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ガインが女の子5人を連れて入って来た。
「座って」
チャーリーが声をかけたら1人の女の子が座り、4人はソファーの後ろで立っている。皆で座るには狭いけど1人で座るのも変じゃない?
「君達の名前を聞くつもりはない。本来なら何も聞かずに帰って貰う予定だったけど、まあ一応?呼んだ手前話ぐらいは聞こうと思って。
どうしてあんな馬鹿げた事を書いたか聞かせて貰おうか。私達はなりたい職を書くように言ったはずだ」
「職でしょ?私達は愛人を職として書いたのよ。何が問題なの?」
「理由は?」
「汗水たらして働いたお金だけがお金なの?愛人になって貰うお金だって同じお金でしょ」
「愛人になれる補償は?」
「お兄さん、私達若いの。初なふりして謙虚なふりして身体の関係になればお金が毎月貰えるのよ。誰かに文句言われながら働くよりも女に産まれたんだからそれを活かして何が悪いの?」
「若いから貴族の男性を誑かすのは簡単だって言ってるみたいだけど」
「誰だって若い身体の方がいいでしょ。後ろのおばさんより私の方が良いに決まってるじゃない。お兄さんだってそう思うでしょ?」
「確かに若い女性を好む男性がいるのは確かだ」
「でしょ」
「それでも好みはあるだろ?見目もその一つだし、テクも無いよりあった方が良い」
「見目?私を見て分からない? 私の見目よ?モテない訳ないじゃない。それにテクを覚えるのは歳をとってからで十分なの。初々しさが若さの売りなの。貴族の男って従わしたい人が多いの。自分が教えようとああしろこうしろって言ってやらせるの。それを少し涙目になりながら嫌がる素振りをしてやればいいだけ。こっちの思う様になればお金は毎月貰えて身体を好きにさせるだけ」
「それなら娼館で働いた方が良い稼ぎが出ると思うよ」
「娼館は日に何人も相手しないといけないじゃない。愛人ならその間は一人だし楽じゃない。お金も貰えて宝石も買って貰える。美味しい物だって食べさせてくれるのよ。
私達だって王子とか狙ってる訳じゃないのよ。上玉を狙っても上玉には上玉の奥様がいるもの。愛人ってバレたらその方が面倒になるし。だから中間から下の方の貴族で良いのよ。中間から下の方だとお供を連れて歩く人も余りいないし声をかけやすくて引っ掛けやすいの」
「ふ~ん、自分の身の程はわきまえてるんだ」
「当たり前でしょ」
「でも君みたいな馬鹿な子が考えたようには見えないな」
「馬鹿って私?」
「そう」
「何で私が馬鹿なのよ」
「え?だって普通の考えを持ってたら職に愛人って堂々と書く馬鹿はいないよ?馬鹿丸出し」
「なっ!」
「それに自分で見目が良いって言って、どれだけ自意識過剰かと思ったよ」
「なっ!」
「それに、にじみ出る性格の悪さ?」
「な、なんですって!」
「ほら、その顔のどこが見目が良いの?不細工とは言わないけど普通?」
「な、な、な、なんですって!」
「貴族は政略結婚が多い分愛人を持つ男性は少なからずいるのは確かだよ。それに平民の女性って直ぐに抱かせてくれるだろ?婚約中のそれも年頃の男にとってみれば簡単に抱けて欲を発散できるしね。貴族の女性は結婚するまで抱けないから。
良い練習にもなるし欲も発散できるし、適当に物を買ってやって甘い言葉を囁やけば簡単に落ちるしね。結婚する前に切れば相手にもばれない。平民の女ってもってこいの相手なんだよ。 君は貴族の男に夢でも見てるの?貴族の男にとって何が一番大事か分かる?
それはね勘当されない事。勘当されたら平民になるんだ。貴族が平民になっても生活が出来ない。そうだろ?今まで何もかも使用人がやってくれたしお金だってほしいと言えば執事がくれる。 平民になってどうやってお金を稼いで生活するのか全く分からないんだ。勘当されるイコール死なんだよ。
平民になってまで愛を取る人は馬鹿な奴だよ。確かに愛人を持つ男性はいる。けどね、もし奥さんにばれて立場が危なくなったら直ぐに切られるのは愛人の方だ。何なら愛人のせいにしてでも奥さんに縋るだろうね。唆されたとか騙されたとか言って。
ばれずに愛人の生活を送れてる時は確かに毎月お金が入って贅沢できる。だけどばれたら多額の慰謝料を請求され結局は娼館行きだよ。まあ、それでも良いなら頑張ってみれば?愛人!」
「何でそんな事言うの?」
「愛人になりたいんでしょ?愛人になりたいなら良い時だけじゃなくて悪くなった時も知らないと。それでも君等は愛人になりたいんだもんね。なりたい職だもんね。まあ運が良ければ最悪の状況にはならないかもね?頑張って!
一応話は聞いたからもう帰って良いよ」
「ち、ちょっと!」
「何?」
「先輩達は愛人になれたって言ってた」
「ならその先輩達の何人が愛人にまだなってて、何人が娼館送りになって、何人が結局平民の男と結婚したの?それも聞いた? 良い所だけしか見ようとしないで君等の頭の中には何が入ってるの?あぁ、男を落とす技だけか。空っぽの頭じゃ考えないよね?」
「座って」
チャーリーが声をかけたら1人の女の子が座り、4人はソファーの後ろで立っている。皆で座るには狭いけど1人で座るのも変じゃない?
「君達の名前を聞くつもりはない。本来なら何も聞かずに帰って貰う予定だったけど、まあ一応?呼んだ手前話ぐらいは聞こうと思って。
どうしてあんな馬鹿げた事を書いたか聞かせて貰おうか。私達はなりたい職を書くように言ったはずだ」
「職でしょ?私達は愛人を職として書いたのよ。何が問題なの?」
「理由は?」
「汗水たらして働いたお金だけがお金なの?愛人になって貰うお金だって同じお金でしょ」
「愛人になれる補償は?」
「お兄さん、私達若いの。初なふりして謙虚なふりして身体の関係になればお金が毎月貰えるのよ。誰かに文句言われながら働くよりも女に産まれたんだからそれを活かして何が悪いの?」
「若いから貴族の男性を誑かすのは簡単だって言ってるみたいだけど」
「誰だって若い身体の方がいいでしょ。後ろのおばさんより私の方が良いに決まってるじゃない。お兄さんだってそう思うでしょ?」
「確かに若い女性を好む男性がいるのは確かだ」
「でしょ」
「それでも好みはあるだろ?見目もその一つだし、テクも無いよりあった方が良い」
「見目?私を見て分からない? 私の見目よ?モテない訳ないじゃない。それにテクを覚えるのは歳をとってからで十分なの。初々しさが若さの売りなの。貴族の男って従わしたい人が多いの。自分が教えようとああしろこうしろって言ってやらせるの。それを少し涙目になりながら嫌がる素振りをしてやればいいだけ。こっちの思う様になればお金は毎月貰えて身体を好きにさせるだけ」
「それなら娼館で働いた方が良い稼ぎが出ると思うよ」
「娼館は日に何人も相手しないといけないじゃない。愛人ならその間は一人だし楽じゃない。お金も貰えて宝石も買って貰える。美味しい物だって食べさせてくれるのよ。
私達だって王子とか狙ってる訳じゃないのよ。上玉を狙っても上玉には上玉の奥様がいるもの。愛人ってバレたらその方が面倒になるし。だから中間から下の方の貴族で良いのよ。中間から下の方だとお供を連れて歩く人も余りいないし声をかけやすくて引っ掛けやすいの」
「ふ~ん、自分の身の程はわきまえてるんだ」
「当たり前でしょ」
「でも君みたいな馬鹿な子が考えたようには見えないな」
「馬鹿って私?」
「そう」
「何で私が馬鹿なのよ」
「え?だって普通の考えを持ってたら職に愛人って堂々と書く馬鹿はいないよ?馬鹿丸出し」
「なっ!」
「それに自分で見目が良いって言って、どれだけ自意識過剰かと思ったよ」
「なっ!」
「それに、にじみ出る性格の悪さ?」
「な、なんですって!」
「ほら、その顔のどこが見目が良いの?不細工とは言わないけど普通?」
「な、な、な、なんですって!」
「貴族は政略結婚が多い分愛人を持つ男性は少なからずいるのは確かだよ。それに平民の女性って直ぐに抱かせてくれるだろ?婚約中のそれも年頃の男にとってみれば簡単に抱けて欲を発散できるしね。貴族の女性は結婚するまで抱けないから。
良い練習にもなるし欲も発散できるし、適当に物を買ってやって甘い言葉を囁やけば簡単に落ちるしね。結婚する前に切れば相手にもばれない。平民の女ってもってこいの相手なんだよ。 君は貴族の男に夢でも見てるの?貴族の男にとって何が一番大事か分かる?
それはね勘当されない事。勘当されたら平民になるんだ。貴族が平民になっても生活が出来ない。そうだろ?今まで何もかも使用人がやってくれたしお金だってほしいと言えば執事がくれる。 平民になってどうやってお金を稼いで生活するのか全く分からないんだ。勘当されるイコール死なんだよ。
平民になってまで愛を取る人は馬鹿な奴だよ。確かに愛人を持つ男性はいる。けどね、もし奥さんにばれて立場が危なくなったら直ぐに切られるのは愛人の方だ。何なら愛人のせいにしてでも奥さんに縋るだろうね。唆されたとか騙されたとか言って。
ばれずに愛人の生活を送れてる時は確かに毎月お金が入って贅沢できる。だけどばれたら多額の慰謝料を請求され結局は娼館行きだよ。まあ、それでも良いなら頑張ってみれば?愛人!」
「何でそんな事言うの?」
「愛人になりたいんでしょ?愛人になりたいなら良い時だけじゃなくて悪くなった時も知らないと。それでも君等は愛人になりたいんだもんね。なりたい職だもんね。まあ運が良ければ最悪の状況にはならないかもね?頑張って!
一応話は聞いたからもう帰って良いよ」
「ち、ちょっと!」
「何?」
「先輩達は愛人になれたって言ってた」
「ならその先輩達の何人が愛人にまだなってて、何人が娼館送りになって、何人が結局平民の男と結婚したの?それも聞いた? 良い所だけしか見ようとしないで君等の頭の中には何が入ってるの?あぁ、男を落とす技だけか。空っぽの頭じゃ考えないよね?」
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