし、死の恐怖だって存在する。
だからたとえ死んでも生き返る能力があるとしても、できる限りは死にたくない。
と、思って、当然最初は初心者が挑むべき比較的優しいダンジョンに入ったつもりだったのだが……。
俺は見るからに初心者っぽかったのだろう。そんな俺に声をかけてくれた冒険者パーティがあった。
何故ならユニークスキルとは、稀少の中のさらに稀少な能力だと聞いていたからだ。
魔法というものは、大きく分けて三つ。
属性魔法・治癒魔法・支援魔法
人によって得意分野が異なり、冒険者はその長所を伸ばす鍛錬が必要になる。
世界が変貌してから二十年以上、魔力を持って生まれてくる者たちは増え続け、魔法を扱える者もまた増加した。
それでも魔法を扱えるのは、十人に一人くらいの確率だろうか。
そして――スキル。これは一万人に一人と言われるほどの珍しい能力だ。
特殊技能、異能、超能力などに分類されるような、個人的資質による先天的な才能のこと。
簡単に言うと、魔法のカテゴリーに入らない特別な力である。ただ必ずしも戦闘に役に立つとはいえない。しかし使い様によっては、本人にとても大きな利をもたらしてくれるものなのは違いない。
故にスキル持ちというのは特別視されるし、多くのギルドから勧誘されるような引く手数多な人種と成り得る。
そしてこのスキルの、さらに稀少なのが〝ユニークスキル〟だ。
スキルの中には似たような、あるいは同じスキルを持つ人物がいたりするが、このユニークスキルは、世界でたった一人だけに許された唯一無二の能力なのである。
確率的に言うと、百万人に一人とされ、そのほとんどの能力が秘匿されていた。
噂では、あまりにも強力過ぎるということで公にできないとされているらしい。百万人に一人というのも、そう世間で言われているだけで本当のところは分かっていない。
ただユニークスキルを持つ者は、天下人の証だとまことしやかに囁かれている。
まさに眉唾ものであり、誰かが面白がって吹聴したのだと思われていたし、俺だってそう考えていた。
だが実際にソレを目にしてしまった衝撃は計り知れない。
俺はステータスに刻まれている文字が信じられないつつも、思わず無意識に呟いてしまった。
「……《残機10億》」
その直後、脳内に激流が流れ込んできたかのような衝撃を受けた。
そしてそれが様々な〝情報〟であり〝記憶〟であることを知る。
一体どれだけの時間、硬直してしまっていたのか……。
ハッとして我に返った俺は、《残機10億》という恐ろしい能力の使い方を得た。
ただそこで冒険者登録をすることなく、俺は一心不乱に神殿から駆け出て、支度金として与えられた金で取った宿へと向かう。
宿に辿り着くと、すぐに借りている自室のベッドの上に飛び乗り、大きな溜息とともに身体を反転させて天井を仰ぐ。
頭の中が渦を巻いているように混乱しているのは明白で、まずは冷静になりたかった。
そして最初から今日の出来事を思い出していき、再び神殿での件に辿り着く。
「…………ユニークスキル。俺に……こんな力が」
魔力も持たず、魔法は使えない以上、冒険者は諦めなければならないと絶望を感じた。
これから永遠に等しい時間を、奴隷として過ごさないといけないのかと。
しかしステータスを見て、絶望の中に希望があることに気づいた。
この力があれば、俺は冒険者として稼ぐことができる……かもしれない!
そう思えるだけの知識が、俺の頭の中にはあった。まだ実感こそしていないし、ハッキリいって本当に上手く使いこなせるかも分からない。
だがこのまま成す術なく言いなりになるのだけは嫌だ。どうせ負けるなら、最後まで足掻き切って負けることを選ぶ。
そうして俺は、改めて冒険者になることを決意し、翌日――俺は冒険者になった。
神殿で冒険者登録を行い、晴れて冒険者になった俺は、さっそく初心者が挑むに相応しいダンジョンへ向かうことにした。
一応支度金として、ひなめには幾らかもらっている。当然これも借金に組み込まれているが。
それで最低限の防具とナイフを購入し、攻略に臨むことにしたのだ。
あと、昨日の情報注入以降に俺の視界には変化が生じた。
視界の右上に【残機:10億 レコードポイント:0】というのが浮かび上がっている。
正直最初ステータスを見た時は、10億というキーワードに、まさかステータスにも借金が記載されているのかと愕然とした。
借金10億、残機10億。紛らわしいんだよ!
この《残機10億》というユニークスキルの力は、文字通り俺に残機が存在するってことだ。
ゲームをする者なら誰もがピンとくるだろう。
たとえばシューティングゲームを例にして説明しよう。
弾丸やビームを放つ戦闘機を操作して、次々とやってくる敵を撃ち倒していく。
しかし当然敵も攻撃を放ってきたり、ステージが進めば敵や障害物なども多くなり、攻撃を受けたり障害物に当たって大破してしまうことがある。
だがそこでゲームオーバーというわけではなく、残機システムという死んでもやり直せるチャンスがあるのだ。
例えば残機が3なら、三回死んでも大丈夫という意味である。
もうお分かりであろう。俺の《残機10億》というのは、文字通り残機が〝10億〟あるということ。
つまり10億回、死んでもやり直せる能力なのだ。
さすがは都市伝説の一つに数えられるユニークスキル。
ハッキリいって反則じみた力である。
もしこれがゲームなら、余程理不尽な製作者が拵えたものでなければ、確実に攻略することができるだろう。
何せ10億の命が俺に宿っているのだ。ほぼほぼ無敵に近い。
ただ痛みは当然感じるし、死の恐怖だって存在する。
だからたとえ死んでも生き返る能力があるとしても、できる限りは死にたくない。
と、思って、当然最初は初心者が挑むべき比較的優しいダンジョンに入ったつもりだったのだが……。
俺は見るからに初心者っぽかったのだろう。そんな俺に声をかけてくれた冒険者パーティがあった。
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