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第六章
漆黒の誘惑
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トワとルキウスの前に、漆黒の髪の男が降り立った。その唇は毒々しいほどに紅かった。
「手伝ってあげようか?」
男はトワに語り掛けた。ルキウスはトワを守るように男の前に立った。
「あんた、誰だ?」
「私は魔公爵ザグレムという。魔獣のところまで連れて行ってあげるよ」
ザグレムは華麗に礼を取りながら、トワに云った。
トワは突然現れた魔族の男を怪しんだ。
「魔公爵…?連れてくって、どうやって連れて行ってくれるの?」
「空を飛んで」
トワが尋ねると、ザグレムは背中から漆黒の翼を広げた。
「私が抱えて飛んで外へ連れていくよ」
「そっちの方が速そうね…。どうしよう?」
トワはルキウスに相談した。
だが彼は首を横に振った。
「…やめておいた方がいい。この人が味方だって言う保証はないよ」
「…ほう?その紋章、見覚えがある」
ザグレムの指摘にルキウスは咄嗟に鎧の胸元の金具を隠した。
「君は、オーウェン王国の末裔かい?」
ザグレムの言葉にルキウスはカッとなった。
「おまえには関係ない」
「…まあ、そんなことはどうでもいい。私が用があるのはその娘だけだ」
「…やっぱり目的はトワか」
この緊迫した2人のやり取りを見ていたトワは困惑していた。
「えっと、何なの…?」
「トワ、こいつはヤバイ。付いていっちゃダメだ」
「私と共にくれば、めくるめく世界に連れて行ってあげるよ」
ザグレムは怪しげに微笑んだ。
そして、彼は踵を返すと、出口に並んでいた人々の中を、足早に歩きながら片っ端から女性客に触れていった。
トワもルキウスも何をしているのかと不審な目で見ていた。
見かけは美形だけどもやっていることは痴漢みたいだ、とトワは思った。
「何この人、キモッ…」
すると、列から抜け出てきた幾人もの女性たちが、ザグレムの周囲に集まってきた。
中には夫らしき人物に、必死に引き留められている女性もいたりしたが、彼女は夫を振り払ってザグレムの傍に歩いていった。
彼は、女性たちに囲まれ、何か話をしていた。
「君たち、彼女を私の前に連れて来てくれないか」
「はい、ザグレム様」
「仰せのままに」
ザグレムがそう命じると、7人程の女性たちはルキウスを突き飛ばしてトワの周りに群がり始めた。
「な、何だ?君たちは一体…」
ルキウスとその仲間たちは、関係のない一般の女性たちが急に周囲を取り囲んできたことに戸惑いを覚えた。
「えー?ちょっと…急に何?」
トワは見知らぬ女性たちによって両腕を押さえられ、ザグレムの前に連れてこられた。
ザグレムはトワの目の前に迫り、その指で彼女の頬から顎にかけてを指でなぞった。
「さあ、怖がらないで。私と一緒においで」
ザグレムは女たちにトワを放すように命じ、彼女の前に手を差し出した。
彼に触れられて、落ちなかった女は1人もいない。現に今も、何の関係もなかった複数の女性たちが篭絡されたばかりだ。
当然、彼はトワがザグレムの手を取るものだと信じて疑わなかった。
「誰だか知らないけど、勝手に触らないでよ!気持ち悪いでしょ!」
トワはザグレムの手をパシッ!と手で振り払い、睨みつけた。
「何…っ?」
ザグレムは愕然とした。
「私を…拒絶した…?」
ザグレムは信じられないとばかりに、はねのけられた自分の手を見つめた。
怒ったのは周囲にいた女性たちだ。
「ザグレム様になんてことするのよ!」
「信じられないわ!この女!」
トワはザグレムの虜になった女たちに詰め寄られ、後ろへ下がった。
「ちょっと、あなたたち、一体何なの?」
トワが問いかけると、女たちは怒りをぶちまけた。
「許せない!この女、ザグレム様の手を払うなんて!」
「そうよ、ザグレム様に触れてもらえるなんてこれ以上ない喜びなのに!」
「ザグレム様の寵愛をいいことに図に乗ってるんだわ。懲らしめてやりましょう」
女たちはトワに対して怒り心頭で、彼女に罰を与える許可をザグレムに求めた。
しかし彼はショックを受けていて何やら悩んでおり、それどころではなかった。
「どうして…なぜだ?なぜ私のスキルが効かない?」
茫然としている彼には話が通じないと思ったのか、女たちは勝手にトワに襲い掛かろうとした。
ルキウスのチームが女性たちを止めに入ったが、顔を爪で引掻かれたり腕を噛まれたりして、止めるどころか返り討ちにされてしまった。彼らも一般人に攻撃するわけにはいかなかったのだ。
トワは人の流れに逆らって、ホールの客席の中を逃げたが、女たちは追いかけてくる。
すり鉢状になっているホールを、駆けあがる形で逃げ続けるトワの息は徐々に上がっていた。
「待ちなさい!」
「何なのよ~!私何もしてないってば!」
ただでさえ消耗していたトワはやがて追い付かれ、女に髪を引っ張られた。
その髪はウイッグだったため、引っ張った女は髪が根こそぎ抜けたと思って、悲鳴を上げた。
だが、茶髪の下から黒髪が現れて、女たちは驚いた。だがそれが余計にまた怒りに火を注ぐことになった。
「紛らわしいわね!」
「カツラをつけて、ザグレム様の気を惹くつもりね?」
「そんなわけないじゃん!」
もう何を云っても彼女たちには通じない。
「来ないでってば!カイザードラゴン、助けて!」
女たちは逆上して、ついにトワはホールの隅の壁際まで追い詰められ、絶体絶命のピンチに陥った。
ルキウスたちも追いついたが、一般の女性たちに攻撃をすることを躊躇した。
すると突然ホール内に突風が吹き荒れた。
女たちはめくれ上がるスカートを押さえながら悲鳴を上げた。
いつの間にか、トワの頭上に巨大なドラゴンが飛来していた。
「ドラゴンが戻ってきた…!」
ルキウスは叫んだ。
彼は、女性たちの後ろからドラゴンが着地するのを見ていた。
『トワ、私を呼んだか』
「カイザードラゴン…!」
トワはカイザードラゴンを仰ぎ見てホッとした表情になった。
トワを取り囲んでいた女たちは、ドラゴンの登場に驚き、トワから距離を取るように後退した。
ドラゴンはトワの前に、彼女を背中に庇うようにして、ドシン!とその巨体を客席を押しつぶすようにして着地させた。
『この者らがお前に危害を加えようとしたのか』
「う、うん」
ドラゴンは遠巻きに見ている女たちをギロリと睨みつけた。
しかし女たちはザグレムのために目的を遂行しようとしか考えておらず、ドラゴンを目の前にしても怯えたりもせず、まったく引こうとしなかった。
それどころか、まだトワへの口撃を止めなかった。
ドラゴンの背後にいたトワにも、「ブスのくせに」だの「身の程知らず」だのという女たちの汚い言葉だけが聞こえる。さすがにこれにはトワもいじけてしまう。
「何でここまで言われなくちゃいけないの…?」
最初は威嚇だけにとどめようと思っていたカイザードラゴンだったが、女たちのトワへのあまりの非礼ぶりに、完全にブチ切れてしまった。
『トワ、こいつら、殺してよいか』
「えっ?」
『人間共め。我慢の限界だ』
ドラゴンの喉がグルル、と鳴った。
ルキウスがハッとして仲間に向かって叫んだ。
「皆、防御壁を展開しろ!」
ドラゴンは女たちに向けてゆっくり口を開けた。
次の瞬間、ドラゴンの口から激しい炎が吐き出された。
「「ぎゃあああ!」」
女たちのけたたましい悲鳴が一瞬、ホール内にこだました。
ドラゴンは首を左右に振りながら炎を巻き散らし、その場にいた女たちを瞬時に焼いていった。
トワの位置からはドラゴンの体が壁になっていてよく見えなかったが、悲鳴のけたたましさと炎の熱を感じた。
炎を食らった女たちは1人残らず消し炭となって消失してしまった。
女たちの周囲にいた関係のない他の人々も、とばっちりを食らい、やけどを負った。
トワは状況がわからず、ドラゴンの影から前へ出て来た。
「ねえ…何が…」
トワは、呆然とした。
カイザードラゴンの前の地面には複数の黒く焦げた個所が点在しているだけで、いままでそこにあったはずの客席も何もかもが無くなっていた。そこにあるのは、すり鉢状になったむき出しの地面だけだった。
「何が起こったの…」
「手伝ってあげようか?」
男はトワに語り掛けた。ルキウスはトワを守るように男の前に立った。
「あんた、誰だ?」
「私は魔公爵ザグレムという。魔獣のところまで連れて行ってあげるよ」
ザグレムは華麗に礼を取りながら、トワに云った。
トワは突然現れた魔族の男を怪しんだ。
「魔公爵…?連れてくって、どうやって連れて行ってくれるの?」
「空を飛んで」
トワが尋ねると、ザグレムは背中から漆黒の翼を広げた。
「私が抱えて飛んで外へ連れていくよ」
「そっちの方が速そうね…。どうしよう?」
トワはルキウスに相談した。
だが彼は首を横に振った。
「…やめておいた方がいい。この人が味方だって言う保証はないよ」
「…ほう?その紋章、見覚えがある」
ザグレムの指摘にルキウスは咄嗟に鎧の胸元の金具を隠した。
「君は、オーウェン王国の末裔かい?」
ザグレムの言葉にルキウスはカッとなった。
「おまえには関係ない」
「…まあ、そんなことはどうでもいい。私が用があるのはその娘だけだ」
「…やっぱり目的はトワか」
この緊迫した2人のやり取りを見ていたトワは困惑していた。
「えっと、何なの…?」
「トワ、こいつはヤバイ。付いていっちゃダメだ」
「私と共にくれば、めくるめく世界に連れて行ってあげるよ」
ザグレムは怪しげに微笑んだ。
そして、彼は踵を返すと、出口に並んでいた人々の中を、足早に歩きながら片っ端から女性客に触れていった。
トワもルキウスも何をしているのかと不審な目で見ていた。
見かけは美形だけどもやっていることは痴漢みたいだ、とトワは思った。
「何この人、キモッ…」
すると、列から抜け出てきた幾人もの女性たちが、ザグレムの周囲に集まってきた。
中には夫らしき人物に、必死に引き留められている女性もいたりしたが、彼女は夫を振り払ってザグレムの傍に歩いていった。
彼は、女性たちに囲まれ、何か話をしていた。
「君たち、彼女を私の前に連れて来てくれないか」
「はい、ザグレム様」
「仰せのままに」
ザグレムがそう命じると、7人程の女性たちはルキウスを突き飛ばしてトワの周りに群がり始めた。
「な、何だ?君たちは一体…」
ルキウスとその仲間たちは、関係のない一般の女性たちが急に周囲を取り囲んできたことに戸惑いを覚えた。
「えー?ちょっと…急に何?」
トワは見知らぬ女性たちによって両腕を押さえられ、ザグレムの前に連れてこられた。
ザグレムはトワの目の前に迫り、その指で彼女の頬から顎にかけてを指でなぞった。
「さあ、怖がらないで。私と一緒においで」
ザグレムは女たちにトワを放すように命じ、彼女の前に手を差し出した。
彼に触れられて、落ちなかった女は1人もいない。現に今も、何の関係もなかった複数の女性たちが篭絡されたばかりだ。
当然、彼はトワがザグレムの手を取るものだと信じて疑わなかった。
「誰だか知らないけど、勝手に触らないでよ!気持ち悪いでしょ!」
トワはザグレムの手をパシッ!と手で振り払い、睨みつけた。
「何…っ?」
ザグレムは愕然とした。
「私を…拒絶した…?」
ザグレムは信じられないとばかりに、はねのけられた自分の手を見つめた。
怒ったのは周囲にいた女性たちだ。
「ザグレム様になんてことするのよ!」
「信じられないわ!この女!」
トワはザグレムの虜になった女たちに詰め寄られ、後ろへ下がった。
「ちょっと、あなたたち、一体何なの?」
トワが問いかけると、女たちは怒りをぶちまけた。
「許せない!この女、ザグレム様の手を払うなんて!」
「そうよ、ザグレム様に触れてもらえるなんてこれ以上ない喜びなのに!」
「ザグレム様の寵愛をいいことに図に乗ってるんだわ。懲らしめてやりましょう」
女たちはトワに対して怒り心頭で、彼女に罰を与える許可をザグレムに求めた。
しかし彼はショックを受けていて何やら悩んでおり、それどころではなかった。
「どうして…なぜだ?なぜ私のスキルが効かない?」
茫然としている彼には話が通じないと思ったのか、女たちは勝手にトワに襲い掛かろうとした。
ルキウスのチームが女性たちを止めに入ったが、顔を爪で引掻かれたり腕を噛まれたりして、止めるどころか返り討ちにされてしまった。彼らも一般人に攻撃するわけにはいかなかったのだ。
トワは人の流れに逆らって、ホールの客席の中を逃げたが、女たちは追いかけてくる。
すり鉢状になっているホールを、駆けあがる形で逃げ続けるトワの息は徐々に上がっていた。
「待ちなさい!」
「何なのよ~!私何もしてないってば!」
ただでさえ消耗していたトワはやがて追い付かれ、女に髪を引っ張られた。
その髪はウイッグだったため、引っ張った女は髪が根こそぎ抜けたと思って、悲鳴を上げた。
だが、茶髪の下から黒髪が現れて、女たちは驚いた。だがそれが余計にまた怒りに火を注ぐことになった。
「紛らわしいわね!」
「カツラをつけて、ザグレム様の気を惹くつもりね?」
「そんなわけないじゃん!」
もう何を云っても彼女たちには通じない。
「来ないでってば!カイザードラゴン、助けて!」
女たちは逆上して、ついにトワはホールの隅の壁際まで追い詰められ、絶体絶命のピンチに陥った。
ルキウスたちも追いついたが、一般の女性たちに攻撃をすることを躊躇した。
すると突然ホール内に突風が吹き荒れた。
女たちはめくれ上がるスカートを押さえながら悲鳴を上げた。
いつの間にか、トワの頭上に巨大なドラゴンが飛来していた。
「ドラゴンが戻ってきた…!」
ルキウスは叫んだ。
彼は、女性たちの後ろからドラゴンが着地するのを見ていた。
『トワ、私を呼んだか』
「カイザードラゴン…!」
トワはカイザードラゴンを仰ぎ見てホッとした表情になった。
トワを取り囲んでいた女たちは、ドラゴンの登場に驚き、トワから距離を取るように後退した。
ドラゴンはトワの前に、彼女を背中に庇うようにして、ドシン!とその巨体を客席を押しつぶすようにして着地させた。
『この者らがお前に危害を加えようとしたのか』
「う、うん」
ドラゴンは遠巻きに見ている女たちをギロリと睨みつけた。
しかし女たちはザグレムのために目的を遂行しようとしか考えておらず、ドラゴンを目の前にしても怯えたりもせず、まったく引こうとしなかった。
それどころか、まだトワへの口撃を止めなかった。
ドラゴンの背後にいたトワにも、「ブスのくせに」だの「身の程知らず」だのという女たちの汚い言葉だけが聞こえる。さすがにこれにはトワもいじけてしまう。
「何でここまで言われなくちゃいけないの…?」
最初は威嚇だけにとどめようと思っていたカイザードラゴンだったが、女たちのトワへのあまりの非礼ぶりに、完全にブチ切れてしまった。
『トワ、こいつら、殺してよいか』
「えっ?」
『人間共め。我慢の限界だ』
ドラゴンの喉がグルル、と鳴った。
ルキウスがハッとして仲間に向かって叫んだ。
「皆、防御壁を展開しろ!」
ドラゴンは女たちに向けてゆっくり口を開けた。
次の瞬間、ドラゴンの口から激しい炎が吐き出された。
「「ぎゃあああ!」」
女たちのけたたましい悲鳴が一瞬、ホール内にこだました。
ドラゴンは首を左右に振りながら炎を巻き散らし、その場にいた女たちを瞬時に焼いていった。
トワの位置からはドラゴンの体が壁になっていてよく見えなかったが、悲鳴のけたたましさと炎の熱を感じた。
炎を食らった女たちは1人残らず消し炭となって消失してしまった。
女たちの周囲にいた関係のない他の人々も、とばっちりを食らい、やけどを負った。
トワは状況がわからず、ドラゴンの影から前へ出て来た。
「ねえ…何が…」
トワは、呆然とした。
カイザードラゴンの前の地面には複数の黒く焦げた個所が点在しているだけで、いままでそこにあったはずの客席も何もかもが無くなっていた。そこにあるのは、すり鉢状になったむき出しの地面だけだった。
「何が起こったの…」
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