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第114話 魔竜ウルガーノ討伐戦
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「え? ですが状態異常は俺しか……」
王太子殿下の言葉に俺は思わず疑問を呈した。
「ああ、分かっている。だが、お前だけに負担を負わせ続けるのは私とて本意ではない。お前も他の騎士たちと同様に、私の大切な剣なのだからな」
だが、どうやって?
「レクス、お前はもう銀狼騎士団の一員だ。お前に力があることは理解している。だがもっと仲間に任せることを学ぶべきだ」
「……はい」
任せられるなら任せたいが、その方法がさっぱり思いつかない。状態異常を防げるのが俺しかいないのに、どうやれっていうんだ?
「マルツィオ、編成を変えるぞ。弓を得意とする者に矢を集め、弓部隊を編成する。ここでは魔界の影と呼ばれる影のようなモンスターの出現が懸念される。魔界の影には魔竜ウルガーノの咆哮と同じ効果を持つ攻撃をしてくるうえに、光属性魔法でも簡単には倒れない。その場合に備えてすべての矢を温存し、出現に備えよ」
「「「「はっ!」」」」
キアーラさんを含む、弓部隊の人たちが短く返事をする。
「弓部隊の任務は魔界の影の出現を確認し次第、即座に矢で攻撃することだ。それまでは陰に隠れて待機せよ。弓部隊の指揮はマルツィオ、お前に任せる」
「ははっ!」
「クレメンテ、お前の部隊はマルツィオ隊を護衛せよ。両隊とも、岩陰に隠れ、決して身を晒さぬことを肝に命じよ」
「「はっ!」」
な、なるほど。言われて初めて思い至ったが、ホーリーを込めた矢があるのだから弓部隊の攻撃は魔界の影にしっかりと通るのだ。この方法であればわざわざ近づくというリスクを冒さずに済むし、俺一人が背負う必要が無くなる。
こんなやり方をぱっと思いつくなんて、さすが王太子殿下だ。
「残る部隊は作戦どおり、魔竜ウルガーノにトドメを刺す。炎から身を隠せる場所を常に意識しながら戦え! いいな!」
「「「「はっ!」」」」
「行くぞ!」
そう言って王太子殿下は先陣を切って突っ込んでいこうとしたが、俺はすぐにその横を追い越す。
「王太子殿下、一番槍は俺がいただきます」
「レクス! お前はもう手柄を立てただろう」
「いえ、まだまだですよ」
俺は一気に身体強化を使って加速し、右の翼にホーリーをエンチャントした一撃を叩き込んだ。もともと傷ついていた右の翼は俺の一撃であっさりと千切れ、翼の先が床に転がる。
これでもう飛ぶことはできないだろう。
俺はさらに魔竜ウルガーノに飛び乗ると、思い切り剣を突き立てる。矢をいとも簡単に弾いたあの硬い鱗とは思えないほどあっさり俺の剣は魔竜ウルガーノの体に突き刺さり、俺は体内に剣先でホーリーを発動する
「グオォォォッ!?」
その一撃で魔竜ウルガーノは目を覚まし、慌てて立ち上がった。
俺は剣を抜いてひらりと飛び降り、着地した。そして入れ替わるように立ち上がった魔竜ウルガーノの足へ王太子殿下が一撃を加える。王太子殿下の剣はやはり硬いはずの鱗を簡単に切り裂く。
「グガァァァァァァァァァァ!」
苦しそうな声を上げた魔竜ウルガーノは尻尾で攻撃しようとしたが、王太子殿下は素早くその場から飛び退いた。魔竜ウルガーノの尻尾は誰もいない床に命中する。
と、ここで俺は叩きつけた尻尾の先が元どおりに戻っていることに気が付いた。
どういうことだ? まさか、この短時間で尻尾が再生したのか?
「グォォォォォォォォ!」
魔竜ウルガーノは雄叫びを上げ、王太子殿下のほうへと炎を吐いた。
だが、森を焼き払ったあの威力はなく、直径一メートルほどの火の玉が飛んでいくだけだ。
王太子殿下はなんなくそれを躱す。
「グゴォォォォォ」
そううめき声を上げ、魔竜ウルガーノは体を大きく震わせた。すると突如、次元の裂け目から黒いガスが噴き出した。黒いガスはまっすぐに魔竜ウルガーノへと向かい、その体をすっぽりと包み込むと千切れた翼が徐々に再生し始める。
しまった! 次元の裂け目を先になんとかしなきゃいけなかったのか!
「レクス!」
「はい! 次元の裂け目は俺がなんとかします!」
「ああ! 行け! 魔竜ウルガーノは任せろ!」
「はい!」
俺は再び身体強化を発動し、全力で次元の裂け目へと近づく。だがそうはさせじと魔竜ウルガーノは俺の進路を塞ぐように炎を吐いてきた。
森を焼いたときほどではないが、それでも先ほどよりかなり威力が上がっている。
くっ、これじゃあ……。
「グォォォォォォォォ!」
と、魔竜ウルガーノの叫び声が聞こえ、炎が止まった。きっと王太子殿下たちだ。
俺は振り返らず、一気に次元の裂け目に向かって近づく。
もう邪魔はない。
そうして次元の裂け目に近づいた俺はすぐさまサンクチュアリを掛けた。するとまずガスの噴出がとまり、続いて次元の裂け目も閉じる。
よし、これでもう大丈夫だ。
そう思ったのも束の間、なんとすぐに次元の裂け目が再出現した。
「え?」
次元の裂け目からはすぐ黒いガスが噴出し、魔竜ウルガーノへと向かう。
「させるか!」
俺は再びサンクチュアリで黒いガスの噴出を止め、次元の裂け目を閉じる。
だがまたもや次元の裂け目は復活してしまう。
どうなっているんだ?
俺はもう一度次元の裂け目を閉じ、周囲をしっかりと観察する。
ん? 壁で何かが光ったような?
再び次元の裂け目が復活した。
さらにもう一度次元の裂け目を閉じ、光ったような気がしたあたりをじっくりと観察してみる。
……ん? 壁のへこみに何かあるような?
と、壁のへこみにある何かがきらりと光り、それと同時に次元の裂け目が復活した。
俺はすぐに次元の裂け目を閉じ、壁のへこみに近づいてみる。するとそこには何やら黒い靄のようなものに包まれた金の指輪があった。あしらわれている宝石は小さなダイヤモンド、いや、光の欠片のようにも見える。
と、指輪の全体がきらりとと光り、次元の裂け目が復活した。
俺はすぐに次元の裂け目を閉じる。
どうやらあの指輪が次元の裂け目を復活させているようだ。
さて、どうしたものか。
とりあえず、あの黒い靄はなんだか呪われているっぽい感じだし、光属性魔法でなんとかなるのではないだろうか?
適当にホーリー、ヒール、サンクチュアリと順番に掛けていく。するとサンクチュアリで反応があり、黒い靄はあっさりと消滅した。
ええと、成功したのか?
俺はしばらく指輪が光らないか待ってみるが、何も起こらなかった。次元の裂け目も復活しないので、よくわからないが成功したのだろう。
突然背後からワァッっという歓声が聞こえ、俺は慌てて振り返った。するとなんと王太子殿下が魔竜ウルガーノの背中に乗り、剣を天高く掲げているではないか!
どうやら俺が次元の裂け目の処理に手間取っている間に魔竜ウルガーノの討伐は終わったようだ。
どうせなら自分の手で倒したかったが、こればかりは仕方がないな。
俺は指輪を回収すると、剣を掲げる王太子殿下のところへと向かうのだった。
================
次回更新は通常どおり、2024/03/09 (土) 18:00 を予定しております。
王太子殿下の言葉に俺は思わず疑問を呈した。
「ああ、分かっている。だが、お前だけに負担を負わせ続けるのは私とて本意ではない。お前も他の騎士たちと同様に、私の大切な剣なのだからな」
だが、どうやって?
「レクス、お前はもう銀狼騎士団の一員だ。お前に力があることは理解している。だがもっと仲間に任せることを学ぶべきだ」
「……はい」
任せられるなら任せたいが、その方法がさっぱり思いつかない。状態異常を防げるのが俺しかいないのに、どうやれっていうんだ?
「マルツィオ、編成を変えるぞ。弓を得意とする者に矢を集め、弓部隊を編成する。ここでは魔界の影と呼ばれる影のようなモンスターの出現が懸念される。魔界の影には魔竜ウルガーノの咆哮と同じ効果を持つ攻撃をしてくるうえに、光属性魔法でも簡単には倒れない。その場合に備えてすべての矢を温存し、出現に備えよ」
「「「「はっ!」」」」
キアーラさんを含む、弓部隊の人たちが短く返事をする。
「弓部隊の任務は魔界の影の出現を確認し次第、即座に矢で攻撃することだ。それまでは陰に隠れて待機せよ。弓部隊の指揮はマルツィオ、お前に任せる」
「ははっ!」
「クレメンテ、お前の部隊はマルツィオ隊を護衛せよ。両隊とも、岩陰に隠れ、決して身を晒さぬことを肝に命じよ」
「「はっ!」」
な、なるほど。言われて初めて思い至ったが、ホーリーを込めた矢があるのだから弓部隊の攻撃は魔界の影にしっかりと通るのだ。この方法であればわざわざ近づくというリスクを冒さずに済むし、俺一人が背負う必要が無くなる。
こんなやり方をぱっと思いつくなんて、さすが王太子殿下だ。
「残る部隊は作戦どおり、魔竜ウルガーノにトドメを刺す。炎から身を隠せる場所を常に意識しながら戦え! いいな!」
「「「「はっ!」」」」
「行くぞ!」
そう言って王太子殿下は先陣を切って突っ込んでいこうとしたが、俺はすぐにその横を追い越す。
「王太子殿下、一番槍は俺がいただきます」
「レクス! お前はもう手柄を立てただろう」
「いえ、まだまだですよ」
俺は一気に身体強化を使って加速し、右の翼にホーリーをエンチャントした一撃を叩き込んだ。もともと傷ついていた右の翼は俺の一撃であっさりと千切れ、翼の先が床に転がる。
これでもう飛ぶことはできないだろう。
俺はさらに魔竜ウルガーノに飛び乗ると、思い切り剣を突き立てる。矢をいとも簡単に弾いたあの硬い鱗とは思えないほどあっさり俺の剣は魔竜ウルガーノの体に突き刺さり、俺は体内に剣先でホーリーを発動する
「グオォォォッ!?」
その一撃で魔竜ウルガーノは目を覚まし、慌てて立ち上がった。
俺は剣を抜いてひらりと飛び降り、着地した。そして入れ替わるように立ち上がった魔竜ウルガーノの足へ王太子殿下が一撃を加える。王太子殿下の剣はやはり硬いはずの鱗を簡単に切り裂く。
「グガァァァァァァァァァァ!」
苦しそうな声を上げた魔竜ウルガーノは尻尾で攻撃しようとしたが、王太子殿下は素早くその場から飛び退いた。魔竜ウルガーノの尻尾は誰もいない床に命中する。
と、ここで俺は叩きつけた尻尾の先が元どおりに戻っていることに気が付いた。
どういうことだ? まさか、この短時間で尻尾が再生したのか?
「グォォォォォォォォ!」
魔竜ウルガーノは雄叫びを上げ、王太子殿下のほうへと炎を吐いた。
だが、森を焼き払ったあの威力はなく、直径一メートルほどの火の玉が飛んでいくだけだ。
王太子殿下はなんなくそれを躱す。
「グゴォォォォォ」
そううめき声を上げ、魔竜ウルガーノは体を大きく震わせた。すると突如、次元の裂け目から黒いガスが噴き出した。黒いガスはまっすぐに魔竜ウルガーノへと向かい、その体をすっぽりと包み込むと千切れた翼が徐々に再生し始める。
しまった! 次元の裂け目を先になんとかしなきゃいけなかったのか!
「レクス!」
「はい! 次元の裂け目は俺がなんとかします!」
「ああ! 行け! 魔竜ウルガーノは任せろ!」
「はい!」
俺は再び身体強化を発動し、全力で次元の裂け目へと近づく。だがそうはさせじと魔竜ウルガーノは俺の進路を塞ぐように炎を吐いてきた。
森を焼いたときほどではないが、それでも先ほどよりかなり威力が上がっている。
くっ、これじゃあ……。
「グォォォォォォォォ!」
と、魔竜ウルガーノの叫び声が聞こえ、炎が止まった。きっと王太子殿下たちだ。
俺は振り返らず、一気に次元の裂け目に向かって近づく。
もう邪魔はない。
そうして次元の裂け目に近づいた俺はすぐさまサンクチュアリを掛けた。するとまずガスの噴出がとまり、続いて次元の裂け目も閉じる。
よし、これでもう大丈夫だ。
そう思ったのも束の間、なんとすぐに次元の裂け目が再出現した。
「え?」
次元の裂け目からはすぐ黒いガスが噴出し、魔竜ウルガーノへと向かう。
「させるか!」
俺は再びサンクチュアリで黒いガスの噴出を止め、次元の裂け目を閉じる。
だがまたもや次元の裂け目は復活してしまう。
どうなっているんだ?
俺はもう一度次元の裂け目を閉じ、周囲をしっかりと観察する。
ん? 壁で何かが光ったような?
再び次元の裂け目が復活した。
さらにもう一度次元の裂け目を閉じ、光ったような気がしたあたりをじっくりと観察してみる。
……ん? 壁のへこみに何かあるような?
と、壁のへこみにある何かがきらりと光り、それと同時に次元の裂け目が復活した。
俺はすぐに次元の裂け目を閉じ、壁のへこみに近づいてみる。するとそこには何やら黒い靄のようなものに包まれた金の指輪があった。あしらわれている宝石は小さなダイヤモンド、いや、光の欠片のようにも見える。
と、指輪の全体がきらりとと光り、次元の裂け目が復活した。
俺はすぐに次元の裂け目を閉じる。
どうやらあの指輪が次元の裂け目を復活させているようだ。
さて、どうしたものか。
とりあえず、あの黒い靄はなんだか呪われているっぽい感じだし、光属性魔法でなんとかなるのではないだろうか?
適当にホーリー、ヒール、サンクチュアリと順番に掛けていく。するとサンクチュアリで反応があり、黒い靄はあっさりと消滅した。
ええと、成功したのか?
俺はしばらく指輪が光らないか待ってみるが、何も起こらなかった。次元の裂け目も復活しないので、よくわからないが成功したのだろう。
突然背後からワァッっという歓声が聞こえ、俺は慌てて振り返った。するとなんと王太子殿下が魔竜ウルガーノの背中に乗り、剣を天高く掲げているではないか!
どうやら俺が次元の裂け目の処理に手間取っている間に魔竜ウルガーノの討伐は終わったようだ。
どうせなら自分の手で倒したかったが、こればかりは仕方がないな。
俺は指輪を回収すると、剣を掲げる王太子殿下のところへと向かうのだった。
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