厨二病設定てんこ盛りの王子殿下が迫って来ます。 〜異世界に転生したら、厨二病王子の通訳者にされました〜【R18版】

笛路

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87:テオ様の琴線。

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 暫く抱き合ったまま体を繋いでいましたが、テオ様が徐々に体位を変え始めました。

 両膝の裏に手を挿し込まれ、お尻を高く上げるような姿にされました。
 上向きになった蜜壺に、テオ様が圧し掛かるように剛直を埋め、グジュリブヂュリと音を鳴らしながら抽挿を繰り返します。

「んひぃぃ!」

 ゴチュリと最奥を穿たれ、あられもなく叫んでしまいました。

「もっと鳴いて」
「やっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁぁ!」
「っ、くっ!」

 テオ様が慌てて引き抜き、私のお腹の上に白濁を撒き散らしました。

「っ、何という……光景だ」

 テオ様が肩で息をしながら、ボソリとそう呟くと、私の腰をガッツリと掴み、グルンと俯せにしました。
 お尻を高く上げさせられ、猫が伸びをしているような格好にされ、お尻を左右にグイッと広げられました。
 そこに、また熱いモノがあてがわれ――――。

「あぁぁぁぁ……んぁっ、まっ、や、はっ、げ、し、いぁぁぁっ」

 ドチュンドチュンと卑猥な音を鳴らし、ぶつかり合うかのような激しい揺さぶりのせいで、きちんと話せません。

「ミラベル、綺麗だ。あぁ、なんて美しい光景なんだ……。ね、ミラベル、きもちい?」
「いっ、あ、きも、ひきゃぁ! いっ……あ、やぁぁぁ!」

 枕に顔を埋め、シーツをギュッと握りしめ、激しい揺さぶりと悦楽の波にさらわれないように必死でした。
 テオ様はそんな私に覆い被さって来て、背中に何度も何度も熱い口づけを散りばめていました。



「ミラベル、体を清めよう。立てるかい?」
「むり、でひゅ」
「っ! 舌っ足らずなどという…………」

 いま、『体を清める』と言ったはずのテオ様のテオ様が、ギュンンンン! と上向きました。

「……はぃ?」
「いや、すまない。もう、無理、だよな?」

 お腹の上に一回、背中に一回、中に三回も白濁を撒き散らされ、更には刷り込むように塗り付けられましたのに?
 もう一回戦行える元気が残っていらっしゃるのですか?
 正直、私はもう無理です。
 澄んだ瞳で、こちらをジッと見ないで下さい。
 子犬のように『キュュュン』とか言いそうな顔をしないで下さい。
 猛々しい下半身とのギャップが酷いです。

「むりでひゅ!」

 っ、また、舌っ足らずになってしまいました。
 原因は……喘ぎすぎ、ですね。はい。
 テオ様が「鳴いて、鳴いて!」と煩さかったので!
 私のせいではなく、テオ様のせい、にしたいのです。

「ぅん…………我慢、する」

 テオ様が、渋々と下着とズボンを穿かれました。
 穿いたところで、こんもりとした盛り上がりが見えるのですけどね⁉

 テオ様がお風呂場から桶とタオルを持って来て下さり、体を綺麗に拭き上げて下さいました。

「少しソファで待っていて」

 テオ様に抱きかかえられて、ソファに移動しました。
 何をされるのかとテオ様を見ていましたら、テキパキとシーツを変え、寝具を整えられました。
 そして、私をふわりとベッドへ横たえて下さいました。

「ありあと、ごさいましぅ」
「っ、くぁ…………危なかった」

 …………テオ様の琴線が全く理解できません。


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