辺境伯へ嫁ぎます。

私の父、国王陛下から、辺境伯へ嫁げと言われました。


隣国の王子の次は辺境伯ですか… 分かりました。


私は第二王女。所詮国の為の駒でしかないのです。 例え父であっても国王陛下には逆らえません。


辺境伯様… 若くして家督を継がれ、辺境の地を護っています。

本来ならば第一王女のお姉様が嫁ぐはずでした。

辺境伯様も10歳も年下の私を妻として娶らなければいけないなんて可哀想です。


辺境伯様、大丈夫です。私はご迷惑はおかけしません。

それでも、もし、私でも良いのなら…こんな小娘でも良いのなら…貴方を愛しても良いですか?貴方も私を愛してくれますか?

そんな望みを抱いてしまいます。



 ❈ 作者独自の世界観です。
 ❈ 設定はゆるいです。
 (言葉使いなど、優しい目で読んで頂けると幸いです)
 ❈ 誤字脱字等教えて頂けると幸いです。
 (出来れば望ましいと思う字、文章を教えて頂けると嬉しいです)




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