厨二病設定てんこ盛りの王子殿下が迫って来ます。 〜異世界に転生したら、厨二病王子の通訳者にされました〜【R18版】

笛路

文字の大きさ
上 下
126 / 196

123:そんなに喋ってたんですか?

しおりを挟む



 テオ様が私をそっとベッドに寝かせると、お腹の上に跨がって来られました。
 カチャリカチャリとベルトを外し、ズボンと下着をずり下ろすと、既に準備万端なモノがぶるんと飛び出ました。

「っ⁉」
「どうした? 約束しただろう?」
「やくそく?」
「あぁ」

 約束、何の? いつ? 何処で? 何も覚えがないのですが?

「私が、『婚約式が終わったら、その格好のままで朝まで奉仕してもらうからな? 先ずはその谷間で扱く。その後は私色のドレスがしとどに濡れるまでヤりまくるからな。いいな? だから、サインするんだ。約束だぞ⁉』と言ったら、ミラベルが『はい、勿論です!』と笑顔で答えただろうが」
「…………」

 ――――え⁉

 あの瞬間にそんなに喋ってたんですか? 扱くって何を扱くのでしょうか? まさかアレとか言いませんわよね? その、もろ出しされているソレとか言いませんわよね?

「コレを挟むに決まっているだろうが」

 テオ様が、テオ様のテオ様を掴んで、ブルンブルンと上下に振られました。
 先っぽから、ピショッと何かが飛んできました……ちょっと、きちゃないです。

「あ⁉」
「あ、いえ……お掃除が大変そうだなぁと」
「今更だろう」
「……まぁ、そうですが」

 色々な事後の状態を処理されていますが。お洗濯もされていますが。
 ……あぁ、文明の利器のセンタクキ。
 あの時代の物は本当に便利でしたね。なぁんて、現実逃避をしていましたら、谷間にぬちゅんと熱い猛りが挿し込まれていました。

「くっ、ズボンが邪魔だな……」

 テオ様が一度引き抜くと、素早く全裸になられて、また私のお腹の上に戻って来られました。
 何でしょうか……女性が全裸で男性がきっちり着衣して――――みたいなのはあると思うのですが。この状況、俯瞰して見ると非常に滑稽な気が。

「ミラベル……独り言が酷いぞ?」

 ふと気付いた時には、テオ様が私の頭を跨ぐ形で四つん這いになられていました。

「え、あっ、んぶっ」
「舐めて?」

 半開きの唇にチェリーのように丸っとした先端がぐにゅりと押し付けられてしまいました。
 既に熱く固くなっていますが、いつからかこんな状態になっていたのでしょうか?

「ミラベル、集中して」
「ん、ふうっ……」

 チュパチュパと、しゃぶりながら雁首の段差に舌を這わせると、テオ様の乱れた息が頭の上から聞こえてきました。フルルと太股を震わせながら、私の頭頂部を片手でグッと押さえられました。

 ――――え⁉

 ジュボッ、グポッ、と部屋中に淫猥な音が鳴り響いている気がします。

 テオ様が、腰をヘコヘコと動かしながら、私の口から剛直を出し入れしています。
 処理しきれない唾液がダラダラと口の両端から垂れ流れてはいましたが、拭う余裕などなく、テオ様の太股をキュッと握りしめることしか出来ませんでした。

「っ、ふぅ…………ん、抜くよ」
「ん、グッ……」

 顔にビシャビシャと飛ばされる白濁を拭うことも出来ないまま、ゼーバーと必死に胸全体で呼吸をしていましたら、テオ様が少し下がって、私のみぞおち辺りに座られました。

 先程の放出でへニョリとしてしまったモノを、胸の上――谷間に沿わせるように置かれました。
 テオ様が両側から胸を掴み、左右に開くように引っ張られました。
 胸の上にあったモノは、ぬるりと谷間の底へと落ちていき、胸にまふりと挾まれました。

「あぁ、この光景を想像していたんだ。デザインから口出しした甲斐があった」

 ――――変態がいます!


しおりを挟む
script?guid=on
感想 6

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

隣国は魔法世界

各務みづほ
ファンタジー
【魔法なんてあり得ないーー理系女子ライサ、魔法世界へ行く】 隣接する二つの国、科学技術の発達した国と、魔法使いの住む国。 この相反する二つの世界は、古来より敵対し、戦争を繰り返し、そして領土を分断した後に現在休戦していた。 科学世界メルレーン王国の少女ライサは、人々の間で禁断とされているこの境界の壁を越え、隣国の魔法世界オスフォード王国に足を踏み入れる。 それは再び始まる戦乱の幕開けであった。 ⚫︎恋愛要素ありの王国ファンタジーです。科学vs魔法。三部構成で、第一部は冒険編から始まります。 ⚫︎異世界ですが転生、転移ではありません。 ⚫︎挿絵のあるお話に◆をつけています。 ⚫︎外伝「隣国は科学世界 ー隣国は魔法世界 another storyー」もよろしくお願いいたします。

転生墓守は伝説騎士団の後継者

深田くれと
ファンタジー
 歴代最高の墓守のロアが圧倒的な力で無双する物語。

借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる

しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。 いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに…… しかしそこに現れたのは幼馴染で……?

眺めるだけならよいでしょうか?〜美醜逆転世界に飛ばされた私〜

波間柏
恋愛
美醜逆転の世界に飛ばされた。普通ならウハウハである。だけど。 ✻読んで下さり、ありがとうございました。✻

処理中です...