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第四話
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(おお~、本当に出た)
しかし、いろいろツッコミたいところばかりである。
(そもそもレベルが0って何だよ。RPGみたいな世界らしいが、ここはレベル0から始まるのか?)
普通ゲームとかでは“1”から始まるはず。
(いや、よく見たらNEXTも0って……レベルアップしないってことじゃないのか?)
一体どういうことなのだろうか……。
その時、聖人が口を開く。
「あのぉ、俺の《ステータス》のユニークスキルって欄に、“勇者(ゆうしゃ)天賦(てんぷ)”とか“英雄(えいゆう)万才(ばんさい)”ってものがあるんですけど、これって……?」
「おお! まさかユニークスキルが二つも備わっているのか、お主は!?」
「え、ええ……?」
聖人の言葉に前のめりになって興奮するディアス。
「これは僥倖だ! まさか本物の勇者や英雄が召喚されるとは!?」
明らかに興奮しているディアス。他の者たちも聖人を見つめながら歓喜の声を上げている。
「ぜ、ぜひ《ステータスプレート》へ写して確認させてくれないか! これ、《プレート》をここへ持て!」
ディアスの言葉を受け、部下の兵士が手に収まるほどの真っ白なカードを持ってきた。
「それに触れながら《ステータス》と念じてくれぬか?」
「は、はぁ」
聖人が若干戸惑いがちになりながらも、言われた通りにすると……。
《マサト・アカツキ》
Lv:1 NEXT:8 EXP:0
《パラメータ》
体力:70/70 魔力:70/70
攻撃:斬撃65 打撃56 魔術60 スキル55
防御:斬撃60 打撃55 魔術54 スキル53
敏捷:56
命中:57
精神:50
器用:51
《魔術》
火精魔術:1 水精魔術:1 土精魔術:1 風精魔術:1
雷精魔術:1 氷精魔術:1 光精魔術:1
《スキル》
加速:2 鉄壁:3 魅力:5
《ユニークスキル》
勇者天賦:1 英雄万才:1
真っ白いカードに映し出されたのは、聖人の《ステータス》だった。
「おお~っ! 素晴らしい! レベルが1にも関わらず、この《パラメータ》だとは!?」
「そ、そんなに凄いものなのですか?」
「凄いも何も! 鍛え上げた兵士のレベル20に相当するのだぞ!」
「凄いです、マサト様!?」
ディアスとオージェに手放しに褒められて悪い気がしないようで、聖人もまた照れ臭そうに笑っている。
(おいおい、この違いは何だよ。オレの5~6倍じゃないか)
写楽は、自分の《パラメータ》と見比べて愕然とする。レベルが0と1とでこんなにも違うものなのだろうか、と。
「マサトがこうなら、お主にも期待できるやもしれん! ほれ、同じように見せてくれんか!」
周りから明らかな期待の眼差しが届く。
どう考えてもシャラクの《ステータス》を見て喜ばれるとは思えない。見せるだけ無駄だろう。
写楽は小さく溜め息を吐くと、手をサッと上げる。
「いいえ、見せる必要はないでしょう」
「む? どういうことだ?」
「オレの《ステータス》は、そっちの男と比べても下の下です。魔術もスキルも何もない。それに何故かレベルも“0”ですから」
「なっ!?」
ざわつき始める周囲。ディアスやオージェ、その他の上層部に位置していそうな者たちの顔つきが明らかに強張る。
「レベルが……0……だと?」
「そうですが、それが何か?」
「それが何かではないっ! 王よ! やはりこの者は奴らが召喚の際に送り込んだスパイの可能性が高いです!」
……はい?
思わずそう言った騎士を見つめてしまう。スパイとはどういうことだろうか?
「シャラク・イチドウとかいったな! 白状しろ! 貴様はどの魔王の使いだ!」
「……は? アンタ、何言って……」
「アンタ……だと? 礼儀も知らぬ蛮人めが! もう我慢ならん! このまま私が!」
「――控えろっ、エネギルッ!」
「っ!? し、しかし王!?」
「控えろと私は言ったぞ?」
「…………はっ」
釈然としない様子で、腰に携帯していた剣を持つ手を少し緩める。しかし柄から手を放しはしない。いつでも斬り捨ててやるという怒りが真正面から飛んでくる。同時に周囲にいる兵士たちも皆、写楽に殺気立ち始めてきた。
(何だ……? 何故こんなにもざわつく?)
その時、ようやくこの状況を説明できる者が口を開く。ただそれは今までそこにいた者以外の人物だ。
「――やはり召喚などはしない方が良かったかもしれませぬな、国王様」
「おお、ルーチェではないか。今までどこに行っておったのだ?」
「少し調べ事を」
先程話に出ていた宰相ルーチェだ。
玉座の間に威風堂々とした態度で入ってきた。彼の冷たい視線が、聖人へと向き、そして写楽へと移った瞬間、ゾクリと背筋に寒気が走る。
しかしすぐに視線はディアスへと戻る。
(……何ていう目をしやがるんだ、アイツ)
それは憎しみや怒りに満ちたような瞳だった。その者の存在を決して許さないといった感じの、冷たく暗い視線――。
「して、その調べ事とは? お主がこの者たちを呼んだというのに」
「申し訳ございません。ですが私にはどうしても調べなければならないことがあったのです。此度召喚された者たちが、魔王の使いではないという事実を」
「……なるほど。それで、お主の見解はどうなのだ?」
「ハッキリ申し上げて、そちらの茶髪の少年については問題ないでしょう。見事“異界者”として召喚できたかと思います。しかし……」
またもその怜悧な視線が写楽を貫く。
「その者に関しては、些か判別に苦しみます」
「どういうことだ?」
「確かに魔王の中にはレベルが0の者がおります。以前の召喚者もそうでしたからな」
その言葉を聞いて、ディアスやオージェの表情に陰りが帯びる。
(待てよ、以前の召喚者が、オレと同じレベル……0?)
聞き捨てならない言葉を拾う。
「しかしその者は、まだ口頭で伝えただけ。判別するにはまだ早いかと。魔王の使いなら、こちらが作った《ステータスプレート》には反応しないはず」
「ふむ。まずは調べてから、ということだな。ならばシャラクよ、お主は断ったが、是非とも調べさせてはもらえぬか?」
「……分かりました」
ここは素直に従おう。反発しても良いことなどないからだ。
兵士から《プレート》をもらい、それを手に持って《ステータス》と念じる。
しかし――。反応……しない。
「や、やはり貴様はぁぁぁぁっ!」
騎士が剣を抜き、飛び込んでくる。その勢いに、ただただ写楽は目を見張ることしかできなかった。
いや、たとえ身体が動いたとしても、その攻撃をかわすことなどできなかっただろう。何故ならば、それほどの速度による攻撃だったのだから。人間の動きを超越したかのような。
写楽が分かったのは、騎士の剣によって腹部を貫かれたこと。激痛と焼かれているような熱が、腹部から伝わってくる。
「ひぃっ!?」
いきなりのことに、聖人も怯えた様子を見せているが、その傍らにはオージェが付き添ったまま。
「あっが……っ!?」
一体この状況は何なのだろうか。木から落下した子供を助けて死んだかと思えば、夢だとしか思えない世界に迷い込んで、挙句に魔王の使いやらと決めつけられ、気が付けば……。
(…………血……また……か)
床に倒れた写楽は、広がる大量の血液を見て意識が混濁していく。手に握りしめていた《プレート》は真っ白のまま。最後まで反応はしてくれなかったようだ。
「どうだぁっ! 魔王の使いめっ! これで我が友、貴様らに殺されたグレイスも喜んでおるわっ!」
騎士が血に塗れた剣を掲げている。
「おい、お前たち! このゴミをさっさと処理しておけ!」
騎士に言われて部下らしき者たちが、写楽の身体を乱暴に持ち上げ玉座の間から運んでいく。
(……一日に二度……死ぬなんてな……はは、笑えない……)
写楽の意識は再び闇の世界へと沈み込んでいった。
だが、確かにその時、写楽には聞こえた。
―――――――扉は開かれた。
それは以前にも聞き覚えのある声と言葉……だった。
しかし、いろいろツッコミたいところばかりである。
(そもそもレベルが0って何だよ。RPGみたいな世界らしいが、ここはレベル0から始まるのか?)
普通ゲームとかでは“1”から始まるはず。
(いや、よく見たらNEXTも0って……レベルアップしないってことじゃないのか?)
一体どういうことなのだろうか……。
その時、聖人が口を開く。
「あのぉ、俺の《ステータス》のユニークスキルって欄に、“勇者(ゆうしゃ)天賦(てんぷ)”とか“英雄(えいゆう)万才(ばんさい)”ってものがあるんですけど、これって……?」
「おお! まさかユニークスキルが二つも備わっているのか、お主は!?」
「え、ええ……?」
聖人の言葉に前のめりになって興奮するディアス。
「これは僥倖だ! まさか本物の勇者や英雄が召喚されるとは!?」
明らかに興奮しているディアス。他の者たちも聖人を見つめながら歓喜の声を上げている。
「ぜ、ぜひ《ステータスプレート》へ写して確認させてくれないか! これ、《プレート》をここへ持て!」
ディアスの言葉を受け、部下の兵士が手に収まるほどの真っ白なカードを持ってきた。
「それに触れながら《ステータス》と念じてくれぬか?」
「は、はぁ」
聖人が若干戸惑いがちになりながらも、言われた通りにすると……。
《マサト・アカツキ》
Lv:1 NEXT:8 EXP:0
《パラメータ》
体力:70/70 魔力:70/70
攻撃:斬撃65 打撃56 魔術60 スキル55
防御:斬撃60 打撃55 魔術54 スキル53
敏捷:56
命中:57
精神:50
器用:51
《魔術》
火精魔術:1 水精魔術:1 土精魔術:1 風精魔術:1
雷精魔術:1 氷精魔術:1 光精魔術:1
《スキル》
加速:2 鉄壁:3 魅力:5
《ユニークスキル》
勇者天賦:1 英雄万才:1
真っ白いカードに映し出されたのは、聖人の《ステータス》だった。
「おお~っ! 素晴らしい! レベルが1にも関わらず、この《パラメータ》だとは!?」
「そ、そんなに凄いものなのですか?」
「凄いも何も! 鍛え上げた兵士のレベル20に相当するのだぞ!」
「凄いです、マサト様!?」
ディアスとオージェに手放しに褒められて悪い気がしないようで、聖人もまた照れ臭そうに笑っている。
(おいおい、この違いは何だよ。オレの5~6倍じゃないか)
写楽は、自分の《パラメータ》と見比べて愕然とする。レベルが0と1とでこんなにも違うものなのだろうか、と。
「マサトがこうなら、お主にも期待できるやもしれん! ほれ、同じように見せてくれんか!」
周りから明らかな期待の眼差しが届く。
どう考えてもシャラクの《ステータス》を見て喜ばれるとは思えない。見せるだけ無駄だろう。
写楽は小さく溜め息を吐くと、手をサッと上げる。
「いいえ、見せる必要はないでしょう」
「む? どういうことだ?」
「オレの《ステータス》は、そっちの男と比べても下の下です。魔術もスキルも何もない。それに何故かレベルも“0”ですから」
「なっ!?」
ざわつき始める周囲。ディアスやオージェ、その他の上層部に位置していそうな者たちの顔つきが明らかに強張る。
「レベルが……0……だと?」
「そうですが、それが何か?」
「それが何かではないっ! 王よ! やはりこの者は奴らが召喚の際に送り込んだスパイの可能性が高いです!」
……はい?
思わずそう言った騎士を見つめてしまう。スパイとはどういうことだろうか?
「シャラク・イチドウとかいったな! 白状しろ! 貴様はどの魔王の使いだ!」
「……は? アンタ、何言って……」
「アンタ……だと? 礼儀も知らぬ蛮人めが! もう我慢ならん! このまま私が!」
「――控えろっ、エネギルッ!」
「っ!? し、しかし王!?」
「控えろと私は言ったぞ?」
「…………はっ」
釈然としない様子で、腰に携帯していた剣を持つ手を少し緩める。しかし柄から手を放しはしない。いつでも斬り捨ててやるという怒りが真正面から飛んでくる。同時に周囲にいる兵士たちも皆、写楽に殺気立ち始めてきた。
(何だ……? 何故こんなにもざわつく?)
その時、ようやくこの状況を説明できる者が口を開く。ただそれは今までそこにいた者以外の人物だ。
「――やはり召喚などはしない方が良かったかもしれませぬな、国王様」
「おお、ルーチェではないか。今までどこに行っておったのだ?」
「少し調べ事を」
先程話に出ていた宰相ルーチェだ。
玉座の間に威風堂々とした態度で入ってきた。彼の冷たい視線が、聖人へと向き、そして写楽へと移った瞬間、ゾクリと背筋に寒気が走る。
しかしすぐに視線はディアスへと戻る。
(……何ていう目をしやがるんだ、アイツ)
それは憎しみや怒りに満ちたような瞳だった。その者の存在を決して許さないといった感じの、冷たく暗い視線――。
「して、その調べ事とは? お主がこの者たちを呼んだというのに」
「申し訳ございません。ですが私にはどうしても調べなければならないことがあったのです。此度召喚された者たちが、魔王の使いではないという事実を」
「……なるほど。それで、お主の見解はどうなのだ?」
「ハッキリ申し上げて、そちらの茶髪の少年については問題ないでしょう。見事“異界者”として召喚できたかと思います。しかし……」
またもその怜悧な視線が写楽を貫く。
「その者に関しては、些か判別に苦しみます」
「どういうことだ?」
「確かに魔王の中にはレベルが0の者がおります。以前の召喚者もそうでしたからな」
その言葉を聞いて、ディアスやオージェの表情に陰りが帯びる。
(待てよ、以前の召喚者が、オレと同じレベル……0?)
聞き捨てならない言葉を拾う。
「しかしその者は、まだ口頭で伝えただけ。判別するにはまだ早いかと。魔王の使いなら、こちらが作った《ステータスプレート》には反応しないはず」
「ふむ。まずは調べてから、ということだな。ならばシャラクよ、お主は断ったが、是非とも調べさせてはもらえぬか?」
「……分かりました」
ここは素直に従おう。反発しても良いことなどないからだ。
兵士から《プレート》をもらい、それを手に持って《ステータス》と念じる。
しかし――。反応……しない。
「や、やはり貴様はぁぁぁぁっ!」
騎士が剣を抜き、飛び込んでくる。その勢いに、ただただ写楽は目を見張ることしかできなかった。
いや、たとえ身体が動いたとしても、その攻撃をかわすことなどできなかっただろう。何故ならば、それほどの速度による攻撃だったのだから。人間の動きを超越したかのような。
写楽が分かったのは、騎士の剣によって腹部を貫かれたこと。激痛と焼かれているような熱が、腹部から伝わってくる。
「ひぃっ!?」
いきなりのことに、聖人も怯えた様子を見せているが、その傍らにはオージェが付き添ったまま。
「あっが……っ!?」
一体この状況は何なのだろうか。木から落下した子供を助けて死んだかと思えば、夢だとしか思えない世界に迷い込んで、挙句に魔王の使いやらと決めつけられ、気が付けば……。
(…………血……また……か)
床に倒れた写楽は、広がる大量の血液を見て意識が混濁していく。手に握りしめていた《プレート》は真っ白のまま。最後まで反応はしてくれなかったようだ。
「どうだぁっ! 魔王の使いめっ! これで我が友、貴様らに殺されたグレイスも喜んでおるわっ!」
騎士が血に塗れた剣を掲げている。
「おい、お前たち! このゴミをさっさと処理しておけ!」
騎士に言われて部下らしき者たちが、写楽の身体を乱暴に持ち上げ玉座の間から運んでいく。
(……一日に二度……死ぬなんてな……はは、笑えない……)
写楽の意識は再び闇の世界へと沈み込んでいった。
だが、確かにその時、写楽には聞こえた。
―――――――扉は開かれた。
それは以前にも聞き覚えのある声と言葉……だった。
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