3 / 12
3
しおりを挟む リーンが目覚めると、暖かいルークの腕の中にいた。
探り合うように繋がって、温もりを身体中に感じて、心も魔力も満たされていた。
リーンが身体を動かし身体を起こすと、ルークの手がリーンの手首を掴んだ。
探るような目でルークが見てくる。
「…どこに…行くんだ…」
「…お腹が空いたから、食事をもらってこようと思って…」
リーンがそう言うと、ルークも身体を起こして言う。
「リビングに、軽食を置いてある。…いつかの時みたいに」
そう言ってルークは笑った。
…用意周到だ。
「持ってくるよ」
リーンはそう言って、リビングのテーブルの上に置かれている、軽食と果物、飲み物を持って寝室に戻る。
ベッドサイドのテーブルに飲み物を置いて、ルークの左側に座るとベッドの上に軽食と果物を置き、二人で食べ始めた。
そして思い出す、『物質保管庫』の事を…。
ルークは剣を右手に持つから、魔法は左手…。
リーンは食べている途中だったが…。
「ルーク、左手を出して」
リーンがそう言うと、不思議そうに左手をリーンの前に差し出してきた。
リーンはルークの手の甲の上から右手を重ね、軽く握った。
私と違って大きい手だ…。
「…ルークも『物質保管庫』を使えるように、魔法を譲渡しておくから…」
「…リーン?」
「『物質保管庫』」
リーンの手からルークの手を通して、『物質保管庫』のドーナツ状の魔法陣を写し出す。
「覚えていて、この形状と魔法を…。呼べば左手の前に現れるように、ルークの左手に書き込んで置くから…」
簡単に開いて使えるように、ルークの左手に魔法をかける。
「…急にどうした…」
ルークが不思議そうにリーンを見てくる。
「…今なら魔力が馴染んで、ルークにも使えるだろうし、ルークの方が必要になるかなって思って…」
「…。」
言い訳じみているかな…。
「…いろんな場所に行くから、…どうしても化膿止めや傷薬とか必要になるでしょ。魔法陣を出して、呼べば引き出しが出てくる。薬草の名前でも呼び出せるから…」
そう言ってリーンは微笑んだ。
ルークになら使ってもらいたい…。
「本当はもっと早くに、こうしたかったけど、なかなかタイミングが…」
二人きりになって、秘密の話をする時間が無かった…。
ギリギリになってしまったけれど…。
「…今は、リオナスから離れられないがな…」
ルークはそう言って苦笑いする。
リーンは魔法陣を閉じたが、ルークの手を離せずにいた。
なので左手で果物を摘まんで口に入れると、ルークが右手に持ったパンをリーンの口元に差し出してきて、リーンはそれにかぶり付く。
リーンも左手に果物を持ってルークの口元に持っていくと、ルークも果物と一緒にリーンの指も咥えた。
「…んっ…ルーク…」
ルークの口の中で指が舐められ、ズキズキと身体を痺れさせる。
「…んっ…あっ…」
ただ、指を舐められているだけなのに、下半身がムズムズと反応し始める。
まだ、食べている途中なのに…。
ルークの口からリーンの指が離される頃には、前はもたげ、身体がトロリととろけそうになっていた。
「…はぁ…あっ…」
ルークはベッドの上に置いてあった、食べさしの皿をサイドテーブルの上に置き、リーンが離さないでいた手を引っ張り、リーンはルークの胸の中に倒れ込んだ。
「…あっ…」
リーンのお腹の辺りに、ルークの硬く主張しているモノが当たっている…。
リーンは身体をずらし、いつもリーンの中を掻き回すモノに唇を付けた。
「くっ…」
ルークが小さく呻いたので、リーンは楽しくなってきて、舌を這わし唇で吸い付いた。
「んっ…」
チラリとルークを覗き見ると、必死に耐えているようだ。
さすがに大きくてリーンには咥えられないので、丹念に舌を這わし吸い付いていくと、先端から蜜が溢れ出てきた。
…これ…奥に欲しい…。
リーンは下半身がムズムズして濡れているのを感じていた。
「…んっ…はぁ…」
リーンは我慢できなくなって、ルークのモノから口を離すと、自らルーク腰に乗り上げ、ソレをリーンの後孔に導いた。
「…絶景だな…」
リーンは今、ルークの前でどんな姿をしているかなんて、考えられなかった。
自分で育てたモノで奥を突いて欲しかった。
「…んっ…欲しい…」
リーンは上手く入れることが出来ず、入り口擦るだけで、前から蜜を滴し始めた。
「…はぁんっ…ルーク…んっ…入ら…ないよ…」
リーンは腰を揺すりながら、欲しい場所を探すが、上手く嵌まらない…。
「ああんっ…ルーク…入れて…」
リーンはどうしようもなくて、ルークに助けを求めた。
ルークがリーンの腰を掴み、少し引き寄せられ濡れ勃つモノにズブリと入り口が嵌まった。
「ああああああっ…!!」
リーンは蜜を飛ばしルークの胸を濡らした。
「俺もそろそろ…限界だ」
ルークはそのままリーンの腰を沈ませて、下から突き上げ、リーンを快楽に溺れされた。
探り合うように繋がって、温もりを身体中に感じて、心も魔力も満たされていた。
リーンが身体を動かし身体を起こすと、ルークの手がリーンの手首を掴んだ。
探るような目でルークが見てくる。
「…どこに…行くんだ…」
「…お腹が空いたから、食事をもらってこようと思って…」
リーンがそう言うと、ルークも身体を起こして言う。
「リビングに、軽食を置いてある。…いつかの時みたいに」
そう言ってルークは笑った。
…用意周到だ。
「持ってくるよ」
リーンはそう言って、リビングのテーブルの上に置かれている、軽食と果物、飲み物を持って寝室に戻る。
ベッドサイドのテーブルに飲み物を置いて、ルークの左側に座るとベッドの上に軽食と果物を置き、二人で食べ始めた。
そして思い出す、『物質保管庫』の事を…。
ルークは剣を右手に持つから、魔法は左手…。
リーンは食べている途中だったが…。
「ルーク、左手を出して」
リーンがそう言うと、不思議そうに左手をリーンの前に差し出してきた。
リーンはルークの手の甲の上から右手を重ね、軽く握った。
私と違って大きい手だ…。
「…ルークも『物質保管庫』を使えるように、魔法を譲渡しておくから…」
「…リーン?」
「『物質保管庫』」
リーンの手からルークの手を通して、『物質保管庫』のドーナツ状の魔法陣を写し出す。
「覚えていて、この形状と魔法を…。呼べば左手の前に現れるように、ルークの左手に書き込んで置くから…」
簡単に開いて使えるように、ルークの左手に魔法をかける。
「…急にどうした…」
ルークが不思議そうにリーンを見てくる。
「…今なら魔力が馴染んで、ルークにも使えるだろうし、ルークの方が必要になるかなって思って…」
「…。」
言い訳じみているかな…。
「…いろんな場所に行くから、…どうしても化膿止めや傷薬とか必要になるでしょ。魔法陣を出して、呼べば引き出しが出てくる。薬草の名前でも呼び出せるから…」
そう言ってリーンは微笑んだ。
ルークになら使ってもらいたい…。
「本当はもっと早くに、こうしたかったけど、なかなかタイミングが…」
二人きりになって、秘密の話をする時間が無かった…。
ギリギリになってしまったけれど…。
「…今は、リオナスから離れられないがな…」
ルークはそう言って苦笑いする。
リーンは魔法陣を閉じたが、ルークの手を離せずにいた。
なので左手で果物を摘まんで口に入れると、ルークが右手に持ったパンをリーンの口元に差し出してきて、リーンはそれにかぶり付く。
リーンも左手に果物を持ってルークの口元に持っていくと、ルークも果物と一緒にリーンの指も咥えた。
「…んっ…ルーク…」
ルークの口の中で指が舐められ、ズキズキと身体を痺れさせる。
「…んっ…あっ…」
ただ、指を舐められているだけなのに、下半身がムズムズと反応し始める。
まだ、食べている途中なのに…。
ルークの口からリーンの指が離される頃には、前はもたげ、身体がトロリととろけそうになっていた。
「…はぁ…あっ…」
ルークはベッドの上に置いてあった、食べさしの皿をサイドテーブルの上に置き、リーンが離さないでいた手を引っ張り、リーンはルークの胸の中に倒れ込んだ。
「…あっ…」
リーンのお腹の辺りに、ルークの硬く主張しているモノが当たっている…。
リーンは身体をずらし、いつもリーンの中を掻き回すモノに唇を付けた。
「くっ…」
ルークが小さく呻いたので、リーンは楽しくなってきて、舌を這わし唇で吸い付いた。
「んっ…」
チラリとルークを覗き見ると、必死に耐えているようだ。
さすがに大きくてリーンには咥えられないので、丹念に舌を這わし吸い付いていくと、先端から蜜が溢れ出てきた。
…これ…奥に欲しい…。
リーンは下半身がムズムズして濡れているのを感じていた。
「…んっ…はぁ…」
リーンは我慢できなくなって、ルークのモノから口を離すと、自らルーク腰に乗り上げ、ソレをリーンの後孔に導いた。
「…絶景だな…」
リーンは今、ルークの前でどんな姿をしているかなんて、考えられなかった。
自分で育てたモノで奥を突いて欲しかった。
「…んっ…欲しい…」
リーンは上手く入れることが出来ず、入り口擦るだけで、前から蜜を滴し始めた。
「…はぁんっ…ルーク…んっ…入ら…ないよ…」
リーンは腰を揺すりながら、欲しい場所を探すが、上手く嵌まらない…。
「ああんっ…ルーク…入れて…」
リーンはどうしようもなくて、ルークに助けを求めた。
ルークがリーンの腰を掴み、少し引き寄せられ濡れ勃つモノにズブリと入り口が嵌まった。
「ああああああっ…!!」
リーンは蜜を飛ばしルークの胸を濡らした。
「俺もそろそろ…限界だ」
ルークはそのままリーンの腰を沈ませて、下から突き上げ、リーンを快楽に溺れされた。
51
お気に入りに追加
589
あなたにおすすめの小説

アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。

記憶がないなら私は……
しがと
恋愛
ずっと好きでようやく付き合えた彼が記憶を無くしてしまった。しかも私のことだけ。そして彼は以前好きだった女性に私の目の前で抱きついてしまう。もう諦めなければいけない、と彼のことを忘れる決意をしたが……。 *全4話
【完結】初夜の晩からすれ違う夫婦は、ある雨の晩に心を交わす
春風由実
恋愛
公爵令嬢のリーナは、半年前に侯爵であるアーネストの元に嫁いできた。
所謂、政略結婚で、結婚式の後の義務的な初夜を終えてからは、二人は同じ邸内にありながらも顔も合わせない日々を過ごしていたのだが──
ある雨の晩に、それが一変する。
※六話で完結します。一万字に足りない短いお話。ざまぁとかありません。ただただ愛し合う夫婦の話となります。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載中です。

「白い結婚の終幕:冷たい約束と偽りの愛」
ゆる
恋愛
「白い結婚――それは幸福ではなく、冷たく縛られた契約だった。」
美しい名門貴族リュミエール家の娘アスカは、公爵家の若き当主レイヴンと政略結婚することになる。しかし、それは夫婦の絆など存在しない“白い結婚”だった。
夫のレイヴンは冷たく、長く屋敷を不在にし、アスカは孤独の中で公爵家の実態を知る――それは、先代から続く莫大な負債と、怪しい商会との闇契約によって破綻寸前に追い込まれた家だったのだ。
さらに、公爵家には謎めいた愛人セシリアが入り込み、家中の権力を掌握しようと暗躍している。使用人たちの不安、アーヴィング商会の差し押さえ圧力、そして消えた夫レイヴンの意図……。次々と押し寄せる困難の中、アスカはただの「飾りの夫人」として終わる人生を拒絶し、自ら未来を切り拓こうと動き始める。
政略結婚の檻の中で、彼女は周囲の陰謀に立ち向かい、少しずつ真実を掴んでいく。そして冷たく突き放していた夫レイヴンとの関係も、思わぬ形で変化していき――。
「私はもう誰の人形にもならない。自分の意志で、この家も未来も守り抜いてみせる!」
果たしてアスカは“白い結婚”という名の冷たい鎖を断ち切り、全てをざまあと思わせる大逆転を成し遂げられるのか?
(完結)貴方から解放してくださいー私はもう疲れました(全4話)
青空一夏
恋愛
私はローワン伯爵家の一人娘クララ。私には大好きな男性がいるの。それはイーサン・ドミニク。侯爵家の子息である彼と私は相思相愛だと信じていた。
だって、私のお誕生日には私の瞳色のジャボ(今のネクタイのようなもの)をして参加してくれて、別れ際にキスまでしてくれたから。
けれど、翌日「僕の手紙を君の親友ダーシィに渡してくれないか?」と、唐突に言われた。意味がわからない。愛されていると信じていたからだ。
「なぜですか?」
「うん、実のところ私が本当に愛しているのはダーシィなんだ」
イーサン様は私の心をかき乱す。なぜ、私はこれほどにふりまわすの?
これは大好きな男性に心をかき乱された女性が悩んで・・・・・・結果、幸せになったお話しです。(元さやではない)
因果応報的ざまぁ。主人公がなにかを仕掛けるわけではありません。中世ヨーロッパ風世界で、現代的表現や機器がでてくるかもしれない異世界のお話しです。ご都合主義です。タグ修正、追加の可能性あり。

拝啓 お顔もお名前も存じ上げない婚約者様
オケラ
恋愛
15歳のユアは上流貴族のお嬢様。自然とたわむれるのが大好きな女の子で、毎日山で植物を愛でている。しかし、こうして自由に過ごせるのもあと半年だけ。16歳になると正式に結婚することが決まっている。彼女には生まれた時から婚約者がいるが、まだ一度も会ったことがない。名前も知らないのは幼き日の彼女のわがままが原因で……。半年後に結婚を控える中、彼女は山の中でとある殿方と出会い……。


いつまでも変わらない愛情を与えてもらえるのだと思っていた
奏千歌
恋愛
[ディエム家の双子姉妹]
どうして、こんな事になってしまったのか。
妻から向けられる愛情を、どうして疎ましいと思ってしまっていたのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる