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番外編
敗北の少女に与える快楽実験 6
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「そろそろこの下着も邪魔ッスねぇ。はーい脱ぎ脱ぎしましょーね」
「や、め……いやぁ……」
ブラを外され、胸が空気に触れる。
媚薬の影響か、ただそれだけなのに胸の先がヒリヒリとした感覚がやってくる。
「ほら、こっちも」
「う、うぅ……」
今のサクラに下着を脱がそうとするデミアに抵抗する力はなく、色んな液体で濡れたショーツを取り上げられる。
「うーわ、まだこんなにヒクヒクしてる。こんなに気持ちよくなれて、退魔師さんは幸せッスねー」
隠すものを失ったサクラの秘所は、何もしてないのにヒクヒクと震える。
今日だけで幾度も絶頂を繰り返したサクラの秘所は、未だに快楽の余韻が逃げられずにいる。
「み、見る、なぁ……」
弱々しい声で呟くサクラ。
頬を紅潮させ、自分の体から目を逸らす。
「つん」
「~~~~ッ!」
すると不意に胸の先端を突かれ、サクラは声にならない声を上げて悶絶する。
「ブラを付けてたからあまり胸は責めてなかったんスけど、感度はめちゃくちゃ良好ッスね」
「ンぁああっ!? そこ、痺れ……ちゃ、ん……くぅ……ッ!」
デミアはそのままサクラの胸を揉みしだきながら、親指と人差し指でクリクリと胸の先端を責める。
甘い声を上げて悶えるサクラの姿を見て楽しんでいた。
「あ、そうだ。おーい、飛鼠型装甲低級淫魔ちゃーん!」
デミアがそう呼びかけると、飛行型の装甲淫魔が近くにやってくる。
「さあ、退魔師さんの乳首に、さっきの媚薬針ぶっ刺して上げて!」
「……ッ!? そ、そんなっ、だめッ!」
まだ体にあの針の快楽が残っているサクラは、震えた声で叫ぶ。
だが淫魔がサクラの言うことを聞くはずもなく、小型の淫魔からワイヤーが伸びる。
ワイヤーの先端には小さな射出口がついており、その射出口がサクラの右胸の先端へと近づく。
「だめッ、いやぁああっ!」
――ピシュッ!
射出口から発射された媚薬針が乳首に突き刺さる。
「あ、あぁあ……っ」
チクリとした感覚がやってきて、その直後、暴力的な快楽が胸の先端に走る。
「あああッ!? ン”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!」
あまりにも強い痺れにサクラは悶えと痙攣が合わさり、デミアの腕の中でジタバタと暴れ出す。
「はいはい暴れない暴れない。そんなに気持ちよかったんスか? ほーら、グリグリ~」
「ン”ン”ン”ン”ッ!?」
デミアが胸の先端に刺さった針を、指先でさらにグリグリと押し付ける。
それに反応して、サクラの体がビクビクッと跳ねる。
「ほーら、針がどんどん乳首の中に入っていくっすよー」
「ひッ、いやぁあああッ! 中に入れちゃだめぇえええッ!!」
体の中に、それも自分の大事な場所に針が入り込んでいく感覚にサクラは恐怖する。
「だーいじょーぶ、この針は液状の媚薬を凝固化させた氷柱のようなもので、人肌の温度になると溶けて液状の媚薬に戻るんスよ。だから安心していいッスよ、体の内側に媚薬が入り込んで行くだけだから。ほらこっちも」
針は蚊の口吻のように細く、突き刺さっても血が出るような物ではない。
だがグリグリと押し付けられると、皮膚に強い刺激を与える。
「ほーらこっちも」
――ピシュッ!
「ン”ン”ーーーーッ!?」
続いて左胸の先端に針が刺さる。
両胸の先端に媚薬針が突き刺さり、それを同時にグリグリと責められる。
「あ”あ”ッ……う”う”ッ、ひぐぁああああッ!! むねッ、だぇッ、くぅううんッ!?」
たとえ媚薬などなくても刺激的すぎる責め。
サクラは腰や胸をビクビクと震わせて悶え続ける。
「なるほど、退魔師の乳首はめちゃくちゃ弱いと……メモメモっと。そうだ、こっちの突起とどっちが弱いか試してみるのもいいッスね!」
デミアの指示に従い、小型淫魔のワイヤーの先端がサクラの秘所に近づく。
「え……あぁ……や……っ、そんな……されたら……ッ!」
想像しただけで腰が震える。
恐怖から来る震えなのか、快楽による震えなのかは分からない。
ただ小型淫魔は機械的にデミアの指示に従うだけ。
――ピシュッ!
「ひぐぅうううううッ!?」
それがサクラの陰核に刺さった瞬間、電気ショックでも浴びたかのようにサクラの腰がビクンと跳ねる。
そして突き上げた秘所から、大量の潮があふれる。
「すっご、噴水出ちゃった。ていうかまだ出るんスねぇ」
秘所から吹き出す潮が、あふれてあふれて止まらない。
「くっ……ぃく……ッ!」
高鳴る心拍、止まらない腰の震え。
その強い体の痺れが治まるまで、サクラは呼吸ができなくなっていた。
「あは……ッ! んっ……あぁ……はぁ……」
そして体の痙攣が治まった途端、ストンと腰が床に落ちる。
全身に力が入らず、項垂れながらはぁはぁと荒れた息遣いで呼吸を再開する。
「それにしても……こんなにぐったりしてるのに、快楽に悶えてのたうちまわってる時だけは信じられないくらい力が強くなるッスね。そうだ、六腕人型装甲低級淫魔ちゃーん!」
今度は装甲を着けた六腕の淫魔が近づいてくる。
「押さえて」
淫魔の腕が近づいてくるのを、サクラは何もできずに眺めていた。
抵抗する力が、一切湧いてこない。
そしてサクラはそのまま両手両足を掴まれ、空中にX字の体勢で拘束される。
「よーし、がっちり体固定されてるッスね。じゃあ退魔師さん、これからされること、どんなに暴れようが無意味なんで、全部受け入れてください。良い反応してくれるの期待してるッスよ」
「何を……する、つもり――」
――グチュ
「んぃいいッ!?」
秘所に何かが入り込む感覚に、サクラはビクンと背筋を震わせる。
視線を下に向けると、小型淫魔のワイヤーが入り込んのだと気づく。
「あっ……だめ、それ……ッ!」
「発射」
――ビシュッ!
「ひぎッ!?」
サクラの体がピンと跳ねる。
膣内にあの媚薬針が差し込まれたのだと、感覚で理解できる。
「ほーらまだまだ」
――ビシュッ! ビシュビシュッ!
「ひぃいいッ!? ンぁああッ、そんなたくさん……ンンッ!? やめぇえええッ!!」
何度も何度も、媚薬針が撃ち込まれる。
そのたびにサクラの体はビクンビクンとまるで楽器のように打ち震える。
十数回は打ち終えたところで、秘所からワイヤーが引き抜かれる。
「うぁ……ああああああッ!? お、お腹、燃えるぅ……っくぅううううッ!」
媚薬の効果が膣内にまわりはじめ、サクラは燃えるような熱さに打ち震える。
「さて、ここに……六腕人型装甲低級淫魔ちゃん!」
六腕の淫魔は四本の腕でサクラの手足を拘束している。
残りの腕は二つ。
その一本がサクラの秘所に近づき、太い人差し指が一気にサクラの膣内を貫く。
「……ぎッ!? ン”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!?」
サクラの絶叫が室内に響く。
「実はこの淫魔の装甲には女の子を気持ちよくするためのギミックが仕掛けられているんスよねぇ。例えばこんな風に」
「ンぃうッ!? あああッ、これ震えッ!?」
装甲に包まれた淫魔の指。
それが機械的に震えだす。
「こういうのもできるよ」
「い”い”い”い”ッ!? ぐッ……ン”ン”ァ”ア”ア”ッ!? か、かき混ぜるなぁあああッ!!」
今度は指の装甲が回転を始める。
サクラの膣内はまるで洗濯機のようにかき混ぜられていく。
「あー、いいッスね、いいッスね。たくさん撃ち込まれた媚薬の効果がどんどんかき混ぜられていく…………あ、そーだ、六腕人型装甲低級淫魔ちゃんにはもう一本腕が残ってるじゃないッスか! それにちょーどいいことに退魔師さんにも、もう一つ穴が余ってるみたいッスからね」
「ひ……い……ッ!?」
これから何をされるのか、理解していても抵抗することはできない。
小型淫魔のワイヤーが、サクラの太ももに沿いながらアナルの中に入り込んでいく。
「や……いやぁあッ!」
――ビシュッ!
「ン”ぁ”あ”あ”ーーーーッ!」
媚薬針の乱射が再び始まる。
「あ”ーーーッ! ン”あ”ぁ”あ”ッ!?」
針が撃ち込まれるたびに、快楽で頭がおかしくなる。
「はーい、これで退魔師さんのお尻は完全に性感帯ッスね! ここにぶっとい指を突き刺すと~?」
――ぐりゅッ!
「ンぃッ、ひぐぅうううううッ!?」
ワイヤーが引き抜かれるのとほぼ同時に、装甲でできた淫魔の指がアナルに入り込む。
そして振動と回転でサクラの二つの穴を同時にかき混ぜる。
「う”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!」
サクラの口から漏れる絶叫はもはや甘い嬌声ではない。
断末魔のような悲鳴だった。
――バチッ!
「――――ぎッ!?」
急にやってくる未知の刺激。
――バチッバチッ!
「ひぎぃいいいッ!? だぇえッ! ビリビリだめぇえッ!」
普通の人は知らないその感覚を、サクラはよく知っていた。
「あ、やっぱり何をされてるか分かるんスね。退魔師さんはビリビリ好きッスもんね。ほら、もっと浴びせてあげて!」
今日だけで何度浴びたか分からない電流責め。
それが媚薬まみれになった二つの穴の中で、これでもかと放電する。
――バチバチバチッ!
「い”あ”ぁ”あ”あ”あ”ッ! 壊れるッ、壊れちゃうからぁあああッ!!」
悲痛な声で泣き叫ぶサクラ。
振動、回転、そして放電。
媚薬まみれのアナルと秘所を機械の指で責められるその様は、本当にいつ体が壊れてもおかしくない暴力的な責めだった。
「大丈夫大丈夫、まだ泣き喚く元気があるうちは壊れないッスから。残りの性感帯も、全部一気に責めてあげるッスよ」
今度は小型の淫魔が動く。
小型淫魔は装甲の合間から、三つのワイヤーを伸ばす。
一つのワイヤーはサクラの腰に絡みつき、もう二つのワイヤーはとぐろを巻いて獲物を飲み込む蛇のように、サクラの両胸に絡みつく。
「ひぐっ……ひぐぅうううッ!?」
ワイヤーが体の上を動くだけで、サクラはビクビクと体を震わせる。
だがそのワイヤーの動きはただの準備でしかない。
意思を持つかのように動くワイヤー、その先端にある射出口が生き物の口のように開く。
そしてサクラの両乳首とクリトリスに噛み付いた。
「ンぎゅうぅううッ!?」
性感帯を同時に責められ、強い刺激に悶えるサクラ。
とても常人が耐えられる責めではない。
だが残念なことに、これもまだ準備でしかない。
「さぁ、媚薬針を直接突き刺して、退魔師さんを虐めてあげるッスよ!」
――ビシュッ! ビシュビシュッ!
「あ”ッ!? ンぁひッ!? ひッ、ひぐぅううううッ!? ンぁ、あがッ、あああッいやあぁあああああッ!!」
両乳首とクリトリスに突き刺さった媚薬針はその場で固定され、体を揺らし痙攣するたびにグリグリと体の内側へ食い込んでいく。
だとしても、秘所とアナルを同時に責められているこの状況で、体の震えを止める事など不可能。
秘所とアナルの責めに同期して、乳首とクリトリスにも快楽が走る。
(これ、私の体……どうなって、さっきからずっと、イくの止まらなくて……こ、こんな……)
「だ、だぇえええッ! もうイくのいやぁああああッ、ン”ッ!? ひぁ……ぎッ、い”い”い”い”い”ッ!?」
どうあがいても逃げ場はなく、それはもう凄惨な光景だった。
媚薬まみれのアナルと秘所を、機械の指が責め続ける。
どんなに体をよがらせても拘束が解けることはない。
サクラは小さな体を震わせて泣き喚くことしかできなかった。
「うーん次はどんな責めを……」
だがデミアの方はまだ満足していないようで、次はどうするか頭を捻らせていた。
「媚薬責めはこれ以上やってもなぁ、うーん…………あ、あー! 忘れてた! 一個重要なの忘れてた!」
デミアはハッとした表情でポンと手を叩く。
「自分、退魔師という実験体を手に入れて舞い上がってたせいで完全に忘れてたッスよ。ほら、精気吸収。淫魔は退魔師の力を奪うために、退魔師を捉えたら一番最初に精気吸収するのがセオリーなんスけど、ど忘れしてたッスねぇ」
言うや否や、デミアはサクラに近づき顔を寄せる。
「ひや、ぁあ……ッ」
間近で見るサクラの顔は、恐怖と快楽でめちゃくちゃになっていた。
「そういえば退魔師である力の源の精気が奪われたら、退魔師さんは普通の女の子に戻っちゃうワケで、最初に言ったかも知れないッスけど普通の人間は全身に媚薬を塗られた時点で頭がとち狂ってもおかしくないワケで……」
首筋を指で撫でながら、デミアはサクラのあごを掴む。
「こんな全身をめちゃくちゃにされた状態で、普通の女の子に戻されちゃったら……退魔師さんはどうなっちゃうんスかね」
サクラは今なお全ての性感帯を責められ続け、連続絶頂に耐えている。
そんな状態で精気吸収をされるとどうなるのか。
分かりきった事だ、きっとサクラは本当に壊れてしまうだろう。
「や、やめ……おねが……っ」
「ま、どうなるかは試せば分かることッスよね! 実験実験! んぁむっ」
デミアはサクラの懇願など聞きもせずに、唐突に唇を塞ぐ。
「ン”ン”ッ!?」
舌と舌が重なり合う。
淫魔の機械的な責めが続く中、精気吸収が始まる。
「んっ、んんっ」
「ン”ーーーーッ! ン”ーーーーッ!?」
バチバチッと喉の奥が痺れる感覚。
それが全身に伝い、体中が強く痙攣する。
もう何度も絶頂が続いているのに、それよりも強い弾けるような絶頂感がやってきて、何度も意識が飛びそうになる。
(だめ……これ以上、されたら……)
「んはぁ、っ……すごぉ……退魔師の精気ってこんな甘いんスねぇ……ン、もっと……」
「ン”ぐ……ン”…………ぁ……」
崩れていく。
サクラを守っていたベールが全て崩れていく。
退魔師の力が無ければ、強すぎる媚薬の効力に耐えることなどできなかっただろう。
淫魔の猛攻を受けて立ち上がる事などできなかっただろう。
全身に電流を流されて、生を保つ事などできなかっただろう。
これほどの連続絶頂に、耐える事などできなかっただろう。
「んっ……おいし……もっと……もっと……」
「ン”ぁ……ぁ…………ぁ……」
全身に無慈悲な責めを受けながらも、自分の体を守り続けた力が奪われていく。
退魔師サクラの体が、ただの少女の体に戻っていく。
(ああ……私、壊れ……誰か、助け…………せん、ぱ……)
壊れていく体の感覚を覚えながら、サクラの意識は真っ白に消えていく。
「や、め……いやぁ……」
ブラを外され、胸が空気に触れる。
媚薬の影響か、ただそれだけなのに胸の先がヒリヒリとした感覚がやってくる。
「ほら、こっちも」
「う、うぅ……」
今のサクラに下着を脱がそうとするデミアに抵抗する力はなく、色んな液体で濡れたショーツを取り上げられる。
「うーわ、まだこんなにヒクヒクしてる。こんなに気持ちよくなれて、退魔師さんは幸せッスねー」
隠すものを失ったサクラの秘所は、何もしてないのにヒクヒクと震える。
今日だけで幾度も絶頂を繰り返したサクラの秘所は、未だに快楽の余韻が逃げられずにいる。
「み、見る、なぁ……」
弱々しい声で呟くサクラ。
頬を紅潮させ、自分の体から目を逸らす。
「つん」
「~~~~ッ!」
すると不意に胸の先端を突かれ、サクラは声にならない声を上げて悶絶する。
「ブラを付けてたからあまり胸は責めてなかったんスけど、感度はめちゃくちゃ良好ッスね」
「ンぁああっ!? そこ、痺れ……ちゃ、ん……くぅ……ッ!」
デミアはそのままサクラの胸を揉みしだきながら、親指と人差し指でクリクリと胸の先端を責める。
甘い声を上げて悶えるサクラの姿を見て楽しんでいた。
「あ、そうだ。おーい、飛鼠型装甲低級淫魔ちゃーん!」
デミアがそう呼びかけると、飛行型の装甲淫魔が近くにやってくる。
「さあ、退魔師さんの乳首に、さっきの媚薬針ぶっ刺して上げて!」
「……ッ!? そ、そんなっ、だめッ!」
まだ体にあの針の快楽が残っているサクラは、震えた声で叫ぶ。
だが淫魔がサクラの言うことを聞くはずもなく、小型の淫魔からワイヤーが伸びる。
ワイヤーの先端には小さな射出口がついており、その射出口がサクラの右胸の先端へと近づく。
「だめッ、いやぁああっ!」
――ピシュッ!
射出口から発射された媚薬針が乳首に突き刺さる。
「あ、あぁあ……っ」
チクリとした感覚がやってきて、その直後、暴力的な快楽が胸の先端に走る。
「あああッ!? ン”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!」
あまりにも強い痺れにサクラは悶えと痙攣が合わさり、デミアの腕の中でジタバタと暴れ出す。
「はいはい暴れない暴れない。そんなに気持ちよかったんスか? ほーら、グリグリ~」
「ン”ン”ン”ン”ッ!?」
デミアが胸の先端に刺さった針を、指先でさらにグリグリと押し付ける。
それに反応して、サクラの体がビクビクッと跳ねる。
「ほーら、針がどんどん乳首の中に入っていくっすよー」
「ひッ、いやぁあああッ! 中に入れちゃだめぇえええッ!!」
体の中に、それも自分の大事な場所に針が入り込んでいく感覚にサクラは恐怖する。
「だーいじょーぶ、この針は液状の媚薬を凝固化させた氷柱のようなもので、人肌の温度になると溶けて液状の媚薬に戻るんスよ。だから安心していいッスよ、体の内側に媚薬が入り込んで行くだけだから。ほらこっちも」
針は蚊の口吻のように細く、突き刺さっても血が出るような物ではない。
だがグリグリと押し付けられると、皮膚に強い刺激を与える。
「ほーらこっちも」
――ピシュッ!
「ン”ン”ーーーーッ!?」
続いて左胸の先端に針が刺さる。
両胸の先端に媚薬針が突き刺さり、それを同時にグリグリと責められる。
「あ”あ”ッ……う”う”ッ、ひぐぁああああッ!! むねッ、だぇッ、くぅううんッ!?」
たとえ媚薬などなくても刺激的すぎる責め。
サクラは腰や胸をビクビクと震わせて悶え続ける。
「なるほど、退魔師の乳首はめちゃくちゃ弱いと……メモメモっと。そうだ、こっちの突起とどっちが弱いか試してみるのもいいッスね!」
デミアの指示に従い、小型淫魔のワイヤーの先端がサクラの秘所に近づく。
「え……あぁ……や……っ、そんな……されたら……ッ!」
想像しただけで腰が震える。
恐怖から来る震えなのか、快楽による震えなのかは分からない。
ただ小型淫魔は機械的にデミアの指示に従うだけ。
――ピシュッ!
「ひぐぅうううううッ!?」
それがサクラの陰核に刺さった瞬間、電気ショックでも浴びたかのようにサクラの腰がビクンと跳ねる。
そして突き上げた秘所から、大量の潮があふれる。
「すっご、噴水出ちゃった。ていうかまだ出るんスねぇ」
秘所から吹き出す潮が、あふれてあふれて止まらない。
「くっ……ぃく……ッ!」
高鳴る心拍、止まらない腰の震え。
その強い体の痺れが治まるまで、サクラは呼吸ができなくなっていた。
「あは……ッ! んっ……あぁ……はぁ……」
そして体の痙攣が治まった途端、ストンと腰が床に落ちる。
全身に力が入らず、項垂れながらはぁはぁと荒れた息遣いで呼吸を再開する。
「それにしても……こんなにぐったりしてるのに、快楽に悶えてのたうちまわってる時だけは信じられないくらい力が強くなるッスね。そうだ、六腕人型装甲低級淫魔ちゃーん!」
今度は装甲を着けた六腕の淫魔が近づいてくる。
「押さえて」
淫魔の腕が近づいてくるのを、サクラは何もできずに眺めていた。
抵抗する力が、一切湧いてこない。
そしてサクラはそのまま両手両足を掴まれ、空中にX字の体勢で拘束される。
「よーし、がっちり体固定されてるッスね。じゃあ退魔師さん、これからされること、どんなに暴れようが無意味なんで、全部受け入れてください。良い反応してくれるの期待してるッスよ」
「何を……する、つもり――」
――グチュ
「んぃいいッ!?」
秘所に何かが入り込む感覚に、サクラはビクンと背筋を震わせる。
視線を下に向けると、小型淫魔のワイヤーが入り込んのだと気づく。
「あっ……だめ、それ……ッ!」
「発射」
――ビシュッ!
「ひぎッ!?」
サクラの体がピンと跳ねる。
膣内にあの媚薬針が差し込まれたのだと、感覚で理解できる。
「ほーらまだまだ」
――ビシュッ! ビシュビシュッ!
「ひぃいいッ!? ンぁああッ、そんなたくさん……ンンッ!? やめぇえええッ!!」
何度も何度も、媚薬針が撃ち込まれる。
そのたびにサクラの体はビクンビクンとまるで楽器のように打ち震える。
十数回は打ち終えたところで、秘所からワイヤーが引き抜かれる。
「うぁ……ああああああッ!? お、お腹、燃えるぅ……っくぅううううッ!」
媚薬の効果が膣内にまわりはじめ、サクラは燃えるような熱さに打ち震える。
「さて、ここに……六腕人型装甲低級淫魔ちゃん!」
六腕の淫魔は四本の腕でサクラの手足を拘束している。
残りの腕は二つ。
その一本がサクラの秘所に近づき、太い人差し指が一気にサクラの膣内を貫く。
「……ぎッ!? ン”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!?」
サクラの絶叫が室内に響く。
「実はこの淫魔の装甲には女の子を気持ちよくするためのギミックが仕掛けられているんスよねぇ。例えばこんな風に」
「ンぃうッ!? あああッ、これ震えッ!?」
装甲に包まれた淫魔の指。
それが機械的に震えだす。
「こういうのもできるよ」
「い”い”い”い”ッ!? ぐッ……ン”ン”ァ”ア”ア”ッ!? か、かき混ぜるなぁあああッ!!」
今度は指の装甲が回転を始める。
サクラの膣内はまるで洗濯機のようにかき混ぜられていく。
「あー、いいッスね、いいッスね。たくさん撃ち込まれた媚薬の効果がどんどんかき混ぜられていく…………あ、そーだ、六腕人型装甲低級淫魔ちゃんにはもう一本腕が残ってるじゃないッスか! それにちょーどいいことに退魔師さんにも、もう一つ穴が余ってるみたいッスからね」
「ひ……い……ッ!?」
これから何をされるのか、理解していても抵抗することはできない。
小型淫魔のワイヤーが、サクラの太ももに沿いながらアナルの中に入り込んでいく。
「や……いやぁあッ!」
――ビシュッ!
「ン”ぁ”あ”あ”ーーーーッ!」
媚薬針の乱射が再び始まる。
「あ”ーーーッ! ン”あ”ぁ”あ”ッ!?」
針が撃ち込まれるたびに、快楽で頭がおかしくなる。
「はーい、これで退魔師さんのお尻は完全に性感帯ッスね! ここにぶっとい指を突き刺すと~?」
――ぐりゅッ!
「ンぃッ、ひぐぅうううううッ!?」
ワイヤーが引き抜かれるのとほぼ同時に、装甲でできた淫魔の指がアナルに入り込む。
そして振動と回転でサクラの二つの穴を同時にかき混ぜる。
「う”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!」
サクラの口から漏れる絶叫はもはや甘い嬌声ではない。
断末魔のような悲鳴だった。
――バチッ!
「――――ぎッ!?」
急にやってくる未知の刺激。
――バチッバチッ!
「ひぎぃいいいッ!? だぇえッ! ビリビリだめぇえッ!」
普通の人は知らないその感覚を、サクラはよく知っていた。
「あ、やっぱり何をされてるか分かるんスね。退魔師さんはビリビリ好きッスもんね。ほら、もっと浴びせてあげて!」
今日だけで何度浴びたか分からない電流責め。
それが媚薬まみれになった二つの穴の中で、これでもかと放電する。
――バチバチバチッ!
「い”あ”ぁ”あ”あ”あ”ッ! 壊れるッ、壊れちゃうからぁあああッ!!」
悲痛な声で泣き叫ぶサクラ。
振動、回転、そして放電。
媚薬まみれのアナルと秘所を機械の指で責められるその様は、本当にいつ体が壊れてもおかしくない暴力的な責めだった。
「大丈夫大丈夫、まだ泣き喚く元気があるうちは壊れないッスから。残りの性感帯も、全部一気に責めてあげるッスよ」
今度は小型の淫魔が動く。
小型淫魔は装甲の合間から、三つのワイヤーを伸ばす。
一つのワイヤーはサクラの腰に絡みつき、もう二つのワイヤーはとぐろを巻いて獲物を飲み込む蛇のように、サクラの両胸に絡みつく。
「ひぐっ……ひぐぅうううッ!?」
ワイヤーが体の上を動くだけで、サクラはビクビクと体を震わせる。
だがそのワイヤーの動きはただの準備でしかない。
意思を持つかのように動くワイヤー、その先端にある射出口が生き物の口のように開く。
そしてサクラの両乳首とクリトリスに噛み付いた。
「ンぎゅうぅううッ!?」
性感帯を同時に責められ、強い刺激に悶えるサクラ。
とても常人が耐えられる責めではない。
だが残念なことに、これもまだ準備でしかない。
「さぁ、媚薬針を直接突き刺して、退魔師さんを虐めてあげるッスよ!」
――ビシュッ! ビシュビシュッ!
「あ”ッ!? ンぁひッ!? ひッ、ひぐぅううううッ!? ンぁ、あがッ、あああッいやあぁあああああッ!!」
両乳首とクリトリスに突き刺さった媚薬針はその場で固定され、体を揺らし痙攣するたびにグリグリと体の内側へ食い込んでいく。
だとしても、秘所とアナルを同時に責められているこの状況で、体の震えを止める事など不可能。
秘所とアナルの責めに同期して、乳首とクリトリスにも快楽が走る。
(これ、私の体……どうなって、さっきからずっと、イくの止まらなくて……こ、こんな……)
「だ、だぇえええッ! もうイくのいやぁああああッ、ン”ッ!? ひぁ……ぎッ、い”い”い”い”い”ッ!?」
どうあがいても逃げ場はなく、それはもう凄惨な光景だった。
媚薬まみれのアナルと秘所を、機械の指が責め続ける。
どんなに体をよがらせても拘束が解けることはない。
サクラは小さな体を震わせて泣き喚くことしかできなかった。
「うーん次はどんな責めを……」
だがデミアの方はまだ満足していないようで、次はどうするか頭を捻らせていた。
「媚薬責めはこれ以上やってもなぁ、うーん…………あ、あー! 忘れてた! 一個重要なの忘れてた!」
デミアはハッとした表情でポンと手を叩く。
「自分、退魔師という実験体を手に入れて舞い上がってたせいで完全に忘れてたッスよ。ほら、精気吸収。淫魔は退魔師の力を奪うために、退魔師を捉えたら一番最初に精気吸収するのがセオリーなんスけど、ど忘れしてたッスねぇ」
言うや否や、デミアはサクラに近づき顔を寄せる。
「ひや、ぁあ……ッ」
間近で見るサクラの顔は、恐怖と快楽でめちゃくちゃになっていた。
「そういえば退魔師である力の源の精気が奪われたら、退魔師さんは普通の女の子に戻っちゃうワケで、最初に言ったかも知れないッスけど普通の人間は全身に媚薬を塗られた時点で頭がとち狂ってもおかしくないワケで……」
首筋を指で撫でながら、デミアはサクラのあごを掴む。
「こんな全身をめちゃくちゃにされた状態で、普通の女の子に戻されちゃったら……退魔師さんはどうなっちゃうんスかね」
サクラは今なお全ての性感帯を責められ続け、連続絶頂に耐えている。
そんな状態で精気吸収をされるとどうなるのか。
分かりきった事だ、きっとサクラは本当に壊れてしまうだろう。
「や、やめ……おねが……っ」
「ま、どうなるかは試せば分かることッスよね! 実験実験! んぁむっ」
デミアはサクラの懇願など聞きもせずに、唐突に唇を塞ぐ。
「ン”ン”ッ!?」
舌と舌が重なり合う。
淫魔の機械的な責めが続く中、精気吸収が始まる。
「んっ、んんっ」
「ン”ーーーーッ! ン”ーーーーッ!?」
バチバチッと喉の奥が痺れる感覚。
それが全身に伝い、体中が強く痙攣する。
もう何度も絶頂が続いているのに、それよりも強い弾けるような絶頂感がやってきて、何度も意識が飛びそうになる。
(だめ……これ以上、されたら……)
「んはぁ、っ……すごぉ……退魔師の精気ってこんな甘いんスねぇ……ン、もっと……」
「ン”ぐ……ン”…………ぁ……」
崩れていく。
サクラを守っていたベールが全て崩れていく。
退魔師の力が無ければ、強すぎる媚薬の効力に耐えることなどできなかっただろう。
淫魔の猛攻を受けて立ち上がる事などできなかっただろう。
全身に電流を流されて、生を保つ事などできなかっただろう。
これほどの連続絶頂に、耐える事などできなかっただろう。
「んっ……おいし……もっと……もっと……」
「ン”ぁ……ぁ…………ぁ……」
全身に無慈悲な責めを受けながらも、自分の体を守り続けた力が奪われていく。
退魔師サクラの体が、ただの少女の体に戻っていく。
(ああ……私、壊れ……誰か、助け…………せん、ぱ……)
壊れていく体の感覚を覚えながら、サクラの意識は真っ白に消えていく。
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