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アウトよりのセーフ※
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喘ぎ声って文字で表現するの難しいよね()
ーーーーーーーーー
押し倒されて顔がめっちゃ近くにあるし、何ならなんか変な感じになってるからドキドキする。
俺ってこんなチョロかったっけ?
そう逆上せた頭で考えていた。
それにしてもこのジャックっていう吸血鬼イケメンやなー。
近すぎてぼやけてるけど。
しかも目の色が綺麗。
青だよ青。真っ青!
髪の色は黒に毛先が青く移ろってるからよく似合うね。
くちゅ...そんな濡れた音で我に返った。
待って俺...キスされてる!?
「待っ...む、ぅん...」
言葉で対応したのが大失敗。
喋るために口を開いてしまったから、そこから舌が侵入した。
口の中すべてを調べ上げるかのように蹂躙し、ひとしきり舌でなぞったかと思えば俺の舌を絡め取り、吸い上げる。
抵抗しようと手で押しのけようとしたり、せめて口を閉じようかと思ったが、ただでさえ動かない体が、全身金縛りにあったように動かない。
「あっ...ん、ふ...」
生まれて初めて聞くような自分の声に耳を塞ぎたくなったがそれもできない。
もう力が入らなさすぎてやばい。
そう思っていたら長いキスが終わった。
突然終わって放り出されたような虚しさが俺を襲う。
ほしい、もっと長くしてほしい。
そんな妄想が俺の思考を支配する。
その思考をなけなしの理性を総動員して抑え込む。
ふとジャックを見ると、濡れた唇を舐めながらいたずらっ子のように笑った。
「キスだけでこんな表情になるなんてな」
「~~~!!」
茶化されてどっかに行ってた理性が戻ってきた。
だって!いや、だって!
そこまで考えてさっきまでの俺を思い出して悶絶した。
穴があったら入りたいし、何ならそのまま埋められたい。
「顔真っ赤」
「だって!...その、気持ちよかったし...」
最初は強気な声で言っていたが最後の方は消え入りそうな声でつぶやく。
「こっちも舐めてほしい?」
「いや、自分で...っひゃあ!やめっ、ぁあぅ~~ッ!」
まだ喋ってる途中で当たり前のようにフェラをしてくるジャック。
オナニーとはぜんぜん違う快楽が俺の体を貫き、否応なしに体が仰け反る。
「おふぁえはんほはへはふはいいは」
「まっ、~ぁあ!んぅ、ぅうっ...フェ、ラして、言わ、ないれ!」
フェラしてる状態で喋られたら吐息やら振動やらでマジやばい!
「きほひひ?」
「んっ、ぁあ!待って!イッちゃ...ぅうああ!」
「ひっへほいいほ?」
いやいや汚いし、飲まないほうがいいと思うけど!?
そんな俺の考えなどお構いなしにフェラを続けるジャック。
どうにかイッてしまわないように力を込めるが、逃れようもない快楽の波に腰が勝手に動いてしまう。
結局裏筋の弱いとこばかりを嬲るジャックの舌に、俺が繋ぎ止めていた何かが切れ、あっけなく射精してしまった。
「ッ!!ごめんなっぁあ!?まっ、むりっあああ!!」
「お前の精子、甘いな。しかも濃い」
「なん、で!?ちょっ、とめ、くぅ......っああああ!まって、なんかでるからあ!」
「潮吹きはしたこと無いか?したら感度も変わってくるぞ?」
「そんな、のいいから!まっ......と、めてッ!」
口の中に出してしまったという焦りや、イッたあとの余韻を味わう暇もなく、ジャックが俺の亀頭に手を伸ばしてゆっくりと撫で回し始めた。
ただでさえ敏感なそこを、撫で回されたせいでもはや喘ぎ声とは言わない絶叫を上げ始める俺。
「ぁああ!!...ッッ、な、で、あああ~~~ッッ!!」
透明な液体が勢いよく出てくる。
目の前がチカチカして、腰に力が入らなくて動けないような、頭がふわふわして浮き上がっていくような変な感覚がした。
そして疲労か何かで意識を保つのもきつくなり、そのまま気を失った。
おはようございます。
あーなんかめっちゃ全身だるい。
昨日なにかしたっけ?
...あ。
「うわああああ!!」
昨日の内容がフラッシュバックして目覚めたばっかりなのに叫んでしまった。
とても気分の悪い、目覚めの悪い朝ですね。
...嘘でしょ?
あのあと気絶して朝まで寝てたの!?
「おはよう」
「わあああ!!」
また叫んでしまった。
いやおはようじゃないでしょ!昨日のあれなんなんだよ!
てか俺ずっと寝てたんなら昨日家に帰ってないことにならない!?
「待ってどうするの!?」
「落ち着け」
「落ち着いてられないよ!昨日のあれなんなの!?ていうか俺家帰ってないんだけど!?」
「昨日って言ってるがそもそも俺がここに連れてきたときから時間は経ってない。あと気絶する前のアレは噛まなければいいって言ったから弱めの催眠をかけただけだ」
「催眠?」
「ちょっと体が敏感になる催眠」
「待ってじゃあ俺が内心もっとやってほしいってちょっとでも思ったのって...」
「お前の正直な感想」
...ちょっと崖から紐なしバンジーしたい気分だな。
「俺はもっとお前とヤッてもいいって思ったぞ?」
そんないたずらっ子みたいな表情で言わないで!
「また顔真っ赤になった」
くそう。
いやでも一応本番行為をしてないから!
単純にイカされただけだから!
...アウト?
いやこれはセウト。
「と、とりあえず俺家に帰りたいな」
このまま考え続けるとやばいという本能に従って話題をそらす。
「ここの時間止まってるからいつまでいても大丈夫だぞ?」
「そういう問題じゃなくて、精神的な問題」
「それじゃあ一緒に行くか?」
「いや連れていけるわけ無いでしょ。お母さんになんて話せばいいの?イケメン拾ったとか言えばいいの!?」
「だから落ち着け。俺が変身すればいい」
...そういえばこいつ吸血鬼だったわ。
「てかなんかつやつやしてない?」
「お前の精子に入ってる生命力が予想以上に濃かったからだな」
「...」
これ以上話してるとメンタルブレイクしそう。
「...じゃあうちに来てもいいけど絶対にバレないでね?」
...俺がこいつを家に呼ぶってことは内心またやってほしいってことなんかな。
いや!絶対に違う!
もう二度とジャックに弄ばれたりなんかしない!
「じゃあまあこのバックの中に入っといて」
「了解。一応地形は元に戻ってるから迷わないはずだ」
あーそのへんはマメに仕事してくれるのね。
それじゃあ帰るか。
...どんな顔をして変えればいいのやら。
ーーーーーーーーー
押し倒されて顔がめっちゃ近くにあるし、何ならなんか変な感じになってるからドキドキする。
俺ってこんなチョロかったっけ?
そう逆上せた頭で考えていた。
それにしてもこのジャックっていう吸血鬼イケメンやなー。
近すぎてぼやけてるけど。
しかも目の色が綺麗。
青だよ青。真っ青!
髪の色は黒に毛先が青く移ろってるからよく似合うね。
くちゅ...そんな濡れた音で我に返った。
待って俺...キスされてる!?
「待っ...む、ぅん...」
言葉で対応したのが大失敗。
喋るために口を開いてしまったから、そこから舌が侵入した。
口の中すべてを調べ上げるかのように蹂躙し、ひとしきり舌でなぞったかと思えば俺の舌を絡め取り、吸い上げる。
抵抗しようと手で押しのけようとしたり、せめて口を閉じようかと思ったが、ただでさえ動かない体が、全身金縛りにあったように動かない。
「あっ...ん、ふ...」
生まれて初めて聞くような自分の声に耳を塞ぎたくなったがそれもできない。
もう力が入らなさすぎてやばい。
そう思っていたら長いキスが終わった。
突然終わって放り出されたような虚しさが俺を襲う。
ほしい、もっと長くしてほしい。
そんな妄想が俺の思考を支配する。
その思考をなけなしの理性を総動員して抑え込む。
ふとジャックを見ると、濡れた唇を舐めながらいたずらっ子のように笑った。
「キスだけでこんな表情になるなんてな」
「~~~!!」
茶化されてどっかに行ってた理性が戻ってきた。
だって!いや、だって!
そこまで考えてさっきまでの俺を思い出して悶絶した。
穴があったら入りたいし、何ならそのまま埋められたい。
「顔真っ赤」
「だって!...その、気持ちよかったし...」
最初は強気な声で言っていたが最後の方は消え入りそうな声でつぶやく。
「こっちも舐めてほしい?」
「いや、自分で...っひゃあ!やめっ、ぁあぅ~~ッ!」
まだ喋ってる途中で当たり前のようにフェラをしてくるジャック。
オナニーとはぜんぜん違う快楽が俺の体を貫き、否応なしに体が仰け反る。
「おふぁえはんほはへはふはいいは」
「まっ、~ぁあ!んぅ、ぅうっ...フェ、ラして、言わ、ないれ!」
フェラしてる状態で喋られたら吐息やら振動やらでマジやばい!
「きほひひ?」
「んっ、ぁあ!待って!イッちゃ...ぅうああ!」
「ひっへほいいほ?」
いやいや汚いし、飲まないほうがいいと思うけど!?
そんな俺の考えなどお構いなしにフェラを続けるジャック。
どうにかイッてしまわないように力を込めるが、逃れようもない快楽の波に腰が勝手に動いてしまう。
結局裏筋の弱いとこばかりを嬲るジャックの舌に、俺が繋ぎ止めていた何かが切れ、あっけなく射精してしまった。
「ッ!!ごめんなっぁあ!?まっ、むりっあああ!!」
「お前の精子、甘いな。しかも濃い」
「なん、で!?ちょっ、とめ、くぅ......っああああ!まって、なんかでるからあ!」
「潮吹きはしたこと無いか?したら感度も変わってくるぞ?」
「そんな、のいいから!まっ......と、めてッ!」
口の中に出してしまったという焦りや、イッたあとの余韻を味わう暇もなく、ジャックが俺の亀頭に手を伸ばしてゆっくりと撫で回し始めた。
ただでさえ敏感なそこを、撫で回されたせいでもはや喘ぎ声とは言わない絶叫を上げ始める俺。
「ぁああ!!...ッッ、な、で、あああ~~~ッッ!!」
透明な液体が勢いよく出てくる。
目の前がチカチカして、腰に力が入らなくて動けないような、頭がふわふわして浮き上がっていくような変な感覚がした。
そして疲労か何かで意識を保つのもきつくなり、そのまま気を失った。
おはようございます。
あーなんかめっちゃ全身だるい。
昨日なにかしたっけ?
...あ。
「うわああああ!!」
昨日の内容がフラッシュバックして目覚めたばっかりなのに叫んでしまった。
とても気分の悪い、目覚めの悪い朝ですね。
...嘘でしょ?
あのあと気絶して朝まで寝てたの!?
「おはよう」
「わあああ!!」
また叫んでしまった。
いやおはようじゃないでしょ!昨日のあれなんなんだよ!
てか俺ずっと寝てたんなら昨日家に帰ってないことにならない!?
「待ってどうするの!?」
「落ち着け」
「落ち着いてられないよ!昨日のあれなんなの!?ていうか俺家帰ってないんだけど!?」
「昨日って言ってるがそもそも俺がここに連れてきたときから時間は経ってない。あと気絶する前のアレは噛まなければいいって言ったから弱めの催眠をかけただけだ」
「催眠?」
「ちょっと体が敏感になる催眠」
「待ってじゃあ俺が内心もっとやってほしいってちょっとでも思ったのって...」
「お前の正直な感想」
...ちょっと崖から紐なしバンジーしたい気分だな。
「俺はもっとお前とヤッてもいいって思ったぞ?」
そんないたずらっ子みたいな表情で言わないで!
「また顔真っ赤になった」
くそう。
いやでも一応本番行為をしてないから!
単純にイカされただけだから!
...アウト?
いやこれはセウト。
「と、とりあえず俺家に帰りたいな」
このまま考え続けるとやばいという本能に従って話題をそらす。
「ここの時間止まってるからいつまでいても大丈夫だぞ?」
「そういう問題じゃなくて、精神的な問題」
「それじゃあ一緒に行くか?」
「いや連れていけるわけ無いでしょ。お母さんになんて話せばいいの?イケメン拾ったとか言えばいいの!?」
「だから落ち着け。俺が変身すればいい」
...そういえばこいつ吸血鬼だったわ。
「てかなんかつやつやしてない?」
「お前の精子に入ってる生命力が予想以上に濃かったからだな」
「...」
これ以上話してるとメンタルブレイクしそう。
「...じゃあうちに来てもいいけど絶対にバレないでね?」
...俺がこいつを家に呼ぶってことは内心またやってほしいってことなんかな。
いや!絶対に違う!
もう二度とジャックに弄ばれたりなんかしない!
「じゃあまあこのバックの中に入っといて」
「了解。一応地形は元に戻ってるから迷わないはずだ」
あーそのへんはマメに仕事してくれるのね。
それじゃあ帰るか。
...どんな顔をして変えればいいのやら。
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