231 / 258
230
しおりを挟む
大淀なとりは、前を歩く火鈴の背を見つめながら溜息を吐いていた。
つい先日、自身が所属している【異界対策局・北海道支部】の長である御手洗信蔵からの案件で、各地方の勇者の素行調査、及び候補生に成り得る者へのスカウトという名目で本部がある東京へと辿り着いていた。
そしてそこで出会ったのが、本部所属にして最も実力を有しているという火鈴である。しばらく彼女のもとで、ダンジョン調査や他の勇者や候補生などに接触を図っていた矢先、火鈴が地方へ赴くことになったので一緒についていくことになった。
そうして今回、匿名のダンジョン発生通報が入り、半信半疑ながらもその近くにいた火鈴ともども確認がてら向かうことになったのである。
そこで遭遇したのが、前回のダンジョンブレイク時に活躍した修一郎たちだ。
(まさか、かの英雄たちに会えるなんてな)
十三年前のダンジョンブレイク時、なとりはまだ小学生だった。本来なら現在に生きる日本国民の大多数と同じく、その存在を知ることなく過ごしていただろう。
しかし運の悪いことに、なとりとその妹はダンジョンブレイクに遭遇し、そこから現れた妖魔に襲撃されてしまったのである。
あわや殺されるといったところに登場したのが、当時の勇者と呼ばれていた者たち。目の前で繰り広げられるアニメや漫画にしかありえないであろう光景に、なとりと妹はただただ呆然とするしかなかった。
窮地から脱したなとりたちは、通常ならそのまま記憶処理を行われて、普段の日常へと戻っていく予定だったらしい……が、そこで待ったをかけたのが父の存在である。
父は政財界に顔が利く立場にあり、なとりたちの現状を聞いて記憶処理を施さないように動いたとのこと。
そうしてなとりとその妹は、これまでダンジョンに気づいた一般人たちとは異なる対処をされることになり、とりあえず他言無用を約束に過ごすことになった。
今になって思うと、記憶処理を施された方が気楽に過ごせていたのかもしれない。何せ、国家案件に片足を突っ込んだ状態で生きることになったのだから。
ただ、自分たちを助けてくれた勇者たちのことを忘れるのは不義理でしかないとも感じていた。いつか彼女たちに恩返しをしたいという思いは、妹ともども持っていたから。
故にか、こうして結果的に国家運営する組織に身を置くことになっているのだが。
(それにしても、本当に野放しにされているとはな)
なとりが思い浮かべたのは、現行の勇者として活躍する日ノ部ナクルの顔。いや、彼女だけではない。他にも数人、勇者かあるいは候補生らしき存在もいた。
本来なら、本部がその存在を黙って容認して放置するなんて選択は取らないだろう。いつまた過去のように世界各地でダンジョンブレイクが起こるとも限らないのだ。戦力は大いに越したことはない。故に少々強制力を持ってしても、ナクルたちを懐に入れておくべきである。
しかし本部の意向としては、彼女たちを自由にさせておくということらしい。
(上層部は一体何を考えているんだ……?)
いや、少しだけだがその考えも理解はできる。ナクルが普通の家庭の生まれなら、何が何でも手にしようと動いているはず。しかし彼女はあの日ノ部修一郎と籠屋ユキナの娘なのだ。
かの英雄たちの血を引く存在というのは、戦力として申し分ないものの、無理に引き入れようとして怒りを買ってしまうかもしれない。もしそれで内戦にでもなってしまえば、貴重な戦力がさらに削られる恐れがある。それを懸念してのことだろう。
(だが他の子は……特にあの少年……)
脳裏に浮かぶのはただ一人――札月沖長。これまでの長い勇者や候補生の歴史の中で、男子が見られたのは皆無と聞いている。修一郎や籠屋大悟のように強靭なオーラを有し、勇者たちを支えた者たちは数多く存在した。
しかしながらダンジョン内で勇者たちとともに戦った事例などは見当たらない。
(調べによると、まだあと二人ほどいるみたいだが)
調査報告書によれば、沖長のように〝資格〟を有する少年が、少なくとも他二名が確認されている。一応スカウトに動いているとの話だが、それが成功したのかまだ情報は上がってきていない。
(今回は過去に比べてイレギュラーが多いな)
少年たちの存在もそうだが、ダンジョン発生の活発化が早過ぎる。前回は初期のダンジョン発生から一年くらいまでは、その発生も一カ月に一度ほどだった。そのためそれなりに準備することができたし、結果的に日本国民に知られることなく終息させることができた。
しかし今回、まだ発生初期から半年も経っていないというのに、すでに日本各地で二十件以上ものダンジョンが確認されている。これは異常としか思えない発生率。
しかし妖魔人と呼ばれる、人間にとって最悪の天敵がもう動き出しているとの報告もある。前回だったら彼らが活発に動き出したのは、発生から一年ほど経ってからだった。それなのに今回はすでに各地でその姿が目撃されている。
「……戸隠さん、聞いてもいいですか?」
「あん? 何だよ、改まって」
「あなたは彼女たち……日ノ部ナクルたちと面識があるようでしたが?」
「ああ、前にちょっとな」
「彼女やその候補生たちをスカウトしたいと思わないのですか?」
「おいおい、それは上の役目だろ? アタシはただ言われたようにダンジョンを攻略するだけ。それがアタシの仕事だしな」
「しかし現状、人手が足りないのも事実です。現に、こうしてあなただって地方に回されたりしていますし」
「しょうがねえだろ。実際に使える連中は少ねえんだし」
「それはダンジョンの存在を大々的に公表せず秘密に動いているからだと思いませんか?」
確かに公表するデメリットも存在するだろう。間違いなくパニックになるだろうし、黙っていた総理などの政治家たちは国民たちに叩かれるはずだ。しかし公表することで表立って動くことが可能になる。それは速度を生み、対処がしやすくなるというメリットになる。
国民の中にも隠れた逸材だっているだろう。その者たちとの接触も増え、戦力増強にも効率が増す。だからこそなとりは、デメリットを抱えながらも、公表した方が良いという派閥に身を置いている。
「アンタの言いたいことは分かる。けどまぁ、悲しいことにアタシたちは下っ端で、そういうことを決めんのはお偉いさんたちだろ? さっきも言ったけど、文句があんならアタシじゃなくて上に言ってくれよ」
「……はぁ。そうですね、いち勇者のあなたに愚痴ったところでどうしようもないですか」
「そういうこと。つーか、その喋り方しんどくねえか? アンタ、普段はもっと崩した感じ喋り方してんじゃねえの?」
どうして気づいたのかと眉をひそめてしまった。
「これでも見る目はあんだよ。ま、愚痴ならいくらでも聞いてやっから、遠慮なんかしねえで口調とかもアンタの普通でいいぜ? 」
ニヤリと口角を上げながら彼女は言った。自分よりも明らかに幼い子供に見透かされていると感じ、内心で苦々しい思いが込み上げてくる。
「…………分かりまし……分かった。ならばこちらも遠慮するのは止めておこうか」
「お、いいねぇ。やっぱ人付き合いはフランクじゃねえとな」
「それは時と場合にもよる。もっとも君はどんな時もそのままのようだがな」
「おう。総理相手でもアタシはアタシ。何も変わんねえよ」
「それは少し自重しろ。ったく」
「ニャハハハ~」
楽しそうに笑う火鈴に溜息を吐いてしまうなとりだが、自然と頬が緩むのも感じる。恐らく火鈴というのは生来の人たらしの気質を持っているのだろう。
「ではさっそくだが、これから一緒に向かってもらいところがある」
「え? さっき仕事したし、ちょっとバカンスしてえんだけど?」
「君の仕事が終わるのは三日後だ。それまでは存分に働いてもらう」
「うわぁ、マジで?」
「遠慮するなと言ったのは君だ」
「……言わなかったら良かったぜ」
ガックリと肩を落とす火鈴を連れ立って、なとりは次の仕事へと向かうことになった。
つい先日、自身が所属している【異界対策局・北海道支部】の長である御手洗信蔵からの案件で、各地方の勇者の素行調査、及び候補生に成り得る者へのスカウトという名目で本部がある東京へと辿り着いていた。
そしてそこで出会ったのが、本部所属にして最も実力を有しているという火鈴である。しばらく彼女のもとで、ダンジョン調査や他の勇者や候補生などに接触を図っていた矢先、火鈴が地方へ赴くことになったので一緒についていくことになった。
そうして今回、匿名のダンジョン発生通報が入り、半信半疑ながらもその近くにいた火鈴ともども確認がてら向かうことになったのである。
そこで遭遇したのが、前回のダンジョンブレイク時に活躍した修一郎たちだ。
(まさか、かの英雄たちに会えるなんてな)
十三年前のダンジョンブレイク時、なとりはまだ小学生だった。本来なら現在に生きる日本国民の大多数と同じく、その存在を知ることなく過ごしていただろう。
しかし運の悪いことに、なとりとその妹はダンジョンブレイクに遭遇し、そこから現れた妖魔に襲撃されてしまったのである。
あわや殺されるといったところに登場したのが、当時の勇者と呼ばれていた者たち。目の前で繰り広げられるアニメや漫画にしかありえないであろう光景に、なとりと妹はただただ呆然とするしかなかった。
窮地から脱したなとりたちは、通常ならそのまま記憶処理を行われて、普段の日常へと戻っていく予定だったらしい……が、そこで待ったをかけたのが父の存在である。
父は政財界に顔が利く立場にあり、なとりたちの現状を聞いて記憶処理を施さないように動いたとのこと。
そうしてなとりとその妹は、これまでダンジョンに気づいた一般人たちとは異なる対処をされることになり、とりあえず他言無用を約束に過ごすことになった。
今になって思うと、記憶処理を施された方が気楽に過ごせていたのかもしれない。何せ、国家案件に片足を突っ込んだ状態で生きることになったのだから。
ただ、自分たちを助けてくれた勇者たちのことを忘れるのは不義理でしかないとも感じていた。いつか彼女たちに恩返しをしたいという思いは、妹ともども持っていたから。
故にか、こうして結果的に国家運営する組織に身を置くことになっているのだが。
(それにしても、本当に野放しにされているとはな)
なとりが思い浮かべたのは、現行の勇者として活躍する日ノ部ナクルの顔。いや、彼女だけではない。他にも数人、勇者かあるいは候補生らしき存在もいた。
本来なら、本部がその存在を黙って容認して放置するなんて選択は取らないだろう。いつまた過去のように世界各地でダンジョンブレイクが起こるとも限らないのだ。戦力は大いに越したことはない。故に少々強制力を持ってしても、ナクルたちを懐に入れておくべきである。
しかし本部の意向としては、彼女たちを自由にさせておくということらしい。
(上層部は一体何を考えているんだ……?)
いや、少しだけだがその考えも理解はできる。ナクルが普通の家庭の生まれなら、何が何でも手にしようと動いているはず。しかし彼女はあの日ノ部修一郎と籠屋ユキナの娘なのだ。
かの英雄たちの血を引く存在というのは、戦力として申し分ないものの、無理に引き入れようとして怒りを買ってしまうかもしれない。もしそれで内戦にでもなってしまえば、貴重な戦力がさらに削られる恐れがある。それを懸念してのことだろう。
(だが他の子は……特にあの少年……)
脳裏に浮かぶのはただ一人――札月沖長。これまでの長い勇者や候補生の歴史の中で、男子が見られたのは皆無と聞いている。修一郎や籠屋大悟のように強靭なオーラを有し、勇者たちを支えた者たちは数多く存在した。
しかしながらダンジョン内で勇者たちとともに戦った事例などは見当たらない。
(調べによると、まだあと二人ほどいるみたいだが)
調査報告書によれば、沖長のように〝資格〟を有する少年が、少なくとも他二名が確認されている。一応スカウトに動いているとの話だが、それが成功したのかまだ情報は上がってきていない。
(今回は過去に比べてイレギュラーが多いな)
少年たちの存在もそうだが、ダンジョン発生の活発化が早過ぎる。前回は初期のダンジョン発生から一年くらいまでは、その発生も一カ月に一度ほどだった。そのためそれなりに準備することができたし、結果的に日本国民に知られることなく終息させることができた。
しかし今回、まだ発生初期から半年も経っていないというのに、すでに日本各地で二十件以上ものダンジョンが確認されている。これは異常としか思えない発生率。
しかし妖魔人と呼ばれる、人間にとって最悪の天敵がもう動き出しているとの報告もある。前回だったら彼らが活発に動き出したのは、発生から一年ほど経ってからだった。それなのに今回はすでに各地でその姿が目撃されている。
「……戸隠さん、聞いてもいいですか?」
「あん? 何だよ、改まって」
「あなたは彼女たち……日ノ部ナクルたちと面識があるようでしたが?」
「ああ、前にちょっとな」
「彼女やその候補生たちをスカウトしたいと思わないのですか?」
「おいおい、それは上の役目だろ? アタシはただ言われたようにダンジョンを攻略するだけ。それがアタシの仕事だしな」
「しかし現状、人手が足りないのも事実です。現に、こうしてあなただって地方に回されたりしていますし」
「しょうがねえだろ。実際に使える連中は少ねえんだし」
「それはダンジョンの存在を大々的に公表せず秘密に動いているからだと思いませんか?」
確かに公表するデメリットも存在するだろう。間違いなくパニックになるだろうし、黙っていた総理などの政治家たちは国民たちに叩かれるはずだ。しかし公表することで表立って動くことが可能になる。それは速度を生み、対処がしやすくなるというメリットになる。
国民の中にも隠れた逸材だっているだろう。その者たちとの接触も増え、戦力増強にも効率が増す。だからこそなとりは、デメリットを抱えながらも、公表した方が良いという派閥に身を置いている。
「アンタの言いたいことは分かる。けどまぁ、悲しいことにアタシたちは下っ端で、そういうことを決めんのはお偉いさんたちだろ? さっきも言ったけど、文句があんならアタシじゃなくて上に言ってくれよ」
「……はぁ。そうですね、いち勇者のあなたに愚痴ったところでどうしようもないですか」
「そういうこと。つーか、その喋り方しんどくねえか? アンタ、普段はもっと崩した感じ喋り方してんじゃねえの?」
どうして気づいたのかと眉をひそめてしまった。
「これでも見る目はあんだよ。ま、愚痴ならいくらでも聞いてやっから、遠慮なんかしねえで口調とかもアンタの普通でいいぜ? 」
ニヤリと口角を上げながら彼女は言った。自分よりも明らかに幼い子供に見透かされていると感じ、内心で苦々しい思いが込み上げてくる。
「…………分かりまし……分かった。ならばこちらも遠慮するのは止めておこうか」
「お、いいねぇ。やっぱ人付き合いはフランクじゃねえとな」
「それは時と場合にもよる。もっとも君はどんな時もそのままのようだがな」
「おう。総理相手でもアタシはアタシ。何も変わんねえよ」
「それは少し自重しろ。ったく」
「ニャハハハ~」
楽しそうに笑う火鈴に溜息を吐いてしまうなとりだが、自然と頬が緩むのも感じる。恐らく火鈴というのは生来の人たらしの気質を持っているのだろう。
「ではさっそくだが、これから一緒に向かってもらいところがある」
「え? さっき仕事したし、ちょっとバカンスしてえんだけど?」
「君の仕事が終わるのは三日後だ。それまでは存分に働いてもらう」
「うわぁ、マジで?」
「遠慮するなと言ったのは君だ」
「……言わなかったら良かったぜ」
ガックリと肩を落とす火鈴を連れ立って、なとりは次の仕事へと向かうことになった。
201
あなたにおすすめの小説
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる。学園一の美令嬢を助けたら凄く優遇されることに
千石
ファンタジー
【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】
魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。
ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。
グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、
「・・・知ったからには黙っていられないよな」
と何とかしようと行動を開始する。
そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。
他の投稿サイトでも掲載してます。
※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2025年12月に第4巻が発売されました
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる