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第174話 悪魔の凶弾
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「あぁぁぁぁぁぁ!」
胸に黒い弾丸の直撃を受けたティティは頭を抱え、そのまま地面に倒れ込んだ。
「ティティ!」
慌ててティティに駆け寄り、ヒールを掛けた。傷口はすぐに塞がったが、ティティはまだ頭を抱えたままぶるぶると震えている。
「ティティ! しっかり!」
ファウストを警戒しつつ、ありったけの想いを込めて背中に手を当ててヒールをかけ続ける。
そうしているうちに、ティティは少し落ち着いてきたようだ。
「う……レイ……」
だがティティの声は弱々しく、体も震えている。
「大丈夫。今度は俺が守るから安心して、うわっ!?」
突然ティティが従えていたはずのワイバーンが俺たちに攻撃を仕掛けてきた。俺はフルで身体強化を発動し、ティティを脇に抱えて飛び退ることでなんとかそれを避ける。
「ティティ、立てる?」
そう言って立たせてあげようとするが、膝にまるで力が入らない様子だ。
ああ、そうか。これはきっと攻撃を受けたショックで素に戻っているのだろう。
普段はマッツィアーノ公爵家の令嬢として冷徹に振る舞っているが、本来のティティは泣き虫で怖がりで優しい女の子なのだ。こんなことがあれば恐怖ですくんでしまうのは当然だ。
とはいえ、動けないティティを守りながらファウストの相手をするのは不可能だ。
となれば!
俺はティティをお姫様抱っこし、ヒールを掛けながら一目散にかつてイヌとして監禁されていた建物のほうへと走りだす。
すると後ろからワイバーンが追いかけてきた。どうやらあのワイバーンは黒い弾丸を受けて強化されたらしく、黒いオーラを纏っている。
くそっ! ダメだ。いくら身体強化をしているとはいえ、さすがに飛んでいる相手からは逃げ切れそうにない。
ならば!
俺はさっと方向転換し、木の後ろに隠れる。そしてティティをそっと地面に降ろし、ヒールを掛けるのを止めた。
「う……」
ティティの顔色が一気に悪くなり、カタカタと震え始めた。
「ティティ、少し辛抱してくれ」
するとティティは青い顔で小さく頷いてくれた。
俺は木の陰から出て体を晒し、タイミングを計る。
今だ!
ワイバーンが二メートルほどまで近づいたところでホーリーを叩き込む。するとワイバーンはそのまま地面に墜落し、そのまま動かなくなった。
「ティティ! 行こう!」
急いでティティの許に戻り、青ざめて震えているティティを抱き上げた。そしてヒールを掛けならが近くの建物へと向かって走りだすのだった。
◆◇◆
建物の中へ入った俺は調子の悪そうなティティに四階にある自室まで案内してもらい、ベッドに寝かせた。目の前の庭で激しい戦いがあったせいか、ここに来るまで誰ともすれ違っていない。
それはさておき、ティティの容体はかなり悪い。理由はよく分からないのだが、ヒールで治ったように見えるのに、掛けるのを止めるとすぐに震えだしてしまうのだ。
魔界の影の無差別モードで放たれる黒い弾丸ではこんな症状にはならなかったのだが……。
「ティティ、しっかりして」
俺はティティの手を握り、ヒールを掛けながら励ます。
「……レイのほうこそ、大丈夫なの? ずっと魔法を使い続けているでしょう?」
「構わないよ。今はティティが最優先だ」
「……ありがとう」
ティティはなんとかといった様子で笑顔を作ってくれた。
しかしおかしい。ヒールで傷も状態異常もすべて解除されているはずなのに、どうしてこんなに調子が悪そうなんだ?
「ティティ、教えてほしいんだけどさ。ヒールを止めるとどんな感じになるの?」
するとティティの目が泳ぎ、顔には恐怖の色がありありと浮かんだ。
「あ、ごめん。怖いことを思い出させちゃって……」
「ううん」
ティティは小さく首を振った。
「頭が、おかしくなりそうになるの」
「え?」
「そんなこと、思っていないはずなのにね。なぜか人間を殺さなきゃいけないような、そんな感覚になるの。それでレイを傷つけちゃうかもって思ったら怖くって……」
なんだそれ? ブラウエルデ・クロニクルにそんなデバフがあるなんて聞いたこともな……い……ん? ちょっと待てよ?
人間を殺さなきゃいけないような感覚?
それって……俺たちは、そういう衝動に駆られているのをよく相手にしているじゃないか。
ということはまさか!
俺はすぐさまホーリーを掛けるのをやめ、サンクチュアリに変更した。
「ティティ、これでどう?」
「……楽になってきたわ。あ、うっ!?」
ティティは突然胸を押さえて苦しそうなうめき声を上げた。胸を抑えている指の間からは赤い血が滲んでいる。
「ティティ!? すぐにヒールを――」
「ダメ! 止めないで!」
「え?」
慌ててヒールに変更しようとしたが、ティティは鋭く叫んで俺を止めた。
だ、大丈夫なのか? 苦しそうにしているが……。
「う、ん……はぁっ、はぁっ、はぁっ」
汗をびっしょりかき、苦しそうに大きく息をしている。
「ティティ?」
「もう、大丈夫。さっきの治療をしてもらえる?」
「ああ。もちろん」
俺はヒールを掛け、ティティが落ち着くのを待つ。するとしばらくして息を整えたティティが状態を起こした。豊かに盛り上がった胸元は血で真っ赤に染まっている。
「ティティ、大丈夫?」
「ええ」
ティティはいつもどおりの表情に戻っている。
すると、突然ティティが自分の胸元に手を突っ込んだ。
「えっ? ティティ!?」
俺は慌てて視線を逸らす。
「レイ? 何をしているの? それよりこれを見て」
「え?」
恐る恐るティティのほうを見ると、その手には闇の欠片が握られていた。
「え? これって?」
「どうやらあのとき、私の体に埋め込まれたみたいね。今は闇の欠片だって分かるけれど、私の体に埋め込まれていたときは小さな悪魔のコアだったんじゃないかしら?」
「え? それって……」
「ええ、そうよ。多分だけれど、レイのさっきの魔法で悪魔のコアの中から正気を奪ったりする邪悪な力が消えたんだと思うわ。それで私の体の中に留まっていられなくなって、自分から出てきた。そんな感じじゃないかしら」
「ああ、そうかもしれないね。あいつは人間をモンスターにする方法を研究していたんだし、それくらいはやってもおかしくはないよね」
「……そうね」
ティティは複雑そうな表情で頷いたのだった。
================
次回更新は通常どおり、2024/05/08 (水) 18:00 を予定しております。
胸に黒い弾丸の直撃を受けたティティは頭を抱え、そのまま地面に倒れ込んだ。
「ティティ!」
慌ててティティに駆け寄り、ヒールを掛けた。傷口はすぐに塞がったが、ティティはまだ頭を抱えたままぶるぶると震えている。
「ティティ! しっかり!」
ファウストを警戒しつつ、ありったけの想いを込めて背中に手を当ててヒールをかけ続ける。
そうしているうちに、ティティは少し落ち着いてきたようだ。
「う……レイ……」
だがティティの声は弱々しく、体も震えている。
「大丈夫。今度は俺が守るから安心して、うわっ!?」
突然ティティが従えていたはずのワイバーンが俺たちに攻撃を仕掛けてきた。俺はフルで身体強化を発動し、ティティを脇に抱えて飛び退ることでなんとかそれを避ける。
「ティティ、立てる?」
そう言って立たせてあげようとするが、膝にまるで力が入らない様子だ。
ああ、そうか。これはきっと攻撃を受けたショックで素に戻っているのだろう。
普段はマッツィアーノ公爵家の令嬢として冷徹に振る舞っているが、本来のティティは泣き虫で怖がりで優しい女の子なのだ。こんなことがあれば恐怖ですくんでしまうのは当然だ。
とはいえ、動けないティティを守りながらファウストの相手をするのは不可能だ。
となれば!
俺はティティをお姫様抱っこし、ヒールを掛けながら一目散にかつてイヌとして監禁されていた建物のほうへと走りだす。
すると後ろからワイバーンが追いかけてきた。どうやらあのワイバーンは黒い弾丸を受けて強化されたらしく、黒いオーラを纏っている。
くそっ! ダメだ。いくら身体強化をしているとはいえ、さすがに飛んでいる相手からは逃げ切れそうにない。
ならば!
俺はさっと方向転換し、木の後ろに隠れる。そしてティティをそっと地面に降ろし、ヒールを掛けるのを止めた。
「う……」
ティティの顔色が一気に悪くなり、カタカタと震え始めた。
「ティティ、少し辛抱してくれ」
するとティティは青い顔で小さく頷いてくれた。
俺は木の陰から出て体を晒し、タイミングを計る。
今だ!
ワイバーンが二メートルほどまで近づいたところでホーリーを叩き込む。するとワイバーンはそのまま地面に墜落し、そのまま動かなくなった。
「ティティ! 行こう!」
急いでティティの許に戻り、青ざめて震えているティティを抱き上げた。そしてヒールを掛けならが近くの建物へと向かって走りだすのだった。
◆◇◆
建物の中へ入った俺は調子の悪そうなティティに四階にある自室まで案内してもらい、ベッドに寝かせた。目の前の庭で激しい戦いがあったせいか、ここに来るまで誰ともすれ違っていない。
それはさておき、ティティの容体はかなり悪い。理由はよく分からないのだが、ヒールで治ったように見えるのに、掛けるのを止めるとすぐに震えだしてしまうのだ。
魔界の影の無差別モードで放たれる黒い弾丸ではこんな症状にはならなかったのだが……。
「ティティ、しっかりして」
俺はティティの手を握り、ヒールを掛けながら励ます。
「……レイのほうこそ、大丈夫なの? ずっと魔法を使い続けているでしょう?」
「構わないよ。今はティティが最優先だ」
「……ありがとう」
ティティはなんとかといった様子で笑顔を作ってくれた。
しかしおかしい。ヒールで傷も状態異常もすべて解除されているはずなのに、どうしてこんなに調子が悪そうなんだ?
「ティティ、教えてほしいんだけどさ。ヒールを止めるとどんな感じになるの?」
するとティティの目が泳ぎ、顔には恐怖の色がありありと浮かんだ。
「あ、ごめん。怖いことを思い出させちゃって……」
「ううん」
ティティは小さく首を振った。
「頭が、おかしくなりそうになるの」
「え?」
「そんなこと、思っていないはずなのにね。なぜか人間を殺さなきゃいけないような、そんな感覚になるの。それでレイを傷つけちゃうかもって思ったら怖くって……」
なんだそれ? ブラウエルデ・クロニクルにそんなデバフがあるなんて聞いたこともな……い……ん? ちょっと待てよ?
人間を殺さなきゃいけないような感覚?
それって……俺たちは、そういう衝動に駆られているのをよく相手にしているじゃないか。
ということはまさか!
俺はすぐさまホーリーを掛けるのをやめ、サンクチュアリに変更した。
「ティティ、これでどう?」
「……楽になってきたわ。あ、うっ!?」
ティティは突然胸を押さえて苦しそうなうめき声を上げた。胸を抑えている指の間からは赤い血が滲んでいる。
「ティティ!? すぐにヒールを――」
「ダメ! 止めないで!」
「え?」
慌ててヒールに変更しようとしたが、ティティは鋭く叫んで俺を止めた。
だ、大丈夫なのか? 苦しそうにしているが……。
「う、ん……はぁっ、はぁっ、はぁっ」
汗をびっしょりかき、苦しそうに大きく息をしている。
「ティティ?」
「もう、大丈夫。さっきの治療をしてもらえる?」
「ああ。もちろん」
俺はヒールを掛け、ティティが落ち着くのを待つ。するとしばらくして息を整えたティティが状態を起こした。豊かに盛り上がった胸元は血で真っ赤に染まっている。
「ティティ、大丈夫?」
「ええ」
ティティはいつもどおりの表情に戻っている。
すると、突然ティティが自分の胸元に手を突っ込んだ。
「えっ? ティティ!?」
俺は慌てて視線を逸らす。
「レイ? 何をしているの? それよりこれを見て」
「え?」
恐る恐るティティのほうを見ると、その手には闇の欠片が握られていた。
「え? これって?」
「どうやらあのとき、私の体に埋め込まれたみたいね。今は闇の欠片だって分かるけれど、私の体に埋め込まれていたときは小さな悪魔のコアだったんじゃないかしら?」
「え? それって……」
「ええ、そうよ。多分だけれど、レイのさっきの魔法で悪魔のコアの中から正気を奪ったりする邪悪な力が消えたんだと思うわ。それで私の体の中に留まっていられなくなって、自分から出てきた。そんな感じじゃないかしら」
「ああ、そうかもしれないね。あいつは人間をモンスターにする方法を研究していたんだし、それくらいはやってもおかしくはないよね」
「……そうね」
ティティは複雑そうな表情で頷いたのだった。
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