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第二章
第二章第53話 覚悟の全ツッパ五百連(4)
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それからガチャを引き続け、四百連を引き終えた。それまでの間に☆5が出ることはなかったが、『☆4 MGC強化』を一つだけ引くことができた。
残すところあと百連だ。☆5の中で狙っていたものはまだ『水属性魔法』しか引けていない。
「よし! ラスト百連! 泣いても笑っても最後だ。神引きしてやる!」
『うんっ! がんばれっ! ディーノならできるよっ!』
「ああ! 来い!」
ガチャを引くボタンをタップすると、妖精たちがいつも通りに宝箱を運んでくる。
銀箱、銀箱、銅箱、銅箱、木箱、木箱、木箱、木箱、木箱、銅箱だ。
「よし! いいぞ! 来い! 変われ! 神様仏様妖精様! 変われェェェェェェ!」
しかし渾身の叫びもむなしく銀箱のまま、中からは『☆4 STR強化』が出てきた。
「ああッ! くそっ! あ? でもこれなら?」
悔しいのだが、ステータス強化ということで嬉しくもあり何とも言えない複雑な気持ちだ。
「よし。切り替えて! 次こそ! 変われッ!」
しかしまたもや変化することはなく、『☆4 魔術師の帽子』が出てきた。
「いらねぇ!」
思わず叫んでしまった。ここから上がるのではなく下がってしまうとは!
やはり、ステータス強化が出たというのに素直に喜ばなかったからバチが当たったのだろうか?
いや! そうだったとしても! 俺は今回、しっかり神引きをするのだ!
『ディーノ?』
心配そうにフラウが俺のことを覗き込んできた。
「フラウ。大丈夫だ。必ず神引きするからな。一念天に通ず、だ」
『うん! なんだかディーノって、とっても頼もしくなったよね』
「フラウが応援してくれるおかげだよ。俺は、爆死なんかに負けていられないからな!」
『うんっ! がんばれっ! ディーノ!』
「ああ!」
フラウのさらなる応援を背に俺は次の十連を引いていく。妖精たちが運んできた箱は、木箱、木箱、銅箱、木箱、木箱、銅箱、木箱、木箱、木箱、銀箱だ。
よし! 二回連続で銀箱がある!
そして銀箱の順番が回ってきた。
「さあ! 今度こそ! 変われ! 変われ! 変われ! 光れっ!」
三度目の正直といったところだろうか。銀箱はキラリと光り、金箱へと変化する。
「よし! よし! MGC強化! MP強化! 剣術! 水魔法! 来い! 来い! 来い!」
『☆5 風属性魔法』
「あああっ! 何で惜しいところばかり来るんだ!」
先ほどから剣術が欲しいのに槍術と体術が出るし、水属性魔法が欲しいのに風属性魔法が出る。
これは何かの嫌がらせなのか?
『ディーノっ! おめでとうっ!』
「ああ。ありがとう。☆5だもんな。でも、これは神引きじゃないからな。俺はこれくらいじゃ満足なんてしないからな。俺は絶対! 神引きをするんだ!」
『うん。がんばって!』
「ああ!」
一念天に通ず。
残りはあと八十連。今度こそ神引きをしてやろうじゃないか。
そうしてガチャを引いて二十連は爆死が続き、四百五十連目にやってきた。
今回妖精たちが運んできた箱の最後にまたもや銀箱がある。
よし! 三十連ぶりの銀箱だ。
「さあ。今度も! 変わるんだろッ!」
俺のその掛け声と同時に銀箱がキラリと光って金箱へと変化する。
うん。知ってた。
そう。これだ。この感覚だ。
「MP! MGC! 剣術! 水属性魔法! 来い! 来い!」
箱のふたが開き、中身が飛び出してくる。
『☆5 MGC強化(大)』
「よーし! よーし! よーし! 見たか! 見たか! どうだ! これが! これがガチャだっ! よーし! よーーーーーーーーーーし!」
『すっごーい! おめでとうっ! ディーノっ! 天に通じたねっ!』
「ああ。だが、フラウのお応援のおかげだからな。ありがとう」
『そんなことないよっ! ディーノが一生懸命がんばったからだよっ! おめでとうっ!』
「ありがとう。フラウ。だが、まだガチャは終わってないからな。俺はもう一つ、いや二つ三つと神引きをするからな」
『うんっ! がんばれっ!』
「ああ。任せろ」
俺は目当てのものを引き当てられた幸福感と全能感に包まれながらもガチャを引いていく。
俺が! ガチャだ!
そう。引ける! 絶対に引けるんだ!
そう確信して臨んだ残り五十連だったが、『☆4 AGI強化』が出ただけであとは全て爆死したのだった。
俺が、ガチャだ……?
────
今回のガチャの結果:
☆5
MGC強化(大)
召喚術(フラウ)×2
水属性魔法
風属性魔法
槍術
体術
☆4:
AGI強化
HP強化×2
MGC強化
MP強化
STR強化
VIT強化
ショートボウ×2
鉄の鎧(下半身)×2
鉄の鎧(上半身)
鉄の兜×2
鉄の盾×3
鉄の槍×2
魔術師のローブ
魔術師の帽子×3
☆3:
テント(小)×5
火打石×2
干し肉×11
堅パン×2
石の矢十本×5
虫よけ草×7
鉄のスコップ
鉄の小鍋×2
銅の剣×8
皮のブーツ×5
皮の鎧(下半身)×12
皮の鎧(上半身)×4
皮の盾×10
皮の水筒×8
皮の袋×4
皮の帽子×4
片刃のナイフ×8
木の食器セット×9
薬草×7
旅人のマント×6
☆2:
ただの石ころ×21
枯れ葉×46
糸×35
小さな布切れ×35
薪×35
動物の骨×32
馬の糞×42
皮の紐×38
腐った肉×33
藁しべ×33
==============
一応、神引き……ですかね?
次回更新は通常通り、2021/05/20 (木) 21:00 を予定しております。
残すところあと百連だ。☆5の中で狙っていたものはまだ『水属性魔法』しか引けていない。
「よし! ラスト百連! 泣いても笑っても最後だ。神引きしてやる!」
『うんっ! がんばれっ! ディーノならできるよっ!』
「ああ! 来い!」
ガチャを引くボタンをタップすると、妖精たちがいつも通りに宝箱を運んでくる。
銀箱、銀箱、銅箱、銅箱、木箱、木箱、木箱、木箱、木箱、銅箱だ。
「よし! いいぞ! 来い! 変われ! 神様仏様妖精様! 変われェェェェェェ!」
しかし渾身の叫びもむなしく銀箱のまま、中からは『☆4 STR強化』が出てきた。
「ああッ! くそっ! あ? でもこれなら?」
悔しいのだが、ステータス強化ということで嬉しくもあり何とも言えない複雑な気持ちだ。
「よし。切り替えて! 次こそ! 変われッ!」
しかしまたもや変化することはなく、『☆4 魔術師の帽子』が出てきた。
「いらねぇ!」
思わず叫んでしまった。ここから上がるのではなく下がってしまうとは!
やはり、ステータス強化が出たというのに素直に喜ばなかったからバチが当たったのだろうか?
いや! そうだったとしても! 俺は今回、しっかり神引きをするのだ!
『ディーノ?』
心配そうにフラウが俺のことを覗き込んできた。
「フラウ。大丈夫だ。必ず神引きするからな。一念天に通ず、だ」
『うん! なんだかディーノって、とっても頼もしくなったよね』
「フラウが応援してくれるおかげだよ。俺は、爆死なんかに負けていられないからな!」
『うんっ! がんばれっ! ディーノ!』
「ああ!」
フラウのさらなる応援を背に俺は次の十連を引いていく。妖精たちが運んできた箱は、木箱、木箱、銅箱、木箱、木箱、銅箱、木箱、木箱、木箱、銀箱だ。
よし! 二回連続で銀箱がある!
そして銀箱の順番が回ってきた。
「さあ! 今度こそ! 変われ! 変われ! 変われ! 光れっ!」
三度目の正直といったところだろうか。銀箱はキラリと光り、金箱へと変化する。
「よし! よし! MGC強化! MP強化! 剣術! 水魔法! 来い! 来い! 来い!」
『☆5 風属性魔法』
「あああっ! 何で惜しいところばかり来るんだ!」
先ほどから剣術が欲しいのに槍術と体術が出るし、水属性魔法が欲しいのに風属性魔法が出る。
これは何かの嫌がらせなのか?
『ディーノっ! おめでとうっ!』
「ああ。ありがとう。☆5だもんな。でも、これは神引きじゃないからな。俺はこれくらいじゃ満足なんてしないからな。俺は絶対! 神引きをするんだ!」
『うん。がんばって!』
「ああ!」
一念天に通ず。
残りはあと八十連。今度こそ神引きをしてやろうじゃないか。
そうしてガチャを引いて二十連は爆死が続き、四百五十連目にやってきた。
今回妖精たちが運んできた箱の最後にまたもや銀箱がある。
よし! 三十連ぶりの銀箱だ。
「さあ。今度も! 変わるんだろッ!」
俺のその掛け声と同時に銀箱がキラリと光って金箱へと変化する。
うん。知ってた。
そう。これだ。この感覚だ。
「MP! MGC! 剣術! 水属性魔法! 来い! 来い!」
箱のふたが開き、中身が飛び出してくる。
『☆5 MGC強化(大)』
「よーし! よーし! よーし! 見たか! 見たか! どうだ! これが! これがガチャだっ! よーし! よーーーーーーーーーーし!」
『すっごーい! おめでとうっ! ディーノっ! 天に通じたねっ!』
「ああ。だが、フラウのお応援のおかげだからな。ありがとう」
『そんなことないよっ! ディーノが一生懸命がんばったからだよっ! おめでとうっ!』
「ありがとう。フラウ。だが、まだガチャは終わってないからな。俺はもう一つ、いや二つ三つと神引きをするからな」
『うんっ! がんばれっ!』
「ああ。任せろ」
俺は目当てのものを引き当てられた幸福感と全能感に包まれながらもガチャを引いていく。
俺が! ガチャだ!
そう。引ける! 絶対に引けるんだ!
そう確信して臨んだ残り五十連だったが、『☆4 AGI強化』が出ただけであとは全て爆死したのだった。
俺が、ガチャだ……?
────
今回のガチャの結果:
☆5
MGC強化(大)
召喚術(フラウ)×2
水属性魔法
風属性魔法
槍術
体術
☆4:
AGI強化
HP強化×2
MGC強化
MP強化
STR強化
VIT強化
ショートボウ×2
鉄の鎧(下半身)×2
鉄の鎧(上半身)
鉄の兜×2
鉄の盾×3
鉄の槍×2
魔術師のローブ
魔術師の帽子×3
☆3:
テント(小)×5
火打石×2
干し肉×11
堅パン×2
石の矢十本×5
虫よけ草×7
鉄のスコップ
鉄の小鍋×2
銅の剣×8
皮のブーツ×5
皮の鎧(下半身)×12
皮の鎧(上半身)×4
皮の盾×10
皮の水筒×8
皮の袋×4
皮の帽子×4
片刃のナイフ×8
木の食器セット×9
薬草×7
旅人のマント×6
☆2:
ただの石ころ×21
枯れ葉×46
糸×35
小さな布切れ×35
薪×35
動物の骨×32
馬の糞×42
皮の紐×38
腐った肉×33
藁しべ×33
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一応、神引き……ですかね?
次回更新は通常通り、2021/05/20 (木) 21:00 を予定しております。
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