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2章
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「お兄ちゃん…?」
「また魔素使っちゃったから死にそう…」
ケイをベッドに座らせ、その上に跨がる。
魔王は現在ショタなので事案ではない…はずだ。
「え?」
「あーん」
「ちょ、んん…!?」
魔素ってねぇ口から摂取できるんだよぉ?
口というか体液。
キス以外の方法はいくつかあるが大体が時間が掛かるか生命が危ないかのどちらかだ。
ケイの魔素は魔物にとっては毒だがこの魔王、現在魔素がほぼすっからかんなので関係なし。
死にそうと言ったのはわりと冗談ではなくでガチだ。
「んぅ、ふ、ぁ…ん、は…っ」
魔王様、美味しいものは美味しく食べる主義。
食べ方がお上手。
つまりキスが上手い。
「っ~~~!!」
ぐいぐいとノアを押す。
だが身体が小さいから押せる面積が少ない。
武闘派魔王であるので筋力はケイより上。
たとえショタであろうとも。
「んぇ、もう?もうちょっとだけ…だめぇ?」
「だっだめ…!!!」
ぱっと自分の口を手で塞ぐ。
軽い酸欠なのか肌がほんのり赤くなっている。
「あ、あれ…」
「へへ~ケイくんのおかげだよぉ?このまま大きくして?」
ようするにもう1回。
体内に魔素を取り込むことで成長するのが魔王である。
それが上質であればあるほど成長速度も上がる。
小学生(低学年)くらいから中学生くらいに成長。
「ひぅっ…!?まっ、て…やだ…」
するりと服の中に手を滑り込ませる。
このタイミングでマヤが来たらまた殴り飛ばされるのだろう。
「っヴィーじゃなきゃ、やだ…!」
「……あー…ケイくんまたやっちゃったのぉ?」
「へ?」
その言葉とともに視線が固定される。
当然何かとケイもそちらを見る。
「………これは、どういうことかな」
眉間に皺が寄っているヴィー。
手には何かの書類を持っていた。
どう見ても作業中でした感が否めない。
「え……え?え、なんで、ヴィー…」
「魔素もらってただけだよぉ?こうやって、ね」
「んっ…ぅ、…」
さんかいめ!!!
ファースト、セカンドどころか…!
じわりと目尻に涙が浮かぶ。
ガードが甘すぎって言わないでほしい。
ケイは非力なのだ。
騎士団の訓練も何もできていないから最近は特に。
「仕事中なんだ。彼で遊ぶのはやめてくれないか」
「っ!?」
片手でケイを剥ぎ取る。
ノアは挑発したかっただけなので奪い返す気もない。
ちなみにケイは現在ヴィーによって俵持ちされている。
「遊んでないよぉ。ボクにとっては大事なことだからねぇ」
「一瞬だけのその姿がそんなに大事か?なぁ、おい。よっぽど死にてぇらしいなぁ?」
ヴィーが召喚されたのとほぼ同時にマヤも来ていたのでした。
魔王、終了のお知らせ。
後日、幼稚園児くらいの魔王が目撃されるようになるのだった。
「また魔素使っちゃったから死にそう…」
ケイをベッドに座らせ、その上に跨がる。
魔王は現在ショタなので事案ではない…はずだ。
「え?」
「あーん」
「ちょ、んん…!?」
魔素ってねぇ口から摂取できるんだよぉ?
口というか体液。
キス以外の方法はいくつかあるが大体が時間が掛かるか生命が危ないかのどちらかだ。
ケイの魔素は魔物にとっては毒だがこの魔王、現在魔素がほぼすっからかんなので関係なし。
死にそうと言ったのはわりと冗談ではなくでガチだ。
「んぅ、ふ、ぁ…ん、は…っ」
魔王様、美味しいものは美味しく食べる主義。
食べ方がお上手。
つまりキスが上手い。
「っ~~~!!」
ぐいぐいとノアを押す。
だが身体が小さいから押せる面積が少ない。
武闘派魔王であるので筋力はケイより上。
たとえショタであろうとも。
「んぇ、もう?もうちょっとだけ…だめぇ?」
「だっだめ…!!!」
ぱっと自分の口を手で塞ぐ。
軽い酸欠なのか肌がほんのり赤くなっている。
「あ、あれ…」
「へへ~ケイくんのおかげだよぉ?このまま大きくして?」
ようするにもう1回。
体内に魔素を取り込むことで成長するのが魔王である。
それが上質であればあるほど成長速度も上がる。
小学生(低学年)くらいから中学生くらいに成長。
「ひぅっ…!?まっ、て…やだ…」
するりと服の中に手を滑り込ませる。
このタイミングでマヤが来たらまた殴り飛ばされるのだろう。
「っヴィーじゃなきゃ、やだ…!」
「……あー…ケイくんまたやっちゃったのぉ?」
「へ?」
その言葉とともに視線が固定される。
当然何かとケイもそちらを見る。
「………これは、どういうことかな」
眉間に皺が寄っているヴィー。
手には何かの書類を持っていた。
どう見ても作業中でした感が否めない。
「え……え?え、なんで、ヴィー…」
「魔素もらってただけだよぉ?こうやって、ね」
「んっ…ぅ、…」
さんかいめ!!!
ファースト、セカンドどころか…!
じわりと目尻に涙が浮かぶ。
ガードが甘すぎって言わないでほしい。
ケイは非力なのだ。
騎士団の訓練も何もできていないから最近は特に。
「仕事中なんだ。彼で遊ぶのはやめてくれないか」
「っ!?」
片手でケイを剥ぎ取る。
ノアは挑発したかっただけなので奪い返す気もない。
ちなみにケイは現在ヴィーによって俵持ちされている。
「遊んでないよぉ。ボクにとっては大事なことだからねぇ」
「一瞬だけのその姿がそんなに大事か?なぁ、おい。よっぽど死にてぇらしいなぁ?」
ヴィーが召喚されたのとほぼ同時にマヤも来ていたのでした。
魔王、終了のお知らせ。
後日、幼稚園児くらいの魔王が目撃されるようになるのだった。
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