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――ある日のこと。
シンカが一人で金目になるものを六十七階層で探していた時、迷路のように入り組んだ探索エリアで数人の男たちに囲まれてしまっていた。
数は三人。男たちの手には、それぞれナイフやら斧やらが握られていて、明らかに殺意に似た感情がシンカへ向けられている。
(何だコイツらは……?)
少なくともシンカには見覚えはなかった。
シンカが一人と知った彼らはニヤニヤと優越感を感じさせる笑みを浮かべている。
「よぉ、捜したぜぇ。前はうちの連中が世話になっちまったらしいじゃねえか」
「……世話?」
「忘れたとは言わせねえぞ! ブラックウルフの件だよっ!」
「! ……なるほど。ずいぶん前のことで。だけど何で敵意満々な感じなのかな?」
ようやく彼らに敵意を向けられる原因がハッキリした。確かにあのブラックウルフを譲ったのはシンカたちだったからだ。毒のオマケつきで。
「惚けるなよ。あのブラックウルフを食ったうちの連中は、全員泡を吹いて倒れやがった。今も治ってねえ」
「ふぅん、腐ってたんじゃないの?」
「そんなに早く腐るわけねえだろうが! それにだったら何でお前らは無事なんだ? 同じ肉を食ったはずなのによぉ」
「さあ、面白いこともあるもんだね」
「っ……おいこらガキィ、舐めてんのか?」
「はは、あんたたちみたいな汚い奴らを舐めるわけないだろ? それこそ腹を壊す」
シンカの物着せぬ言い方に三人は憤怒の表情を見せ、武器を突き付けてくる。
「この状況、分かってんのか? 答えろ、お前らがブラックウルフを渡す時に毒を盛りやがったな?」
「止めてほしいな。何の証拠もないよ」
「最後にブラックウルフに触ったのはお前だったとうちの連中から聞いてる。お前らも同じ肉を持って帰って食べたはずだが無事で、こっちは食った連中は軒並みぶっ倒れてる」
「へぇ、つまり?」
「お前が何かしたとしか考えられねえってことだ!」
なるほど。存外、頭の回転は悪くないようだ。
確かに理論づけで考えると、彼の言っていることは理に適っている。
そして――正しい答えだ。
見た目はとても賢いように見えないが、腐ってもここの住人で、これまで生き続けてきた猛者でもある。あの時はバカな連中の集まりだと思っていたが、そうでない連中もいたようだ。
シンカは口角をニヤリと上げると、憤りを露わにしている男の顔を見つめて言ってやる。
「ここでは騙される方が悪いんだよ、バーカ」
「「「――っ!?」」」
男たちの殺意がさらに膨らみ、シンカの前に立っていた男が突き出していた剣を振りかぶる。
「死ねやクソガキがぁぁぁぁっ!」
真っ直ぐ振り下ろされた刃は、そのままシンカの頭を切り裂こうとしたが――スカッ!
突如その場からシンカの姿が消えた。
「んなっ!? ど、どこに行きやがった!」
男たちがキョロキョロと周囲を見回す。そして男の一人がシンカを発見しギョッとなる。
「お、おい! あそこっ!」
その男が指を差す。同時に全員が呆気に取られたかのように口をポカンと開けてシンカに見入っている。
それもそのはずだ、何故なら……。
「か、壁に立ってる……!?」
「嘘だろおい……っ」
「何らかの魔法? いや、そんな魔法聞いたことがねえ!」
男たちの言うように、シンカは近くにあった壁に立っていた。その姿は、まるで重力から解放されたかのような自然体である。
「はぁ、あんたらさ、こんなもんで驚いてたら、この先心臓が幾つあっても足らないんじゃない?」
シンカが見せているこの壁立ちは、《ニホン人の書》の〝体技の章〟というページに書かれていた、いわゆる〝技〟の一つである。
その名を《刺凸》といい、魔力を足の裏から幾つもの細かく鋭い針状にして放出することで、魔力針が壁に穴を開けて支えてくれるのだ。
とはいっても姿勢を保つためには相当な筋力も必要だし、魔力を凝縮し強固な針として構成するにもかなり緻密な魔力コントロールが不可欠になる。
悠々とした態度で彼らを見下ろしているシンカも、この技を体得できたのはつい最近で、三年の月日を費やした。
「ほらほら、ここまでおいで手の鳴る方へ~」
手を叩きながら相手を挑発すると、真っ赤な顔で男たちが壁へと接近してくる。
「叩き落としてやらぁぁぁっ!」
男が跳び上がって、再びシンカに向かって剣を振り下ろしてきた。
しかしまたもその攻撃は空振りに終わる。
「ちぃっ、またか! 今度はどこに――なぁっ!?」
男が背後を振り向き驚愕の表情を見せた。
そこには男の仲間である二人はすでに地に伏せ、何事もないようにシンカが立っている。
二人の男は白目を剥いたままピクリともしない。シンカが強烈な威力を込めた手刀を彼らの後ろ首に落としたからだ。あの一瞬で。
「お、お前……一体……っ!?」
「さぁて、残りはあんただけど……殺される覚悟はあるんだよね?」
「ひぃっ!?」
男の目にはシンカが凄まじいほど不気味に映っていることだろう。
まだ十歳程度にしか見えない子供が、三人の大人を翻弄し、二人を瞬殺したのだから。
それにシンカから発せられる暴虐にも思えるほど強大な魔力を感知したのかもしれない。すでに男の顔は恐怖に支配されていた。
「殺そうとする者は、殺される覚悟をしなきゃならない。そして……ここでは弱肉強食」
「く、く、来るなっ! 化け物めっ!」
「弱ければ騙され、その肉を食われる。だから生き抜くためには強さが必要になる。たとえ……たとえ理不尽とも思える力でも、オレは気兼ねなく揮ってやるよ」
ここで生き続けるために。そして、ニヤやジュダたちを守るために。
シンカは逃げようとして後ずさり、壁を背にして震えている男へとゆっくり近づき、腰に携帯していた短剣を抜いて相手の喉元へ近づける。
「た、たたた頼むよぉ……こ、殺さないでぇぇ……っ、死にたくねえ……よぉ……っ」
「――死ね」
グサッと短剣の切っ先が対象物を貫いた。
しかしそれは肉を貫いた感触ではない。シンカが剣を向けたのは、男の背後にある壁だった。
それでも容赦なく殺されたと思ったのだろう。男は意識を失いその場に崩れた。
シンカは「ふぅ」と軽く溜息を吐くと、短剣を鞘へと戻す。
「はは、殺すなんて嘘さ。だって、あんたらみたいなクズの血で、剣を汚したくなんてないしね……って、聞いてないか」
シンカはすでに男たちには興味を失っていたので、そのまま探索を再開しようとしたが……。
――パチパチパチパチ。
突然拍手の音が鳴り響き、シンカは警戒を強めて音のする方へと身体を向けた。
そこには見知った顔があって、思わずシンカは目を見開く。
「――見せてもらったぜ。やるじゃねえか、ガキ」
「……ザラード領域長」
そう、拍手をしていたのは先日初めて邂逅した、シンカたちが住む領域のリーダーだった。
ザラードは倒れている男たちを愉快気に見回してから口を開く。
「まさかたかが十歳くれえのガキがここまでできるとはな。なるほど、お前が所属するコミュニティが名を上げるわけだ」
「別にオレだけの活躍があったからじゃない」
「だとしても、だ。お前の実力はこうして証明されてる」
ザラードは低く唸ると、とんでもないことを言い出した。
「お前、俺の直属にならねえか?」
「断る」
「おいおい、ちょっとは考えろよ。俺の直属になれば、今よりもずっと暮らしは楽になるぜ?」
「別に今でも十分に満足してるし」
「……満足ねぇ。お前には上を目指す向上心ってもんがねえのか?」
「別に。オレにとって大事な奴らが無事に生活できるならそれでいい」
もちろんニヤたちのことだ。もう彼女たちは家族なのだから。
「ふむ……なら直属になれば、その大事な奴らとやらにも十分に見返りをやると言ったら?」
「断る」
「! ……理由を聞こうか?」
「甘い話は真っ先に疑え。それがここでの暮らしの鉄則だしね」
「ククク、その用心深さも気に入るところだがな。だが俺がガキ一人を騙すためにわざわざ自ら勧誘するとでも思ってるのか?」
そう言われれば確かに……。
この領域の頂点に立つ存在が、底辺にいるシンカを騙すメリットがない。つまり彼は本気で自分を欲しがっているということだ。
しかしザラードの直属になるということは、ジュダたちのコミュニティを抜けることを意味する。それはこれからも一緒に生きていこうと言ってくれている彼らへの裏切り行為になってしまう。
ただそれでも自分がザラードの下につくことでジュダたちの暮らしが楽になるなら、と葛藤してしまう。
「どうも悩んでるようだな。返事はまた後日聞くことにする。良い返事を期待しておこう」
そう言うとザラードは背中を向けて去っていった。
シンカが一人で金目になるものを六十七階層で探していた時、迷路のように入り組んだ探索エリアで数人の男たちに囲まれてしまっていた。
数は三人。男たちの手には、それぞれナイフやら斧やらが握られていて、明らかに殺意に似た感情がシンカへ向けられている。
(何だコイツらは……?)
少なくともシンカには見覚えはなかった。
シンカが一人と知った彼らはニヤニヤと優越感を感じさせる笑みを浮かべている。
「よぉ、捜したぜぇ。前はうちの連中が世話になっちまったらしいじゃねえか」
「……世話?」
「忘れたとは言わせねえぞ! ブラックウルフの件だよっ!」
「! ……なるほど。ずいぶん前のことで。だけど何で敵意満々な感じなのかな?」
ようやく彼らに敵意を向けられる原因がハッキリした。確かにあのブラックウルフを譲ったのはシンカたちだったからだ。毒のオマケつきで。
「惚けるなよ。あのブラックウルフを食ったうちの連中は、全員泡を吹いて倒れやがった。今も治ってねえ」
「ふぅん、腐ってたんじゃないの?」
「そんなに早く腐るわけねえだろうが! それにだったら何でお前らは無事なんだ? 同じ肉を食ったはずなのによぉ」
「さあ、面白いこともあるもんだね」
「っ……おいこらガキィ、舐めてんのか?」
「はは、あんたたちみたいな汚い奴らを舐めるわけないだろ? それこそ腹を壊す」
シンカの物着せぬ言い方に三人は憤怒の表情を見せ、武器を突き付けてくる。
「この状況、分かってんのか? 答えろ、お前らがブラックウルフを渡す時に毒を盛りやがったな?」
「止めてほしいな。何の証拠もないよ」
「最後にブラックウルフに触ったのはお前だったとうちの連中から聞いてる。お前らも同じ肉を持って帰って食べたはずだが無事で、こっちは食った連中は軒並みぶっ倒れてる」
「へぇ、つまり?」
「お前が何かしたとしか考えられねえってことだ!」
なるほど。存外、頭の回転は悪くないようだ。
確かに理論づけで考えると、彼の言っていることは理に適っている。
そして――正しい答えだ。
見た目はとても賢いように見えないが、腐ってもここの住人で、これまで生き続けてきた猛者でもある。あの時はバカな連中の集まりだと思っていたが、そうでない連中もいたようだ。
シンカは口角をニヤリと上げると、憤りを露わにしている男の顔を見つめて言ってやる。
「ここでは騙される方が悪いんだよ、バーカ」
「「「――っ!?」」」
男たちの殺意がさらに膨らみ、シンカの前に立っていた男が突き出していた剣を振りかぶる。
「死ねやクソガキがぁぁぁぁっ!」
真っ直ぐ振り下ろされた刃は、そのままシンカの頭を切り裂こうとしたが――スカッ!
突如その場からシンカの姿が消えた。
「んなっ!? ど、どこに行きやがった!」
男たちがキョロキョロと周囲を見回す。そして男の一人がシンカを発見しギョッとなる。
「お、おい! あそこっ!」
その男が指を差す。同時に全員が呆気に取られたかのように口をポカンと開けてシンカに見入っている。
それもそのはずだ、何故なら……。
「か、壁に立ってる……!?」
「嘘だろおい……っ」
「何らかの魔法? いや、そんな魔法聞いたことがねえ!」
男たちの言うように、シンカは近くにあった壁に立っていた。その姿は、まるで重力から解放されたかのような自然体である。
「はぁ、あんたらさ、こんなもんで驚いてたら、この先心臓が幾つあっても足らないんじゃない?」
シンカが見せているこの壁立ちは、《ニホン人の書》の〝体技の章〟というページに書かれていた、いわゆる〝技〟の一つである。
その名を《刺凸》といい、魔力を足の裏から幾つもの細かく鋭い針状にして放出することで、魔力針が壁に穴を開けて支えてくれるのだ。
とはいっても姿勢を保つためには相当な筋力も必要だし、魔力を凝縮し強固な針として構成するにもかなり緻密な魔力コントロールが不可欠になる。
悠々とした態度で彼らを見下ろしているシンカも、この技を体得できたのはつい最近で、三年の月日を費やした。
「ほらほら、ここまでおいで手の鳴る方へ~」
手を叩きながら相手を挑発すると、真っ赤な顔で男たちが壁へと接近してくる。
「叩き落としてやらぁぁぁっ!」
男が跳び上がって、再びシンカに向かって剣を振り下ろしてきた。
しかしまたもその攻撃は空振りに終わる。
「ちぃっ、またか! 今度はどこに――なぁっ!?」
男が背後を振り向き驚愕の表情を見せた。
そこには男の仲間である二人はすでに地に伏せ、何事もないようにシンカが立っている。
二人の男は白目を剥いたままピクリともしない。シンカが強烈な威力を込めた手刀を彼らの後ろ首に落としたからだ。あの一瞬で。
「お、お前……一体……っ!?」
「さぁて、残りはあんただけど……殺される覚悟はあるんだよね?」
「ひぃっ!?」
男の目にはシンカが凄まじいほど不気味に映っていることだろう。
まだ十歳程度にしか見えない子供が、三人の大人を翻弄し、二人を瞬殺したのだから。
それにシンカから発せられる暴虐にも思えるほど強大な魔力を感知したのかもしれない。すでに男の顔は恐怖に支配されていた。
「殺そうとする者は、殺される覚悟をしなきゃならない。そして……ここでは弱肉強食」
「く、く、来るなっ! 化け物めっ!」
「弱ければ騙され、その肉を食われる。だから生き抜くためには強さが必要になる。たとえ……たとえ理不尽とも思える力でも、オレは気兼ねなく揮ってやるよ」
ここで生き続けるために。そして、ニヤやジュダたちを守るために。
シンカは逃げようとして後ずさり、壁を背にして震えている男へとゆっくり近づき、腰に携帯していた短剣を抜いて相手の喉元へ近づける。
「た、たたた頼むよぉ……こ、殺さないでぇぇ……っ、死にたくねえ……よぉ……っ」
「――死ね」
グサッと短剣の切っ先が対象物を貫いた。
しかしそれは肉を貫いた感触ではない。シンカが剣を向けたのは、男の背後にある壁だった。
それでも容赦なく殺されたと思ったのだろう。男は意識を失いその場に崩れた。
シンカは「ふぅ」と軽く溜息を吐くと、短剣を鞘へと戻す。
「はは、殺すなんて嘘さ。だって、あんたらみたいなクズの血で、剣を汚したくなんてないしね……って、聞いてないか」
シンカはすでに男たちには興味を失っていたので、そのまま探索を再開しようとしたが……。
――パチパチパチパチ。
突然拍手の音が鳴り響き、シンカは警戒を強めて音のする方へと身体を向けた。
そこには見知った顔があって、思わずシンカは目を見開く。
「――見せてもらったぜ。やるじゃねえか、ガキ」
「……ザラード領域長」
そう、拍手をしていたのは先日初めて邂逅した、シンカたちが住む領域のリーダーだった。
ザラードは倒れている男たちを愉快気に見回してから口を開く。
「まさかたかが十歳くれえのガキがここまでできるとはな。なるほど、お前が所属するコミュニティが名を上げるわけだ」
「別にオレだけの活躍があったからじゃない」
「だとしても、だ。お前の実力はこうして証明されてる」
ザラードは低く唸ると、とんでもないことを言い出した。
「お前、俺の直属にならねえか?」
「断る」
「おいおい、ちょっとは考えろよ。俺の直属になれば、今よりもずっと暮らしは楽になるぜ?」
「別に今でも十分に満足してるし」
「……満足ねぇ。お前には上を目指す向上心ってもんがねえのか?」
「別に。オレにとって大事な奴らが無事に生活できるならそれでいい」
もちろんニヤたちのことだ。もう彼女たちは家族なのだから。
「ふむ……なら直属になれば、その大事な奴らとやらにも十分に見返りをやると言ったら?」
「断る」
「! ……理由を聞こうか?」
「甘い話は真っ先に疑え。それがここでの暮らしの鉄則だしね」
「ククク、その用心深さも気に入るところだがな。だが俺がガキ一人を騙すためにわざわざ自ら勧誘するとでも思ってるのか?」
そう言われれば確かに……。
この領域の頂点に立つ存在が、底辺にいるシンカを騙すメリットがない。つまり彼は本気で自分を欲しがっているということだ。
しかしザラードの直属になるということは、ジュダたちのコミュニティを抜けることを意味する。それはこれからも一緒に生きていこうと言ってくれている彼らへの裏切り行為になってしまう。
ただそれでも自分がザラードの下につくことでジュダたちの暮らしが楽になるなら、と葛藤してしまう。
「どうも悩んでるようだな。返事はまた後日聞くことにする。良い返事を期待しておこう」
そう言うとザラードは背中を向けて去っていった。
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