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巫女との相対 1
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畳の香る部屋でカナは目覚める。
意識が覚醒するのと同時に体を起こし、辺りを見渡す。
8畳ほどの質素な部屋の中で、最初に目に入ったのは部屋の隅に座る女性の姿だった。
「おっす」
彼女はカコと目を合わせると、軽く手を挙げ気の抜けた挨拶をする。
ウェーブのかかった髪型に、一回り大きめのダボついたTシャツとホットパンツ姿。
場所と見合わぬ浮ついた格好をした彼女のことをカナはよく知っている。
「ツバキ…………なんで……?」
「カナがヤバイって聞いたから飛んできてあげたのよ」
見慣れた顔の幼馴染はそう言って軽く微笑む。
元々退魔師の家系として育ったカナは、同じ退魔師の家系で同年代のツバキと、長い時間を共にした。
初めて退魔師としての命を受けた時も二人は共にパートナーとして行動していた。
仲がいいのかと聞かれれば、喧嘩することも多かったが、同じ痛みを分かり合える友人であることには間違いない。
二人の実力が認められるようになってからはパートナーとして活動することもなくなり、別々の街で暮らすようになった二人は自然と会う機会も無くなっていった。
だから今、彼女が目の前にいることがどこか嘘のようで信じられない。
「そっか、ありが…………うッ……!」
「あーこらこら、体ボロボロなんだから休んでなきゃダメよ」
カナが立ち上がろうとすると、それを妨害するかのように頭痛が走る。
ツバキに肩をつかまれ、カナの体は布団に戻される。
「それにしてもクイーンの反応が出た上にカナと連絡が取れないと聞いて、私結構焦ったんだから。感謝してよね、私がカナを救出してここまで連れてきてあげたんだから」
「……あぁ…………そうか、私……」
忌々しい記憶が蘇ってくる。
クイーンを前に手も足も出ず、陵辱の限りを尽くされた記憶が。
「というかなに? クイーンに正面から喧嘩でも仕掛けたの? バカなんじゃない? ……まぁでも命が助かっただけよかったわね。倉庫の奥で一人痴態を晒している女の子がカナだと気づいたときにはーー」
「ひとり……? サクラ、サクラはッ!? ねぇ!! ……うっ、くっ………」
カナは気を乱してツバキの肩を揺する。
するとまた頭痛が走る。
「はっ、えっ? サクラ……? だれ? 私が行ったときにはあんたしかいなかったけど……」
ツバキは本当にカナが何を言っているのか分からないという表情で、首をかしげる。
カナの顔が絶望に染まる。
「ぐっ……!」
「あ、ちょっとどこ行くのっ、だーめだって寝てなきゃ」
カナは部屋の外に出ようと立ち上がり歩き出す。
それを止めようと、ツバキはカナが眠っている間に着替えさせた無地の寝間着の裾を掴む。
だがカナはそれを無視してずいずいと進んで行く。
「あーもう! この頑固者っ!」
言葉では制止できないと判断したツバキは後ろから抱きつくようにしてカナを止める。
「……ぃうッ!?」
その瞬間、カナの体に想定外の刺激が走る。
決して強い抱擁ではなかったにも関わらず、体の内側から呼び覚まされた何かが急に暴れ出すような感覚。
その感覚は一瞬でカナの体を支配し、耐えられない量の快感が一気に溢れ出す。
「ふあぁぁああああッ!!」
一瞬にして全身の力が抜け、声を我慢することすらできなくなる。
カナは太ももを震わせながら股を強く閉じ、膝から崩れ落ちた。
「え……なに? え…………私何にもしてないよ……ね? 押しちゃいけないツボとか押しちゃった……?」
目の前でうずくまるカナを見ながら、ツバキはどうしたらいいか分からなくなる。
官能的な喘ぎ声を出しながら股を強く抑えるその姿。
それを眺めればいいのか、目をそらせばいいのかすら分からない。
肩を貸してあげたいところだが、触れればまたさっきのようになってしまいそうでそれすらできない。
そうしてツバキがあたふたしていると、目の前の襖がゆっくりと開いた。
襖の奥から巫女服姿の女性が現れる。
整った黒い長髪に白い肌。
若い顔立ちにも関わらず穏やかなその表情は大人のようにも見え、子供のようにも見える。
その女性はカナの姿を見ても一切表情を変えずに口を開けた。
「おはようございます、カナさん。無理はいけません。今は体を休めるべきです」
その声の持ち主もまた、カナのよく知る人物だった。
想定していなかった人物が急に目の前に現れ、カナは驚きの表情を見せる。
「み、巫女様……ッ!? なぜここに……?」
「なぜも何もここは退魔師協会の所有する寺院の一つです。別に私がここにいてもおかしくはないでしょう?」
カナも所属している退魔師協会には、巫女様と呼ばれ崇められている女性がいる。
一介の退魔師では神事の際以外にはまず会うことの出来ないような存在だ。
そんな彼女が今目の前にいる。
そしてカナは思い出す。
巫女様はクイーンに対抗できる唯一の力を持つと言われていることを。
「カナのこと心配して来てくれたのよっ! ほら、ちゃんと頭下げなさいよ!」
「巫女様、クイーンは? サクラはどうしました!?」
ツバキを無視してカナはやや食い気味に巫女に声をかける。
その言葉には焦りや苛立ちに近い感情が込められていた。
だが巫女は首を横に振って返事をする。
「ツバキさんから既に聞いているかもしれませんが、一番最初にツバキさんが駆けつけた時点でその場にはカナさんしかいなかったんです。今、調査隊が動いていますが、あれ以降クイーンの強い反応はなく…………現状、見つけること難しいかと思います」
「……ッ!」
その言葉を聞いたカナは、無言で歯を食いしばる。
畳を引っ掻くように手を握るとその手で立ち上がり、襖の前で立つ巫女の方へ足を進める。
その横を通り抜けようとするカナに対して巫女は腕を広げて制止する。
「どこへ行くんですか?」
「…………サクラのところです」
カナは巫女の顔も見ずに不機嫌そうな声で返事をする。
「……ダメです」
「……どいてください」
目上の人間にも関わらずカナは脅すような目つきで睨みつける。
だが巫女の方も一切動じない。
顔色を変えずにただカナの瞳をじっと見つめる。
「ちょ……ちょっとカナぁ……」
その二人の睨み合いを、ツバキは遠目で眺めていた。
カナはしばらく睨み合った後、無理やり巫女の横を通り抜けようとする。
だが、巫女はすれ違いざまにカナの腹部にそっと触れる。
指が触れたその途端、またさっきの刺激が走る。
それはまるで、内側から何らかの生物に犯されるかのような暴力的な感覚。
「ふぁうぅッ!!」
体の中で暴れだす快楽に抗えず、カナはその場で尻もちをついてしまう。
お腹を押さえ込んで打ち震えるカナの前に、巫女は屈みこんでその様子を眺める。
そしてカナの服の裾を掴んでめくり上げる。
あらわになったカナの腹部にはタトゥーのようなものが描かれていた。
「んく……ッ!? こ、これは……?」
自分の体に見覚えのないものが描かれていることにカナ自身も驚く。
そして巫女はそのタトゥーのようなものにそっと触れる。
「ひあぁぁああああッ!!」
「ちょ、ちょっと巫女さまッ!!」
体をのけ反らせて、体を震わせるカナの背中をツバキが支える。
しばらく触れた後、巫女はようやくカナの腹部から手を離した。
「かはッ……はひッ……」
手を離された後もカナは息を荒くして体を痙攣させる。
「これは、呪いの一種です。カナさん、あなたはこんな体のままサクラさんを探しに行くのですか?」
落ち着いた様子で巫女はそう言うも、肩で息をするカナは返事をすることもままならない。
カナの状態を察してか、ツバキの方が巫女に問いかける。
「呪い、ですか……?」
「ええ、カナさんの体の中から微弱ながらもクイーンの力の反応を感じます。どうやら外から刺激を受けると暴れ出すタイプのようですね。おそらくクイーンとの戦闘時に付与されたのでしょう。カナさん心当たりがあるんじゃないですか?」
心当たりは確かにあった。
内側からくるこの刺激は影を体内で暴れさせられた時の感覚とほぼ同じだ。
あの時の影がまだ体の内側に残っているのだろう。
カナは霞む視界の中ゆっくりと首を縦に振った。
「巫女様、カナの呪いを解くことはできるんですか?」
「分かりません、試してみることはできますが…………カナさん、また触れますがよろしいですか?」
カナは息を飲む。
つまりそれは、退魔師が崇拝する巫女様と、退魔師として付き合いの長い元パートナーの前でまたあの痴態を晒さなければならないということだ。
だが、今の体のままではサクラを追えないどころか、日常的な生活を送ることすらままならない。
「……よろしく……お願いします」
目に涙を溜めながら、震えた声で返事をする。
それがカナの出した答えだった。
意識が覚醒するのと同時に体を起こし、辺りを見渡す。
8畳ほどの質素な部屋の中で、最初に目に入ったのは部屋の隅に座る女性の姿だった。
「おっす」
彼女はカコと目を合わせると、軽く手を挙げ気の抜けた挨拶をする。
ウェーブのかかった髪型に、一回り大きめのダボついたTシャツとホットパンツ姿。
場所と見合わぬ浮ついた格好をした彼女のことをカナはよく知っている。
「ツバキ…………なんで……?」
「カナがヤバイって聞いたから飛んできてあげたのよ」
見慣れた顔の幼馴染はそう言って軽く微笑む。
元々退魔師の家系として育ったカナは、同じ退魔師の家系で同年代のツバキと、長い時間を共にした。
初めて退魔師としての命を受けた時も二人は共にパートナーとして行動していた。
仲がいいのかと聞かれれば、喧嘩することも多かったが、同じ痛みを分かり合える友人であることには間違いない。
二人の実力が認められるようになってからはパートナーとして活動することもなくなり、別々の街で暮らすようになった二人は自然と会う機会も無くなっていった。
だから今、彼女が目の前にいることがどこか嘘のようで信じられない。
「そっか、ありが…………うッ……!」
「あーこらこら、体ボロボロなんだから休んでなきゃダメよ」
カナが立ち上がろうとすると、それを妨害するかのように頭痛が走る。
ツバキに肩をつかまれ、カナの体は布団に戻される。
「それにしてもクイーンの反応が出た上にカナと連絡が取れないと聞いて、私結構焦ったんだから。感謝してよね、私がカナを救出してここまで連れてきてあげたんだから」
「……あぁ…………そうか、私……」
忌々しい記憶が蘇ってくる。
クイーンを前に手も足も出ず、陵辱の限りを尽くされた記憶が。
「というかなに? クイーンに正面から喧嘩でも仕掛けたの? バカなんじゃない? ……まぁでも命が助かっただけよかったわね。倉庫の奥で一人痴態を晒している女の子がカナだと気づいたときにはーー」
「ひとり……? サクラ、サクラはッ!? ねぇ!! ……うっ、くっ………」
カナは気を乱してツバキの肩を揺する。
するとまた頭痛が走る。
「はっ、えっ? サクラ……? だれ? 私が行ったときにはあんたしかいなかったけど……」
ツバキは本当にカナが何を言っているのか分からないという表情で、首をかしげる。
カナの顔が絶望に染まる。
「ぐっ……!」
「あ、ちょっとどこ行くのっ、だーめだって寝てなきゃ」
カナは部屋の外に出ようと立ち上がり歩き出す。
それを止めようと、ツバキはカナが眠っている間に着替えさせた無地の寝間着の裾を掴む。
だがカナはそれを無視してずいずいと進んで行く。
「あーもう! この頑固者っ!」
言葉では制止できないと判断したツバキは後ろから抱きつくようにしてカナを止める。
「……ぃうッ!?」
その瞬間、カナの体に想定外の刺激が走る。
決して強い抱擁ではなかったにも関わらず、体の内側から呼び覚まされた何かが急に暴れ出すような感覚。
その感覚は一瞬でカナの体を支配し、耐えられない量の快感が一気に溢れ出す。
「ふあぁぁああああッ!!」
一瞬にして全身の力が抜け、声を我慢することすらできなくなる。
カナは太ももを震わせながら股を強く閉じ、膝から崩れ落ちた。
「え……なに? え…………私何にもしてないよ……ね? 押しちゃいけないツボとか押しちゃった……?」
目の前でうずくまるカナを見ながら、ツバキはどうしたらいいか分からなくなる。
官能的な喘ぎ声を出しながら股を強く抑えるその姿。
それを眺めればいいのか、目をそらせばいいのかすら分からない。
肩を貸してあげたいところだが、触れればまたさっきのようになってしまいそうでそれすらできない。
そうしてツバキがあたふたしていると、目の前の襖がゆっくりと開いた。
襖の奥から巫女服姿の女性が現れる。
整った黒い長髪に白い肌。
若い顔立ちにも関わらず穏やかなその表情は大人のようにも見え、子供のようにも見える。
その女性はカナの姿を見ても一切表情を変えずに口を開けた。
「おはようございます、カナさん。無理はいけません。今は体を休めるべきです」
その声の持ち主もまた、カナのよく知る人物だった。
想定していなかった人物が急に目の前に現れ、カナは驚きの表情を見せる。
「み、巫女様……ッ!? なぜここに……?」
「なぜも何もここは退魔師協会の所有する寺院の一つです。別に私がここにいてもおかしくはないでしょう?」
カナも所属している退魔師協会には、巫女様と呼ばれ崇められている女性がいる。
一介の退魔師では神事の際以外にはまず会うことの出来ないような存在だ。
そんな彼女が今目の前にいる。
そしてカナは思い出す。
巫女様はクイーンに対抗できる唯一の力を持つと言われていることを。
「カナのこと心配して来てくれたのよっ! ほら、ちゃんと頭下げなさいよ!」
「巫女様、クイーンは? サクラはどうしました!?」
ツバキを無視してカナはやや食い気味に巫女に声をかける。
その言葉には焦りや苛立ちに近い感情が込められていた。
だが巫女は首を横に振って返事をする。
「ツバキさんから既に聞いているかもしれませんが、一番最初にツバキさんが駆けつけた時点でその場にはカナさんしかいなかったんです。今、調査隊が動いていますが、あれ以降クイーンの強い反応はなく…………現状、見つけること難しいかと思います」
「……ッ!」
その言葉を聞いたカナは、無言で歯を食いしばる。
畳を引っ掻くように手を握るとその手で立ち上がり、襖の前で立つ巫女の方へ足を進める。
その横を通り抜けようとするカナに対して巫女は腕を広げて制止する。
「どこへ行くんですか?」
「…………サクラのところです」
カナは巫女の顔も見ずに不機嫌そうな声で返事をする。
「……ダメです」
「……どいてください」
目上の人間にも関わらずカナは脅すような目つきで睨みつける。
だが巫女の方も一切動じない。
顔色を変えずにただカナの瞳をじっと見つめる。
「ちょ……ちょっとカナぁ……」
その二人の睨み合いを、ツバキは遠目で眺めていた。
カナはしばらく睨み合った後、無理やり巫女の横を通り抜けようとする。
だが、巫女はすれ違いざまにカナの腹部にそっと触れる。
指が触れたその途端、またさっきの刺激が走る。
それはまるで、内側から何らかの生物に犯されるかのような暴力的な感覚。
「ふぁうぅッ!!」
体の中で暴れだす快楽に抗えず、カナはその場で尻もちをついてしまう。
お腹を押さえ込んで打ち震えるカナの前に、巫女は屈みこんでその様子を眺める。
そしてカナの服の裾を掴んでめくり上げる。
あらわになったカナの腹部にはタトゥーのようなものが描かれていた。
「んく……ッ!? こ、これは……?」
自分の体に見覚えのないものが描かれていることにカナ自身も驚く。
そして巫女はそのタトゥーのようなものにそっと触れる。
「ひあぁぁああああッ!!」
「ちょ、ちょっと巫女さまッ!!」
体をのけ反らせて、体を震わせるカナの背中をツバキが支える。
しばらく触れた後、巫女はようやくカナの腹部から手を離した。
「かはッ……はひッ……」
手を離された後もカナは息を荒くして体を痙攣させる。
「これは、呪いの一種です。カナさん、あなたはこんな体のままサクラさんを探しに行くのですか?」
落ち着いた様子で巫女はそう言うも、肩で息をするカナは返事をすることもままならない。
カナの状態を察してか、ツバキの方が巫女に問いかける。
「呪い、ですか……?」
「ええ、カナさんの体の中から微弱ながらもクイーンの力の反応を感じます。どうやら外から刺激を受けると暴れ出すタイプのようですね。おそらくクイーンとの戦闘時に付与されたのでしょう。カナさん心当たりがあるんじゃないですか?」
心当たりは確かにあった。
内側からくるこの刺激は影を体内で暴れさせられた時の感覚とほぼ同じだ。
あの時の影がまだ体の内側に残っているのだろう。
カナは霞む視界の中ゆっくりと首を縦に振った。
「巫女様、カナの呪いを解くことはできるんですか?」
「分かりません、試してみることはできますが…………カナさん、また触れますがよろしいですか?」
カナは息を飲む。
つまりそれは、退魔師が崇拝する巫女様と、退魔師として付き合いの長い元パートナーの前でまたあの痴態を晒さなければならないということだ。
だが、今の体のままではサクラを追えないどころか、日常的な生活を送ることすらままならない。
「……よろしく……お願いします」
目に涙を溜めながら、震えた声で返事をする。
それがカナの出した答えだった。
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