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Ep.3-4 《魅了の悪魔》
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「ひっ……うぐぅ……っ!?」
全身がヒリヒリと痺れる。
観客席からの視線を感じるだけで、体の内側からむず痒い感覚がやってきて、体がどんどん熱くなる。
「ねぇあの子、何もされてないのに感じてない?」
「でもリリア様に抱きしめられたら、私もああなっちゃうかも」
「あっ、またビクンって跳ねた。あの子このままリリア様に抱きしめられるだけでイっちゃうんじゃない?」
アーニャとリリアの会話は観客席には届いておらず、何もされていないのに悶えるアーニャの姿を観客達は奇妙な視線で見据えていた。
今のアーニャの状況を知っているのは、アーニャ本人とリリアだけ。
「ふふっ、ピクン……ピクン……って、強い震えが増えてきたね」
視線を感じる度にアーニャの体の震えはどんどん強くなっていく。
背後から抱きしめられているせいで、震える体の感覚は全てリリアに筒抜けだった。
「うーん、視線で感じるのにも慣れてきちゃったかな? じゃあ次のステップ。ほら……恥ずかしいアーニャちゃんの姿、もっとたくさんみんなに見てもらおうよ!」
そう言ってリリアはアーニャのスカートをめくりあげた。
カメラ越しにアーニャの下半身がくっきりと映り、白いショーツが大衆の前に晒される。
「や……いやぁ……ッ!」
少し遅れてアーニャは脚をギュッと閉じる。
「だめ、股を開きなさい」
だがリリアのその言葉が耳に響いた瞬間、アーニャの下半身の主導権が奪われる。
だらんと脚の力が抜け、アーニャの股間がカメラにアップで映し出される。
無地の自いショーツは愛液で少し濡れていた。
「あはは、あの子もうあんなにショーツ濡らしてるわ!」
「まだちょっと胸を触られただけよね? そんなことある?」
「リリア様に沢山体を触られて、気持ちよくなってしまったのね。可愛い」
何も知らない観客たちの言葉がアーニャの羞恥心を責め立てる。
そしてその言葉は、そのままアーニャの快楽へと繋がる。
まるで観客の一人一人に、見えない手で責められているかのように。
「んぃ……いいッ!? だ、だめぇッ! 見ないでぇええッ!!」
『……むむ? アーニャ選手、どうしたのでしょう? 急に様子がおかしいですね。以前の試合では人の視線など気にせず戦っていたように見えたのですが……』
『もしかしたら、リリア選手の与えた呪いの影響が出ているのかもしれません。……いや、それがどんな効果なのかは私にもわからないのですが……』
実況席にいるクランとジューンも、アーニャにどんな呪いがかけられたのか理解していないようだった。
ただ不思議そうに見つめる二人の視線。
その視線にも、アーニャは羞恥を感じてしまう。
「ほら、こんなフード被ってないで、もっとアーニャちゃんの乱れる姿、みんなに見せてあげようよ」
「……っ!」
アーニャの象徴である、頭に被っていた黒い頭巾を外される。
それだけで周囲からの視線をさらに感じてしまうような、そんな錯覚を感じて胸がギュッと熱くなって苦しくなる。
「アーニャちゃんってさ、普段はフード被って顔をあまり人に見せないようにしてる恥ずかしがり屋さんっぽいけど……ほんとは結構えっちだよね」
「な、な……ッ!?」
不意に身に覚えのないこと言われて、アーニャはたじろぐ。
「だってみんなが見てる舞台でこんな短いスカート履いて……あ、そっか、もしかして知らない人にパンツ見られると気持ちよくなっちゃうタイプだ」
リリアはアーニャのスカートをどんどん捲りあげて、おへその辺りまで露わになる。
「そ、そんなんじゃない!」
「だって黒い服装に白いショーツ、結構目立つよ? せっかくならこんな無地のやつじゃなくて、Tバックとかもっとえっちなの履いた方がいいんじゃない?」
「こ、これは……っ、デフォルトの……だから……っ!」
リリアはクスクスと静かに笑いながら、子供をあやすようにアーニャの頭を優しくなでる。
「ふふっ、じゃあ今度一緒にアンダーウェアのお店でお買い物しようね。だってほら、白いショーツじゃ、こんなにシミが目立っちゃうもん」
「あ、うそ……と、止まってぇ……っ!」
一瞬、視線を下半身の方に向けると、ショーツのシミはどんどん広がっていた。
足を閉じることもできず、目の前に見える観客席からは無数の視線を感じる。
性感帯などは触られていないのに、アーニャの体は今にも絶頂してしまいそうなほどに昂ぶっていた。
「このまま、みんなに視姦されてイっちゃいそうだね。こうやって私もアーニャちゃんのこと、後ろからギュッと抱きしめて、イくとこずっと見ててあげるからね」
「ンっ、ぐぅうう……ッ!?」
(ああだめッ! わ、私、このままじゃ……出ちゃう……っ!)
お腹の奥から感じる煮えたぎるような熱さ。
それをアーニャは腹部にグッと力を入れ、必死に耐えていた。
「んー、何我慢しようとしてるの? お腹に力入れて我慢するの……だめ」
「あっ、ああぁ……ッ!?」
アーニャの口から情けない声が出る。
リリアの指示に抗うことのできないアーニャは、腹部の力が抜け、せめてもの抵抗で今度は下半身にギュッと力を入れる。
体はいびつに震え、強く歯を食いしばる。
「あはは、もうだめ? みんなに恥ずかしいところ見られて、恥ずかしくて、それだけでイっちゃいそう? ……ふふっ、本当にもうだめそうだね。じゃあ命令してあげる」
「や、あ、ぁ……これ以上は……ッ!」
秘所がギュッギュッと動く感覚がして、その度に少しづつショーツにシミが広がっていく。
もうすでにそれを自分の意思で止めることはできず、数秒も経たないうちにアーニャは腰に力を入れることさえできなくなってしまうだろう。
そんな自身が瓦解していく感覚に震えるアーニャに、リリアはトドメの一撃を与える。
「――アーニャちゃん。イきなさい」
その指示に、アーニャは抗うことはできない。
下半身の力が一気に抜け、必死に堪えていたものが一気にあふれ出す。
「あッ!? ひっ、やぁああッ!? ひぁあああああああッ!?」
――プシャアアアッ!
アーニャは腰を突き上げ、全身をビクビクと震わせながら、ショーツ越しでありながらも噴水のように潮が吹き上がる。
潮と愛液の混ざった液体がショーツを汚し、ぼたぼたと地面にこぼれていく。
「あぐッ!? ンぁッ、ンがぁああッ!?」
まるで全身に電流でも流れているかのように全身を震わせるアーニャ。
そんな乱れるアーニャの姿に、観客全員が息を飲む。
「え、何? 本当にイっちゃったの? 私たちに見られて、リリア様に抱きつかれていただけなのに……?」
「だ、大丈夫? あんなに潮吹いて……めちゃくちゃエグいイキ方してるわよ?」
「す、すごっ……あの子まだイき続けてる……」
絶頂を命じられたアーニャは、もう絶頂を我慢することもできない。
体の内側に溜まった快楽が全て解放されるまで絶頂は続く。
大衆が視線を向ける中、アーニャは強い絶頂し体を震わせ続けた。
(あぅっ……いやぁ……私の体、こんなぁ……ッ!)
今までの体の感度を上げられる呪いとは全く違う感覚。
性感帯を触られてもいなのに絶頂に至ってしまった自分の体が情けなくて、悔しくて、アーニャは地面に這いつくばりながら、静かに涙をこぼす。
「くっ、ふふふっ…………ああヤバイ、私の嗜虐心、今すっごく疼いてる。アーニャちゃんのこと、もっと滅茶苦茶にしてあげたい……」
絶頂に震えるアーニャの顔を見て、リリアは歪な笑みを浮かべる。
リリアはあくまで観客を喜ばせるためのショーとして、演者を務めてきたつもりだった。
だが、内側に潜む本来の自分をだんだんと抑えられなくなる。
気づけばリリアは二本目の注射器を手にしていた。
「ねぇアーニャちゃん、これで意識飛んじゃったら…………ゴメンね――」
「――い”ッ!?」
チクリ、と背中に鋭い痛みが走る。
その感覚はアーニャのよく知る注射針を刺される感覚。
絶頂で意識が朦朧としている中、新たな呪いがアーニャに刻まれる。
(え……な、なに、を……ンっ!? やッ、この感覚ッ!?)
状況を理解するよりも先に、アーニャの背筋がビクンと反り上がる。
「――ン”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!?」
――プシャァアアアッ!
秘所からまた、大量の潮が吹き上がる。
収まりかけていた絶頂の感覚が、再び舞い戻ってくる。
「あは、あははっ……ごめんねぇアーニャちゃん。連続絶頂の呪い、かけちゃった」
「ンぁあッ!? これ、強いの、また……ッ! い”ギッ!? い”ぁ”あ”あ”あ”ーーーーッ!!」
絶頂が終わったかと思えば、絶え間なく次の絶頂がやってくる。
もうアーニャは自分の体に何が起きているのかも分からず、ただひたすらにやってくる快楽に溺れ続けた。
全身がヒリヒリと痺れる。
観客席からの視線を感じるだけで、体の内側からむず痒い感覚がやってきて、体がどんどん熱くなる。
「ねぇあの子、何もされてないのに感じてない?」
「でもリリア様に抱きしめられたら、私もああなっちゃうかも」
「あっ、またビクンって跳ねた。あの子このままリリア様に抱きしめられるだけでイっちゃうんじゃない?」
アーニャとリリアの会話は観客席には届いておらず、何もされていないのに悶えるアーニャの姿を観客達は奇妙な視線で見据えていた。
今のアーニャの状況を知っているのは、アーニャ本人とリリアだけ。
「ふふっ、ピクン……ピクン……って、強い震えが増えてきたね」
視線を感じる度にアーニャの体の震えはどんどん強くなっていく。
背後から抱きしめられているせいで、震える体の感覚は全てリリアに筒抜けだった。
「うーん、視線で感じるのにも慣れてきちゃったかな? じゃあ次のステップ。ほら……恥ずかしいアーニャちゃんの姿、もっとたくさんみんなに見てもらおうよ!」
そう言ってリリアはアーニャのスカートをめくりあげた。
カメラ越しにアーニャの下半身がくっきりと映り、白いショーツが大衆の前に晒される。
「や……いやぁ……ッ!」
少し遅れてアーニャは脚をギュッと閉じる。
「だめ、股を開きなさい」
だがリリアのその言葉が耳に響いた瞬間、アーニャの下半身の主導権が奪われる。
だらんと脚の力が抜け、アーニャの股間がカメラにアップで映し出される。
無地の自いショーツは愛液で少し濡れていた。
「あはは、あの子もうあんなにショーツ濡らしてるわ!」
「まだちょっと胸を触られただけよね? そんなことある?」
「リリア様に沢山体を触られて、気持ちよくなってしまったのね。可愛い」
何も知らない観客たちの言葉がアーニャの羞恥心を責め立てる。
そしてその言葉は、そのままアーニャの快楽へと繋がる。
まるで観客の一人一人に、見えない手で責められているかのように。
「んぃ……いいッ!? だ、だめぇッ! 見ないでぇええッ!!」
『……むむ? アーニャ選手、どうしたのでしょう? 急に様子がおかしいですね。以前の試合では人の視線など気にせず戦っていたように見えたのですが……』
『もしかしたら、リリア選手の与えた呪いの影響が出ているのかもしれません。……いや、それがどんな効果なのかは私にもわからないのですが……』
実況席にいるクランとジューンも、アーニャにどんな呪いがかけられたのか理解していないようだった。
ただ不思議そうに見つめる二人の視線。
その視線にも、アーニャは羞恥を感じてしまう。
「ほら、こんなフード被ってないで、もっとアーニャちゃんの乱れる姿、みんなに見せてあげようよ」
「……っ!」
アーニャの象徴である、頭に被っていた黒い頭巾を外される。
それだけで周囲からの視線をさらに感じてしまうような、そんな錯覚を感じて胸がギュッと熱くなって苦しくなる。
「アーニャちゃんってさ、普段はフード被って顔をあまり人に見せないようにしてる恥ずかしがり屋さんっぽいけど……ほんとは結構えっちだよね」
「な、な……ッ!?」
不意に身に覚えのないこと言われて、アーニャはたじろぐ。
「だってみんなが見てる舞台でこんな短いスカート履いて……あ、そっか、もしかして知らない人にパンツ見られると気持ちよくなっちゃうタイプだ」
リリアはアーニャのスカートをどんどん捲りあげて、おへその辺りまで露わになる。
「そ、そんなんじゃない!」
「だって黒い服装に白いショーツ、結構目立つよ? せっかくならこんな無地のやつじゃなくて、Tバックとかもっとえっちなの履いた方がいいんじゃない?」
「こ、これは……っ、デフォルトの……だから……っ!」
リリアはクスクスと静かに笑いながら、子供をあやすようにアーニャの頭を優しくなでる。
「ふふっ、じゃあ今度一緒にアンダーウェアのお店でお買い物しようね。だってほら、白いショーツじゃ、こんなにシミが目立っちゃうもん」
「あ、うそ……と、止まってぇ……っ!」
一瞬、視線を下半身の方に向けると、ショーツのシミはどんどん広がっていた。
足を閉じることもできず、目の前に見える観客席からは無数の視線を感じる。
性感帯などは触られていないのに、アーニャの体は今にも絶頂してしまいそうなほどに昂ぶっていた。
「このまま、みんなに視姦されてイっちゃいそうだね。こうやって私もアーニャちゃんのこと、後ろからギュッと抱きしめて、イくとこずっと見ててあげるからね」
「ンっ、ぐぅうう……ッ!?」
(ああだめッ! わ、私、このままじゃ……出ちゃう……っ!)
お腹の奥から感じる煮えたぎるような熱さ。
それをアーニャは腹部にグッと力を入れ、必死に耐えていた。
「んー、何我慢しようとしてるの? お腹に力入れて我慢するの……だめ」
「あっ、ああぁ……ッ!?」
アーニャの口から情けない声が出る。
リリアの指示に抗うことのできないアーニャは、腹部の力が抜け、せめてもの抵抗で今度は下半身にギュッと力を入れる。
体はいびつに震え、強く歯を食いしばる。
「あはは、もうだめ? みんなに恥ずかしいところ見られて、恥ずかしくて、それだけでイっちゃいそう? ……ふふっ、本当にもうだめそうだね。じゃあ命令してあげる」
「や、あ、ぁ……これ以上は……ッ!」
秘所がギュッギュッと動く感覚がして、その度に少しづつショーツにシミが広がっていく。
もうすでにそれを自分の意思で止めることはできず、数秒も経たないうちにアーニャは腰に力を入れることさえできなくなってしまうだろう。
そんな自身が瓦解していく感覚に震えるアーニャに、リリアはトドメの一撃を与える。
「――アーニャちゃん。イきなさい」
その指示に、アーニャは抗うことはできない。
下半身の力が一気に抜け、必死に堪えていたものが一気にあふれ出す。
「あッ!? ひっ、やぁああッ!? ひぁあああああああッ!?」
――プシャアアアッ!
アーニャは腰を突き上げ、全身をビクビクと震わせながら、ショーツ越しでありながらも噴水のように潮が吹き上がる。
潮と愛液の混ざった液体がショーツを汚し、ぼたぼたと地面にこぼれていく。
「あぐッ!? ンぁッ、ンがぁああッ!?」
まるで全身に電流でも流れているかのように全身を震わせるアーニャ。
そんな乱れるアーニャの姿に、観客全員が息を飲む。
「え、何? 本当にイっちゃったの? 私たちに見られて、リリア様に抱きつかれていただけなのに……?」
「だ、大丈夫? あんなに潮吹いて……めちゃくちゃエグいイキ方してるわよ?」
「す、すごっ……あの子まだイき続けてる……」
絶頂を命じられたアーニャは、もう絶頂を我慢することもできない。
体の内側に溜まった快楽が全て解放されるまで絶頂は続く。
大衆が視線を向ける中、アーニャは強い絶頂し体を震わせ続けた。
(あぅっ……いやぁ……私の体、こんなぁ……ッ!)
今までの体の感度を上げられる呪いとは全く違う感覚。
性感帯を触られてもいなのに絶頂に至ってしまった自分の体が情けなくて、悔しくて、アーニャは地面に這いつくばりながら、静かに涙をこぼす。
「くっ、ふふふっ…………ああヤバイ、私の嗜虐心、今すっごく疼いてる。アーニャちゃんのこと、もっと滅茶苦茶にしてあげたい……」
絶頂に震えるアーニャの顔を見て、リリアは歪な笑みを浮かべる。
リリアはあくまで観客を喜ばせるためのショーとして、演者を務めてきたつもりだった。
だが、内側に潜む本来の自分をだんだんと抑えられなくなる。
気づけばリリアは二本目の注射器を手にしていた。
「ねぇアーニャちゃん、これで意識飛んじゃったら…………ゴメンね――」
「――い”ッ!?」
チクリ、と背中に鋭い痛みが走る。
その感覚はアーニャのよく知る注射針を刺される感覚。
絶頂で意識が朦朧としている中、新たな呪いがアーニャに刻まれる。
(え……な、なに、を……ンっ!? やッ、この感覚ッ!?)
状況を理解するよりも先に、アーニャの背筋がビクンと反り上がる。
「――ン”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!?」
――プシャァアアアッ!
秘所からまた、大量の潮が吹き上がる。
収まりかけていた絶頂の感覚が、再び舞い戻ってくる。
「あは、あははっ……ごめんねぇアーニャちゃん。連続絶頂の呪い、かけちゃった」
「ンぁあッ!? これ、強いの、また……ッ! い”ギッ!? い”ぁ”あ”あ”あ”ーーーーッ!!」
絶頂が終わったかと思えば、絶え間なく次の絶頂がやってくる。
もうアーニャは自分の体に何が起きているのかも分からず、ただひたすらにやってくる快楽に溺れ続けた。
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