8 / 78
第七話 新しいスキルを会得する件について
しおりを挟む
目の前に嬉しい知らせが届く。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~」
今までで一番長い溜息を吐いて、俺はそのまま尻餅をつく。
かなりギリギリだった。
ちょっと甘く見過ぎてしまっていたようだ。
「……今のは反省すべき点だな」
もっといろいろ準備を万端にしてから臨むべきだった。
恐らくこんな感じに大丈夫だろうとタカをくくって失敗した奴らも多いだろう。
俺も危うくそんな連中と同じになるところだった。
「何はともあれ、とりあえず助かったな。まずは急いでここから出よう」
俺は誰にも見られないように周りを警戒しながら、すでにダンジョンから普通の家にバージョンダウンした建物から出た。
ある程度離れた場所に腰かけられる石垣があったので、その近くにあった自動販売機でドリンクを買ってから石垣に座る。
「んぐんぐんぐ……っぷはぁ~。あ~マジで今のはヤバかったなぁ」
次、あんな状況に陥った時に何とかなる保証はない。というかほとんどの場合、あれはもうジ・エンドのフラグだろう。
逃げ道は塞がれ、スキルの効果時間も回数も無い状況。
これはもうゲームならリセットをする場面である。
「はは……俺もまだゲーム感覚だったのかもな」
浮かれていたといってもいいかもしれない。
運の良いことにダンジョンが見つかり、コア撃破ボーナスが得られるかもしれないという利点しか見えてなかった。
冷静に考えればたった二回しかスキルを使えない状況でダンジョンに入るべきじゃなかったのだ。
「ったく、俺のバカ野郎。もっと考えろマヌケめ」
しかし今回のことが良い教訓になると思う。
これからはもっと慎重に行動しよう。
「ま、とにかくステータスを確認しとくか」
有野 六門 レベル:8 EXP:17% スキルポイント:14
体力:26/41 気力:1/32
攻撃:E+ 防御:D
特攻:D+ 特防:E++ → D
敏捷:C+ 運 :D
ジョブ:回避術師(ユニーク):Ⅱ コアポイント:37%
スキル:ステルスⅡ・スキルポイント上昇率UP
称号:ユニークジョブを有する者・コア破壊者
どうやらパラメーターは、体力、気力、そして《特防》の三つがランクアップしたみたいだ。
というよりもレベルが一気に三つも上がっていることに、今更ながら違和感を持つ。
俺はモンスターを倒していないからだ。
そういえば自分の家の時もそうだ。倒したのはスライムただ一匹だけ。
なのにコアを破壊しただけで、大幅にレベルアップした。
「……今思い返せば、コアを破壊した瞬間にモンスターたちが消えたよな。あれって……」
スライムを倒した時と同じ感じだった。
「……もしかしてコア撃破ボーナスって、ダンジョンに残ったすべてのモンスターを倒した経験値が入るってことか?」
そう考えればこの莫大な経験値の入り方に納得がいく。
「だとするならわざわざモンスターを相手にしなくても、コアさえ破壊できれば大儲けってことだな」
だとするなら益々俺の能力は使える。
モンスターと戦闘せずに、コア探しを行えるのだから。
しかもコアを破壊すれば、ダンジョン内のモンスターを倒した経験値が手に入る。これほど美味しいレベルアップの方法はない。
まあその分、今回みたいな命がけになることもあるが。
「そういやスキルポイントも結構入ってたな。どうするか……」
以前取得しておいた《スキルポイント上昇率UP》のお蔭で、たった三つレベルが上がっただけで結構ポイントが入っていた。やはり先に先行投資しておいて正解だった。
俺は取得スキルの一覧を表示し、どれを選ぶか確認する。
「そうだなぁ。やっぱ《ステルス》をランクアップしとくか」
消費ポイントは〝10〟も必要だが、俺の生命線のような能力でもあるので、これは優先的に上げていきたかった。
というわけでランクアップさせて、残り4ポイントとなった。
ちなみに《ステルスⅢ》になったお陰で、二分間に効果時間が増えた上、さらに隠密度も向上したようだ。しかもある程度、音を出したり行動を取ってもバレにくくなった。
「二分は大きいしな。あとはどうすっかなぁ」
取れるスキルは幾つかある。
四奈川のように気力回復系を取得した方が良いか、それとも……。
「ん? これ結構いいかもな。いきなり4ポイント全部使うことになるが」
オレが注目したのは《自動回避Ⅰ》だった。
文字を押して説明を広げてみる。
自動回避 消費気力:3
自分に危険が迫った時にオートで発動するスキル。ただし敵意ある攻撃のみ。一度発動すると、十五秒のインターバルを必要とする。スキル所持者に不可能な動きを越えて発動することはない。ランクを上げることで、これらの制限は緩和する。
これは不意打ちや騙し討ちに対応した便利なスキルだ。
背後からの奇襲とか、漫画の主人公じゃないんだから気配で避けたりなんてできない。
だからこの力は生存率を上げるためにもってこいだろう。
「だが敵意ある攻撃だけ、か。もし上から不意に植木鉢とか落ちてきても避けられないってわけか」
それが意図して落とされたものならともかく、自然に落下したものなら反応しないということだ。
あとは俺にとって不可能な動きで回避することはできないらしい。
これは多分例を挙げるとすれば、突然目の前で爆弾が爆発したとする。普通なら絶対に無傷で終わらない。ほとんどは即死だろう。
これを回避するとしたら、もうテレポートでもしなければ無理だ。それかマッハを越える速度で逃げ出すか。そんな速度なんて人間には出せない。だから不可能な回避はできない。
ランクを上げることで能力が上昇するようなので、これも積極的に上げていきたい。
「よし、これでまた強く……違うな。回避力が上がったって言えばいいか」
予期せぬダンジョンとの遭遇に死線をくぐったものの、その結果に満足して、今度こそ家に戻っていったのであった。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~」
今までで一番長い溜息を吐いて、俺はそのまま尻餅をつく。
かなりギリギリだった。
ちょっと甘く見過ぎてしまっていたようだ。
「……今のは反省すべき点だな」
もっといろいろ準備を万端にしてから臨むべきだった。
恐らくこんな感じに大丈夫だろうとタカをくくって失敗した奴らも多いだろう。
俺も危うくそんな連中と同じになるところだった。
「何はともあれ、とりあえず助かったな。まずは急いでここから出よう」
俺は誰にも見られないように周りを警戒しながら、すでにダンジョンから普通の家にバージョンダウンした建物から出た。
ある程度離れた場所に腰かけられる石垣があったので、その近くにあった自動販売機でドリンクを買ってから石垣に座る。
「んぐんぐんぐ……っぷはぁ~。あ~マジで今のはヤバかったなぁ」
次、あんな状況に陥った時に何とかなる保証はない。というかほとんどの場合、あれはもうジ・エンドのフラグだろう。
逃げ道は塞がれ、スキルの効果時間も回数も無い状況。
これはもうゲームならリセットをする場面である。
「はは……俺もまだゲーム感覚だったのかもな」
浮かれていたといってもいいかもしれない。
運の良いことにダンジョンが見つかり、コア撃破ボーナスが得られるかもしれないという利点しか見えてなかった。
冷静に考えればたった二回しかスキルを使えない状況でダンジョンに入るべきじゃなかったのだ。
「ったく、俺のバカ野郎。もっと考えろマヌケめ」
しかし今回のことが良い教訓になると思う。
これからはもっと慎重に行動しよう。
「ま、とにかくステータスを確認しとくか」
有野 六門 レベル:8 EXP:17% スキルポイント:14
体力:26/41 気力:1/32
攻撃:E+ 防御:D
特攻:D+ 特防:E++ → D
敏捷:C+ 運 :D
ジョブ:回避術師(ユニーク):Ⅱ コアポイント:37%
スキル:ステルスⅡ・スキルポイント上昇率UP
称号:ユニークジョブを有する者・コア破壊者
どうやらパラメーターは、体力、気力、そして《特防》の三つがランクアップしたみたいだ。
というよりもレベルが一気に三つも上がっていることに、今更ながら違和感を持つ。
俺はモンスターを倒していないからだ。
そういえば自分の家の時もそうだ。倒したのはスライムただ一匹だけ。
なのにコアを破壊しただけで、大幅にレベルアップした。
「……今思い返せば、コアを破壊した瞬間にモンスターたちが消えたよな。あれって……」
スライムを倒した時と同じ感じだった。
「……もしかしてコア撃破ボーナスって、ダンジョンに残ったすべてのモンスターを倒した経験値が入るってことか?」
そう考えればこの莫大な経験値の入り方に納得がいく。
「だとするならわざわざモンスターを相手にしなくても、コアさえ破壊できれば大儲けってことだな」
だとするなら益々俺の能力は使える。
モンスターと戦闘せずに、コア探しを行えるのだから。
しかもコアを破壊すれば、ダンジョン内のモンスターを倒した経験値が手に入る。これほど美味しいレベルアップの方法はない。
まあその分、今回みたいな命がけになることもあるが。
「そういやスキルポイントも結構入ってたな。どうするか……」
以前取得しておいた《スキルポイント上昇率UP》のお蔭で、たった三つレベルが上がっただけで結構ポイントが入っていた。やはり先に先行投資しておいて正解だった。
俺は取得スキルの一覧を表示し、どれを選ぶか確認する。
「そうだなぁ。やっぱ《ステルス》をランクアップしとくか」
消費ポイントは〝10〟も必要だが、俺の生命線のような能力でもあるので、これは優先的に上げていきたかった。
というわけでランクアップさせて、残り4ポイントとなった。
ちなみに《ステルスⅢ》になったお陰で、二分間に効果時間が増えた上、さらに隠密度も向上したようだ。しかもある程度、音を出したり行動を取ってもバレにくくなった。
「二分は大きいしな。あとはどうすっかなぁ」
取れるスキルは幾つかある。
四奈川のように気力回復系を取得した方が良いか、それとも……。
「ん? これ結構いいかもな。いきなり4ポイント全部使うことになるが」
オレが注目したのは《自動回避Ⅰ》だった。
文字を押して説明を広げてみる。
自動回避 消費気力:3
自分に危険が迫った時にオートで発動するスキル。ただし敵意ある攻撃のみ。一度発動すると、十五秒のインターバルを必要とする。スキル所持者に不可能な動きを越えて発動することはない。ランクを上げることで、これらの制限は緩和する。
これは不意打ちや騙し討ちに対応した便利なスキルだ。
背後からの奇襲とか、漫画の主人公じゃないんだから気配で避けたりなんてできない。
だからこの力は生存率を上げるためにもってこいだろう。
「だが敵意ある攻撃だけ、か。もし上から不意に植木鉢とか落ちてきても避けられないってわけか」
それが意図して落とされたものならともかく、自然に落下したものなら反応しないということだ。
あとは俺にとって不可能な動きで回避することはできないらしい。
これは多分例を挙げるとすれば、突然目の前で爆弾が爆発したとする。普通なら絶対に無傷で終わらない。ほとんどは即死だろう。
これを回避するとしたら、もうテレポートでもしなければ無理だ。それかマッハを越える速度で逃げ出すか。そんな速度なんて人間には出せない。だから不可能な回避はできない。
ランクを上げることで能力が上昇するようなので、これも積極的に上げていきたい。
「よし、これでまた強く……違うな。回避力が上がったって言えばいいか」
予期せぬダンジョンとの遭遇に死線をくぐったものの、その結果に満足して、今度こそ家に戻っていったのであった。
0
お気に入りに追加
440
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした
宮富タマジ
ファンタジー
アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。
聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。
「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」
イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。
「……どうしたんだ、イリス?」
アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。
だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。
そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。
「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」
女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。
最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
ファンタジー
俺は高坂和希。
普通の高校生だ。
ある日ひょんなことから異世界に繋がるゲートが出来て俺はその中に巻き込まれてしまった。
そこで覚醒し得た職業がなんと【弱体術師】とかいう雑魚職だった。
それを見ていた当たり職業を引いた連中にボコボコにされた俺はダンジョンに置いていかれてしまう。
クラスメイト達も全員その当たり職業を引いた連中について行ってしまったので俺は1人で出口を探索するしかなくなった。
しかもその最中にゴブリンに襲われてしまい足を滑らせて地下の奥深くへと落ちてしまうのだった。
キモオタ レベル0★世界最弱のオタク高校生の僕だけレベルアップ!美女に囲まれハーレム青春物語
さかいおさむ
ファンタジー
街中にダンジョンが現れた現代日本。
人々には戦士としてのレベルが与えられる。
主人公は世界最弱のレベル0。
レベルの低さに絶望していたある日、戦士のレベルの10倍の強さになるというボスが現れる。
世界で倒せるのレベル0の主人公だけ。
ダンジョンで戦うことは諦めていた主人公だが、その日から自分だけがレベルアップできることに。
最強戦士になって、美女の仲間たちとダンジョンの秘密を解き明かす。
異世界帰りの俺は、スキル『ゲート』で現実世界を楽しむ
十本スイ
ファンタジー
ある日、唐突にバスジャック犯に殺されてしまった少年――同本日六(どうもとひろく)。しかし目が覚めると、目の前には神と名乗る男がいて、『日本に戻してもらう』ことを条件に、異世界を救うことになった。そして二年後、見事条件をクリアした日六は、神の力で日本への帰還を果たした。しかし目の前には、日六を殺そうとするバスジャック犯が。しかし異世界で培った尋常ではないハイスペックな身体のお蔭で、今度は難なく取り押さえることができたのである。そうして日六は、待ち望んでいた平和な世界を堪能するのだが……。それまで自分が生きていた世界と、この世界の概念がおかしいことに気づく。そのきっかけは、友人である夜疋(やびき)しおんと、二人で下校していた時だった。突如見知らぬ連中に拉致され、その行き先が何故かしおんの自宅。そこで明かされるしおんの……いや、夜疋家の正体。そしてこの世界には、俺が知らなかった真実があることを知った時、再び神が俺の前に降臨し、すべての謎を紐解いてくれたのである。ここは……この世界は――――並行世界(パラレルワールド)だったのだ。
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる