13 / 124
第13話 はじめてのゴブリン退治
しおりを挟む
ゴブリン退治の依頼を受けた翌朝、俺は北の森へとやってきた。
昨日は家に帰るとこれまでにガチャで出てきたものを確認してみたのだが、さすが「冒険者ガチャ」と銘打っているだけあって役に立ちそうなものがたくさん輩出されていたことに気付いた。
装備品は下半身こそないもののそれ以外は皮の装備があるし、銅の剣と鉄の盾もある。他にも片刃のナイフは解体用のナイフとしても調理用のナイフとしても使えるだろう。
さらに鉄のスコップは死体を処分するための穴掘りに使えるし皮の袋はゴブリンの魔石を運ぶのに丁度いい。野営をするならテントや鉄の小鍋、薪は非常に役に立つ。
足りないものはもちろんいくつかあるが、初期投資がかなり抑えられたのは非常にありがたい。
それと俺のステータスは今こんな感じになっている。
────
名前:ディーノ
種族:人族
性別:男性
職業:冒険者(E)
年齢:13
ギフト:ガチャ
ステータス:
HP:1/1
MP:0/0
STR:1
VIT:0
MGC:1
MND:0
AGI:0
DEX:0
スキル:
剣術:1
体術:1
水属性魔法:1
────
普通の人間は全てゼロだと聞いているので、一般的な成人男性が武器を持っていれば倒せるらしいゴブリンであれば何とかなるだろう。
それに、ガチャで引き当てた【剣術】と【体術】のスキルがあるしな。
ただ、HP が 1 しかなくて防御力に関係するつ VIT がゼロなのはやはり心許ないので鉄の盾は持って来た。
ちなみに、上半身には鉄の鎧ではなく皮の鎧を着ている。これは別に見た目の問題ではなく重くて動きづらかったからだ。鉄の鎧に鉄の盾を装備すると、いくら建設作業員として鍛えていたとはいえ俺の力では重くて機敏な動きができなそうだったのでこうしたのだ。
あと、【水属性魔法】のスキルはあるが俺は MP がないので魔法を使うことはできない。このままでは完全に宝の持ち腐れになってしまうので、どうすればガチャに頼らずにステータスを強化できるのかは要検討といったところだろう。
「ねぇ、ディーノ。獲物が来たよ!」
そんなフラウの言葉に俺は思考を中断し、銅の剣を抜いた。そしてフラウの指さす方向を見てみると森の木々の間に一匹のゴブリンが地面を調べているのが目に飛び込んできた。
「よし、まずは最初の獲物だ」
「うん。ディーノ頑張れっ!」
フラウは大きな声でそう言うが、その声は俺以外には聞こえていないのでゴブリンがこちらに気付いた様子はない。
俺は足音を立てないように背後からそろりそろりと忍び寄ると、そのまま草むらをかき分けて何かを探しているゴブリンを後ろから思い切り突き刺した。
「ギ、ギャ……」
ゴブリンは地面に倒れるとそのまま動かなくなった。その体からは人間や普通の動物とは違う青い血が流れ出している。
俺は首筋をかき切ってトドメを刺すと、ゴブリンを仰向けに寝かせた。そして手早く魔石を取り出して皮の袋にしまうと鉄のスコップで穴を掘って死体を埋めた。
よし! まずは十マレ、幸先の良いスタートだ。この調子でいけば何とかなるかもしれない。
そんな事を考えつつも俺は再び森の中を進んでいくと、またもやフラウがゴブリンを見つけた。
「ねえ、ディーノ! またいるよ!」
「お、本当だ」
俺は再び背後からゴブリンにこっそりと忍び寄ると、再び背中から一突きにした。
「ギャ……」
「ギギッ!?」
「ゲギャギャッ!」
しまった! ゴブリンは一匹ではなかった!
草むらの奥から二匹のゴブリンが太い木の棒を持ってこちらへと向かってゆっくりと歩いてきた。
いくら俺が【剣術】と【体術】のスキルを持っているとはいえ、二匹に囲まれて一斉に攻撃されたやられてしまうかもしれない。
ならば!
俺は意を決して先に動くと右側のゴブリンに向かって突進した。
「ギッ!」
ゴブリンは俺に木の棒を振り下ろしてきたがそれを左手に持った鉄の盾で受け止めるとそのまま右手に握った銅の剣をこいつの腹に突き刺した。そして剣を引き抜くと苦しそうにうめくゴブリンの顔面を鉄の盾で思い切り殴打する。
「グギッ……」
二発をくらったゴブリンはそのままがっくりと膝をついたので俺はこちらに向かってきたもう一匹のゴブリンへと向き直る。
ゴブリンはやはり木の棒を振り下ろしてきたので今回は【剣術】のスキルに身を任せてそのままカウンターで胴を決めると後ろに回りこんだ。そして後ろから剣をブスリとその背中に突き立てた。
「ギ……」
俺が剣を抜くとゴブリンはそのまま地面に倒れ込んだ。そして倒れた二匹のゴブリンの首をかき切ってトドメを刺したところで俺はようやく緊張を解いた。
「はぁ、はぁ。何とかなったな」
「ディーノすごーい! かっこいい!」
フラウが俺の周りを飛び回っては俺を褒めてくれる。親にすらこんなに褒められた事がなかった気がする俺は何ともこそばゆい気分になる。
「ま、フラウのためだ。頑張るよ」
「ありがとうっ! ダーリン!」
「ダーリンじゃねぇから!」
「あはははっ。冗談だよっ!」
そんな会話を交わしつつ俺はゴブリン三匹分の魔石を回収し、再び森の中を歩き始めたのだった。
昨日は家に帰るとこれまでにガチャで出てきたものを確認してみたのだが、さすが「冒険者ガチャ」と銘打っているだけあって役に立ちそうなものがたくさん輩出されていたことに気付いた。
装備品は下半身こそないもののそれ以外は皮の装備があるし、銅の剣と鉄の盾もある。他にも片刃のナイフは解体用のナイフとしても調理用のナイフとしても使えるだろう。
さらに鉄のスコップは死体を処分するための穴掘りに使えるし皮の袋はゴブリンの魔石を運ぶのに丁度いい。野営をするならテントや鉄の小鍋、薪は非常に役に立つ。
足りないものはもちろんいくつかあるが、初期投資がかなり抑えられたのは非常にありがたい。
それと俺のステータスは今こんな感じになっている。
────
名前:ディーノ
種族:人族
性別:男性
職業:冒険者(E)
年齢:13
ギフト:ガチャ
ステータス:
HP:1/1
MP:0/0
STR:1
VIT:0
MGC:1
MND:0
AGI:0
DEX:0
スキル:
剣術:1
体術:1
水属性魔法:1
────
普通の人間は全てゼロだと聞いているので、一般的な成人男性が武器を持っていれば倒せるらしいゴブリンであれば何とかなるだろう。
それに、ガチャで引き当てた【剣術】と【体術】のスキルがあるしな。
ただ、HP が 1 しかなくて防御力に関係するつ VIT がゼロなのはやはり心許ないので鉄の盾は持って来た。
ちなみに、上半身には鉄の鎧ではなく皮の鎧を着ている。これは別に見た目の問題ではなく重くて動きづらかったからだ。鉄の鎧に鉄の盾を装備すると、いくら建設作業員として鍛えていたとはいえ俺の力では重くて機敏な動きができなそうだったのでこうしたのだ。
あと、【水属性魔法】のスキルはあるが俺は MP がないので魔法を使うことはできない。このままでは完全に宝の持ち腐れになってしまうので、どうすればガチャに頼らずにステータスを強化できるのかは要検討といったところだろう。
「ねぇ、ディーノ。獲物が来たよ!」
そんなフラウの言葉に俺は思考を中断し、銅の剣を抜いた。そしてフラウの指さす方向を見てみると森の木々の間に一匹のゴブリンが地面を調べているのが目に飛び込んできた。
「よし、まずは最初の獲物だ」
「うん。ディーノ頑張れっ!」
フラウは大きな声でそう言うが、その声は俺以外には聞こえていないのでゴブリンがこちらに気付いた様子はない。
俺は足音を立てないように背後からそろりそろりと忍び寄ると、そのまま草むらをかき分けて何かを探しているゴブリンを後ろから思い切り突き刺した。
「ギ、ギャ……」
ゴブリンは地面に倒れるとそのまま動かなくなった。その体からは人間や普通の動物とは違う青い血が流れ出している。
俺は首筋をかき切ってトドメを刺すと、ゴブリンを仰向けに寝かせた。そして手早く魔石を取り出して皮の袋にしまうと鉄のスコップで穴を掘って死体を埋めた。
よし! まずは十マレ、幸先の良いスタートだ。この調子でいけば何とかなるかもしれない。
そんな事を考えつつも俺は再び森の中を進んでいくと、またもやフラウがゴブリンを見つけた。
「ねえ、ディーノ! またいるよ!」
「お、本当だ」
俺は再び背後からゴブリンにこっそりと忍び寄ると、再び背中から一突きにした。
「ギャ……」
「ギギッ!?」
「ゲギャギャッ!」
しまった! ゴブリンは一匹ではなかった!
草むらの奥から二匹のゴブリンが太い木の棒を持ってこちらへと向かってゆっくりと歩いてきた。
いくら俺が【剣術】と【体術】のスキルを持っているとはいえ、二匹に囲まれて一斉に攻撃されたやられてしまうかもしれない。
ならば!
俺は意を決して先に動くと右側のゴブリンに向かって突進した。
「ギッ!」
ゴブリンは俺に木の棒を振り下ろしてきたがそれを左手に持った鉄の盾で受け止めるとそのまま右手に握った銅の剣をこいつの腹に突き刺した。そして剣を引き抜くと苦しそうにうめくゴブリンの顔面を鉄の盾で思い切り殴打する。
「グギッ……」
二発をくらったゴブリンはそのままがっくりと膝をついたので俺はこちらに向かってきたもう一匹のゴブリンへと向き直る。
ゴブリンはやはり木の棒を振り下ろしてきたので今回は【剣術】のスキルに身を任せてそのままカウンターで胴を決めると後ろに回りこんだ。そして後ろから剣をブスリとその背中に突き立てた。
「ギ……」
俺が剣を抜くとゴブリンはそのまま地面に倒れ込んだ。そして倒れた二匹のゴブリンの首をかき切ってトドメを刺したところで俺はようやく緊張を解いた。
「はぁ、はぁ。何とかなったな」
「ディーノすごーい! かっこいい!」
フラウが俺の周りを飛び回っては俺を褒めてくれる。親にすらこんなに褒められた事がなかった気がする俺は何ともこそばゆい気分になる。
「ま、フラウのためだ。頑張るよ」
「ありがとうっ! ダーリン!」
「ダーリンじゃねぇから!」
「あはははっ。冗談だよっ!」
そんな会話を交わしつつ俺はゴブリン三匹分の魔石を回収し、再び森の中を歩き始めたのだった。
10
お気に入りに追加
420
あなたにおすすめの小説
無能はいらないと追放された俺、配信始めました。神の使徒に覚醒し最強になったのでダンジョン配信で超人気配信者に!王女様も信者になってるようです
やのもと しん
ファンタジー
「カイリ、今日からもう来なくていいから」
ある日突然パーティーから追放された俺――カイリは途方に暮れていた。日本から異世界に転移させられて一年。追放された回数はもう五回になる。
あてもなく歩いていると、追放してきたパーティーのメンバーだった女の子、アリシアが付いて行きたいと申し出てきた。
元々パーティーに不満を持っていたアリシアと共に宿に泊まるも、積極的に誘惑してきて……
更に宿から出ると姿を隠した少女と出会い、その子も一緒に行動することに。元王女様で今は国に追われる身になった、ナナを助けようとカイリ達は追手から逃げる。
追いつめられたところでカイリの中にある「神の使徒」の力が覚醒――無能力から世界最強に!
「――わたし、あなたに運命を感じました!」
ナナが再び王女の座に返り咲くため、カイリは冒険者として名を上げる。「厄災」と呼ばれる魔物も、王国の兵士も、カイリを追放したパーティーも全員相手になりません
※他サイトでも投稿しています
弓使いの成り上がり~「弓なんて役に立たない」と追放された弓使いは実は最強の狙撃手でした~
平山和人
ファンタジー
弓使いのカイトはSランクパーティー【黄金の獅子王】から、弓使いなんて役立たずと追放される。
しかし、彼らは気づいてなかった。カイトの狙撃がパーティーの危機をいくつも救った来たことに、カイトの狙撃が世界最強レベルだということに。
パーティーを追放されたカイトは自らも自覚していない狙撃で魔物を倒し、美少女から惚れられ、やがて最強の狙撃手として世界中に名を轟かせていくことになる。
一方、カイトを失った【黄金の獅子王】は没落の道を歩むことになるのであった。
半神の守護者
ぴっさま
ファンタジー
ロッドは何の力も無い少年だったが、異世界の創造神の血縁者だった。
超能力を手に入れたロッドは前世のペット、忠実な従者をお供に世界の守護者として邪神に立ち向かう。
〜概要〜
臨時パーティーにオークの群れの中に取り残されたロッドは、不思議な生き物に助けられこの世界の神と出会う。
実は神の遠い血縁者でこの世界の守護を頼まれたロッドは承諾し、通常では得られない超能力を得る。
そして魂の絆で結ばれたユニークモンスターのペット、従者のホムンクルスの少女を供にした旅が始まる。
■注記
本作品のメインはファンタジー世界においての超能力の行使になります。
他サイトにも投稿中
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
無能スキルと言われ追放されたが実は防御無視の最強スキルだった
さくらはい
ファンタジー
主人公の不動颯太は勇者としてクラスメイト達と共に異世界に召喚された。だが、【アスポート】という使えないスキルを獲得してしまったばかりに、一人だけ城を追放されてしまった。この【アスポート】は対象物を1mだけ瞬間移動させるという単純な効果を持つが、実はどんな物質でも一撃で破壊できる攻撃特化超火力スキルだったのだ――
【不定期更新】
1話あたり2000~3000文字くらいで短めです。
性的な表現はありませんが、ややグロテスクな表現や過激な思想が含まれます。
良ければ感想ください。誤字脱字誤用報告も歓迎です。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
「お前のような役立たずは不要だ」と追放された三男の前世は世界最強の賢者でした~今世ではダラダラ生きたいのでスローライフを送ります~
平山和人
ファンタジー
主人公のアベルは転生者だ。一度目の人生は剣聖、二度目は賢者として活躍していた。
三度目の人生はのんびり過ごしたいため、アベルは今までの人生で得たスキルを封印し、貴族として生きることにした。
そして、15歳の誕生日でスキル鑑定によって何のスキルも持ってないためアベルは追放されることになった。
アベルは追放された土地でスローライフを楽しもうとするが、そこは凶悪な魔物が跋扈する魔境であった。
襲い掛かってくる魔物を討伐したことでアベルの実力が明らかになると、領民たちはアベルを救世主と崇め、貴族たちはアベルを取り戻そうと追いかけてくる。
果たしてアベルは夢であるスローライフを送ることが出来るのだろうか。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる