Into the unknown energy(未知の力へ)

未知。
その先にあるのは、法則との共生。他者との共生。

劣等感を抱えた特殊能力者、紫院行鐘(しいん ゆがね)。
彼は、体術しか使えない体質“呪無体質(じゅむたいしつ)”によって差別を受けて育った。
あるとき、行鐘は直前まで敵として戦っていた他の特殊能力者に、ある提案をする。
それは、行鐘の立てた数学的仮説から、世界の無呪体質が起こる法則を消すことだった。

※表紙の絵は自分自身で描きました。
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