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人工淫魔 1
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陽はすでに落ち、薄暗い室内には月の光も入らない。
室内を照らす光はたった一つの小さなランプだけ。
カコはそこを、今のアジトと呼んでいた。
基本的には定住などせず転々とした住居を変えて生活をしているらしい。
そんな室内でカコは青いファイルを手に、黙々と内容を確認している。
そしてしばらくして顔をあげる。
「サクラせんぱい、これ……とんでもないもの持ってきちゃったんじゃないの?」
一通りファイルに目を通したカコは、感嘆とも焦りとも取れる微妙な表情でこちらを見つめる。
「……やっぱり?」
「ああ、淫魔を使った人体実験を普通に論文化してるなんてどうかしてる。それにこれ見てよ」
カコはサクラに向けてスマートフォンの画面が見えるように差し出す。
そこには先程訪れた大学のキャンパスマップのある場所が表示されていた。
「第二研究棟の地下室が全て山本研究室……? この山本って人、もしかして……」
「そう、この淫魔に関するいくつかの論文の著者だ。色々探したけど、大学内に山本って教授は一人しかいないから間違いない。それに怪しい点は他にもある」
カコはスマートフォンを操作し、別のページを表示する。
先ほどの山本教授の名前を検索した結果の画面が現れる。
「山本って教授について色々調べたがほとんど情報がない。このファイルに乗っている論文の情報もゼロだ。そんな無名の教授がどういうわけか大学の地下3階分全てを占有している。訳がわからないだろう?」
全くもってその通りだった。
調べれば調べるほど不審な点が浮かび上がってくる。
「いや~、まさかサクラせんぱいがこんな物を持ってきてくれるなんて……」
「ま、まさかって何ですか、まさかって……ッ!」
「いやごめんごめん、サクラせんぱいはもっとポンコツキャラかと思ってたから」
「ひどいッ!!」
二人の間に穏やかな空気が流れる。
つい少し前までは二人が敵対していたとは思えないほどだ。
「ただどうしても調べるだけじゃ何ともならない部分もある。そもそも何でこのファイルがサクラせんぱいが連れて行かれた部屋の中にあったのかは不明だ。本来このファイルは世間に出ちゃいけない代物のはず、それがとある古い研究室にポンと置かれていたんだろ?」
「確かにどうしてあの部屋の中にあったのかは謎ですね」
「何らかの不手際か……とにかく、このファイルはこれを作った奴らにとって重要なもののはず。これが私たちの手に渡ったと気づけば、奴らは厳重に警備を固めるだろう。そうなる前にこの研究室を調べあげる。決行日は明日。いい?」
「……はい、分かりました。でもカコちゃんに協力するのはこれが最後です」
「いいよ、もちろんきちんと仕事をこなしてくれたらだけどね」
この奇妙な協力関係も明日で最後だ。
かつてクイーンと退魔師がここまで協力関係を持ったことがあったのだろうかと、サクラはふと疑問に思う。
目の間にいる少女が退魔師にとって都合が悪い人間であることは間違いない。
しかし彼女も好き好んでクイーンの力を手に入れたわけではないはずだ。
カコの性格は常に敵を作り続ける能力がゆえに歪んでしまったのであって、それこそクイーンの力などなければどこにでもいる普通の女の子だったのではないか。
目の前の少女と時間を共にして、サクラはだんだんとそう思うようになっていた。
「じゃあせんぱい、今日はもう寝ようぜ。せんぱいには明日頑張ってもらわないとだからね。寝不足で下手こいてもらっちゃ困る」
そう言ってカコはサクラにベッドへ向かうよう手を差し伸べる。
だがこの小さな部屋にはシングルのベッドが一つしかない。
「カコちゃんはどこで寝るんですか?」
「私? 私はこっちでいいよ」
一人がけのソファを指差す。
座ったままの姿勢で寝るらしい。
しかしそれでは疲れが溜まりそうだ。
「ベッド、狭いですけど詰めれば二人で眠れそうです」
「は、はぁ……!?」
冗談か何かかと思いカコはサクラの顔を見るが、その顔は至って真面目で、カコは顔を歪める。
珍しくカコがペースを乱されていた。
「……まじで言ってる?」
「はい、明日はカコちゃんにも頑張ってもらう予定なので、明日になって寝違えたとか言われても困ります」
カコは目を細くしてサクラの顔をじっと見つめる。
その間、どのような思考を巡らせていたのだろうか。
やがて諦めたかのように、ハァと深いため息を吐いた。
「いいぜ、それじゃあお構いなく。でもせんぱい寝相悪いからなー、ぶん殴ったりするなよ」
そう言って、カコはベッドに腰を下ろし、横になる。
「し、しませんよッ! ……え、寝相悪いの……私……?」
続いてサクラもベッドに腰を下ろす。
室内を照らす唯一の灯りであるランプを消すと、室内は一気に暗闇に包まれる。
シングルベットに二人で寝るのは想像以上に狭く、どうあがいても体が触れ合う。
そして暗闇の中、至近距離で二人の視線が重なる。
「なんか、良からぬこと考えてる?」
「いえ、何も」
「ふーん、あっそ」
そう言ってカコは体を反転させる。
「なんだか修学旅行の夜みたいですね」
「あー、私はその修学旅行てのが分からないや」
「こういう感じです、えいッ」
「わっ!? なんだ気持ち悪いっ!」
サクラはカコの背中に寄り添う。
こうしてカコと呑気に会話をするのもこれが最後だろう。
だからこそ、サクラは生まれ持ってクイーンとしての力を持って生まれた少女のことをもっと知ろうと思った。
カコも口では嫌そうに言いながらも、抵抗することはなかった。
二人は退魔師もクイーンも関係ない、他愛ない話をしながらその身を寄り添い合わせ、いつの間にか眠りについていった。
***
日付の変わり目。
窓のないこの部屋には時計以外に時間の流れを知る術はない。
紙の資料と電子機器が部屋の大半を締めるその部屋の中、その隅っこで一人の女性がカタカタとキーボードを叩いていた。
キーボードを叩く音しか聞こえない室内に、トントンとノックをする音が響く。
「レプシィです」
ドアの奥から聞こえる幼い少女のような声。
女性はその声を聞くと、キーボードを叩く指を止めドアの方へと振り向く。
「どうぞ」
女性がそう言うと、室内に一つしかないドアが開かれる。
ドアの向こうから現れたのは白を基調としたドレスに身を包んだ幼い少女だった。
「シエラさまの言った通りでした。ミユキの反応がありません。彼女の眷属の反応も同様です。おそらく今日のお昼頃、退魔師と相対し、やられたのではないかと」
とても少女とは思えない冷徹な表情と口調で、レプシィと名乗った少女はそう伝えた。
「そうか、調査ありがとう。お疲れ様」
シエラと呼ばれた女性はあごに指を当て、物思いにふける。
身長の割に小さな顔と混じり気のない金髪。
赤いフレームの眼鏡と白衣を着こなすその姿は、どこか大人びた印象がる。
「あっ、あのっ……その無事調査を終えましたのでっ……そ、そのっ……」
今まで淡々とした口調で調査報告を伝えていたレプシィだったが、どう言うわけか顔を赤らめもじもじと動き出す。
「あぁ……そっか、おいで。褒めてあげる」
「あっ……はい!」
シエラがそう言うと、レプシィの顔はパァっと明るくなり、シエラの元へと駆け出す。
椅子に座ったままのシエラの太ももに顔を埋め、レプシィは幸せそうな顔で自らの顔をグリグリと押し付ける。
そしてシエラはそんなレプシィの頭を優しく撫でる。
「よしよし」
「シエラさまぁ……好きぃ……」
レプシィが自分の世界に入り込んでいると、ドアの向こうからタッタッタッと駆ける騒がしい足音が聞こえ、シエラはそちらに視線を向ける。
そしてノックもせずにバタンと大きな音を立てドアが開かれた。
「シエラさまー! 奴らのセットアップ完了しましたー! って何やってんのレプシィ!?」
「ひえっ!? な、ナルコ!? な、なんでっ……いやっ、これは違うの……ッ! な、何にもしてないからッ!!」
扉の奥から現れたのはレプシィとは対照的に、黒を貴重としたドレスを身に包んだ少女。
その顔はレプシィと瓜二つで、服がなければ見分けることはすら難しい。
「いや何にもしてないって……シエラさまー、レプシィがそう言ってるけど何してたの?」
「頭をなでなでして上げてたんだよ、前々からしてほしいってレプシィに言われてたからね」
「何それずるーい!」
「うぅ、シエラさま……なんで言っちゃうの……」
ナルコと呼ばれた少女は分かりやすく憤慨し、レプシィは分かりやすく気を落とす。
「シエラさまー、私もなでなでしてー!」
「いいよ、おいで」
そう言うとナルコもレプシィと同じように顔をキラキラとさせ、シエラの腹部に抱きつく。
そんなナルコの頭をシエラは優しく撫でる。
「えへへ、シエラさま好きー」
「うぅ、レプシィだけのご褒美だったのに……」
「ほら、レプシィも撫でてあげるから」
「んっ……ありがとうございます、シエラさま……」
笑顔に包まれる二人の姿を見ながら、シエラは険しい顔をする。
そして二人には聞こえない程度の小さな声で呟く。
「いい機会だ、退魔師に対してどれだけ有効なのか試してみよう。人工淫魔の力を……」
室内を照らす光はたった一つの小さなランプだけ。
カコはそこを、今のアジトと呼んでいた。
基本的には定住などせず転々とした住居を変えて生活をしているらしい。
そんな室内でカコは青いファイルを手に、黙々と内容を確認している。
そしてしばらくして顔をあげる。
「サクラせんぱい、これ……とんでもないもの持ってきちゃったんじゃないの?」
一通りファイルに目を通したカコは、感嘆とも焦りとも取れる微妙な表情でこちらを見つめる。
「……やっぱり?」
「ああ、淫魔を使った人体実験を普通に論文化してるなんてどうかしてる。それにこれ見てよ」
カコはサクラに向けてスマートフォンの画面が見えるように差し出す。
そこには先程訪れた大学のキャンパスマップのある場所が表示されていた。
「第二研究棟の地下室が全て山本研究室……? この山本って人、もしかして……」
「そう、この淫魔に関するいくつかの論文の著者だ。色々探したけど、大学内に山本って教授は一人しかいないから間違いない。それに怪しい点は他にもある」
カコはスマートフォンを操作し、別のページを表示する。
先ほどの山本教授の名前を検索した結果の画面が現れる。
「山本って教授について色々調べたがほとんど情報がない。このファイルに乗っている論文の情報もゼロだ。そんな無名の教授がどういうわけか大学の地下3階分全てを占有している。訳がわからないだろう?」
全くもってその通りだった。
調べれば調べるほど不審な点が浮かび上がってくる。
「いや~、まさかサクラせんぱいがこんな物を持ってきてくれるなんて……」
「ま、まさかって何ですか、まさかって……ッ!」
「いやごめんごめん、サクラせんぱいはもっとポンコツキャラかと思ってたから」
「ひどいッ!!」
二人の間に穏やかな空気が流れる。
つい少し前までは二人が敵対していたとは思えないほどだ。
「ただどうしても調べるだけじゃ何ともならない部分もある。そもそも何でこのファイルがサクラせんぱいが連れて行かれた部屋の中にあったのかは不明だ。本来このファイルは世間に出ちゃいけない代物のはず、それがとある古い研究室にポンと置かれていたんだろ?」
「確かにどうしてあの部屋の中にあったのかは謎ですね」
「何らかの不手際か……とにかく、このファイルはこれを作った奴らにとって重要なもののはず。これが私たちの手に渡ったと気づけば、奴らは厳重に警備を固めるだろう。そうなる前にこの研究室を調べあげる。決行日は明日。いい?」
「……はい、分かりました。でもカコちゃんに協力するのはこれが最後です」
「いいよ、もちろんきちんと仕事をこなしてくれたらだけどね」
この奇妙な協力関係も明日で最後だ。
かつてクイーンと退魔師がここまで協力関係を持ったことがあったのだろうかと、サクラはふと疑問に思う。
目の間にいる少女が退魔師にとって都合が悪い人間であることは間違いない。
しかし彼女も好き好んでクイーンの力を手に入れたわけではないはずだ。
カコの性格は常に敵を作り続ける能力がゆえに歪んでしまったのであって、それこそクイーンの力などなければどこにでもいる普通の女の子だったのではないか。
目の前の少女と時間を共にして、サクラはだんだんとそう思うようになっていた。
「じゃあせんぱい、今日はもう寝ようぜ。せんぱいには明日頑張ってもらわないとだからね。寝不足で下手こいてもらっちゃ困る」
そう言ってカコはサクラにベッドへ向かうよう手を差し伸べる。
だがこの小さな部屋にはシングルのベッドが一つしかない。
「カコちゃんはどこで寝るんですか?」
「私? 私はこっちでいいよ」
一人がけのソファを指差す。
座ったままの姿勢で寝るらしい。
しかしそれでは疲れが溜まりそうだ。
「ベッド、狭いですけど詰めれば二人で眠れそうです」
「は、はぁ……!?」
冗談か何かかと思いカコはサクラの顔を見るが、その顔は至って真面目で、カコは顔を歪める。
珍しくカコがペースを乱されていた。
「……まじで言ってる?」
「はい、明日はカコちゃんにも頑張ってもらう予定なので、明日になって寝違えたとか言われても困ります」
カコは目を細くしてサクラの顔をじっと見つめる。
その間、どのような思考を巡らせていたのだろうか。
やがて諦めたかのように、ハァと深いため息を吐いた。
「いいぜ、それじゃあお構いなく。でもせんぱい寝相悪いからなー、ぶん殴ったりするなよ」
そう言って、カコはベッドに腰を下ろし、横になる。
「し、しませんよッ! ……え、寝相悪いの……私……?」
続いてサクラもベッドに腰を下ろす。
室内を照らす唯一の灯りであるランプを消すと、室内は一気に暗闇に包まれる。
シングルベットに二人で寝るのは想像以上に狭く、どうあがいても体が触れ合う。
そして暗闇の中、至近距離で二人の視線が重なる。
「なんか、良からぬこと考えてる?」
「いえ、何も」
「ふーん、あっそ」
そう言ってカコは体を反転させる。
「なんだか修学旅行の夜みたいですね」
「あー、私はその修学旅行てのが分からないや」
「こういう感じです、えいッ」
「わっ!? なんだ気持ち悪いっ!」
サクラはカコの背中に寄り添う。
こうしてカコと呑気に会話をするのもこれが最後だろう。
だからこそ、サクラは生まれ持ってクイーンとしての力を持って生まれた少女のことをもっと知ろうと思った。
カコも口では嫌そうに言いながらも、抵抗することはなかった。
二人は退魔師もクイーンも関係ない、他愛ない話をしながらその身を寄り添い合わせ、いつの間にか眠りについていった。
***
日付の変わり目。
窓のないこの部屋には時計以外に時間の流れを知る術はない。
紙の資料と電子機器が部屋の大半を締めるその部屋の中、その隅っこで一人の女性がカタカタとキーボードを叩いていた。
キーボードを叩く音しか聞こえない室内に、トントンとノックをする音が響く。
「レプシィです」
ドアの奥から聞こえる幼い少女のような声。
女性はその声を聞くと、キーボードを叩く指を止めドアの方へと振り向く。
「どうぞ」
女性がそう言うと、室内に一つしかないドアが開かれる。
ドアの向こうから現れたのは白を基調としたドレスに身を包んだ幼い少女だった。
「シエラさまの言った通りでした。ミユキの反応がありません。彼女の眷属の反応も同様です。おそらく今日のお昼頃、退魔師と相対し、やられたのではないかと」
とても少女とは思えない冷徹な表情と口調で、レプシィと名乗った少女はそう伝えた。
「そうか、調査ありがとう。お疲れ様」
シエラと呼ばれた女性はあごに指を当て、物思いにふける。
身長の割に小さな顔と混じり気のない金髪。
赤いフレームの眼鏡と白衣を着こなすその姿は、どこか大人びた印象がる。
「あっ、あのっ……その無事調査を終えましたのでっ……そ、そのっ……」
今まで淡々とした口調で調査報告を伝えていたレプシィだったが、どう言うわけか顔を赤らめもじもじと動き出す。
「あぁ……そっか、おいで。褒めてあげる」
「あっ……はい!」
シエラがそう言うと、レプシィの顔はパァっと明るくなり、シエラの元へと駆け出す。
椅子に座ったままのシエラの太ももに顔を埋め、レプシィは幸せそうな顔で自らの顔をグリグリと押し付ける。
そしてシエラはそんなレプシィの頭を優しく撫でる。
「よしよし」
「シエラさまぁ……好きぃ……」
レプシィが自分の世界に入り込んでいると、ドアの向こうからタッタッタッと駆ける騒がしい足音が聞こえ、シエラはそちらに視線を向ける。
そしてノックもせずにバタンと大きな音を立てドアが開かれた。
「シエラさまー! 奴らのセットアップ完了しましたー! って何やってんのレプシィ!?」
「ひえっ!? な、ナルコ!? な、なんでっ……いやっ、これは違うの……ッ! な、何にもしてないからッ!!」
扉の奥から現れたのはレプシィとは対照的に、黒を貴重としたドレスを身に包んだ少女。
その顔はレプシィと瓜二つで、服がなければ見分けることはすら難しい。
「いや何にもしてないって……シエラさまー、レプシィがそう言ってるけど何してたの?」
「頭をなでなでして上げてたんだよ、前々からしてほしいってレプシィに言われてたからね」
「何それずるーい!」
「うぅ、シエラさま……なんで言っちゃうの……」
ナルコと呼ばれた少女は分かりやすく憤慨し、レプシィは分かりやすく気を落とす。
「シエラさまー、私もなでなでしてー!」
「いいよ、おいで」
そう言うとナルコもレプシィと同じように顔をキラキラとさせ、シエラの腹部に抱きつく。
そんなナルコの頭をシエラは優しく撫でる。
「えへへ、シエラさま好きー」
「うぅ、レプシィだけのご褒美だったのに……」
「ほら、レプシィも撫でてあげるから」
「んっ……ありがとうございます、シエラさま……」
笑顔に包まれる二人の姿を見ながら、シエラは険しい顔をする。
そして二人には聞こえない程度の小さな声で呟く。
「いい機会だ、退魔師に対してどれだけ有効なのか試してみよう。人工淫魔の力を……」
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