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依存性薬物乱用人生転落砂風物語
幕間01/薬物・オカルト・オタク用語の説明と定義
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○オカルト
・タルパーー自分にしか見えないし会話できない人物を能動的に作った存在。厳密にはトゥルパなうえ、単語の意味も異なっているが、ここでは他人には見えなくとも自分には確かに見えている能動的に創造した人物の総称として扱う。受動的に作られるタルパ的な存在として、イマジナリーフレンド(幼少期に作られる、自分にしか見えない空想上のお友達)という現象がある。幽体離脱のサポートをしてくれたりも可能になる。砂風は、高校二年生の頃から『幽体離脱のパートナー代替に』という理由で作り始めた。物語開始時点で6年は経過しており、現実の現時点では、ついに十周年となった。
・幽体離脱ーー端的に説明するなら、明晰夢を能動的に起こす技術のこと。明晰夢とは、夢を夢だと自覚して、自分の意志で行動可能なリアルな夢を指す。
○薬物
・ブロンーー中毒者が多数現存している咳止め薬。錠剤と液体が存在するが、より依存性が強いのは、現時点では錠剤となっている(阿片アルカロイドのコデイン強化版であるジヒドロコデインと、覚せい剤前駆物質であるエフェドリンがマイルドになったメチルエフェドリンが含まれているため。カフェインもソフトドラッグに含まれているため、依存する成分が多数入っている)。ダウナーとアッパーの混ざった独特な感覚(巷ではプチスピードボールといわれている)にハマり依存する人間が後を断たない。
・覚せい剤ーーアンフェタミンやメタンフェタミン、または、その塩類。この物語では、日本で出回っている覚せい剤の大半を占めるメタンフェタミンを指す単語とする。ちなみに、メタンフェタミンはアンフェタミンの数倍の効果を有している。勘違いされやすいが、2018年現時点でも、一応医療用の覚醒剤(メタンフェタミン)、ヒロポンは積載されているため、さまざまな面倒な手続きを取れば、医師は処方することが可能である。
・ODーーOver doseの頭文字を取り略した文字。オーバードーズ。意味は、過剰摂取。市販薬などは、基本的に麻薬的な作用を体感するため、あえてODする。ただし、違法薬物では意味合いが変わり、ODしてしまうと最悪命に関わる薬物まで存在する。
・アッパードラッグーー気分が高揚し眠気が覚め溌剌とする作用を持つドラッグ全般を指す。基本的に離脱症状は弱く、精神的なもののみである。例として、煙草・カフェイン・覚せい剤・コカインなど。
・ダウナードラッグーー気分が沈静し陽気な感覚になり多幸(理由もなく幸せな気持ちになること)を味わい、マッタリとした作用を持つドラッグの総称。離脱症状はアッパーより辛い(精神的離脱だけではなく身体的離脱症状も持つため)。例として、酒・阿片・モルヒネ類全般・睡眠薬など。
・サイケデリックーー幻覚剤とも。心身どちらか、あるいは両方に幻覚作用が現れるドラッグ全般を指す。精神状態により、バッドトリップする恐れがある(バッドトリップとは、明るい気分ではなく、絶望や自殺したくなるような恐怖に襲われる作用(トリップ)を体感すること)。例として、大麻(マリファナ)・LSD・MDMA・ケタミンなど。 (※この小説内では、大麻は幻覚剤として分類している。)
・カクテルーー二種類の違法薬物を同時に使う危険な乱用方法。それぞれ名称があり、スピードボール(コカイン+ヘロイン)、ブルーチア(LSD+覚せい剤)、ムードラ(大麻+ヘロイン以外のドラッグ)、ファイアボール(コカイン+PCP)、アイスボール(コカイン+幻覚剤)などが存在する。
・ソフトドラッグーー酒・煙草・珈琲(カフェイン)・大麻(マリファナ)の四つを指すが、国によって異なる。
・ハードドラッグーー大麻を除く違法薬物全般。
・離脱症状ーー薬物を連続使用していた状態で、その薬物をやめた時に現れる身体的ないし精神的な異常症状。例えば、ヘロインを一年連用したあと急激にやめると、全身の痛みや絶望的な体調からショック死を起こす危険性がある。
・副作用ーー薬物の用途以外に現れる不要な作用全般を、この小説では指す。
・依存性ーー身体的依存と精神依存の二種類がある。身体依存は前述した身体的な離脱症状が現れる度合いのことをいう。精神依存は、薬効を求める気持ち、あるいは薬物をやらない状態での不快感に耐えられない気持ちから来る、『やりたい』という渇望の度合い。精神依存はどのような物質・行為にも存在するが、身体依存はダウナードラッグにしか存在しない(※注/私の知る限りにおいてである)。
○オタク用語(定義)
・抱き枕カバーーー二次元の美少女、萌え系のイラストがプリントされた160×50センチの(一部、150×50あり)布製オタクグッズ。抱き枕本体に被せれば、まるで実際に美少女が隣で寝ているかのようなドキドキが楽しめる。砂風は一時期ハマっていたが、100枚前後購入した段階で、興味が薄れてしまった。
・グリザイアの果実・アニメver, ーーみちる、というキャラクターが、エチゾラムという抗不安薬を過剰摂取していた。……あ、それだけっす。すみません……。
・タルパーー自分にしか見えないし会話できない人物を能動的に作った存在。厳密にはトゥルパなうえ、単語の意味も異なっているが、ここでは他人には見えなくとも自分には確かに見えている能動的に創造した人物の総称として扱う。受動的に作られるタルパ的な存在として、イマジナリーフレンド(幼少期に作られる、自分にしか見えない空想上のお友達)という現象がある。幽体離脱のサポートをしてくれたりも可能になる。砂風は、高校二年生の頃から『幽体離脱のパートナー代替に』という理由で作り始めた。物語開始時点で6年は経過しており、現実の現時点では、ついに十周年となった。
・幽体離脱ーー端的に説明するなら、明晰夢を能動的に起こす技術のこと。明晰夢とは、夢を夢だと自覚して、自分の意志で行動可能なリアルな夢を指す。
○薬物
・ブロンーー中毒者が多数現存している咳止め薬。錠剤と液体が存在するが、より依存性が強いのは、現時点では錠剤となっている(阿片アルカロイドのコデイン強化版であるジヒドロコデインと、覚せい剤前駆物質であるエフェドリンがマイルドになったメチルエフェドリンが含まれているため。カフェインもソフトドラッグに含まれているため、依存する成分が多数入っている)。ダウナーとアッパーの混ざった独特な感覚(巷ではプチスピードボールといわれている)にハマり依存する人間が後を断たない。
・覚せい剤ーーアンフェタミンやメタンフェタミン、または、その塩類。この物語では、日本で出回っている覚せい剤の大半を占めるメタンフェタミンを指す単語とする。ちなみに、メタンフェタミンはアンフェタミンの数倍の効果を有している。勘違いされやすいが、2018年現時点でも、一応医療用の覚醒剤(メタンフェタミン)、ヒロポンは積載されているため、さまざまな面倒な手続きを取れば、医師は処方することが可能である。
・ODーーOver doseの頭文字を取り略した文字。オーバードーズ。意味は、過剰摂取。市販薬などは、基本的に麻薬的な作用を体感するため、あえてODする。ただし、違法薬物では意味合いが変わり、ODしてしまうと最悪命に関わる薬物まで存在する。
・アッパードラッグーー気分が高揚し眠気が覚め溌剌とする作用を持つドラッグ全般を指す。基本的に離脱症状は弱く、精神的なもののみである。例として、煙草・カフェイン・覚せい剤・コカインなど。
・ダウナードラッグーー気分が沈静し陽気な感覚になり多幸(理由もなく幸せな気持ちになること)を味わい、マッタリとした作用を持つドラッグの総称。離脱症状はアッパーより辛い(精神的離脱だけではなく身体的離脱症状も持つため)。例として、酒・阿片・モルヒネ類全般・睡眠薬など。
・サイケデリックーー幻覚剤とも。心身どちらか、あるいは両方に幻覚作用が現れるドラッグ全般を指す。精神状態により、バッドトリップする恐れがある(バッドトリップとは、明るい気分ではなく、絶望や自殺したくなるような恐怖に襲われる作用(トリップ)を体感すること)。例として、大麻(マリファナ)・LSD・MDMA・ケタミンなど。 (※この小説内では、大麻は幻覚剤として分類している。)
・カクテルーー二種類の違法薬物を同時に使う危険な乱用方法。それぞれ名称があり、スピードボール(コカイン+ヘロイン)、ブルーチア(LSD+覚せい剤)、ムードラ(大麻+ヘロイン以外のドラッグ)、ファイアボール(コカイン+PCP)、アイスボール(コカイン+幻覚剤)などが存在する。
・ソフトドラッグーー酒・煙草・珈琲(カフェイン)・大麻(マリファナ)の四つを指すが、国によって異なる。
・ハードドラッグーー大麻を除く違法薬物全般。
・離脱症状ーー薬物を連続使用していた状態で、その薬物をやめた時に現れる身体的ないし精神的な異常症状。例えば、ヘロインを一年連用したあと急激にやめると、全身の痛みや絶望的な体調からショック死を起こす危険性がある。
・副作用ーー薬物の用途以外に現れる不要な作用全般を、この小説では指す。
・依存性ーー身体的依存と精神依存の二種類がある。身体依存は前述した身体的な離脱症状が現れる度合いのことをいう。精神依存は、薬効を求める気持ち、あるいは薬物をやらない状態での不快感に耐えられない気持ちから来る、『やりたい』という渇望の度合い。精神依存はどのような物質・行為にも存在するが、身体依存はダウナードラッグにしか存在しない(※注/私の知る限りにおいてである)。
○オタク用語(定義)
・抱き枕カバーーー二次元の美少女、萌え系のイラストがプリントされた160×50センチの(一部、150×50あり)布製オタクグッズ。抱き枕本体に被せれば、まるで実際に美少女が隣で寝ているかのようなドキドキが楽しめる。砂風は一時期ハマっていたが、100枚前後購入した段階で、興味が薄れてしまった。
・グリザイアの果実・アニメver, ーーみちる、というキャラクターが、エチゾラムという抗不安薬を過剰摂取していた。……あ、それだけっす。すみません……。
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