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185:興奮しすぎた。
しおりを挟むレジナルドのキス問題はある程度解決、ということで眠りましょう! ……と言ったのですが、テオ様の手が忙しなく動いています。
甚平のショートパンツの裾から、指を差し込んで、蜜口を探り出そうとしているようです。
「ちょっと、テオ様⁉」
「ん? どうした?」
「どうしたでは――――あっ」
ツプリ、テオ様の指がゆっくりと入り込み、中でクイッと曲げられました。
「んんっ……ぁ、だめ……」
「きゅうきゅうに締め付けておいて、駄目じゃないだろう?」
いたずらっぽくそう言うと、クスクスと笑いながら指を増やし、バラバラと動かして解し始めました。
固く閉じていたはずの膝は、緩く広がってしまい、完全に迎え入れるような体勢です。
「あっ…………んはっ……」
「もっと、鳴いて?」
「や、だめっ、んひっ!」
中を刺激されながら、陰核を爪で擦られた瞬間、プシュッと何かが弾けて、下着がじっとりと濡れてしまいました。
「あ――――」
「ミラベルッ!」
テオ様がガバリと起き上がり、甚平のショートパンツと下着をいっぺんに引き剥がすと、自身の下穿きの前を寛げて、ボロンと剛直を取り出すと、ズプリという音が聞こえそうな程に一気に穿いて来ました。
「っ、あぁぁぁぁ!」
「くっ!」
そこまで慣らされていなかった隘路をギチギチに押し広げられた衝撃で、軽く達してしまいました。
それなのに何度も何度も強く揺すられています。
「いっ、あっ、んんんぅぅぅ! まって……」
「つあ……無理だ…………ミラベル、締め付けるな……」
テオ様がギリッと下唇を噛み、射精感を抑え込んでいるようでした。
「んゃぁ、も、出して」
「い……やだ」
何度目かの頂点が来そうで、もう出してとお願いしましたのに、嫌だと言われてしまいました。
噛み付くようにキスされ、話せません。
「んむ、んぅぅ」
また一人でイカされてしまいました。
「ハァハァハァ…………あっ! や、もう……やだぁ」
イキすぎて、息もお腹も胸も苦しくて、ポロリと涙が溢れました。
「っ…………ごめん、興奮しすぎた。次で最後にするから」
「一緒にイッてくださいますか?」
「ん、一緒に――――」
「ひあぁぁぁ――――」
散々に攻められ、喘がされ、イカされ、最後は二人で気絶するように落ちました。
朝目覚めて、お腹にというか、股に違和感を覚えました。
向かい合わせでテオ様に抱きしめられるような体勢で眠っていたのですが、テオ様のモノが浅く入ったままなうえに、まさかの朝立ちで圧迫をし始めていました。
「テオ様! テオ様っ! 起きて!」
「ん…………あ? っ……あ、まずぃ…………ぅうっ!」
じわりと温かくなる下腹部。
絶望的なお顔のテオ様。
どうやら、夢精にカウントされるモノのようで、テオ様はしばらく色々と復帰出来ずに、この日は執務の全てをお休みされました。
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